少しお腹が出てきたかな?ポッコリお腹を気にし出したら中年の合図。
ダイエットしなきゃ。とりあえず朝食を抜いてやせようかしら?
ちょっと待ってください。痩せたい気持ちが強いと食事制限しようって思うのはよくわかります。
でも、じつはダイエットによって口臭が発生するってご存じでしたか?
当然、ダイエットしちゃダメって意味では無いんですが、食事制限のダイエット方法では口が臭くなるリスクがあるんです。
今回はダイエットによって発生する口臭の原因と対策をご紹介します。
食事制限で口臭発生
食事制限によって発生する口臭。
食事制限といえば、いつもの食事の量を減らしたり、お米やパンなどの炭水化物を極力避ける炭水化物抜きダイエットが有名ですよね。
中には一週間ほど食事を取らない「断食ダイエット」なんてのに挑戦する猛者もいますが、じつはこの食事制限が口臭の原因のひとつとされます。
原因その1.食事制限ダイエットによる口臭発生
食事制限をするとなぜ口臭が発生するのでしょうか?
原因は「口の中の乾き」です。
ダイエット中はお腹がペコペコ。空腹感に苦しむものですね。
実はこの空腹感が継続すると、次第にだ液の分泌される量が減っていきます。
だ液には口の中に入ってきた雑菌を倒すチカラがあります。
雑菌が増えると臭いが発生します。
つまり、だ液の分泌量が減れば殺菌を倒すチカラも弱くなってしまい、雑菌がドンドン増えていってしまうんですね。
まとめると、
食事制限ダイエットにより口の中が普段より乾きやすくなる
↓
だ液の分泌量が減る
↓
口の中の雑菌が増える
↓
口臭が発生する
ということになります。
ダイエットをしすぎてさらに臭くなる!基礎代謝が落ちるとキケン
「ガッツリ何も食べてません」
ある程度食事制限に耐えてくると、なんとか行けそう!このまま続ければきっとさらにやせられるんじゃないか、って思えてきます。
食べなきゃ痩せるのは当たり前といえば当たり前ですが、ある程度まで痩せると突然体重が落ちなくなる。そんな経験はありませんか?
食事量を減らしすぎると、当然お腹もペコペコですが、最も問題とされる「栄養失調」。つまり、体に必要なはずの栄養素が足りなくなる状態になってしまいます。
原因その2.栄養不足でさらに臭くなる
栄養素が足りていない状態のからだは、なるべく体内の栄養分を消費しないよう対応します。エコカーのように、なるべく栄養を使わないように対処するのです。
栄養を極力使わない状態。これこそが基礎代謝の低下状態であり、基礎代謝が落ちることで燃焼機能に変化が起こり、その結果なんともいえない嫌な臭いが発生します。
まるでアンモニアのような鼻をつくイヤな臭いで、周囲の人たちもきになるくらいの臭さになってきます。
それでもダイエット!でさらに臭くなる
空腹も耐えた。その後の極限状態にも耐えた。でももっと痩せたい。
食べずに痩せたい。
そんなダイエット厨になってしまった人の最終段階はアンモニアを超えたさらなる「臭い」の苦しみが待っています。
原因その3.限界突破でもう命のキケン。すぐにやめるべき
アンモニア臭が発生した段階でダイエットをやめるべきですが、マラソンランナーが自分の体力の限界を感じてもさらに走ると気持ちの良い感覚が訪れると言われる通称「ランナーズ・ハイ」。
ランナーズ・ハイのような症状とは言いませんが、ダイエット厨になってしまうともっとやせよう、もっと痩せたい!という気持ちに推され、ダイエットがやめられなくなる場合があります。
限界を超えて食事制限をすると、当然のことですが命に関わる問題です。
栄養不足、基礎代謝の低下、その先にあるのは命のキケン。
この頃にはアンモニア臭よりもさらに怖い「甘いような酸っぱいようなアヤシイ臭い」が発生します。
専門用語で「ケトン臭」と呼ばれており、口臭だけでなく汗、尿まで臭くなるいわゆる体からの最終警告です。
もしもダイエット中のお友達から甘酸っぱいような鼻をつく臭いが発生していたらすぐにこの記事を見せてあげてください。
本人が自覚するには周りの方の助けが必要です。
どうしたらダイエット中の口臭を改善できる?
当然、食事制限をヤメればダイエットによる口臭発生は防げます。
とはいえ、食事制限をしながら口臭を発生させず痩せる方法が無いか?と思うのが人間。
ここからはダイエット中に口臭を防ぐ方法、改善案をご紹介します。
だ液が出やすい食べ物を食べる
普段の食事をだ液が出やすい食べ物に変更、もしくは追加します。
特に梅干しやレモン、グレープフルーツなど低カロリーだけどだ液が分泌されやすい食べ物が良いとされます。
後は、口を動かす回数の多くなる食べ物ですね。噛む回数が増えれば必然的にだ液の分泌量も増えます。
ガムや糖質OFFのグミ、スルメなど噛む回数が多くなる食べ物を積極的に摂るとだ液の分泌量が増え、結果的に雑菌の量をへらす働きが増えます。
運動して痩せる、を含める
食事制限だけでは体にも良くないですし、栄養素が欠乏する恐れがあります。
食事制限をほどほどにし、食事を摂りながら行ったほうが、基礎代謝もアップするので口臭の発生が抑えられるといいます。
食事前の軽い運動は食事をよりおいしく感じられますし、健康的に痩せたいなら食事制限だけでなく、ストレッチやジョギングなど体を温める運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?
おしゃべりの回数を増やす
一番お手軽な方法と言えるのが「おしゃべりの回数を増やす」です。
ガムを噛んだ時のように、口を動かす回数が増えれば自然とだ液の量も増えます。
ダイエット中はリバウンドや思った通りの体重変化が感じられないなど不安な気持ちになります。
おしゃべりが好きな人ならお友達や家族など親しい人と話す回数を増やしてみましょう。
しゃべることで気持ちも軽くなったり、体の変化だけでなく心の落ち着きも感じられます。
だ液の分泌量を増やせば口の乾きも抑えられます。
まとめ
ダイエット中は口が臭くなる。原因は口の乾きと過度の食事制限にあると言えます。
なるべく実践しやすいダイエット中の口臭対策ををお伝えしました。今回紹介した口臭対策をぜひ参考にしてみてくださいね。
当然ですが、無理なダイエットは自分の体だけでなく、周囲の人にも良くない影響を与えてしまうのでほどほどに!