| GROWING REED On Air 2017/04/09 Guest 萩生田愛(株式会社 Asante/アフリカの花屋 代表取締役) 岡田「こんばんは、岡田准一です。今夜も始まりました、GROWING REED。この番組では、毎週ひとつのテーマの専門家をお呼びして、徹底的に質問。番組の終わりには、考える葦として僕も皆さんと一緒に成長したいと思います。さて、今夜のゲストは、『AFRIKA ROSE』の萩生田愛(はぎうだめぐみ)さんです。『AFRIKA ROSE』は、萩生田さんが2015年、東京広尾にお店をオープンした薔薇の専門店。萩生田さんは店名の通り、アフリカから薔薇を直接輸入し、その美しさを日本に伝える活動をしていらっしゃいます。ちょっと意外なアフリカと薔薇の関係。今夜は、アフリカンローズの美しさをじっくりと探っていきたいと思います。 J-WAVE GROWING REED、新しい一週間、最初の60分、ぜひ一緒におつきあいください。」 * * * 岡田「萩生田さん、初めまして。」 萩生田「はい。初めまして。」 岡田「よろしくお願いします。」 萩生田「よろしくお願いします。」 岡田「萩生田さんのお店が広尾に、」 萩生田「はい」 岡田「AFRIKA ROSE」 萩生田「はい」 岡田「これ六本木ヒルズにも近い…」 萩生田「はい」 岡田「広尾にあるということですけど…これはあの、薔薇の専門店なんですか?」 萩生田「そうなんです。薔薇の専門店なんですけれども、薔薇の中でもアフリカのケニア産の薔薇の…」 岡田「へぇ~」 萩生田「専門店で…」 岡田「イメージないですけどね。」 萩生田「そうですよね」 岡田「申し訳ないですけど…」 萩生田「うんうん」 岡田「アフリカの薔薇って…。なんかちょっとヨーロッパのイメージが強いというか…」 萩生田「そうですよね。ヨーロッパのイメージが強くて、」 岡田「うんうん」 萩生田「私もケニアに行く前は、こんなにケニアでは薔薇の栽培が盛んだということを知りませんでした。」 岡田「あ、盛んなんですね?」 萩生田「そうなんです。2012年には、薔薇の輸出量が世界一位だったんですね。」 岡田「へぇ~~。特徴はあるんですか?」 萩生田「はい。ケニアの薔薇の特徴は、とても…まず茎が太くて、輪の大きさが大きいんですよね。」 岡田「花のってことですか?」 萩生田「花の。はい。」 岡田「へぇ~~」 萩生田「そして一輪でも存在感があり、そして鮮やかな発色、」 岡田「うん」 萩生田「そして、持ちがとっても長いんです。」 岡田「あ、長く持つ。」 萩生田「そうなんです。」 岡田「へぇ~」 萩生田「大体一、二週間とお伝えしているんですけれども、涼しいこの時季なんかだと、二週間以上。」 岡田「へぇ~」 萩生田「一か月以上持ちましたというお客様もいらっしゃるほど…」 岡田「大事に、水をちゃんと…」 萩生田「そうなんです。」 岡田「換えて…あげれば…」 萩生田「そうなんです」 岡田「へぇ~~。匂いはどうなんですか?」 萩生田「香りは、そんなに強くなくてですね、ほんのり香るぐらいですね、ケニアの薔薇は。」 岡田「なんで…こう…暑い場所…なイメージですけど、アフリカっていうと…」 萩生田「はい」 岡田「その土壌が良いんですか?薔薇を育てるには」 萩生田「そうなんです。あの…アフリカの大地のパワーがとっても凄くてですね、まずケニアは赤道直下なので、日照時間が長いんですね。」 岡田「うんうん」 萩生田「そうすると、太陽のパワーをたっぷり浴びているということと、あともう一つは、標高が高いので…アフリカというと暑いイメージもありますが、この薔薇が栽培されている地域は標高が高くて、軽井沢のような気候なんですね。」 岡田「へぇ~」 萩生田「朝晩の寒暖の差が激しいというのが、とても薔薇の栽培には最適な条件なんですって。」 岡田「じゃあ、すごい強いのが…」 萩生田「そうなんです」 岡田「強い薔薇が…」 萩生田「そうなんです」 岡田「でもなかなか買えないですよね?日本では」 萩生田「そうですね、日本では…そんなに輸入量が多くなくてですね、ケニアの薔薇は殆どヨーロッパに輸出されていて、日本には全体の1パーセント未満しか入って来ていないんです。」 岡田「今日はなんか…」 萩生田「はい」 岡田「持って来てくださって…」 萩生田「はい…」 岡田「きれ~な薔薇が…こんだけ薔薇が…いっぱいあると綺麗ですね。」 萩生田「ありがとうございます…」 岡田「あっ…」 萩生田「どうぞ、ぜひ近くで…」 岡田「あ、いいんですか?」 萩生田「感じてみてください。」 岡田「あ…ほんと…あっ、棘がない。」 萩生田「そうなんです。品種によって棘があるものもあるんですけれども…」 岡田「(笑)」 萩生田「無いものもあります。」 岡田「ちょっと…棘があるイメージが…ありましたけど…」 萩生田「はい」 岡田「品種によっては無いんですね…」 萩生田「そうなんです」 岡田「へぇ~~、あっ、棘があるのもある。」 萩生田「はい」 岡田「へぇ~~。これ、種類教えてもらってもいいですか?」 萩生田「はい。一つ一つに名前が付いていて、例えばその…今触っていらっしゃる…」 岡田「これ?」 萩生田「はい。オレンジのは、」 岡田「ディープパープル?違う?」 萩生田「これはですね、アトミックという品種で…別名『ケニアの夕陽』と言われています。」 岡田「かっこいい(^^)」 萩生田「夕陽のような…(^^)ふふふ」 岡田「へぇ~。確かに…。綺麗だなぁ~。なんか赤と、黄色とオレンジと…いろんな色が混ざっている…」 萩生田「うん、そうなんです。」 岡田「色味ですね?」 萩生田「はい」 岡田「綺麗。…これは?」 萩生田「それはメモリーという品種ですね。」 岡田「あ、カワイイ。可愛い…可愛い感じが…」 萩生田「(^^)フフフ…。可愛いって言ってあげると、薔薇は喜んで長持ちするんですよ。」 岡田「(笑)」 萩生田「女性と一緒なんです。」 岡田「え、そうなんですか?」 萩生田「はい」 岡田「話しかけると良いっていいますけどね…」 萩生田「そうなんです。」 岡田「その中でも、可愛いが…」 萩生田「可愛い。」 岡田「へぇ~…可愛いねぇ…(笑)」 萩生田「喜んでいると思います(^^)」 岡田「これは何ですか?この小っちゃい…なんか…ミルクみたいな…」 萩生田「はい、ピンクフラッシュという名前で、これはスプレー薔薇と言って、一つの茎からたくさんの輪がついているもので、」 岡田「あ、ほんとだ…」 萩生田「ピンクと白のマーブル模様が特徴の、ピンクフラッシュという品種です。」 岡田「へぇ~…なんかでも、薔薇って…なんか色っぽいっていうか、」 萩生田「うん」 岡田「イメージが…あったけど、」 萩生田「はい」 岡田「なんか可愛らしい薔薇もあったり、それこそゴージャスな薔薇もあるし、」 萩生田「はい」 岡田「可憐な薔薇もあるし…薔薇っていうのでも…ほんとにいろんなタイプの薔薇があるんですね?」 萩生田「そうですね…。すごく素敵な形容詞ですね。」 岡田「あ、ほんとですか…」 萩生田「可愛いとか可憐とか…素敵だと思います。」 岡田「これは、どうやって出会ったんですか?ケニアの…」 萩生田「はい…これはですねぇ、元々、私があの…会社に勤めていたんですけれども、」 岡田「うん…なんか大手の…」 萩生田「はい」 岡田「会社にいたんですよね?」 萩生田「はい。で…29歳の時に退職しまして、ケニアにボランティアに渡ったんですよ。」 岡田「それは何で…?行きたくて?」 萩生田「そうですね…あの…元々、大学の時に、模擬国連という…国連が議論しているような貧困問題とか、環境問題について議論する…そういう機会があった時に、一日1ドル以下で暮らしている人がこんなにたくさんあるんだっていうことにショックを受けたと同時に、国際社会がお金や学校を援助しているということに、ちょっと疑問を感じて…」 岡田「うん」 萩生田「経済的に貧しいからといって、精神的に本当に貧しいんだろうかとか、」 岡田「うん」 萩生田「あと、国際社会が援助することによって彼らの豊かな自然や文化を奪ってしまっているんではないかとか。」 岡田「うん」 萩生田「本当に必要な支援が出来ているのかなっていうふうに疑問に思ったことがあったんですよ。」 岡田「本当の支援とは何なのかっていう…」 萩生田「そうなんです。」 岡田「ことですよね?」 萩生田「はい。それを知るためには、自分が貧困な国と言われている地域に行って、そこの地域の人と話して、実際に目で見て、肌で感じて。そこで、何か…私が、何をしたいと思うかっていうのを、感じてみたいっていうふうに思ったことがありました。」 岡田「へぇ~~」 萩生田「ただ、それが学生の時だったので、親のすねをかじっていましたから、先ずは、立派な社会人になって、自分でお金を稼がるようになってから、それでも行きたいと思ったら、自分の力で行こうというふうに…その時に思ったんですね。」 岡田「うんうん」 萩生田「それが、29歳の時に…今のタイミングだなっていうふうに感じて…」 岡田「仕事しながらですよね?でも。」 萩生田「そうですね。なので会社は退職して…」 岡田「あ…でも、ずーっと行動しながら、やってたわけじゃないんですか?」 萩生田「あ、違います。」 岡田「きっぱり辞めて。」 萩生田「きっぱり辞めて、ケニアにボランティアに行ったんです。」 岡田「へぇ~…勇気あるぅ~…(笑)」 萩生田「今考えてみると、ちょっと無謀だったかなと…思いますが(笑)」 岡田「いやいや、無謀ではないですけど…皆、なんかそういうの出来たらいいなって、」 萩生田「はい」 岡田「例えば大学時代に思ったりするじゃないですか。」 萩生田「はい」 岡田「なかなか…ねぇ…それに行こうってなかなか…出来なかったり…」 萩生田「はい」 岡田「しますけど…29で…」 萩生田「そうですね…」 岡田「かっこいい…」 萩生田「いやいやいや…もう、でもすごく迷いましたし、ほんとに行くかどうか、本当に悩んで、いろんな人に相談して…」 岡田「うん」 萩生田「やめようかなって思ったこともありましたけれども…」 * * * 岡田「行って、」 萩生田「はい」 岡田「まず…どうされたんですか?薔薇に…最初から行き着いたんですか?」 萩生田「あ、違うんですよ。」 岡田「違いますよね」 萩生田「はい。あの…行って、ボランティアでお世話になった所というのが、NGOで、教育と保健と環境。」 岡田「うん」 萩生田「木を植えたりですとか、エイズの教育ですとか、あとは学校を建てるような。そういう支援をしている団体で、そちらにお世話になって、私は小学校建設のプロジェクトに携わることになって。」 岡田「うん」 萩生田「それで現地のお母さんたちに集まってもらって、現地の建築コンサルタントを呼んで、学校の建て方ですよね、砂利と砂とセメントとを混ぜる比率から道具の管理の仕方、そういうことを研修するというプロジェクトに携わったんですね。」 岡田「うん」 萩生田「それで、学校はたくさん作ったんですけれども、学校を作っても作っても、学校に行けない子供たちっていうのがいるということに気づいたんですよ。」 岡田「そうですよね」 萩生田「はい。それはなぜかと言うと、ご両親に職が無いご家庭では、子供が家計を支える為に…」 岡田「働かなければいけない。」 萩生田「働かなければいけないと。そういう現状があるということが分かって。もちろん、学校を建てるのも大切だけれども、ご両親に職を作るということに、私は関わりたいなというふうに思ったんですね。」 岡田「うん」 萩生田「あともう一つ、ショッキングなことがありまして、ある村にですね、行ったんですね。」 岡田「はい」 萩生田「我々は、こういうNGOで、学校を建てていますと。言った時に校長先生が、How can I help you ? って仰ったんですね。」 岡田「うんうん」 萩生田「こっちが助けに来てるのに、なんで助けるって言われなきゃいけないんだろうって思ったんですね。」 岡田「はい」 萩生田「そうしたら、いろいろな国際NGOが、来ては去り来ては去りという中で、いろいろな学校やお金を支援して、そして行ってしまうと。で、そういうものを…貰えるものは貰おうというスタンスというか、」 岡田「うん」 萩生田「彼らのアジェンダに従って…従わないと貰えないので、どういうふうに協力したらくれますか?っていう、そういう姿勢だったんですね。」 岡田「うん…はい。」 萩生田「で、それにとてもショックを受けて、私がやりたかった支援の形とは違うなっていうふうに感じたんですね。」 岡田「うん」 萩生田「もっと長期的に、上から与えるだけではなく、ドナーがいなくなっても続いていくような仕組みを作らなければと。いうふうに感じまして、」 岡田「うん」 萩生田「で、私の場合は、寄付やチャリティーではなくて、ビジネスという形で、この薔薇の需要を日本に作り出して、たくさん薔薇を輸入すれば、ケニアに雇用が出来るので、チャリティーではない形で関わることが出来ると。」 岡田「うーん」 萩生田「一緒に成長していくような、そんなことが出来たら素敵だなぁと思って、」 岡田「サスティナブルな…というか、継続可能な…」 萩生田「はい」 岡田「ものが…ほんとにどうやったら作れるのかっていうのが、こう…世界のねぇ…」 萩生田「はい」 岡田「課題になっている…ところもある中で、」 萩生田「はい」 岡田「やっぱり、ビジネスとして…」 萩生田「はい」 岡田「雇用を生むっていうのが…やっぱり土台を…しっかり支えて…」 萩生田「はい」 岡田「お父さんお母さんが働いて、子供が学校に行けてっていう状況を作るっていう…」 萩生田「そうですね」 岡田「夢が叶ってるん…」 萩生田「はい」 岡田「ですよね?」 萩生田「はい」 岡田「どのぐらいの雇用が…今生まれてるんですか?」 萩生田「はい、あの…ケニアの薔薇産業自体は、直接雇用で9万人。間接雇用で14万人ぐらい…なんですけれども、私はほんとに…まだまだ5年目の小さな薔薇の専門店ですので、そこまではまだ貢献できていなくて、ほんとにあの…今提携している農園では、2012年に輸入を始めて、その時に150人だった従業員が、次の年には380人に増えて、昨年の7月は1830人に…」 岡田「おおー、凄い。」 萩生田「増えたんですね。ただ、うちのお店だけの貢献というよりも、たくさんヨーロッパにも輸出しているので、そこもあると思うんですけれど。」 岡田「うん」 萩生田「もっともっとインパクトを与えられたらいいなぁと思っています。」 岡田「うーん…凄いなぁ…。キャリアウーマンだったのは…活かされてますか?」 萩生田「いや、そんなキャリアウーマンって…ほどではないんですけど…」 岡田「いやいやいや。大手…誰もが知ってる会社ですからね…今敢えて言わないですけど…」 萩生田「はぁ…そうですねぇ…」 岡田「そこでバリバリ…キャリアウーマンしてたわけで…」 萩生田「まぁ、でも…うーん…仕事としてのスキルが役に立ったかどうかというよりも、会社で働いていると、とても偉い方とか志を持っている方とか、すごく素敵な方にたくさん出会えて、」 岡田「うん」 萩生田「で、そういう方ってやっぱり、すごい実力があるのに、結果も出しているのに、人間として腰が低いというか、」 岡田「うん」 萩生田「下の人にも親切に丁寧なお人柄なので、」 岡田「本物の人たちはね。」 萩生田「そうなんですよね。」 岡田「結局 皆、腰が低かったり、優しかったりしますよね。」 萩生田「はい。なので、あの…私もこういうふうに将来なれたらいいなって、思えるような人たちとたくさん出会えたっていうのは、とても大きな財産だなと思ってます。」 岡田「アフリカで…」 萩生田「はい」 岡田「行って、いろいろ仕事を…雇用を生んだりすると思いますけど、なんか…これ大変なんだよなぁみたいなことって…」 萩生田「(笑)」 岡田「実際あったりするんですか?」 萩生田「そうですねぇ…」 岡田「やっぱりちょっと価値観が違ったりとかもするじゃないですか。」 萩生田「はい。全然違いますねぇ…」 岡田「この状態で送ってほしいのに、」 萩生田「はい」 岡田「なんかちょっと…それが伝わるまで時間がかかったとか(笑)」 萩生田「(笑)…はい、もう本当に…時間はかかりましたね。」 岡田「へぇ~」 萩生田「例えば、この品種を何百本、この品種を何百本っていうふうにオーダーをするんですけれども、」 岡田「うんうん」 萩生田「一番人気の、このベルローズというピンクと…」 岡田「これ?」 萩生田「はい。淡いグリーンのグラデーションの…」 岡田「これ可愛いもんなぁ…」 萩生田「そう。すごく可愛くて、人気で…」 岡田「…匂いはあんまりしないんですね。」 萩生田「そうですね、香りはほんのり…」 岡田「うーん…ベルローズは…ほんのり…」 萩生田「はい」 岡田「ほんのりの匂いの…」 萩生田「そうなんです。」 岡田「これが…」 萩生田「これを、何百本くださいってオーダーをしたところ、あの…普通、日本の常識であれば、それが欠品している場合、この品種がありませんとか、代替品としてこれはどうですか?っていう提案があったりしますよね?」 岡田「はいはい」 萩生田「それを無しに、いきなり0本で、来ちゃったりするんですよね。他の品種しかなくて。そのベルローズが無い状態で、このリストで送りましたと。いう結果報告が…」 岡田「うん」 萩生田「来るわけなんです。で…え?なんで?ベルローズ何百本頼んで待ってるお客さんがいるのに、どうしてベルローズを入れてくれなかったんですか?って訊くと…この農園が…ファームが二つあるんですけれども、あなたがオーダーしたベルローズは、遠い方のファームにあるので、今回は送れませんでした。」 岡田「」 萩生田「そういう理由になるんですね。」 岡田「遠いから。」 萩生田「遠いからっていう理由になっちゃって(笑)」 岡田「(笑)。今回はちょっと待ってくれと。」 萩生田「そう(^^)」 岡田「向こうに行くのにちょっと時間かかるから(笑)」 萩生田「(笑)」 岡田「へぇ~~」 萩生田「日本人からしたら、」 岡田「そうねぇ…」 萩生田「理由になってないような理由なんですけれども…」 岡田「そうねぇ…」 萩生田「でも、そんなのはたくさんあるんですが、それにいちいち腹を立てても…」 岡田「そうですね、」 萩生田「仕方がないから、その時はもう、困りましたので、頑張って…たくさんお客さんがファンになってくれているのに、そういうふうに信頼を損ねるようなことをすると、私が困るって言って…」 岡田「日本でいうとねぇ…」 萩生田「この薔薇をオーダーしなくなっちゃうよっていうような形で…協力してもらわないと困るっていうようなことを言ってですね…」 岡田「うん」 萩生田「納得してもらって、次からはそういうことがないように…」 岡田「(笑)…日本では信頼が大事なんだと。」 萩生田「そうなんです。(^^)」 岡田「そうねぇ…いろんなことあるんだろうなぁ…」 萩生田「そうですね…」 岡田「でもそれで雇用をね、生み出して…本当のこう…貧困って言うとあれですけど…そういうのからね、脱出したりするっていうのも…素晴らしいことだと思いますけどね…」 萩生田「はい」 岡田「フェアトレードという言葉や取り組みが…日本でも浸透してきていると思いますけども、」 萩生田「はい」 岡田「実際のところは、こう…途上国へ行くと、どうだったりとかっていうのはあるんですか?」 萩生田「そうですね、もちろんこの…薔薇農園を選ぶ時の条件として、チャイルドレイバーと言われる、子供が働いている所が無いということと、あと過酷な労働下で働かせていない、搾取されていないということと、」 岡田「うーん」 萩生田「あとは、環境に配慮された栽培をされているっていうことが、絶対条件で。その上で、それが出来ている農園と提携をすることになっていたんですけれども、」 岡田「うん」 萩生田「もちろんそれが出来ていなくて、もうほんとに安い賃金で働かされているような現状もまだまだ…特にファッションの業界では、あるっていうふうに聞きますね。」 岡田「うーん」 萩生田「ただね、そういう状況の所から、どんなにたくさん薔薇を輸入しても本末転倒になってしまいますので、ほんとに幸せな環境で従業員が幸せに働いているということが大事なのかなぁというふうに…」 岡田「うーん…」 萩生田「思って、取り引きをしていますね。」 * * * 岡田「僕も…花を、頂いたりとか…仕事柄…仕事が終わったら、お疲れ様でしたつって花を頂いたりとか、」 萩生田「はい」 岡田「して、家で…花があるとやっぱりちょっと…家が元気になりますよね?」 萩生田「そうですねぇ(^^)」 岡田「花がある生活をお勧めするとしたら、」 萩生田「はい」 岡田「どうやって…勧めますか?」 萩生田「そうですね、あの…花はね、無くてもいいもの。だけれども、在ると、その空間がパッと明るくなると思うんですよね。」 岡田「うん」 萩生田「もっともっと、今後、日本に広めたいなと思っているのが、あの…男性が女性にと限らなくてもいいと思うんですけど、」 岡田「うん」 萩生田「花をプレゼントする文化を広めていけたらいいなと思ってるんです。」 岡田「女性が男性にとか?」 萩生田「でもいいですし、」 岡田「へぇ~」 萩生田「今日は、私が岡田さんに薔薇をプレゼントしました。」 岡田「あ、これ頂いていいんですか?」 萩生田「そうです。もちろん。」 岡田「あ…やった、」 萩生田「はい。」 岡田「…(笑)、」 萩生田「(笑)、」 岡田「これ、俺のイメージですか?」 萩生田「あ、そうです(^^)」 岡田「ほんとぉ?」 萩生田「はい」 岡田「俺…(笑)」 萩生田「(笑)」 岡田「声裏返っちゃったけど(笑)」 萩生田「(笑)」 岡田「こういう…あ、こういうイメージなんだ、薔薇で作ると。」 萩生田「はい。」 岡田「なんでこれを選んでくれたんですか?」 萩生田「あ、あの…カラフルだと思ったからです。あの…いろいろ多才じゃないですか。」 岡田「いやいやいやいや…いろんな?」 萩生田「ええ。」 岡田「ことをやってっていうことですよね?」 萩生田「ええ、そうですね、歌もそうですし、」 岡田「うん」 萩生田「あの、劇というか…」 岡田「お芝居もね」 萩生田「お芝居もそうですし、」 岡田「はい」 萩生田「こういったラジオでの活動もそうですし…いろいろなことに多才で、それぞれの分野でとても才能が輝いているなっていう…」 岡田「ッハハ…」 萩生田「私が勝手に…」 岡田「ベタ褒め。」 萩生田「イメージを持っているので、」 岡田「ベタ褒めだ…」 萩生田「はい…なので…」 岡田「嬉しいなぁ…」 萩生田「いろいろな色を入れて…みました。」 岡田「へぇ~、嬉しい。花貰うと嬉しいですよね、でもね。」 萩生田「ああ、ありがとうございます。」 岡田「ほんとに…茎がやっぱ強いなぁ…」 萩生田「はい」 岡田「でもそんなに…あの…主張してるわけではないですよね、茎が。しっかりしてる…」 萩生田「あ…うんうんうん…」 岡田「けど…」 萩生田「そうですね、茎が太くてしっかりしていると、枯れにくいんですよ。くた~っとなりにくいんですよ。というのは、水をしっかりと吸うんですね。」 岡田「うん」 萩生田「なので、花を選ぶ時には、茎が太いものを選んだ方が、長持ちします。」 岡田「…大地の力を…」 萩生田「はい」 岡田「しっかりあるっていうね。」 萩生田「そうですね」 岡田「長持ちさせるコツはありますか?」 萩生田「はい、えーと、まずは…花束を頂いて、輪ゴムとかを取り除いていただいて、お水に入れる時に、茎をですね、切っていただきたいんです。一番下の部分を…1センチぐらいでいいので、カットしていただいて、」 岡田「はい」 萩生田「で、毎日お水を換えて、毎日茎をちょっとずつ切っていただきたいんです。」 岡田「へぇ~~」 萩生田「はい。」 岡田「1センチ」 萩生田「1センチでいいので。はい。なぜかというと…」 岡田「1センチ以下じゃ、ダメですか?1センチ?」 萩生田「あ、1センチ以下でも大丈夫です。とにかく新しい切り口…新鮮な切り口にするということが、大事で。今、切ったばかりで、茎の下の部分が白くなってると思うんですけど、」 岡田「うん、白い。」 萩生田「それが一日経つと、ちょっと茶色くなるんですね。」 岡田「あっ…もう吸い込む所が…ちょっと弱まっちゃうっていうことですよね?」 萩生田「そうなんです。バクテリアが溜まってしまって、水が吸いづらくなってしまうんです。」 岡田「へぇ~、初めて知った…そうなんだ…」 萩生田「あとは切る時に、ちょっと斜めにカットすると、断面積が増えるので、水をたくさん吸えるということとか、」 岡田「うーん」 萩生田「あとは、涼しい所に置いてあげると、とても長持ちします。」 岡田「うーん…。いいですよね…。あ、でも女性から花貰ったの、俺 初めてかもしんない。」 萩生田「ほんとですか!?ああ…うれしい、」 岡田「や、仕事場で、お疲れ様でした。みたいなのは、大体監督とか、」 萩生田「はい」 岡田「(笑)…えらいおじさんが、」 萩生田「はい」 岡田「オツカレサマデシタ。みたいなのでこう…頂くのは多いんですけど、」 萩生田「はい」 岡田「やっぱ日本って、女性が男性に送る文化ってそんなにない…ですよね…」 萩生田「うーん…確かに…」 岡田「男が…なんか…ね、ちょっと買ってきた。みたいな…」 萩生田「うんうん」 岡田「え?あげんのかな?バレンタインデーって…」 萩生田「はい。海外だとね、男性が女性に…」 岡田「普通ですよね」 萩生田「あげますけど、まだまだ日本ではね、あの…浸透…これからしていったらいいなっていう段階ですね。」 岡田「どっちがいいんですか?なんか…(笑)、」 萩生田「えー?いつ渡すのがいいかってことですか?」 岡田「いや、いつ渡すかって、男からすると、」 萩生田「うん」 岡田「なんか…や、わざわざ買ってきた、みたいな、」 萩生田「はい」 岡田「誕生日かなんかに、こう…買ってきたんだけど、みたいな…持って渡すのがいいか、」 萩生田「はい」 岡田「それとも、なんか…花屋があったから。みたいなので、」 萩生田「うんうん」 岡田「さり気ないので、ちょっと買ってきたみたいなのが…」 萩生田「はい…いいですね。」 岡田「粋な渡し方って…どっちなんですか?」 萩生田「そうですね、結論は、」 岡田「うん」 萩生田「両方嬉しいです。」 岡田「」 萩生田「もう貰うと…花を貰うことが嬉しいので、」 岡田「うんうん…」 萩生田「でもその…いろいろな女性にアンケートというか、聞いたところ、誕生日とか結婚記念日とか、お祝いは、もう何かを貰えることを期待しているから、貰った時のギャップというのが比較的少ないんですよね。」 岡田「うんうんうん」 萩生田「でも、花はすごくこう…パッと明るくなるので、嬉しいとは思うんですね。何でもない日に、ちょっと綺麗だったからとか、いつもありがとう。とか、」 岡田「そうですよね」 萩生田「具体的に、昨日これこれこうしてくれてとか、一週間前にこういうふうにしてくれてありがとうとか、子供が1歳になった時に、子供の誕生日じゃなくて、一年間お母さんお疲れ様。とか、」 岡田「ほー」 萩生田「そういう渡し方をされると、女性は、もう本当にキュンと…なりますね。」 岡田「そうねぇ…」 萩生田「はい」 岡田「そういうのが出来る人になりたいけどなぁ…」 萩生田「いやいや…でもそう仰ったじゃないですか。」 岡田「いやいや…さらっとね…」 萩生田「ね。」 岡田「さらっと渡せる…なんか誕生日に花だけだと、」 萩生田「はい」 岡田「なんかねぇ、やっぱり…花だけかい。って思ったり…」 萩生田「(笑)」 岡田「(笑)、そんなことないのかな?」 萩生田「まぁ、確かに…なんかね、嬉しいと思うけど、」 岡田「花だけ?みたいな。」 萩生田「そう思われる方も…いるのかなぁと…思いますが…。」 岡田「うん…」 * * * 岡田「薔薇だけなんですか?売ってるのは。」 萩生田「薔薇だけです。」 岡田「へぇ~」 萩生田「そうですね。あとはあの…」 岡田「何やってるの?」 萩生田「南アフリカ産…」 岡田「ローズティー」 萩生田「はい。ルイボスティーと、北アフリカのモロッコ産のダマスクローズですね。香り豊かなダマスクローズのティーですね。お茶を、」 岡田「うん」 萩生田「販売していて、これがあの…何て言うのかな、瓶…入れ物が瓶になっていて、それが花瓶として再利用できるんですね。」 岡田「う~ん」 萩生田「なので、やはり薔薇は、花の中の女王なので…」 岡田「ほんとだ…花瓶。花瓶みたいになってる…」 萩生田「はい。なかなか、男性にとっても…薔薇を差し上げるっていうのは、勇気がちょっと必要だという方も…シャイな方もいらっしゃるので、まずはティーからプレゼントして、」 岡田「うん」 萩生田「次に薔薇を差し上げる…口実になるというような…」 岡田「う~ん」 萩生田「アイテムをご用意しました。」 岡田「薔薇って、こう…真っ赤な…棘があるっていうのが、薔薇のイメージがあるけど、」 萩生田「はい」 岡田「こんだけ薔薇に種類があって、可愛い薔薇だったり、いろんな薔薇があったら…なんかでも、贈りやすいですよね。」 萩生田「あ、」 岡田「赤い、なんかエキゾチックな薔薇だけだと、」 萩生田「(^^)フフフ…」 岡田「なんか…」 萩生田「キザみたいな。」 岡田「キザみたいな…」 萩生田「うんうん」 岡田「棘があるけど…」 萩生田「うん」 岡田「イイ女だぜ。みたいな(笑)」 萩生田「(笑)」 岡田「ね…ちょっとあるかもしれないけど…これだけたくさんあると…贈りやすいし、可愛いのもあるし…」 萩生田「うん」 岡田「その相手に合わせたね、薔薇を贈るっていうのもいいかもな、っていうのを…男が女性に贈ってあげるって……どのぐらい嬉しいですか?」 萩生田「もうすっごい嬉しいです。」 岡田「女の子は?」 萩生田「嬉しいです。うん…私は嬉しいと思う。思いますし、そうですね…うーん…花を貰うっていうこと自体も嬉しいと思うし、あとは例えば、今みたいに、これがあなたの優しさを表しているから、ピンクとか。白は花言葉で感謝っていう花言葉があるので、」 岡田「う~ん」 萩生田「感謝の白と…あと、黄色は君が元気だから、この三色を選んだよっていうふうに言ってあげると、私の為に選んでくれたんだっていう、その掛けてくれた時間とかエネルギーがすごく嬉しいなって感じる人も多いのかなと思います。女の子は。」 岡田「薔薇だとね、一輪でもいいですもんね?」 萩生田「ああ、一輪でもすごく可愛いと思います。」 岡田「…ね。いいな。買お。買いに行こ。(笑)」 萩生田「(^^)フフ、ぜひぜひ。お待ちしてます。」 岡田「最後にですね、これから萩生田さんが、取り組んでいきたい、今後のことっていうのを…教えていただいてもいいですか?」 萩生田「ありがとうございます。うーん…そうですね、たくさんあるんですけれども、やはりあの…豊かさとか、喜びを表現するっていうことを文化として広めていけたらいいなと思っていて。というのも、ケニアは日本と比較して経済的には貧しいかもしれないけれども、Are you happy ? って訊くと、Of course ! って答えるんですよね。僕は元気だし、お父さんもお母さんも元気だし、家には屋根があるし、幸せに決まってるって言うんですよね。」 岡田「うんうん」 萩生田「一方で、経済的には豊かなはずな日本なんですけれども、大切な家族、パートナーとかご両親とか、職場の仲間に、普段、愛情や感謝をどれぐらい伝えられているかっていうと、なかなか胸を張っていつも伝えてますっていう人は少ないと思うんですよね。それは、豊かでないっていうことではなく、元々豊かなんだけれども、それを忙しくて忘れがちなんだと思うんですよ。でも、愛情とか感謝っていうのは、伝えなきゃ伝わらないので、そういうのをちゃんと、大切な人に伝えていく。」 岡田「うん」 萩生田「そのツールとして、この薔薇があるというふうにしていくと、どんどんどんどん自分も相手も幸せな人が増えて、それが世界平和に繋がっていくんじゃないかなっていうふうに思っています。その輪をどんどん大きくしていけたらいいなと思っています。」 * * * 岡田「岡田准一がお送りしている、 J-WAVE GROWING REED。今夜は、『AFRIKA ROSE』の萩生田愛さんにお話をお伺いしてきました。ということで…なんかあの…同世代の方なんですけども、すごいあの…いろんなことを考えて、お仕事をされてるっていうのはすごく感じましたし…。アフリカのローズっていうのも初めて見させていただきましたけど、すごい綺麗で、可愛らしいですよね。僕もやっぱりこう……なんかでも、思いを伝えるっていうものが、こう…すごく大事だと。伝えきれてないんじゃないかっていうことも最後にちょっと仰ってましたけど…なんか…そうですよねぇ…なんか、いつもありがとうね。っていうのがこう…あなたと仕事して僕は幸せだよ、とか。ね、あなたと一緒に生活して、健康で幸せだよ、とか。なんかいろんなことをこう…他人に伝えていくっていうのはね、なんかそれだけで…次の日の仕事が変わったりとかね、いろんなことがあると思うし…。なんか、男が男に…花を贈るっていうのは…なかなかないけど…やっぱり異性に贈るのかなっていう感じはどうしてもするけど…なんかそういう思いを伝える、こう…一つとして、お花を贈るっていうのもね、こう…すごい素敵なことだなと思うし…うーん…僕もね、なんか…やろうか、スーさん。(笑)、ディレクターに…いつもありがとうつってね。花貰ったら嬉しい?…あ、うなづいてくれてるんで…じゃあ…僕からなんか…花を(笑)、男のね、四十何歳のおじさんだけど…ちょっと贈ってみるのもね、アリかもしれないです。皆さんもぜひ…なんかちょっとした…言葉を添えてね、お花を贈ってみてください。」 ~PLAY LIST~ 『FLOWERS』 EMOTIONS 『BEAUTIFUL SURPRISE』 INDIA.ARIE 『SUPERMARKET FLOWERS』 ED SHEERAN 『ROSE』 SALYU 『WISHING ON A STAR』 ROSE ROYCE 『LA VIE EN ROSE』 GRACE JONES |