これからスキンケアをはじめる中学生・高校生へ。
洗顔料を使って顔を洗うようになったり、化粧水を使い始めるのはおそらく中学生くらいからだと思います。自分のことを振り返ってみてもニキビがではじめた時期(私の場合は小6~中3ぐらい)から洗顔をはじめたので。
高校生ぐらいになると、お化粧しはじめる人が一気に増えてきます。学校にいくときはすっぴんでも休みの日に外出するときはお化粧するという子がいるとかいないとか。私の学生時代に比べると明らかに化粧品を使う年齢は低年齢化しているし、メイクはメイクで濃くなっていると思います。
このサイトは正直申しますとメイクが大好きな子にはあんまり役に立ちません。私が伝えたいのはメイクやスキンケアをやりはじめたばっかりの今、10代のうちに本当に正しいスキンケアの方法を知ってほしいということです。20代にもなると、ほとんどの人がスキンケア依存症になってしまって基礎化粧品を手放せない状態になってしまいます。
もし、あなたのお母さんがスキンケアに力をいれていて色々な化粧品を使って肌のお手入れをしていたら聞いてみてください。「それで、本当にお肌きれいになってるの?」と。もしかすると何もお肌の手入れなどしていないお父さんのほうが肌がきれいだということもあると思います。
「スキンケアしないことが実は美肌になる一番の方法。」うすうす気づいていながら誰も声を大にして言えなかったことが今ひそかに広まっています。
常識破りの保湿スキンケア。
ということで、いまやっているスキンケアと真実のスキンケアはどう違うか比べてみてください。
【常識1】 洗顔料を必ず使って洗顔するようにしている。
→洗顔は水あるいはぬるま湯で十分です。お湯の温度が40度近くなると皮脂が落ちすぎるので注意です。ぬるま湯(32~34度)で洗うだけでも皮脂や余分な汚れは落ちます。洗顔料を使うと必要以上に肌のうるおい成分を奪ってしまうので乾燥する原因になりますし、過剰な皮脂分泌の原因にもなります。
【常識2】 メイクはクレンジングで完璧に落とすように時間をかけて行っている。
→クレンジングは界面活性剤の塊であり、最も肌ダメージを与えます。そのため肌に長い時間置いておくというのはNG。できればクレンジングそのものを使わないようにしてください。メイク汚れはどうするの?ということですが、普通のメイクや紫外線吸収剤不使用の日焼け止めなら石鹸でも落ちます。クレンジングをすればするほど肌トラブルの原因になるということは覚えておいてください。
【常識3】 洗顔後はたっぷり化粧水で保湿している。
→日本人の女性が一番間違っている保湿方法ですが化粧水では保湿できません。水は蒸発するときに角質層を壊すため化粧水をたっぷり使えば使うほど蒸発する量が増えますし、角質がふやけて破壊される範囲も広くなります。これまでの保湿の常識とは真逆ですが、化粧水をつけると肌はどんどん乾燥するようになります。
【常識4】 でも化粧水を使うと肌がしっとりするけど...。
→それは化粧水に含まれているコラーゲンやヒアルロン酸などのぬめっとした感触をしっとり感じるためです。粘り気の強いとろんとしたものをつけると水分蒸発を遅らせることができるのでそのぶん肌が潤ったように感じます。とろみをつけたところで水はいずれ蒸発し乾燥しますし、水分が蒸発した後、粉末の形にもどった肌に残ったコラーゲンやヒアルロン酸がさらに皮膚の水分を吸い上げるので余計に乾燥するようになります。
【常識5】 乾燥肌なので保湿力の高い基礎化粧品をラインで使っている。
→肌のうるおいを取り戻したいなら基礎化粧品、ファンデーションなど肌につけるものはすべてやめて水で洗うだけの洗顔に切り替えてください。どうして乾くという場合はワセリンを塗ります。肌の再生力や修復力を信じて肌に負担になるものを減らしてあげたほうが肌みずからが潤う力を引き出せるので、肌の水分保持力も高めることができます。
中学生・高校生のうちから正しい保湿を心がける。
およそ信じられないことばかりだったと思います。だから常識破りと銘打っているわけですが。
従来のいわゆるスキンケアの常識が美肌の役に立ってないのはメイクやスキンケアを特に実践している20~40代女性の汚い荒れた肌をみれば明らかです。シワやたるみはあっても肌自体の美しさを比べれば70~80代のおばちゃんのほうが若い女性よりもおそらくずっときれいなはずです。
いわゆる常識といわれる保湿ケアやスキンケアを続ければ必ず乾燥肌、そして敏感肌になります。日本式のスキンケアをフランス人に1か月だけ試してもらったらほとんどの人が敏感肌になったというロレアル社が行った実験があるぐらいなので間違いありません。
せっかく肌ツヤがあり、ぷるぷるで弾力があった10代の肌もメイクを覚えて、クレンジングをするようになり、化粧水をたっぷりつけるようになると年を重ねるごとにどんどん乾燥するようになり、不安定になってきます。肌質の変化は加齢のため、環境のせいと言い訳したくなりますが、間違いなく毎日の誤ったスキンケアの積み重ねの影響でしょうね。
美容液やクリームなどを使うと確かに肌はつるつると光沢がでてキレイに見えます。でもこれは本の表紙が光沢があるのと同じで合成ポリマーが含まれているからで美容液やクリームが輝いているのであって肌が輝いているのではありません。また、保湿成分にしろ美白成分にしろいわゆる有効成分というのは肌のバリア機能を壊して肌内部に浸透してきます。
そのせいで肌が乾燥するようになりますし、有効成分と一緒に防腐剤など肌に有害な物質も浸透してくるのでむしろ肌にとってはダメージになります。おばさん達が頑張って高級化粧品を使ってスキンケアをしても肌が一向にきれいにならないのはこういう理由があるからです。
いずれにせよ、今の一般常識としてのスキンケアや保湿はかなり化粧品メーカーの都合によるところが大きいということはぜひ知っておいてください。10年、20年と肌ダメージが蓄積されてトラブルまみれになり基礎化粧品依存症になってから今まで信じていたスキンケアを変えるというのは難しいです。
10代のまだメイクにもスキンケアにも依存度が低いうちに本当に効果のある方法を知っておいてほしいなと思います。何もしないスキンケアについては『何もつけないスキンケア【最新流儀】』にもまとめてあるので是非チェックしてみてください。