リジュベラックという発芽玄米を作る際に出る発酵液の効果

リジュベラックという単語、聞いたことはありますか? 知っている人もいると思いますが、まあ、あまり一般的ではありませんね。実はこれ、かなり健康に良いものなのです。

このリジュベラックですが、発芽玄米を作るときに必ず出ます。つまり、副産物のようなものです。これを利用して、健康の維持増進が出来るのだったら、やってみる価値はありそうですね。

そこで、リジュベラックとはどんなものなのか、どんな効果があるのか、どうやって体に取りいれたらいいのかなど、詳しく説明していきます。

リジュベラックとは?

まず、そこをしっかり押さえておきましょう。リジュベラックとは、ハクサイやキャベツなどの野菜や、大麦や玄米などの穀物が発酵した時に出る、一種の発酵液です。

発酵のもとになっているのは、植物性の乳酸菌や酵母菌です。これが、発酵によって活性化して数も大幅に増えますから、独特の香りと酸味が出たものになります。もちろん乳酸菌や酵母独特の、高い健康効果もあります。

それを利用した代表的な食べ物に「ハクサイキムチ」や「ザワークラウト」があります。どちらも、塩と香辛料などと野菜を混ぜて寝かせるだけという調理方法は共通しています。

ザワークラウトの発酵液は、そのまま飲んでも美味しいという人もいて、独特の酸味と香りは嫌なものではありません。バゲットに浸み込ませて食べたら、美味しいかも知れないですね。

しかし、この場では発芽玄米を作るときに出るリジュベラックに限定して、健康効果や食べ方などについて解説をしていきます。

発芽玄米リジュベラックの作り方

作り方は簡単です。まず、発芽玄米を作ることから始めます。

玄米を軽く洗ってゴミや小さな異物を取り除き、4倍ぐらいの量の水に浸けることから始めます。

1日に2回~3回水を替えてあげましょう。夏だと24時間ぐらい、冬だと2日~3日で玄米が発芽してきます。

この発芽した時の水が、リジュベラックです。フワフワした泡が出ていれば、大成功です。この状態が、いいリジュベラックが出来ている目安です。

途中で替えた時の水にも酵素や乳酸菌がありますが、発芽した時の水の方が、圧倒的に酵素や乳酸菌が増えています。

もっと強力なリジュベラックを作るのでしたら、発芽した玄米を水に浸け続けます。そうすると、さらに発芽を続けますから、もっと多くの酵素や乳酸菌が発生します。

ただし、その玄米の芽はモヤシのようになり、胚乳の栄養素を持っていってしまうため、食べても美味しくはありません。

リジュベラックも作れて、発芽玄米も食べるのでしたら、発芽した時の水をリジュベラックにすることをおすすめします。

リジュベラックの健康効果にはどんなことがあるのか?

リジュベラックには乳酸菌と酵素、それにビタミンB1、ビタミンK、ビタミンE、多種類のミネラル、炭水化物やアミロースが豊富に含まれています。

乳酸菌のもつ免疫力増強効果は、すでにあちらこちらで話題になっています。その理由ですが、直接的に免疫力に関係する白血球の中のリンパ球に強い影響力があるからです。

このリンパ球の過半数は腸の粘膜にいます。つまり、腸という住居に住んでいますから、住環境にその活動は左右されます。

腸内の悪玉菌が増えて住環境が悪くなると活動は低下しますが、逆に良くなると活発に活動をします。

細菌やウイルス、時にはガン細胞までも攻撃して殲滅してくれるキラーナチュラル細胞も、ヘルパーT細胞もリンパ球ですから、いかに腸内環境が大切なのかが分かります。

これを整えてくれるのが、リジュベラックに含まれている大量の乳酸菌です。そのため、免疫力の向上効果を発揮してくれます。

そして、やはり大量に含まれている酵素ですが、食事で摂った栄養をきちんと代謝してエネルギに変えてくれます。

現代人は運動量に対して摂取する栄養分が多すぎる為、消化するときに酵素を浪費していしまい、代謝に必要な酵素が不足気味になっているケースが多いといいます。

そのため、肥満になりがちなので、生活習慣病を誘発しやすいといいますが、リジュベラックを摂取することで多くの酵素を摂れるので、これを防止できます。

あと、豊富なビタミンやミネラルも、健康バランスを保つ多ためには必須栄養素ですから、これも不足しないようにできます。

リジュベラックはどうやって食べればいいのか

リジュベラックの摂り方としては、そのまま飲む方法と、豆乳ヨーグルトにして食べる方法が一般的です。

そのまま飲むのは、やや味に抵抗感のある人も多いと思いますが、氷を入れて冷やして一気飲みをすると、それほど気になりません。

しかし、やはり気になるというひとは、ハチミツとレモンを少し加えて、それに氷を足して飲むとかなり飲みやすくなります。

そして、リジュベラックを使った豆乳ヨーグルトです。そのまま食べても良いし、何かカットフルーツと混ぜても美味しく食べられます。

リジュベラックを使った豆乳ヨーグルトの作り方

この作り方も簡単です。

用意するものですが、無調整の豆乳200mlとリジュベラックを50ml、あとはきれいに洗って消毒をしたガラス容器だけです。容器ですが、樹脂製のものだと細かい傷に雑菌が入っていることがあるため、失敗の原因になりやすいので、ガラスか陶器の器の方が良いと思います。

手順ですがまず容器に豆乳とリジュベラックを入れて、蓋があれば蓋を乗せてください。なければラップを被せるようにします。密閉させないで、ガスが発生した時の逃げ道を作り、なおかつ空気中のカビ菌の侵入を防いでください。

あとは室温で放置します。20度~25度ぐらいだと、8時間ぐらいすると固まってきます。固まったら出来上がりですから、そのまま食べても良いし、カットフルーツにかけて食べても美味しいです。

出来上がったヨーグルトを50ml取り出して、それに豆乳を200ml加えて撹拌しておくと、また豆乳ヨーグルトが出来ます。

これを繰り返していけばエンドレスで、リジュベラックを使った豆乳ヨーグルトを作ることが出来ます。

リジュベラックを美味しく食べるのでしたら、そのまま飲むよりも豆乳ヨーグルトにすることをおすすめします。

ただし、保存料や添加物が一切入っていませんから、日持ちはしません。なるべく早く食べてください。できれば、1日で食べきってしまいたいですね。

その為には、作る量がポイントです。豆乳4:リジュベラック1の比率を守れば、どんな量でもきちんとヨーグルトになりますから、上手に食べきれるように調整をしてください。