「米ぬかのあがり湯保湿エッセンス」は、浴室を出る前にお湯に混ぜて身体にかける、という独特の使い方をする製品です。では、なぜそのようなボディケアが必要なのでしょう。お風呂に入ると、肌がしっとりするような気がします。けれど、それはお湯や湯気で肌がふやけているだけ。浴室から出てタオルで拭いている間にも、肌は徐々に乾燥していきます。肌を乾燥させる要素は3つ。ゴシゴシこすること、お湯に浸かること、残留塩素です。
それではまず、ゴシゴシ洗うことから。肌のバリア機能は、肌の最も外側にある角質層が担っています。大切な働きをしているのに、0.02mmとラップ並みの薄さ。ゴシゴシ洗うと簡単に傷つき、一時的にバリア機能を失ってしまいます。すると、バリアによってせき止められていた天然保湿因子(NMF)とセラミドが溶け出します。加えて、お湯に浸かると角質層が膨張し、角質細胞の整列が乱れ、やはりNMFとセラミドが溶け出してしまうのです。そして最後は残留塩素。水道水は、細菌や雑菌を防ぐため、一般的に塩素を含んでいます。飲用する上での安全性はクリアしていますが、塩素の効力はわずかに残っています。それにより、皮脂膜と、角質細胞中の天然保湿因子、細胞間脂質のバランスが崩れ、バリア機能が低下するのです。
塩素による刺激は気にならないことがほとんどですが、敏感肌の場合、毎日少しずつかかった負担が、肌荒れとなって現れることもあります。とくに気をつけたいのは子どもです。0歳から10歳までの間は、肌のバリア機能も成長途中。大人に比べて皮脂の分泌量が非常に少なく、塩素の影響を受けやすいことを、覚えておいてほしいと思います。以上が、入浴によって肌のバリア機能が一時的に低下する理由です。何のケアもしないでいると、入浴後20~30分で、肌の中にある水分まで失われてしまう、過乾燥になってしまいます。そこで活用したいのが、「米ぬかのあがり湯保湿エッセンス」です。浴室から出る直前に使えば、乾燥~過乾燥を抑えることができるように処方しました。
【コラム】ぬか袋から着想した
「米ぬかのあがり湯保湿エッセンス」
1. ぬか袋から着想した「米ぬかのあがり湯保湿エッセンス」
「ぬか袋」をご存じでしょうか。ぬか袋は文字どおり米ぬかを入れた袋。肌をこすって洗うために、古くから使われていたものです。お湯を含ませてこすると、米ぬかに含まれる成分が肌の汚れを落として、しっとりと洗い上がります。「肌が白くなる」ともいわれ、とくに洗顔に使われていたそうです。江戸の文化年間(1804~1818年)に出版された『都風俗化粧伝』にも、「まず洗顔は糠袋」と、当時の美肌術の第一番目に現れます。浮世絵には、湯屋の中で、使った米ぬかを捨てている女性の姿が描かれたものもあるほどです。当時の主要な、100%ナチュラルな洗顔料といえるでしょう。
この冬には私たちも、米ぬかを生かした3つの新製品を発売しました。なかでも個性的なのが、「米ぬかのあがり湯保湿エッセンス」。湯桶のお湯に混ぜて全身にかける。使い方は至ってシンプルですが、淡い乳液状になったお湯には、米ぬか油と米ぬかエキスが含まれていて、全身にくまなく広がります。背中や二の腕の裏など、手が届きにくい所の保湿ケアにもってこい。短時間でボディケアが済むのもよいところです。お風呂上がり、お子さんの世話で自分のことに時間をかけられないお母さんたちのことを思いながらつくりました。
M-mark米ぬかの
あがり湯保湿エッセンス
新製品
湯桶一杯分のお湯に混ぜ、入浴時の最後に全身にかけ流す保湿エッセンスです。角質層に浸透し、潤いを補給する米ぬかエキスと、肌表面に膜を形成して水分の蒸散を防ぐ米ぬか油を配合。有用成分が溶け込んだ乳白色のお湯は、肌あたりがやわらかく、湯あがりの肌を乾燥から守ります。
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使用上の注意
残り湯は白物やおしゃれ着などの洗濯、すすぎには使用しないでください。残り湯に衣類を入れたまま長時間放置しないでください。
全成分
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル[エモリエント]、コメヌカ油[エモリエント]、ポリソルベート80[乳化]、テトラオレイン酸ソルベス-30[乳化]、オレイン酸ソルビタン[乳化]、水[溶媒]、コメヌカエキス[肌を整える]、BG[溶媒]、トコフェロール[品質安定]
使用方法
湯上り時に湯桶に2L程度のお湯を取り、本品5~10mLを混ぜ、全身にゆっくりかけてください。その後、タオルで軽く水気を拭き取ってください。入浴料として使用する場合、1回につき浴槽のお湯に40mLを入れ、よく混ぜててから入浴してください。