- 爪のカビ【グリーンネイル】の原因と治療・対処法まとめ
爪のカビ【グリーンネイル】の原因と治療・対処法まとめ
みなさんジェルネイルを楽しんでいますか?
いつまでも美しい爪を保っていくことがネイルを楽しむ上では欠かせません。しかし、お手入れを怠ると恐ろしいトラブルにあってしまうこともあります。
スカルプやジェルネイルを楽しんで頂いている皆さんなら「グリーンネイル」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
いわゆる爪のカビでして、これができてしまうとジェルネイルをお休みしないといけません。
ネイルもできないし、カビが生えたって気持ち的にも嫌ですよね。。
こんな爪のトラブルに合わない為にも今回はこのグリーンネイルの原因や症状、治療法などを解説していきます。
ぜひ参考にして頂いてきれいな爪でネイルを楽しんでいけるようにしましょう。
グリーンネイルとは?
上記の写真のように爪が緑に変色してしまうのがグリーンネイル(爪カビ)です。
スカルプやジェルネイルと言ったファッションネイルの人気とともにこの爪の病気も年々増えています。実際にはネイルをしている方の約6割がグリーンネイル予備軍とされ注意が必要な方々です。
症状が悪化するまで気が付かないことも多いので知らず知らずのうちにひどくなってしまうことも。
あなたの爪は大丈夫ですか??
グリーンネイルの症状
ジェルネイルが浮いているのにを放置していたら爪が緑色になっていた。
これが爪カビ(グリーンネイル)です。
しばらくネイルはお休みだって~
症状は軽度から重度まであり、放置しておくと自分での対処が難しくなる場合もあります。もしなってしまったら以下の解説をご覧いただいて自分の爪の状態を確認し、適切な処置を行いましょう。
爪カビ 軽度
上記の写真のように軽度では爪がうっすらと変色している程度です。
まだ表面にのみカビがある状態ですのでファイル等で削れば除去することができます。
爪カビ 中度
カビの範囲が広がり、上記の写真のように変色部分の色も濃い緑や黒になってきます。
中度まできてしまうと削っても完全には徐々できません。軽度のグリーンネイルでも放置すればすぐに中度まで至ってしまいますので早急な対処が必要です。
爪カビ 重度
かなり広範囲に爪カビが広がり、みなさんもよく知っているまさしくカビという色になってきます。
上記の写真くらいまで至ってしまうと自分やネイルサロンでの治療はできなくなってしまいます。
また爪甲剥離症など他の病気にも繋がりますので早急に病院へ行かれることをおすすめします。
痛みはない
グリーンネイルには基本的に痛みなどの自覚症状はありません。
ですので経験者の中にはジェルネイルを外して初めて気づいたという方も多いはずです。
まれに痛みを感じる方もいらっしゃるようですが、これは爪がかなり薄くなっている上にカビが生えているからだと予測されます。
こういった場合もすぐに病院へ行きましょう。
グリーンネイルはうつるの?
基本的には他の人や違う爪にうつったりはしません。
【爪を削った器具を介して他の指にも感染する】
などと言われていることもありますが、これは間違いです。
以下は中日メディカルサイトという中日新聞が運営されている健康・医療サイトの神楽坂 肌と爪のクリニックの野田弘二郎院長への取材記事より抜粋させて頂きました。
このように専門の医師もうつることはないとしていますので必要以上に心配しすぎないことも大切です。
ただ、
- 免疫力の落ちている重病者
- 同じく抵抗力の弱い高齢者
などは感染の危険があるようです。しかし、普通の人が疲労がたまっているくらいではうつったりしません。
グリーンネイルの原因
緑膿菌という言葉はあまり耳にしない言葉かもしれませんが、この菌がジェルなどのつけ爪と自爪の隙間に入り込み、繁殖するのがグリーンネイルの原因です。
緑膿菌はどこにでもいる常在菌でカビの1種です。
この菌は狭く、湿気のある場所で増えやすく、ジェルネイルと自爪の隙間などに入り込むと繁殖しやすくなるのです。
以下のような例でグリーンネイルのリスクは高まってしまいます。
あなたは大丈夫ですか?注意しましょう。
例1.処理をせずジェル・スカルプネイル施術をする
ジェルの密着をよくするサンディング(爪に傷をつける工程)や消毒などを怠ると、ジェルの浮きや菌の繁殖の原因となりカビてしまう危険が高くなります。
これは実はセルフネイルをされる方によくあるんです。
たしかに面倒な工程かもしれませんが、ジェルの持ちや衛生面に関係する重要な工程ですのでしっかりとして欲しいと思います。
削りすぎると爪が痛むということも事実ですが、サンディングが甘いとすぐにジェルが外れてしまう事もあります。そうなったらまた付けないといけませんし、その分また爪にも負担がかかります。
グリーンネイルにならないためにも、キレイな爪を維持するためにも自信のない方はやはりプロのネイリストにジェルは施術してもらうのがおすすめです。
例2.ジェルが浮いても放置する
「ジェルネイルが浮いているけど、ちょっとくらいなら大丈夫!」
そんな風に思っていませんか?少しの浮きでも菌が隙間に侵入し、体温で温められて繁殖し、カビの原因になってしまいます。
特にジェルネイルは持ちがいいのでついつい交換時期(ジェルネイルの場合約3週間)を過ぎてもつけ続けている方も多いのではないでしょうか?
交換時期を過ぎると爪の成長の影響などで隙間ができやすくなります。ですのでネイリストは「ジェルの交換時期を守って下さいね」と言うのです。
交換の時にジェルをオフしたら爪が緑でびっくりした人もたくさんいるはずですよね。
例3.手汗をかきやすい体質
ジェルをライトで固めるのでライトで温められて指先は汗をかきやすい状態になり、水分が爪の隙間に入り込みグリーンネイルの危険が高まってしまいます。
特に手汗をかきやすい人はエタノール等でジェル塗布前にしっかりと水分を飛ばしましょう。
水分や油分がジェルなどに混ざると持ちが悪く浮きやすくなり、水分が入り込みカビ菌が繁殖してしまいます。
指先の水分には十分に注意をしてジェルネイルの施術は行いましょう。特にセルフネイル時では特にしっかりと処理をして下さい。
例4.指先をよく使う仕事
ジェルは強い衝撃が加わると浮いてしまうこともあり、グリーンネイルのリスクが高くなります。
ですので指先をよく使う仕事の方はジェルが浮きやすくグリーンネイルになりやすいです。代表的なのは事務員さんですね。
パソコンのキーボードを叩くのは実は思っているより爪に衝撃が加わっています。
毎日繰り返しているとかなり浮きやすいのでこういった方々は早めにジェルを交換するのがグリーンネイルを防ぐポイントです。
- 美容師さん
- 主婦さん
- 事務員さん
などは特にグリーンネイルに対しての注意が必要よ!
では対処方法を解説するわね!
グリーンネイルの対処・治療方法
治し方・対処方法として以下のようなポイントを押さえておきましょう。
- 大前提としてジェルやマニキュアなどファッションネイルは中止する
- 軽度のものは自分でも対処可能
- 中度~重度のものは病院で医師に診てもらう
ジェルやマニキュアは中止が鉄則!
最初に説明しておきたいのですがグリーンネイルになってしまった場合、ジェルネイルやマニキュアをされているのならすぐに中止するのが一番です。
さらにジェルの場合、無理矢理はがしたりするのは禁物です。
爪がさらに傷つきボロボロになってしまいます。ネイルサロンに行き、グリーンネイルになってしまっている事を伝え、オフしてもらうのが最善策です。
清潔にし、乾燥させれば緑膿菌もいなくなりますので、2週間くらいは爪になにもせず経過を観察しましょう。
爪が伸び緑の部分がなくなるまでネイルは我慢です。
グリーンネイル軽度の場合の対処方法と治し方
症状が比較的軽度の場合、自分で処置を行うことも可能です。
ジェルをオフしてファイル(爪やすり)で注意深く緑になっている部分を削り、除去しましょう。軽度の場合はこれだけでもグリーンネイルの除去が可能です。
処置後、しっかりと消毒をしジェルネイルを施すことも可能ですが、おすすめはしません。
中度の対処方法
中度程度まで進行してしまっている場合、ファイルで完全に削るのは難しくなっています。
削りすぎてもいけませんので無理のないところまで削り、しっかりと消毒をして処置をします。
軽度の場合と同じく、経過を見ながら2週間くらいは爪を休ませましょう。
基本的に症状の度合いに限らずグリーンネイルの場合、ネイルサロンでのジェルネイルは断られることがほとんどです。私もグリーンネイルになっているお客様にはジェルは施術できないと説明します。
それが大切な爪を守るためには最善です。
重度の場合の対処方法
かなり症状が進行している場合は自分やネイルサロンでも処置は不可能です。
まずネイルサロンに行き、ジェルをきれいにオフしてもらってから、皮膚科を受診しましょう。
最近、グリーンネイルがかなり増えてきていますのでどこの病院でもすぐに対応してもらえるはずです。
治療は外用薬(塗り薬)を処方されることがほとんどですので、正しく使い治療に努めて下さい。完治まで早くて2ヵ月~遅くて数カ月~1年近くかかる場合もあります。
自分で対処する場合の手順と注意点
ネイルサロンや病院には行かず自身でグリーンネイルに対処する場合には以下のような手順を行いましょう。
※ある程度ジェルの知識と技術が必須です。自信のない方はプロに任せることが最善です。
手順1.爪カビ部分を除去
まずは変色している部分を取り除きます。
ジェルは表面をファイルで削って残りはアセトンを使って溶かします。
爪が柔らかくなりますので「プッシャー」を使い除去していきます。
残った細かい部分は再度ファイルで削って完全に除去します。(中度以上の場合は完全にはなくなりません。)
手順2.消毒
カビ部分を取り除いたら消毒します。
塗り薬などを使う場合も先にしっかりと消毒してから使うようにしましょう。
手順3.器具は使い捨てにする
使った器具は基本的に使い捨てにします。(金属のものは消毒してまた使えます。)
基本的に他の爪にうつることはないですが、万全を尽くすのなら使いまわしはしないのが賢明です。
ファイルは古くなったものなどで除去するのがおすすめです。
グリーンネイルに効く「薬」 クリアネイルショット
高浸透型の爪カビ専用の治療薬です。
植物成分由来で副作用の心配もほとんどなく安全性の高さでもおすすめ。
ネイルサロンでも取扱いがあるほど有効な商品ですので、自分で治したいという方はぜひ使ってみて下さい。
皮膚科でのグリーンネイル治療について
よく「どこの皮膚科に行ったらいいですか?」と聞かれることもありますし、ネットでもグリーンネイルを診てくれる病院を探しておられる方々をよく見ます。
基本的にはカビ菌ですので水虫と同じです。治療薬も特別なものではないのでどこの皮膚科でも見てもらえるのでご安心下さい。
まずは早く対処することが大切です。お近くの皮膚科でも大丈夫ですのでまずは1回医師に診察してもらいましょう。
グリーンネイルが完治するまでの期間は?
これもよく聞かれる質問です。症状の具合にもよりますので一概には言えませんが早くて2ヵ月~遅くて1年以上かかることもあります。
また手に比べ、足の爪の方が治りが遅く最低でも半年近くかかります。
もちろんですがこの間、ジェルなどはできません。
根気よく治していくしかないのが現状です。早く発見し、早く対処をすればその分完治も早くなります。
常日ごろから爪の状態や浮いていないかなどはチェックしておきましょう。
グリーンネイルを予防しよう!
最後にお伝えしたいのはまずはグリーンネイルにならないことが大切ということです。
経験のある方ももう二度となりたくない。と思いのはずです。
爪カビ(グリーンネイル)は少し注意し、メンテナンスすれば簡単に防ぐことが可能です。
予防のためのポイントを解説していきますので、しっかりと理解しておいて下さいね。
その1.セルフでジェルをする場合は消毒・下準備をしっかりとする
自分でする場合、ネイルサロンよりもかなりリスクが高いです。ジェルと爪が密着するようにサンディングなど下準備をきちんと行い、消毒もしっかりとした上でジェルを塗布しましょう。
浮かない・浮きにくいようにするためにはこの工程はとても大切です。そのことがグリーンネイルの予防に繋がります。
その2.信頼できるネイリスト・サロンを探す
ジェルをネイルサロンでしている場合は、安心して任せられるネイリストに出会うことも大切です。
きちんとした技術を持っていてあなたの爪に対して責任を持ってくれる人にお願いしましょう。ネイリストの技術力によってもジェルネイルの持ちは変わってきます。
その3.ジェル・スカルプの交換時期は守る
基本的にはジェルやスカルプは約3週間で新しく付け替えるのがベストです。
これを過ぎても付け替えない方も多く、このことがグリーンネイルの原因として最も多いでしょう。
ネイルサロンでも次の来店の目安などの説明があると思いますのできちんと交換のタイミングは守りましょう。
その4.指先の水分をきちんとふき取る
水分が爪の隙間に入り込むのがよくないので水仕事、入浴後は爪の水分をタオルなどでしっかりとふき取り、乾燥させます。
爪を清潔に保つもとも大切です。
また可能であればドライヤーなどを軽く当て水分を飛ばしましょう。その際は次で説明するお手入れも一緒にやると効果的です。
その5.オイルで爪のお手入れをする
以外と忘れがちな爪のケアですが、やるとやらないのではジェルネイルの持ちもかなり変わってきます。
衝撃や過度の乾燥でもジェルは浮いてしまいますので、毎日オイルを塗りお手入れしていきましょう。
「ユーカリ」や「ティーツリー」といった成分はネイルオイルでは一般的ですが、カビを抑制する効果もあるんです!
入浴後などが最もケアに適しています。すぐにできますので継続してケアをしましょう。それがグリーンネイルの予防にも繋がります。
まとめ:グリーンネイルは予防と早急な対処が大切
みなさんいかがでしたか?
爪のカビは確かに嫌なものですが適切な予防、そして早めの対処をすればそれほど怖いものではありません。
特に水をよくさわるお仕事の方、主婦、そして湿気の多い夏場はグリーンネイルに要注意です。
ジェルネイルの交換時期などはきちんと守り、きれいな爪を保っていきましょう。
みなさんの素敵なネイルライフを応援しています。
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