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◆ 痛風 プロペシア
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女性なら、便秘。
男性なら、薄毛。
それぞれ、いろいろ悩みもあると思いますが(個人差アリ)、さて、
痛風の薬を飲んでいる人が男性型脱毛症 (AGA) の治療薬を
飲んでも大丈夫なのでしょうか?
いきなり、結論↓
「痛風発作の最中に “ミノキシジル” は、飲まない方が良い」です。
痛風の薬といっても、いろいろありますが、
この場合は、尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)のことです。
尿酸値を下げる効果は大きいけど、
継続的に飲み続けなければならない薬のこと。
具体的にいうと、フェブリクやザイロリックなど。
さて、
AGA(エージーエー)治療薬もたくさんありますが、
男性型脱毛症(AGA)治療薬で、
アメリカ食品医薬品局 (FDA) が有効だと認めているのは、
「プロペシア」と「ミノキシジル」だけ。
ミノキシジルというのは、
具体的な商品名で言えば「ロゲイン(Rogaine)」「リアップ」などのこと。
これは、本来は、高血圧の治療のための開発された薬なのですが、
育毛効果があるので、AGA(男性型脱毛症)治療薬として発売されています。
もともとは、血管拡張薬で血管の拡張作用がある医薬品。
血管が拡張すると、頭皮への血流も良くなって、
髪にも栄養分がよく届き、発毛を促進しやすい、というわけで。
一方、
プロペシアというのは、主成分が「フィナステリド」で
DHTという髪の成長を妨げる物質を抑制する作用があります。
DHT(ジヒドロテストステロン)ってのは、
皮脂を分泌させて、髪の毛穴を塞いで、
薄毛や脱毛を促進させてしまうのですが、これを
フィナステリド(プロペシア)が妨げてくれるってわけですね。
薄毛の進行や脱毛をストップさせるので、結果的に
育毛効果が期待できる、というわけで。
ちなみに、プロペシアのジェネリックには、
「フィンペシア」や「フィナロ」があります。
以前は、キノリンイエロー(発がん性物質?)が含まれている、
と言われていたフィンペシア(プロペシアのジェネリック)などが主流だったのですが、
最近ではキノリンイエローは含まれておらず、価格も安価な
フィナロ(プロペシアのジェネリック)の方が広く使用されているようです。
さて、このように、
「プロペシア」と「ミノキシジル」は、どちらも
AGA治療薬として有名ですが、
薬理作用(体に対する薬の作用)が違うので、併用することもできます。
痛風の薬でいえば、
フェブリクとザイロリックを併用するようなもので、
有り得ないですけどね。
AGA治療薬では、それぞれ効果が違うので、
「プロペシア」と「ミノキシジル」を同時に飲むことで
相乗効果も狙うことができます。
で。
痛風発作というものは、
尿酸値の長期に渡って高い人(高尿酸血症)の人が、
血液中に尿酸が溶けなくなってしまい(尿酸値 7.0mg/dl以上)、
尿酸が結晶化して、体内の関節などに溜まることが原因で起こります。
溜まりすぎた尿酸結晶は、ついに関節などから剥がれ落ちてしまい、
それらを白血球が攻撃するわけで。
そのとき、あの激痛の成分が出るのです。
痛風発作が発症すると、白血球が大量発生して活発化します。
痛風発作は痛くて腫れて、触ると熱いのは、
その内部で、体が一生懸命、その発熱で溜まりすぎた尿酸結晶を
溶かそうとしているから(白血球の大掃除)。
ですので、本来ならば、それは(溜まった尿酸結晶を溶かす、という)
体のために起こる現象のハズなのですが、
あんなに痛いと、仕事や日常生活にも支障をきたしますし、
家族や職場の人にも迷惑ですし、なんといっても、自分が一番、大変。
なんとか、ならんのか。
痛風発作を早く治める方法はないのか・・ということで、
血管を収縮させて血流を悪くさせて、白血球があまり患部に
届かないようにさせる方法が一般的です。
白血球がドンドン患部に届けば、
白血球は容赦なく、剥がれた落ちた尿酸結晶を攻撃し続けますからね。
ますます、炎症が酷くなる、というわけで。
具体的には・・・
●安静にしておく。
(歩き回ると血流が良くなる)
●お風呂(湯船)で温まらない。
(体が温まると血流が良くなってしまう)
●痛み止め(ロキソニン、ボルタレンなど)の薬を飲む。
(消炎鎮痛薬には、血管を収縮させて血流を悪くさせて、
炎症を抑えて痛みを緩和させる作用があります)
●寝るとき、足を高く上げて眠る。
(足が痛いときの場合。
心臓より、高い位置に足を置くことによって、血流を悪くさせる)
●氷や冷湿布で、患部を冷やす。
(冷やすと血管が収縮して、血液量が減少)
つまりね。
痛風発作の痛みを緩和させる方法ってのは、
血流を悪くさせて、白血球の巡りを悪くさせる、という方法が
一般的なのです。
「痛風発作の最中に“ミノキシジルは”飲まない方が良い」というのは、
そういうことなんですよ。
(ミノキシジル → ロゲイン・リアップなど)
つまり、ミノキシジルという医薬品は、
血管の拡張作用があるので、血流が良くなってしまうのです。
頭皮の血流だけが良くなってくれるのでしたら嬉しいのですが、
痛風発作が痛い患部の血流も容赦なく、よくなってしまうわけで。
ってことは、ますます、痛風発作の痛みが酷くなる可能性が高い、
ということ。
痛風発作のときに、どうしても飲むならば、主成分がフィナステリドの、
プロペシア(フィンペシア・フィナロ)の方を・・・
ということになります。
じゃあ・・・痛風発作じゃないときは、どうなのか?
フェブリクやザイロリックを飲みながら、
「プロペシア」や「ミノキシジル」を飲んでもいいのか。
→ 飲み合わせの点で言えば、問題ありません。
「プロペシア」や「ミノキシジル」を飲んでいるからといって、
痛風になるわけではありませんし、また、尿酸値が上がるわけでも
ありません。
ですが・・・
プロペシアもミノキシジルも内服薬、つまり、医薬品ですからね。
薬には副作用がつきものですし、体内に薬剤が入ってきて、
肝臓で分解するときに、また肝臓の負担が少し増えるわけですから。
ただでさえ、フェブリクにしろ、ザイロリックにしろ、
毎日、飲まなきゃならない薬。
薬は、一種類でも少ないほうが。
できるだけ、体の負担は少なくしてあげたほうが、
体には優しいと思うのです。
・・・って、肝臓の心配するなら、
ビールをキッパリやめることの方が、よっぽど肝臓のためだったりしてね。
フェブリクやザイロリックを飲んでいるのに、その上、
飲む薬(育毛剤)を増やすことに抵抗のある人もいるでしょう。
そういう人は、内服薬じゃなくて
ミノキシジル含有の育毛ケア(外用)を試してみる、っていうのも
アリかも。