ネロリがお肌にもたらす効果と特徴って何?

リラックスしたい時に使用されるエッセンシャルオイル。
精油とも呼ばれ香りを楽しむだけでなく、癒しの効果があるとも言われています。

植物から作られるエッセンシャルオイルは、その優しい香りから生活に取り入れている人も多いのではないでしょうか?
そんなストレス緩和に役立つイメージの強いエッセンシャルオイルですが、効果は様々あり、その中にはお肌に効果的なものもあります。
種類も多く、肌の調子によって使用できるものが細かく分かれているので、化粧水のように、その時に合ったエッセンシャルオイルを選ぶ必要があります。

ここで紹介するネロリも、その1つです。

ネロリって何?


By Franz Eugen Köhler, Köhler’s Medizinal-Pflanzen (List of Koehler Images) [Public domain], via Wikimedia Commons

エッセンシャルオイルと言う事は前述の通りですが、見た目はオレンジのようなものです。

日本ではダイダイと呼ばれ、酸っぱすぎて食べる事ができません。しかし、ネロリが持つ効果は素晴らしく、古くは地中海周辺などで常備薬とされてきました。
その時に使用されたのは実ではなく白い花で、この花が蒸留されできる成分には抗酸化作用、抗菌作用があり、化粧水のように利用もされていたようです。

現在でも、とても高価なエッセンシャルオイルとして取引されており、光毒性もない事から高級なオーディコロンや化粧品の原料となっています。

ネロリが持つ特徴と効果

柑橘系の爽やかな香りを持ち、高級なエッセンシャルオイルでもあるネロリは、様々な場面で活躍しています。

特に美容面では肌を刺激する事がない為、敏感肌の人にも優しいという特徴があり、トラブルを改善する効果があります。
また、ターンオーバー(肌の代謝活動)が遅くなっている皮膚細胞の成長も早める事から若返りの精油とも呼ばれ、ハリがなくなってきた肌のお手入れにとても人気があります。

妊娠線の予防効果もある事から、妊娠中のママでも安心して使用できるエッセンシャルオイルとしても知られています。

お肌のお手入れで使うなら

ネロリはお肌のお手入れにも効果を発揮しますが濃度100%のエッセンシャルオイルの為、直接、肌に付ける事はあまりお勧めできません

もちろん中には、そのまま付けても大丈夫な種類もありネロリもその1つに入るのですが、刺激が強い事に変わりはありませんので取り扱う際には敏感肌の人は特に、注意が必要です。
それでも美容として使ってみたい、そんな人にはフローラルウォーター(芳香蒸留水)を使って化粧水を作る事をおすすめします。

フローラルウォーターで手作り化粧品

フローラルウォーターとは、簡単に言うとネロリなどの芳香植物を水蒸気蒸留した時に出てくる水溶性の液体で、わずかながら精油の成分が含まれています。

市販でもネロリのネロリウォーターというものが売られています。
これと、植物性グリセリンを一緒に混ぜて振るだけで簡単に手作り化粧水を作る事ができます。
手作り化粧水は値段が高過ぎるネロリの精油を買うよりずっとコストが安くすみますし、簡単ながらネロリの効果を十分に楽しむ事ができます。
市販で売られているものと、植物性グリセリンを一緒に混ぜて振るだけで簡単に手作りできるので、愛用者も多く人気があります。

精製水とネロリウォーターを混ぜて手作りするのもありですが、エッセンシャルオイルは水分に溶けませんので分離したままの状態になってしまい、肌に刺激を与える可能性が高くなるので使う際には注意が必要です。

使用例

化粧水ですから、もちろん市販の化粧水のように使って問題はありません。

弱酸性なので、肌によく馴染み、効果も大いに期待できます。
保湿、他の効能にこだわりたいという人は作る時に保湿に良いエッセンシャルオイルを2~3滴混ぜるだけで、自分好みの化粧水を作る事ができます。

また直接、肌に付けるのではなくコットンに含ませ、コットンパックとしても使えますし、お風呂に少し入れると肌がしっとりするのでおすすめです。

化粧水使用上の注意点

早めに使い切る

化粧水だからと言っても、やはり手作りの物なので市販の物と比べると使用できる期間は短くなってきます。

防腐剤など品質を保つ化学製品が入っていないからです。
だいたい短くても3カ月は持つと言われていますが、気温の変化や保存方法によって使用期間に変動があるので、もっと短いと思っていた方が安心です。

その為、使わない時は化粧水のもととなる材料も含めて冷蔵保存を心掛けましょう。
それでも、夏の暑い季節は2週間以内に使い切るよう心がけましょう。

光毒性のもの

化粧品を作る際にネロリの他に好きなエッセンシャルオイルを数滴ブレンドし、オリジナルな化粧水を作ることもできますが、入れるエッセンシャルオイルの光毒性の有無は必ず確認しておきましょう。光毒性というのは、紫外線に当たると肌に炎症やシミを起こしてしまうものです。特にベルガモット、アンジェリカ・ルートなどはエッセンシャルオイルの中でも強い光毒性を持っているので注意が必要です。ネロリ自体は光毒性のないものですが、他のエッセンシャルオイルを加えることで肌に炎症が表れる可能性が出てきてしまいますので、使うエッセンシャルオイルの特徴にも気を配りましょう。

必ずパッチテストを

お肌に優しいネロリですが、植物由来のものです。

個人差もありますが、植物に対するアレルギーがある方は、ネロリと言えどもアレルギーを起こす可能性があるため注意が必要です。

確認しないで使用してしまい肌が荒れ、かぶれてしまっては大変です。
お顔などに付ける前に、必ず目立たない腕の内側など肌の柔らかい部分でパッチテストを行いましょう。
腕などで問題がない場合でも、再度お顔まわりで試してみましょう。
痒くなったり、赤くなってしまったら、すぐに使用を中止し水でよく洗い流して下さい。
それでも症状が治まらない場合には、すぐ病院で受診しましょう。

ネロリの化粧水は、注意事項さえ守れば自分でも安心して手作り使用できそうですよね。
今回は肌の美容が中心でしたが、ネロリの効果はそれだけではありません。香りにも癒しのパワーが宿っています。
香水を付けないという人でも、化粧水をつけるだけで簡単に香りを取り入れる事ができます。

自分のお肌に合った化粧品を作って、香りのある生活を楽んでみてはいかがでしょうか。

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