プリングルズ
「プリングルズ」の名称の由来にはいくつかの説があり、ひとつは「じゃがいもを処理するための方法と装置」("Method and Apparatus for Processing Potatoes")というアメリカ特許を1937年3月5日に取得したマーク・プリングルにちなむもので、特許は脱水加工されたポテトの味を改良するために引用された。他には、P&Gの2人の営業担当者がシンシナティのプリングル通りに居住していたことにちなむもので、プリングルズ公式サイトの記載を以下に引用する。
P&Gの本社があるアメリカ・シンシナティに実在する通りの名前(Pringle Dr.)に由来します。また、“POTATO CHIPS(ポテトチップス)”、“PROCTER & GAMBLE(プロクター・アンド・ギャンブル:弊社の社名)”と並べたとき、頭韻を踏んでいることもあって、アメリカでプリングルズを発売する際、名づけられました。
商品名が「プリングルス」と発音・表記される場合があるが、日本ケロッグによる日本向け製品の正式商品名は「プリングルズ」と濁る。コルドンヴェール株式会社が米国より輸入しやまや等が販売する海外向けパッケージは、同輸入元により「プリングルス」の日本語ラベルが貼付されている。
プリングルズブランドのポテトチップスは、1968年10月にアメリカで発売され、1970年代半ばには世界的に流通するようになっていた。1967年の発売当初は、"Pringle's Newfangled Potato Chips"の商品名で売り出されたが、翌年現在の商品名に改められている。プリングルズのテレビコマーシャルは、Thomas Scott Cadden によって1968年に制作された。
現在ヨーロッパ、ニュージーランド、南米、イスラエルなど、世界各国で売られており、日本でも人気である。様々な種類の味で販売されているが、地域限定のものがあることもよく知られている。日本でも輸入雑貨店などでアメリカ版が販売されている。
日本のCMではかつて「開けたら最後。You can't stop.」というキャッチフレーズが使われていた。
- うましお味(元々は、オリジナル(P&G時代初期)→マイルドソルト→うすしお味)
- サワークリーム&オニオン味(P&G時代の初期から続く定番フレーバー)
- テキサスバーベキュー味(2006年秋・2008年春・2010年3月 -)
- 味わいコンソメ味
- グリルド・チーズ味
- 四穀チップス(2012年3月 -)- 四種類の穀物(米・ブラン・黒豆・大麦麦芽)を配合したポテトチップス。
- うすしお味
- サワークリーム&オニオン味
- リッチコンソメ味(2005年3月 - 2010年2月・2009年1月までは、フレンチコンソメ味)
- リッジ(ギザギザ)バーベキュー味
- リッジ(ギザギザ)チーズサワークリーム味
- ワイルドコンソメ味
- チーズ味(P&G時代初期の定番フレーバー)
- ピザ味
- ピザリシャス味
- ファンキーソイソース味
- ホット&スパイシー味
- クリスピーカレー味
- クリーミーチーズ味
- メキシカンタコス味
- フェタチーズ味
- ウェスタンBBQ味
- ウィンターBBQ味
- ジャーマンベーコン味(期間限定)
- グリークフェタ味(期間限定)
- グリルドシュリンプ&ペッパー味(期間限定)
- インディアンカレー味(期間限定)
- ウィンターチーズフォンデュ味(期間限定)
- ブラックペッパー味(期間限定)
- エスニックスパイシー味(期間限定)
- クラッシュドペッパー味(期間限定)
- ウインターソルト味(期間限定)
- イタリアン・ブルスケッタ味(期間限定)
- スモーキーサラミ味(期間限定)
- ハニーローストチキン味(期間限定)
- ベーコンサワークリーム味(期間限定)
- イタリアンピッツァ味(期間限定)
- スイスチーズテイスト味(期間限定)
- マヨチーズポテト味(期間限定)
- チーズカーニバル味(期間限定)
- スパイシーチキン味(期間限定)
- トルコ屋台のビーフケバブ味(期間限定)
- ホワイトクリームチーズ味(期間限定)
- シカゴピッツア味(期間限定)
- ベイクドチーズポテト味(期間限定)
- ポテトチーズグラタン味(期間限定)
- デビルホット味(期間限定)
- N.Y.チーズバーガー味(期間限定)
- グリーンカレー味(期間限定)
- からあげ味(期間限定)
- わさびのり味(期間限定)
- オリジナル味
- ローデッドベークドポテト味
- サワークリーム&オニオン味
- ハラペーニョ味
- ピザ味
- ピザリシャス味
- ホワイトチェダーチーズ味
- チリチーズ味
- スパイシーケージャン味
- ランチ味
- ランチレジャーズ味
- バーベキュー味
- ベーコンランチ味
- スパイシーグァカモーレ味
- ファイヤーホット味
- ソルト&ビネガー味
- ダイエットマイナスカロリー味
- ダイエットバーベキュー味
- パプリカ味
- テキサスBBQソース味
- ハニーマスタード味
レストランクレーバーズ
- オニオンブロッサム味
- メキシカンレイヤードディップ味
- モッツァレラ&マリネラ味
エクストリーム
- キックインチェダー味
- ブレイジンバッファローウィング味
イギリスにおける法闘争
イギリスでは低所得者救済のため、生活必需品の消費税率を低く、嗜好品の税率を高くする軽減税率の政策を採っている。プリングルズは嗜好品にあたるポテトスナックとして17.5パーセントの課税対象商品とされていたが、米P&G社はジャガイモの使用量が50%以下である事、当局の定めるポテトスナックの基準が「ポテトチップ、ポテトスティックなどポテトやジャガイモ粉、ジャガイモのでんぷんを原料とした菓子類」であるなどを理由にポテトチップスではない(嗜好品ではない)と主張して争った。2008年7月の一審では英高等裁判所がP&G側の主張を認める判決を下したが、2009年5月の二審で英控訴院が逆転判決を下し、P&Gは敗訴。プリングルズはポテトスナックに分類され課税対象となることで決着した。
アメリカ合衆国におけるプリングルズ
- ダブルカプセルパックなどといわれる2ケース入り商品などがある。袋入りや、3ケースセット、日本でも販売されているミニケース商品などがある。
- カロリーをおさえたものとして代替油脂のオレストラが含まれている場合があり、これが下痢や血便、腹痛などの副作用を引き起こすため、テレビ番組などで揶揄されることがあった。
- 2005年より一つ一つのポテトチップに、赤や青の食用色素でスポーツや音楽などに関するクイズや豆知識などを印刷した「プリングルズ・プリンツ」を販売している。日本でも2006年に豆知識や王様ゲームを印刷した「プリングルズ プリントチップス」としてセブン-イレブンなどで限定発売していた。
- 子供たちが学校に携行するランチにポテトチップスがつく場合がある。食べ過ぎを防ぐために少量しか入れられない「携帯プリングルズケース」もある。
- プリングルズの自動販売機が存在する。
- 軍用レーションにプリングルズが付属している場合がある。