・『インターネットは、永遠にリアル社会を超えられない』
ディスカヴァー・トゥエンティーワン(2015年2月)
・キンドル版も発売されています(20%off)
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・【NPO法人 江東映像文化振興事業団春季市民映画上映会 KCON2】
2015年2月28日、土曜日午後3時半から(すみだ産業会館)。『NPO法人江東映像文化振興事業団春季市民映画上映会(KCON2)』市民上映と解説、特別講演。
・15:00 開場(ご自由にご着席ください)
・15:30-16:00 【特別講演】日本映画を観ないものは大馬鹿者である! 講演*三浦小太郎
・16:30-18:30 『突撃』 1957年 S/キューブリック監督 88min 解説*古谷経衡
・18:50-20:55 『望楼の決死隊』 1943年 石井正監督 95min 解説*但馬オサム
入場・講演聴講は全て無料です。 大会詳細→/FBイベントページ/フライヤー詳細
・【イベント情報】2015年3月5日、木曜日夜7時から(荻窪ベルベットサン) 『インターネットは、永遠にリアル社会を超えられない』発刊記念トークイベント インターネット社会に未来はあるのか!?批評家の濱野智史氏も参戦!前売/当日共2000円(1D)。古谷経衡、/FBイベントページ
・【イベント情報】2015年3月11日、水曜日夜7時から(荻窪ベルベットサン) 昨年大人気だったあのイベントが帰ってきた!猫を経済学の視点で考える。『ネコちゃんの経済学パート2』前売/当日共2000円(1D)。田中秀臣、古谷経衡、遠藤恭葉、柚木萌花(PIP
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かくいう私は蕎麦が大好きな人間です。暇があれば、蕎麦屋に食いに行きます。
さて、私は超絶夜型人間なので、最初の食事が、夜21時とか22時になる時もあります。このようなときに重宝するのが、24時間営業の立ち食いそば屋チェーンです。主要なところでは、首都圏では「富士そば」「ゆで太郎」などが有名です。
「蕎麦は食べても太りません」
という文句です。当然、こんなものは大嘘です。蕎麦とてカロリーがあります。かけそば1杯はふつう、300kcalくらいです。人間の基礎代謝は、青年期の男性なら2000キロカロリーというところでしょう。一日の摂取カロリーが、基礎代謝と運動などで消費したカロリーを足した合計から下回れば、痩せます。反対に超過していれば、太ります。
太る・太らないという永遠の問題の全ては、腹水などの例外的病状を除けば、基本的にカロリーの足し算引き算です。
だから、1日にかけそば1杯だけを食べて、他は何も食べなければ、当然太りませんが、別にそれは蕎麦だからではなく、おにぎりでも焼きそばでもラーメンでも焼き肉でも同じことです。
ただ、蕎麦屋が言いたいのは、「他の食品と比べて、カロリーが少ないのが蕎麦である=だからヘルシーだ」という意味なのでしょう。しかしそう簡単には行きません。
蕎麦屋の収益のカラクリはオプションによって占めれています。
蕎麦屋におけるオプションというのは、天ぷらとご飯物です。蕎麦屋は、特に原価の低い天ぷらを客に消費させることで客単価を上げ、そこが収益の基本になっています。
蕎麦屋にとっては、かけそばを食べる客よりも、天ぷらを一緒に食べる客のほうが遥かに上客です。ですから蕎麦屋は、なるべく天ぷらを売ろう売ろうと、必死になっているのです。
ですからこの手の蕎麦屋では、通常、天ぷら類は分散して、オプションとして販売しています。その方が、一個あたりの単価が安く買いやすいですし、如何にも揚げたてで美味しそうに露出陳列することで、客の食欲も増します。
そうして、殆どの人が天ぷらを注文する立ち食いそば屋で、我々が食べるのは、結局のところ「天ぷら蕎麦」ということになります。かけそばに天ぷらを乗っけると、途端にカロリーが跳ねあがります。
ちくわ天一本を乗せると500kcalを超え、海老天やナス天なんかを追加すると、たちまち700kcalです。そこへきて、元来が「蕎麦はヘルシー」などと思い込んでいるので、稲荷やおにぎり、ミニ親子丼なども注文すると、もう1000kcalを軽くオーバー、まんまと蕎麦屋の戦略の術中にはまってしまいます。
仮に1000kcalオーバーだと、女性ならこれだけで基礎代謝をまるまる食ってしまう場合もあります。「食べても太らない」なんて大嘘の、とてつもないカロリーです。蕎麦屋に行ったが最後、後は1日、運動しないのならば、何も食べられなくなる計算です。
それでも、一日一食なら良いでしょうが、普通はまたお腹が減って数時間後にはまたなにか食べます。元来が「蕎麦はヘルシー」などと思い込んでいるため、昼に蕎麦を食べたら夜は重いものを…、などと更にカロリーが積み上がります。
街の立ち食いそば屋は、実質的には「天ぷら蕎麦屋」の類であることを心得、「蕎麦は食べても太らない」などというデマ(笑)に惑わされることのないよう、楽しい蕎麦ライフを送りたいものです。