【白ニキビ編】第2位ワセリン ニキビ治療の市販薬

【美容皮膚科医監修】乾燥肌の白ニキビよく効くワセリン。サンホワイトP-1やプロペトといった商品が有名です。白ニキビでもワセリンが効果のない肌質もありますので、ここでチェックしてみましょう!

2016-09-28更新

注意事項!:湿度・温度の高い夏にワセリンを使用するとニキビが悪化する人がいます。調査が、乾燥しやすい冬に行われたもののため、ワセリンの使用者が多かったと考えられます。

私、美容皮膚科医・西川が、患者さんから聞いた、薬局で売られているニキビの市販薬を、購入数の多い順にランキング形式でまとめてみました。
(決して薬の効用のランキングではないので、注意してくださいね)

アナタのお手持ちのニキビの市販薬も入っているかも?!
是非、そのお薬の特徴や使い方をおさらいするツールとしてお役立てください。

 

 


ニキビは症状によって治療法・適切な薬が異なりますので、ご注意ください。
今回は【白ニキビ編】第2位ワセリンです。

 

 

 

【白ニキビ編】

【赤ニキビ編】

 

 

1.ワセリンってなに?

 

ワセリンは石油から生成された軟膏です。安全性の高さから皮膚科でもよく処方されたり、いろいろ薬を溶かすための基剤に使われています。1875 年に発明された歴史あるお薬です。英語ではpetrolatumです。ワセリンの名前の由来は Chesebrough 社の商標vaselineの日本語読み訛ってワセリンになりました。

出典:http://www.vaseline.us/product/petroleum-jelly/vaseline-jelly.html

 

 

2.ニキビにワセリンが効く理由

その①:保湿力

白ニキビの原因の一つに乾燥で皮膚が硬くなってしまうことがあります。
ワセリンは強力な保湿効果で、乾燥を防ぎます。
なぜ、ワセリンは保湿力が強いかというと、
①ワセリンは通常のクリームと比較して、水分を通しにくいです。
②皮膚から水分が蒸発するの防ぐ力が強いです。
③結果として皮膚はみずみずしくいられます。

 

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その②:皮膚への刺激が起きにくい

ワセリンは低刺激な薬剤として有名です。
皮膚科でもらえる薬のベースにもよく使われています。
(ワセリンに有効成分を混ぜて使用する)
ワセリンはとても有効な薬剤なのでいろいろな会社が作っています。
そのワセリン中でもとくに低刺激なものがサンホワイトP1とプロペトです。
熱を加えても日光にあたっても酸化しにくいのが特徴です。
(だからといって、直射日光下で保存しないでくださいね。)

 

3.ワセリンの正しい使い方

通常のケアのあとにワセリンを薄く伸ばして使います。
ポイントはお肌に水分がある状態で使用することです。
すると、水分がお肌にとどまります。

 

4.自分のニキビにワセリンは効果はあるの?

どんなにワセリンが優れていたとしても、症状や肌質とあっていないと効果も見込めません。

効果があるのは乾燥肌の白ニキビです!

 

乾燥肌ニキビとワセリンの相性がいい

 

肌質

効果

乾燥肌

◯

混合肌

△

普通肌

☓

脂性肌

☓

ワセリンは「乾燥している肌」に効果があります。
お肌の水分蒸発を防ぎ、お肌をいい状態に保ちます。
すると、ニキビの原因の角化が起こりにくくなり、ニキビの新しい発生を防げます。
ですが、脂性肌の人にとっては油分過剰におちいり、ニキビの悪化に繋がることもあります。

 

ワセリンは、白ニキビ予防と相性がいい!

ニキビの種類

効果

白ニキビ

○

赤ニキビ

☓

黄ニキビ

☓

紫ニキビ

☓

毛穴の中に皮脂がたまった状態が白ニキビです。
その皮脂でアクネ菌が繁殖し、炎症を引き起こした状態が赤ニキビです。
赤ニキビが進行し、黄ニキビは膿が溜まった状態です。
そして、紫ニキビは炎症が広い範囲に拡大し、硬くなった状態のニキビです。

 

どうしてワセリンと「白ニキビ予防」と相性がいいの?

通常のスキンケアで白ニキビができてしまう人は、毛穴に角質が詰まりやすい体質です。
乾燥しやすい人は、乾燥が刺激となって、角質が増えます。
ワセリンは強力な保湿効果で乾燥を防ぎ、肌本来のバリア機能を回復します。
これにより角質の過剰産生を防ぎ、白ニキビの発生を抑えます。
ただし、脂性肌や普通肌の人には効果がありません。
1ヶ月使用しても、全く効果がなかったり、悪化するようなことがあれば、ニキビ専門クリニックを受診し、専門家に治療法を相談しましょう。

 

赤ニキビには不向き??

赤ニキビは毛穴の中の皮脂にアクネ菌が繁殖して、炎症を起こしている状態です。
この状態にワセリンを使用しても、赤ニキビに対して効果は薄いです。
ただし、赤ニキビの前段階の白ニキビに対しては効果があります。
なので、ニキビの予防目的にワセリンを使用しても問題はありません。
ただし、脂性肌や普通肌の人にはあまり効果がありません。
1週間使用し、全く効果がなかったり、悪化するようなことがあれば、ニキビ専門クリニックで相談しましょう。

黄色ニキビ、紫ニキビへのは効果はある?

答えは残念ながらNoです。
黄色ニキビ、紫ニキビでは、アクネ菌が増殖し、炎症も起きているので、ワセリンだけでは効果が不十分です。
通常この状態の場合、クリニックでは、外用薬(塗り薬)だけでなく、内服薬なども追加して治療を行います。  
黄ニキビ・紫ニキビはニキビ専門クリニックを受診しましょう。

 

【白ニキビ編】第1位と第2位の比較

ピーリング石鹸とワセリンどっちがいいの?

肌質

ワセリン

ピーリング石鹸

乾燥肌

◯

☓

混合肌

△

△

普通肌

☓

◯

脂性肌

☓

◎

ワセリンとピーリング石鹸を比較すると、お肌の皮脂量と水分量で効果が異なってきます。
自分のお肌に合っているお薬を使うと最大限の効果をえられます。

 

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5.まとめ

ワセリン サンホワイトP-1は白ニキビ予防としては有効な薬です。
ただし、1ヶ月使用しても効果が見られないときは、別の治療法が適しているかもしれません。
あなたにあった最適な治療法は専門家でないとわからないことが多いので、気になる方はニキビ専門クリニックで相談してみましょう。

6.皮膚科医からの注意事項

市販薬よりもクリニックで診断してもらい、処方される薬のほうが効果的です。
ですが、クリニックに来れる時間的余裕のない方も多いと思います。
なので、今回は、もし皮膚科医がニキビ治療に市販薬しか使えなかったら?
という仮定の中でのお話です。

 

おすすめの市販のワセリン:サンホワイトP-1

 

【成分・分量】

成分

分量

ワセリン

100%  

【希望小売価格】
サンホワイトP-1:50g: 1,200(税抜)

対象 

★★★

白ニキビ

効果  

★★★★

保湿をして、白ニキビを防ぎます

即効性 

★★  

新しく白ニキビができるのを防ぎます。

値段  

★★★ 

1200円

安全性 

★★★ 

脂性肌には無効

使用感 

★★  

塗るとテカテカする

におい 

★★★

無香料