内部被曝 対策

放射能の内部被曝の対策

原発事故が発生してしまった今、一番留意したいのは内部被爆についてです。

 

被曝や内部被曝、外部被曝の基礎知識から解説していきます。

 

被曝について・・・

放射線を発生するものを直接浴びることを外部被爆といいます。
例えばレントゲンやCTなどは放射線を体に浴びせることで、体の内部の映像を撮りますが、これも一種の被爆と言えますし、このような被爆を外部被爆といいます。

 

これに対し、内部被曝とは空気中に漂う、放射線を発する物質(放射性物質)を吸い込んだり、放射性物質を大量に取り込んだ食物を食べたりすることで体の内部から被爆することを内部被曝といいます。

 

内部被曝の対策は2種類

内部被曝の対策としては、汚染された物質を体内に取り込まない対策と排出する対策の2通りがあります。

 

取り込まない対策

呼吸による内部被爆を避ける

汚染された水や食品を摂取しない

 

排出する対策

デトックス効果のある食品の摂取

汗、尿、便などで排出

 

考えてみれば当たり前の対策です。出来るだけ放射性物質を取り込まないようにし、入ってしまった場合には出来るだけ体の外に出すように心がけます。

 

これらの具体的な方法について、それぞれ詳しく解説していきます。

 

呼吸による内部被爆を避ける

汚染地域の外出を避け、外部被爆及び呼吸による内部被爆を避けます。

 

例えば、福島原発の爆発直後に舞っていた放射性物質にはヨウ素やセシウムといった放射性物質がありました。

 

このような放射性物質を体内に取り込むと、体内から放射性物質が排出されないかぎり、放射線を体の中から浴び続けることになります。

 

体の中からレントゲンを撮られ続けるようなものだと思ってもらえれば理解しやすいでしょう。

 

原発事故が発生した際の内部被曝の対策は、まず撒き散らされる放射性物質(プルームといいます)を吸い込まないようにする必要があります。

 

日本には原発事故が起きた際、どの方向に放射性物質が舞うかを天気予報のように知らせるスピーディ(SPEEDI:緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)というシステムがありますが、残念なことに福島原発の爆発の際には公開されませんでした。

 

そのような情報が公開されない場合、内部被曝を防ぐために大切なことは天気予報を参考に風上に逃げることです。当然のことながら、放射性物質は風下に流れるので風上に逃げることで放射性物質を吸い込むことによる内部被爆を相当防げます。

 

また、放射性物質は呼吸時に吸い込むことが多いため、マスクの着用が大切になります。欲を言えば細かい粒子をシャットアウトしてくれるN95対応のマスクなどがいいのですが、普通のマスクを重ねづけしてもかまいません。

 

このような対策を取ることで原発事故直後の内部被爆はある程度防げるとされています。

 

出来れば放射能を防ぐ本格的なマスクを着用したいです。

 

 

◆N95マスク

 

N95マスクは非常に細かいフィルターを使っています。PM2.5の対策にもなります。

 

 

 

さらには、福島第一原子力発電所の事故直後から、個人でガイガーカウンターを購入し、放射線量を測定し、ホットスポットを避けて外部被爆や呼吸による内部被爆を避ける方もいました。

 

自宅でも雨どい付近などの水やほこりなどがたまる場所は、ホットスポットになりますので、ガイガーカウンターを出来れば使用して日々線量を確認したいものです。

 

最近では1万8000円程度で買えるのでお手頃になりました。

 

 

汚染された水や食品を摂取しない

まず。飲料水による内部被爆を避けます。

 

普段使用している飲用水の汚染が心配される時は、高価ですが水道水から放射性物質を除去する高性能浄水器やウォーターサーバーなどを使用します。また費用がどうしてもかけられない場合には、最低でも汚染されていない地域の水を購入しましょう。

 

そして食べ物は、放射能に汚染された食品を摂取しないようにして、内部被爆を避けます。

 

食料品は放射能検査済みのものを購入するようにします。さらに魚や肉は骨や内臓を除去し、野菜等をしっかり洗浄し、放射性物質の除染を心がけましょう。

 

被爆が深刻な場合は即座に命が危険ですが、一定量の被爆でも、癌の発生や遺伝子の異常等の危険にさらされます。外部被爆と異なり、内部被爆は、放射性物質が体内から有害な放射線を発し続けてしまいます。より注意が必要です。

 

最近ではあまり話題になりませんが、国も放射能に汚染された食品があることは認めていて、現在も出荷制限がかかっています。

 

 

 

※↑普通に危険な感じがしますよね?

 

水は、ベストは性能の良い浄水器の設置です。最低でもウォーターサーバーの設置はしたいです。

 

 

 

ウォーターサーバーが良い場合には、牛乳すら真水に変えてしまうフィルターを使っているクールクーがお勧めです。放射性ヨウ素や放射性セシウムなどの除去にも有効に働きます。

 

 

どうしてもコストが気になる場合でも、西日本のペットボトルの水を買うべきでしょう。一例としてはこんなのものです。

 

 

デトックス効果のある食品の摂取

体内に溜まった放射能を含む毒物を排出する作用のある食べ物があります。

 

それらを積極的に摂ることによって放射能を体内から出すことができます。代表的なものでは、玄米、リンゴペクチンなどです。

 

他の記事で具体的に紹介していますので参考にしてください。

 

 

汗、尿、便などで排出

人間には排出のメカニズムがありますので、それらを機能させれば汗、尿、便からもかなりの放射性物質の排出が見込めます。そのための具体的な方法は別の記事にて書いています。

 

 

チェルノブイリと福島の事故後の状況について

原発事故として有名なチェルノブイリ原子力発電所事故。そして日本の福島第一原子力発電所事故。これらの事故後の政府の対応は、簡単に書くと下記のとおりです。

 

チェルノブイリ事故の時は、ソ連から離れた欧州で、内部被爆を防ぐため、安定ヨウ素剤を求める混乱が市民の中に広がりました。日本でも、平成25年発表以後順次改定の原子力規制委員会の「安定ヨウ素剤の配布・服用に当たって」により、安定ヨウ素剤備蓄が地方公共団体に求められました。

 

安定ヨウ素剤を被爆前の24時間以内もしくは被爆直後に服用すると、甲状腺への放射性ヨウ素の集積を90%以上減らせる効果がありますが、ヨウ素以外の放射性物質には効果がありません。内部被爆を防ぐためには、放射性物質を遠ざけるしかないのです。

 

 

 

の記事も参考にしてください。