せつ、よう(せつ、よう)とは?

せつ、ようについて解説しております。

 皮膚と皮膚付属器の病気ナビでは、皮膚と皮膚付属器の病気ナビでは、表皮、真皮、皮下組織の三層から構成された皮膚の仕組みと働きや、皮膚付属器(毛包、脂腺、アポクリン腺、エクリン腺、爪)の仕組みと働きについてそれぞれ解説しております。また、皮膚の病気や皮膚付属器の病気についても、その概要や原因、症状、治療などを中心に、要点を整理してまとめております。

せつ、よう(せつ、よう)とは?~皮膚の病気~

皮膚(表皮、真皮、皮下組織)、皮膚付属器(毛包、脂腺、アポクリン腺、エクリン腺、爪)
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せつ、ようとは?
 せつ(=おでき)とは、皮膚の中にある毛1本分の毛包全体とその周辺が細菌感染により炎症を起こしたもので、その多くは黄色ブドウ球菌が原因で起こります。

よう(癰)は、隣り合わさったいくつかの毛包や毛包の周囲に、同時に細菌感染を起こしたものです。

 ※ せつは、細菌感染症の一種で、おできともいいます。

 ※ 毛包は、表皮が内側に筒状に入り込んだ部分で、ここを通った毛が表皮
   から抜け出して、目で見える毛となります。

 ※ 毛包の浅い部分に、細菌感染による化膿性の炎症がみられるものを
   「毛嚢炎(毛包炎)」といいます。

   毛嚢炎が深部までおよんだものは「せつ」です。

 ※ せつが、からだのあちこちに多発したり次々と繰り返しあらわれるようなもの
   をせつ腫症(せつしゅしょう)といいます。

 ※ 顔にできたせつ(=おでき)を面疔(めんちょう)といいます。

   この面疔は、特に注意が必要ですが、それは鼻を中心に手でおおえる範囲
   の部位に、化膿性の炎症が起こると、脳にまで波及する恐れがあると
   いわれているためです。

 ※ 黄色ブドウ球菌は、皮膚、鼻粘膜、咽喉などをはじめ、自然界に広く分布
   しています。

   表皮感染症や食中毒のほか、肺炎、髄膜炎、敗血症などを引き起こす
   原因菌となります。

【原 因】

せつ、ようは、毛穴にブドウ球菌などの化膿菌が入り込んで起こります。

 ※ ブドウ球菌は、皮膚、鼻腔、腸、膣などに常在し、手や衣類を介して感染
   します。

特に、カラーやベルトですれる部位など、傷つきやすい部位にできやすく、糖尿病や貧血、栄養障害などがあると、さらに発症しやすくなります。

 ※ 首の後ろ、肩、お尻、太ももなどに、せつ、ようができやすいようです。

【症 状】

せつ、ようでみられる症状では、はじめに赤く腫れてきます。

しだいに腫れが大きくなり、強い痛みもあらわれて、中心に膿(膿疱ができる)をともなってきます。

 ※ せつがひどくなると、近くのリンパ節が腫大して強い痛みがあらわれます。

 ※ 腫大とは、臓器(器官)が腫れて体積を増やしている状態。

やがて膿が出て快方に向かいますが、細菌の毒性が強かったり、からだの抵抗力が弱っていると、周囲の毛包にも病変がおよび、ようとなります。

ようになると、寒けや発熱がみられるようになります。

 ※ せつ、ようともに、治癒したあとは瘢痕を残しやすいようです。

【治 療】

せつ、ようの治療では、まず、患部を安静にして冷やします。
早めに抗生物質の外用や内服を行います。

膿がみられるようなら、皮膚切開が必要になることもあります。

 ※ せつ、ようができたら、自分で潰したりしないことです。
   また、おできに触ったときは、よく手を洗うことです。

初診に適した科 【皮膚科/外科

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皮膚の病気

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