硬くて痛い…しこりニキビかも!皮膚科に行くべき?
鏡で見ても、見た目には炎症などを起こしている様子はないけれど、実際に触れてみるとしこりのようなものがあり、触ったときに痛みを感じる、というニキビを「しこりニキビ」と呼びます。
ここでは、そんなしこりニキビの予防・改善策についてお話したいと思います。
痛いしこりニキビ、その正体は?
しこりニキビは、皮膚の内側で毛穴が炎症を起こしていて、毛穴の中に膿が溜まっているけれど外に出て来ていない状態です。膿を出すことができないので、さらに炎症が進み、毛穴の中で膿が固まってしまうためにしこりのようなものができてしまいます。
通常、ニキビには芯があり、その芯を押し出すことで炎症を治めて炎症を鎮静することができるのですが、しこりニキビの場合は皮膚の内側で炎症が起きているため、押し出すことができません。
そのため、しこりニキビができてしまうと治るまで長期化する可能性が高いです。
自己処理は危険
芯が出ているニキビであれば、自分で市販のコメドプッシャーなどを使って芯を押し出すことができますが、しこりニキビの場合芯が出てくる穴がないため、ただ押し出しても芯を出すことができません。
皮膚の薄い層でしこりができているので、針で皮膚に穴を開けて、そこからプッシャーで芯を押し出すという人もいるようですが、皮膚に傷がついてそこから雑菌が繁殖し、炎症がひどくなってしまう場合があります。
またこのような自己処理をすることで、皮膚に負荷がかかり、患部の黒ずみ色素沈着の原因となってしまいますので、無理な自己処理はおすすめできません。
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しこりニキビができたら皮膚科に行くべき?
ニキビが治ってもしこりは残ったままになってしまうことも
しこりニキビを自分で治す場合、肌を清潔にする、市販のニキビ治療薬を使うなどという形でケアしていくことになりますが、市販薬で炎症が治まった場合でも、しこりはそのまま残ってしまうことがあります。
しこりが残ったままだと、触ったときのザラつきや凹凸がずっと続いてしまうので、見た目や手触りはもちろん、気分的にもとても落ち込んでしまいますよね。しこりニキビをきれいに治したいなら、早めに皮膚科の診察を受けることをおすすめします。
皮膚科での早期治療できれいに治せるケースが多い
皮膚科では、抗生物質や塗り薬といったもので治療を進めることもありますが、しこりニキビの場合はやはり芯を取り除く治療を行なうことが多いです。
自己処理はいろいろなマイナス要素がありますが、皮膚科の治療であれば医師がきちんと処理してくれますので、黒ずみや悪化の心配もありません。皮膚科で芯を取る際に、患部を少し切って芯を取り除くこともありますので、痛みが伴うことは覚悟しておいたほうがよいでしょう。
また、皮膚科での治療のあと、セルフケアをしっかり行なうこともとても大切です。皮膚科では、処置の後に化膿止めなどの飲み薬が処方されたり、患部を消毒するための塗り薬が処方されると思われます。
これらを指定通りきちんと服用、塗布し、処置した患部がさらに炎症を起こしてしまうことのないようきちんとケアしてあげましょう。また枕カバーやシーツ、タオルなども清潔なものを使用するようにしてください。
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しこりニキビの予防ケアは?
基本のニキビ予防ケアはマスト
しこりニキビに限らず、すべてのニキビにおいて「肌を清潔に保つこと」、「水分補給をしっかり行うこと」、「油分の補給も適度に行なうこと」の3点はマストです。特に、ニキビの原因は毛穴に雑菌が繁殖することによって起こりますから、肌は常に清潔にしておきたいですね。
今は洗顔料を使わない「ぬるま湯洗顔」が人気ですが、ニキビ肌の人はニキビができやすい部分だけでも、ニキビ用の洗顔料などで洗うことをおすすめします。
また、肌にしっかり水分が保たれていることで、水分と油分のバランスが取りやすくなりますので、化粧水でしっかり保水することはぜひ徹底してください。スキンケアの際は、清潔な手で行なうことも忘れずに。
肌のターンオーバーを整える
肌のターンオーバーを整えることは、すべてのケアにおいて重要になりますが、しこりニキビについても同様です。
ターンオーバーとは、肌の細胞が生まれ変わり、古い角質などが皮膚の表面に出ていくことをいいますが、このターンオーバーがうまくいかないと、古い角質が毛穴に詰まってニキビの原因になったり、肌の代謝が落ちてニキビが治りにくくなったりしてしまいます。
ターンオーバーを整えるには、前述した基本のニキビケアはもちろんですが、軽い運動をして新陳代謝を高めたり、顔であれば適切なマッサージを行って肌の代謝を上げていきましょう。
温冷タオルを交互に当てることも、肌の代謝を高める効果があります。また温冷タオルは毛穴を引き締める効果もありますので、時間のあるときにぜひ取り入れたいですね。
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ニキビ専用コスメを使ってみる
ニキビ専用コスメは、できてしまったニキビはもちろん、ニキビが出来やすい肌のことを考えて作られています。こうした専用コスメを使用することで、ニキビ予防にも役立ちますのでぜひ使ってみてはいかがでしょう。
日本人は混合肌が多いといわれており、油分の多い部分と乾燥している部分が両方ある人が多いです。顔全てにニキビ専用コスメを使用することに抵抗があるという人は、ニキビが出来やすい部分のみ使用してみるとよいと思います。
ストレスなどでフェイスラインやアゴなどにしこりニキビができてしまうという方は、日頃からその部分のみニキビ専用コスメを使用することで、ニキビ予防に大いに役立つはずです。
- 痛くて固いしこりニキビは毛穴の奥で起きている炎症が肌の表面に出ていない状態
- 毛穴の膿が肌の内側で固まってしまっているためにしこりのようになる
- 自己処理は症状の悪化や色素沈着の可能性があるためおすすめしない
- しこりニキビは皮膚科での早期治療によってきれいに治るケースが多い
- 皮膚科での治療後、消毒などの自己処理をしっかり行なうのがポイント
- ニキビ用化粧水などの専用コスメを使用することで肌の調子を整えられる