基礎力アップ講座

B♭クラリネットのみの六重奏曲で、何か良いものはないでしょうか?

はじめまして。こんど部内でのアンサンブルの発表会があるのですが、なかなか演奏する曲がみつかりません。B♭クラリネットのみの六重奏曲で、何か良いものはないでしょうか?

通常の6重奏であれば、ボザの「ほたる」や、ルーシュールの「家族」などがありますが、いずれもアルトクラやバスクラ、コントラバスクラが必要で、「B♭クラリネットのみ」の6重奏で探すというのは難しいのが現状です。
B♭ クラリネットのみの7重奏であれば、森田一浩さんの「エレジーア、リトミカ、サンバ・オスティナート」がありますが、どうしてもB♭クラリネットのみの6 重奏でやりたいのであれば、既存の曲を自分たちでアレンジしてしまうのが一番早いかもしれません。(ただし、著作権に注意しましょう)

(回答:佐藤正人 / 本学講師・バンドディレクター)

スラーであがるときに「キュッ」という音が鳴ってしまいます。

開放のFからレジスターキーを使う音(特にCやEs)にスラーであがるときに「キュッ」という音が鳴ってしまいます。どうすればなおるでしょうか。

トーンホールがきちんとふさげているか(タンギングと押さえるタイミングがずれていないか)、リードにむらがないか、タンギングがきつくなりすぎていないか確認してみてください。
またマウスピースを深くかみすぎてもそうなりやすいので、もし心当たりがあったらもう少し浅くかんでみてください。

(回答:佐藤正人 / 本学講師・バンドディレクター)

歌心を持って吹くにはどうしたら良いですか?

先輩に「吹いてるときに歌心が全然ない」って言われたんですけど歌心を持って吹くにはどうしたら良いですか?

これは技術的なことではなく表現の仕方の問題なので、プロの演奏や、オペラ、声楽曲など(なるべく叙情的な曲)をきいて研究してみましょう。また、自分で表情をつけて演奏しているつもりでも、周りには案外伝わっていないこともあるので、一度、自分の演奏を録音してみて客観的に聴いてみましょう。きっと課題も見つかると思います。

(回答:佐藤正人 / 本学講師・バンドディレクター)

きれいに余韻を残すにはどんなことに気をつけたら良いでしょうか?

きれいに余韻を残すにはどんなことに気をつけたら良いでしょうか?

音を切るときに、舌では止めずに息で音を減衰させるようにしてみましょう。アンブシュアや息の支えはそのままにして、ディミヌエンドをすばやくする感じです。一度、舌を使って音を切った場合と、舌を使わずに息で音を切った場合で吹き比べてみてください。違いがわかると思います。

(回答:佐藤正人 / 本学講師・バンドディレクター)

みんなで音型をあわせるには?

パート練習の時によく先輩方から「もっとみんなと音型をあわせて」と言われるのですがどうしたら良いでしょうか?具体的な練習方法など教えていただけると嬉しいです。

メトロノームをかけながら、同じ音型をリレーする(ひとりずつ順番に吹く→全員で吹く)練習をしてみるといいでしょう。リレーをすることで、自分や他の人が走り気味なのか遅れ気味なのかなどがわかり、それらを理解し修正していくことで音型もそろうようになります。

(回答:佐藤正人 / 本学講師・バンドディレクター)

リードによっていい音が出る時とそうじゃない時があります。

私は高校に入ってから吹奏楽に入り、クラリネットをやっています。リードによっていい音が出る時とそうじゃない時があるのですが、いつもいい音が出るようにするにはどうすれば良いですか?

リードは天候や体のコンディションでも変わりますし、長く使っていてもヘタってくるので、リードケースに何種類かいいリードを入れておいて、その日のコンディションにあったものを使うようにしましょう。
また、新しくおろすリードは初日にあまり長い時間吹かないように注意してください。水を吸ってしまって痛みが早くなります。

(回答:佐藤正人 / 本学講師・バンドディレクター)

普段の基礎練習では何をすればいいですか。

普段の基礎練習では何をすればいいですか。

ロングトーン、(できれば)全調のスケール(スラー、タンギング、アーティキュレーションを変えるなど含めて)、アルペジオ、半音階等をやるといいでしょう。大切なのは「いつもいい音を目指す」ということです。CDやコンサートなど、プロのいい演奏をたくさん聴いて目標とする音を見つけてください。

(回答:佐藤正人 / 本学講師・バンドディレクター)

タンギングが上手くできません。

16分音符が続くところなど、速いタンギングがうまくできません。それに高い音はタンギングをすると音がきたなくなってしまいます。どのような練習をすればよいですか?

タンギングの時にアンブシュアが動きすぎないように注意しながらていねいに練習しましょう。また、リードに対して舌のつく面積が大きすぎないか確認してみましょう。タンギングの時にリードに舌のつく面積が最小限に、そして舌をすばやく離す、というイメージでタンギングしてみてください。また、舌全体を動かすのではなく、舌の先だけを動かすように意識してみましょう。タンギングは練習しなければできるようにならないので、根気強く、ゆっくりのテンポから確実にマスターしていってください。毎日の練習が上達への近道です。
16分音符は、ピアノの教本「ハノン」に載ってる様に、付点のリズム・逆付点のリズムなど、リズムを変えながらの練習もするといいです。

(回答:佐藤正人 / 本学講師・バンドディレクター)

ロングトーンをしても息が持ちません。大きい音も出せません。

ロングトーンをしようとしても息が持ちません。また大きい音が出せません。何かいい方法はないでしょうか?

楽器に息を入れないと音は鳴らないので、息を入れる練習をしましょう。

下の譜例のようなレジスターキーを使ったロングトーンの練習を、下の音域から上の音域まで行ってみてください。まずは最低音をしっかり息を入れて吹いてみます。そしてこの音をよく鳴らした状態で、そのままレジスターキーを押して音を変えてみます。どちらの音もきちんと鳴るように練習しましょう。

このように「最低音を吹く→そのままレジスターキーを押して上の音を鳴らす」という方法で半音階などしてみてください。あまり口を緩めすぎないように気をつけましょう。また、一定に支えて、音程にも注意しましょう。