ニキビにトレチノインを塗る時、どの様に塗るのが正しいと思いますか?

実際は正しい塗り方なんて決められてはいませんが、塗り方が違うだけで効果・安全性に大きな差が出るのが事実です。

塗り方を工夫するだけで、効率的にニキビを治す事も、炎症を抑えて安全に治療する事もできます。しかし、言い換えれば、雑な塗り方だと、安全性どころか効果も損なうという事です

物事は表裏一体です。塗り方が良ければ治療が成功するという事は、塗り方が悪ければ治療は失敗しやすくなるという事に他なりません。

適当に塗ればいいだろ!と慢心していると後悔する事になりますよ。私の事です。

トレチノインの塗り方で効果・安全性に差が生まれる

大雑把に塗ると炎症範囲が拡大し、色素沈着リスク増大

例えば、以下の画像の様にトレチノインを塗ったとします。頬全体にニキビが広がっているので、広範囲に塗るのは仕方ないですが、かなり大雑把に塗られています。

この様に大雑把に塗る事の何が問題なのか?それは炎症の範囲が広がることに他なりません。

炎症のコントロールは、トレチノイン治療でニキビを治す上で一番重要と言っても過言ではないです。そして炎症のコントロールの第一歩は、塗り方にはじまります。

トレチノインを塗る範囲が広がるほど、トレチノインを使う量は多くなります。それはつまり、炎症の範囲が広がること・炎症が強くなるという事です。

トレチノインを多く塗れば、その分皮剥けも強く起きますが、抑えるべき炎症(赤み)も強く反応します。この時、上の画像の様に、ニキビの無い範囲にまで塗り広げると、炎症がその部分まで拡大し、顔が真っ赤になってしまいます。

炎症で顔中が真っ赤になれば、それだけ炎症性色素沈着・又は赤ら顔のリスクが高まります。

せっかくトレチノイン治療をしたのに、炎症性色素沈着ができてしまえば、ニキビを治してもシミだらけになってしまい、効果もプラマイゼロっぽくて損した感じになりますよね。

大雑把に塗った場合の炎症具合

もし、上の画像のように塗り続ければ、炎症が発生した時、以下の画像の様になります。

広範囲に大雑把に塗るので、塗る量も増え炎症も強いですし、顔全体を覆いつくすように炎症が発生する為、顔が真っ赤っかになる恐れがあります。

これだけの範囲に炎症が出ると、顔を見せるのは憚られるでしょう。炎症により、精神的にも身体的にもダメージが蓄積しやすくなりと考えられます。

細かく塗れば、赤みの範囲を大幅に削減できる

ニキビにトレチノインを塗る時は、『細かさ』を意識し、丁寧に塗る事が最大のコツです。

以下の画像のように、ニキビごとに細かくピンポイントに塗る事で、炎症による赤みを最小限に封じ込める事ができます。これをやるかどうかで、最初の内は天と地の差があります

この様に細かくピンポイントで塗る事で、顔中が真っ赤にならず、多少精神的にもゆとりが持てますし、炎症性色素沈着などのリスクも少なくなるでしょう。↓

もし、最初に使ったトレチノインの濃度が強すぎた!なんて場合も、この塗り方なら炎症のダメージも少なく済みます。(そうならない様、最低濃度から始めるべきです)

細かくピンポイントに塗るのは手間がかかるし、面倒かもしれません。しかし、初めてトレチノインを使う場合は、治療の安全性を高める上でココは非常に大事です

塗り方の注意点

実際にトレチノインを塗るときに注意するのは、以下の項目になります。

  • 指先、綿棒の先にチョコンと少量のせる
  • のせたトレチノインを細かく患部に置いていく
  • 置いたトレチノインを、患部内におさまるように塗り広げる

これをやるかどうかで、3日目の赤みの出方が全然違います。私は雑に塗ってしまったせいで、顔中真っ赤になり、心底ビビりました。

そのミスを引きずり、最初のトレチノイン治療は様々なミスを重ねてしまい、結局失敗に終わりました。(次回からは丁寧にしています)

トレチノインをこのように塗るのは、炎症の範囲をなるべく抑えるためなので、極力炎症を抑えながらニキビを治したいという人は、是非細かく塗ってみて下さい。

ついでにハイドロキノンの塗り方

トレチノイン治療に欠かせないハイドロキノン。そのハイドロキノンの塗り方にも一応セオリーがあります。

↓以下の画像の黄色がハイドロキノンで、その中のが先ほどのトレチノインです。

この画像を見て分かるように、ハイドロキノンはトレチノインよりも広い範囲で塗るべきだと言われています。

先ほどの画像の様に、トレチノインを塗ると、患部よりも広い範囲に炎症を起こします。そして、その炎症の刺激により炎症性色素沈着が発生しやすくなります。

ハイドロキノンをトレチノインより広く塗る事で、その炎症の範囲をカバーし、色素沈着の元になるメラニンをハイドロキノンで阻害して、色素沈着をできにくくするという事です。

ニキビ治療において、ハイドロキノンは炎症性色素沈着をできにくくする為に使う必須アイテムです。

先ほどの悪例のように大雑把にトレチノインを塗ると、炎症の範囲が無駄に拡大し、ハイドロキノンの消費量も増えてしまいますね。こういう意味でも、トレチノインは細かく塗る方が有効かもしれません。

まとめ

トレチノインを塗る時は、細かくピンポイントに塗ることが重要です。

そうしないと、炎症の範囲が無駄に拡大し、炎症性色素沈着・赤ら顔などのリスクが高まり、トレチノイン治療の成功率は下がります

無事にニキビを治す為にも、細かく・ピンポイントに・丁寧に塗る事を意識してはどうでしょう。

トレチノインを塗る前に、もう一度安全なトレチノインの使い方(流れ)も復習してみて下さい。もしかしたら深刻な勘違いしていた事に気付くかもしれません

この準備するだけでトレチノイン治療の「安全」「効率」が飛躍的に高まります。

 

トレチノインの知識があっても、適切な準備がされていないと治療の安全・効率は激減します。

私がトレチノイン治療の失敗を経て編み出したこの準備方法は、

  • ・効率的に皮剥け(ターンオーバー)を促進し続けられる

  • ・赤みが強くなり過ぎた時にスムーズに治める事ができる

  • ・炎症が強くなり過ぎないように調節しながら治療できる


など、トレチノイン治療のデメリットを緩和し、治療を安全・効率的に行えるように考えたものです。

トレチノイン治療初心者は見て損する事はないです。無料で公開しているので、是非参考にして下さい。

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