顔のシミが気になるとお悩みの方も多いですが、顔にできた茶色っぽく見えるものを「シミ」と一概に読んでいる方が多いのではないでしょうか?
「シミ」と呼ばれるものには様々な種類があります。ご自身のシミがどのタイプかによってケア方法が変わってきますので、シミのタイプをよく見極めて効果的な手入れをしましょう。
5つのシミのタイプ
①老人性色素斑
シミの中で最も多いタイプ。紫外線の影響でできてしまい、頬骨の高い所や目の周りにできやすい。数㎜から1㎝ほどの色素斑であることが多い。初めは薄い茶色だが、時間と主に次第に濃くなり、輪郭がはっきりとしてくる。
効果のあるケアは?
まだうっすらとした初期のシミには美白化粧品の有効成分が効果を発揮します。しかし継続してしまったものは、化粧品では消すことができない。皮膚自体が変質してしまった長年のシミには消えないものが多い。
②雀卵斑(じゃくらはん)
一般的には小さいシミのことを「そばかす」と呼んでいますが、厳密には遺伝的なものだけを「そばかす」といいます。遺伝的なそばかすは、10代の頃からでき始め小さく茶色いシミが鼻を中心に散らばるようにできるのが特徴です。よく見るとシミの一つ一つの形が三角形になっています。日本人でも色白の人に比較的多く、白人に多く見られるシミの一種です。
効果のあるケアは?
理論的には美白化粧品の有効成分で効果が出るはずですが、遺伝的要素が強すぎるためあまり消えることがないようです。レーザーで治療すればきれいに消すこともできるようですが、が再発率が高くなっています。
③炎症性色素沈着
ニキビや傷跡などが茶色くシミになって残ったもの。虫刺されの跡がシミのようになって消えないことと。同じものにムダ毛を毛抜きで抜いていると、毛穴の周りが炎症を起こして毛穴が黒くなるのも炎症性沈着と同じ状態。
効果のあるケアは?
美白化粧品が有効。特にビタミンC誘導体が有効成分。またピーリング効果的で、ケアせずそのままにしていても消えることもあるが、2〜3年かかる場合もあり、その間に日焼け等を繰り返すと消えにくくなってしまうので日頃のUVケアが大切。
④肝斑(かんぱん)
妊娠や出産などで女性ホルモンのバランスが崩れた時に、頬骨のあたりに左右対象にもやもやとしたシミのこと。色は茶色やグレーのような色など様々なタイプがある。左右対称であることが見分け方。
効果のあるケアは?
美白化粧品が有効。ピーリングや内服薬と併用するとより早く効果が現れる。
⑤花弁状色素斑
肩から背中にかけてできる小さなシミ。海なので急激に日焼けした後にできる。花びらのような形をしていることからこう呼ばれる。
効果のあるケアは?
化粧品では消えることがなく、効果があるとは言えない。レーザー治療が確実に消す方法となる。
まだやってなかった?シミのお手入れポイント
美白化粧品は一年中使う
美白化粧品はいつ使っていますか?夏になったら美白ラインに。日焼けをしたから美白化粧品を買おう。これではシミのお手入れとしては不十分です。
紫外線は冬でも室内でもガラス越しに降り注いでいるので、肌のメラニンは季節を問わず紫外線からの刺激を受けています。それなのに美白ケアは夏場しかしないとなると、メラニンの活動をたまにしか押さえていないことになります。
できてしまったシミを薄くするのは、時間も手間も相当かかります。美白ケアの基本はUVカットをはじめとして、シミを作らないようにする、という予防に専念することなのです。
スキンケアアイテム全体で美白ラインがある場合はそれを使うことをおすすめします。ライン使いではなく単品の場合、何を使えばいいのか迷ってしまう方は、美容成分の多い美容液など毎日取り入れやすいアイテムを選ぶことがおすすめです。
1年中使い続けられそうな、無理のない価格の商品で毎日・継続して使うことが大切です。
ファンデーションをパウダーファンデーションに変える
シミを気にされている方は、ファンデーションの前に日焼け止め効果の入った下地を使ったり、カバー力の高いリキッド系のファンデーションを使っている方も多いと思います。
そこにパウダーファンデーションを重ねて塗ると、日焼け止め効果はさらにアップするのです。それは、パウダーファンデーションはすべて紫外線防止効果を持っているからです。粉は紫外線散乱剤と同じようなもので、紫外線を跳ね返す働きがあります。
よりシミを防ぐためには、パウダーファンデーションをかさねて塗ることがおすすめです。
ピーリングで美白効果をアップさせる
美白ケアにピーリングをプラスするとより効果が高まります。ピーリングは肌の古い角質を取り除くスキンケアアイテムで、出来てしまったシミ・メラニン色素がスムーズに肌の外に排出できるよう手助けするものだからです。
出来てしまったシミは普通のターンオーバーのサイクルに乗って肌の外に排出されていきます。このターンオーバーは年齢と共に遅くなり、メラニンやシミが排出できなくなってしまいます。
そこでピーリングを行うとターンオーバーを早める効果によって、メラニンの排出するスピードがアップするのです。またピーリングには古い余分な角質を取り除く効果があるので、美白成分の浸透がアップするという効果もあります。
食べ物でシミを濃くしない・作らせない
シミの予防改善にはビタミンCが効果的です。ビタミンCはシミのもとになるメラニンの沈着を抑え、できてしまったメラニン色素を還元して白く薄くする効果もあります。
ビタミンCは喫煙や紫外線・ストレスなどで消耗してしまうので、紫外線を多く浴びる時期、春ごろからこまめに取るようにしましょう。しかしビタミンCは体内に蓄積ができない水溶性のビタミンですので、1日に何度か分けて摂取をしましょう。不要になったビタミンCは体外に排出されるので取りすぎても安心です。
また、新陳代謝を活発にし、シミを排出させる作用のあるビタミンAも有効です。緑黄色野菜に多く含まれているので、積極的にとるようにしましょう。
まとめ
頑張って美白をしてもなかなか効果が出ない原因がわかったかもしれませんね。まだやっていなかったケアがある人は今日からでも始めてみましょう。
美白は継続が大切です。早めのと継続のケアでシミのない肌を目指しましょう。