連載
» 2015年03月20日 06時00分 UPDATE

身体を張って検証しました:お菓子だけじゃなく主食も――ドラッグストアのダイエット食品でやせられるか再挑戦

ドラッグストアで購入できるダイエット食品は種類が豊富。とはいえお菓子系が多く、どうも食事という感じがしない。そこでなるべくお菓子よりも主食になりそうなものを探してみた。一応やせたが釈然としないのはなぜだろう……。

[小林誠,ITmedia]

 ドラッグストアには大量のダイエット食品が並んでいる。前回はそんなダイエット食品の一部を集めて1週間、毎日食べてみたのだが失敗した。その理由はお菓子のような商品が多いため。どうしても物足りず、食事を追加することになる。

 今回は主食になれるダイエット食品を中心にそろえたので、だいぶ食事の量は抑えられ、実際やせることができた。しかしこの方法を続けるのはやはり限界がありそう。そのあたりもふまえて1週間を振り返る。

商品が豊富なドラッグストアだが、よく見てみると似たような商品が多い。お菓子以外では、雑炊、リゾットが中心。これを毎日続けるのは難しい……

ダイエット食品は豊富で飽きにくい……と思いきや?

 ドラッグストアの豊富なダイエット食品を食べ続ければやせられるのではないか、と考えた企画だが、結論から言うと長続きさせるのは困難だ。気付いたことを以下にまとめる。

メリット

  • おいしい
  • 食べごたえがある

デメリット

  • 似たような商品ばかり
  • 1食分が少ない
  • 数食分を一気に食べてしまう
  • 費用がかかりやすい

 前回はお菓子ばかりになり失敗したので、今回はなるべく主食になるもの、食事として耐えられるものを探したのだが、それでも雑炊やリゾットばかり。お菓子系でもなるべく腹にたまりそうなものを選んでみたものの、味は似ている。豊富な商品があるのに早くもウンザリ。飽きてしまった。

 そこで毎日の食事に「こんにゃくゼリー」を加え、間食のカロリーを減らし、ダイエット食以外の食事にもひと工夫を加えたのだが、1週間という期限では大した結果はだせなかった。

6食入りだが、すべて味が違うヘルシーキューピーの玄米雑炊セット
前回も大活躍のアサヒフードアンドヘルスケアからはスープリゾット。結局雑炊かリゾットか、という似たような食事になってしまう
「おからだから」は「しっとりケーキ」とうたうダイエット食。食べごたえはあるがお菓子だ

コストパフォーマンスの良いダイエット食、短期間なら成功しそう

 以下の表は、今回のダイエット食をまとめたもの。全15品で合計3551円、総カロリーは3196.2kcalだ。

ドラッグストアのダイエット食品
メーカー商品名価格(税込)カロリー(内容すべて)
アサヒフードアンドヘルスケア発芽玄米入りスープリゾット(5食)1008円400kcal
ヘルシーキューピー玄米雑炊6食セット996円794kcal
ナリスアップ コスメティックスぐーぴたっ クッキー(3本)140円177kcal
ナリスアップ コスメティックスぐーぴたっ ビスケット(3枚×3袋)150円193.2kcal
ナリスアップ コスメティックスぐーぴたっ 豆乳おからビスケット(3枚×3袋)150円156kcal
江崎グリコおからだから しっとりケーキ メープル(2個)138円192kcal
江崎グリコおからだから しっとりケーキ さつまいも(2個)138円198kcal
江崎グリコおからだから しっとりケーキ チョコチップ(2個)138円196kcal
オリヒロプランデュぷるんと蒟蒻ゼリー グレープ(6個)95円78kcal
オリヒロプランデュぷるんと蒟蒻ゼリー グレープフルーツ(6個)95円0kcal
オリヒロプランデュぷるんと蒟蒻ゼリー イチゴ(6個)95円84kcal
マンナンライフ蒟蒻畑 温州みかん(12個)145円300kcal
マンナンライフ蒟蒻畑 ピンクグレープフルーツ(12個)145円300kcal
ポッカサッポロじっくりコトコト こんがりパンスープ 全粒粉パン118円128kcal
総計15品3551円3196.2kcal

 1日1回これらを食べるとして、1食およそ507円、456.6kcalとなる。カロリーだけをみたら明らかにやせる。また食事代も限りなくワンコインに近くなった。実際、短期間であればこの食事を続けることは可能だし、このラインアップはお腹にもたまるので、短期間なら成功の可能性は高い。

 しかし似たような商品が多いうえ、雑炊やリゾットは2~3食分を一気に食べる。おいしいものの、続けていると、すぐになくなり、買い足して結局費用が倍になる可能性も。味も似ていて長期間では失敗の可能性は高そうだ。

全粒粉パン入りのスープ。パンだけならほんの少し。しかしスープがあるおかげで腹にたまる。ただそれでも1個では足りない。3個くらい一気に食べたい……
「ぐーぴたっ」はクッキーとビスケット。クッキーは中にソースが入っており、歯ごたえもあって、とくにおいしい
リゾットも3袋を一気に入れて食べたくなる。それでもカロリーは低いが、コストは一気に上昇してしまう
いつもの食事に「蒟蒻ゼリー」を加えることで、カロリーのある間食や、おかわりを防いでみた。有効ではあるが、やはりこれも1袋丸ごとすべてのゼリーを食べたくなってくる

なんとか体重が800グラム下がる 年齢も若返ったが37歳……

 前回よりは食べ過ぎていないと感じていたこともあって、体重を測るのは楽しみだった。しかしこちらの予想よりも体重の減り具合は穏やか。たった800グラムの減量である。

 体重計にタニタの「インナースキャン50 BC-313」を使っていたため、体重以外の項目も計測が可能。1週間前からの変化をまとめたのが以下だ。

  • 体重/82.80キロ→82.00キロ
  • BMI/29.2→28.9
  • 体脂肪率/25.5%→24.8%(いずれも軽肥満)
  • 筋肉量/58.50キロ→58.45キロ(いずれも多い)
  • 内臓脂肪/13.0レベル→12.5レベル(いずれもやや過剰)
  • 基礎代謝/1日1761kcal→1757kcal(標準)
  • 体内年齢/38歳→37歳

 とりあえず全体的に改善はしているのだが、筆者はそもそも通常時の体重が82キロ前後なので、800グラムやせた程度では、誤差の範囲。この程度では期待外れである。

 さらに実年齢が32歳なのに体内年齢はいまだ37歳。1歳若返ったとはいえ、まだまだ老けている。

(左)初日。(右)7日後に800グラム下がる
筋肉量や基礎代謝も下がっているのが心配。やせるために仕方がないとはいえ……

 2週続けてドラッグストアで購入したダイエット食を試したが、効果を体感するのは難しい。しかも飽きている。そこで次に試すのがオンラインショップのダイエット食だ。

 オンラインショップとなると、ダイエット食のラインアップは何万点といった数字になる。まずAmazonで購入できるダイエット食を試してみるが、検索してみると「主食になりうるダイエット食」がドラッグストアよりも豊富で、選びやすい。

 商品のマンネリ化を防ぎ、さらに腹持ちもよく「本当の食事になる」、そんなダイエットの理想像がオンラインショップのダイエット食品では実現できるかも? 来週こそ本当に期待してほしい。

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.