生理前のだるいを解消する運動
生理前のだるいを解消するための、効果的な運動は?
生理が近くなると、だるい、頭痛がするといった症状に悩まされる女性が多く、症状が酷い人になるとベッドから起き上がる事も困難だという人もいます。
生理前のだるい症状は、簡単な運動で解消できることもあります。生理前のだるいときにお勧めしたい運動について紹介します。
生理前のだるさと生理前症候群
生理前症候群(PMS)に悩む女性は90%!?
最近になって耳にすることの多くなった「生理前症候群(PMS)」。生理前の1~2週間前からだるい、頭痛がする、イライラするといった症状に悩まされ、生理が来ると症状は落ち着きをみせます。
生理前症候群の症状に悩む女性は実に90%といった報告もされていて、多くの女性が何らかの症状を訴えているそうです。
どうして生理前なるとにだるくなるの?
生理前のだるい、頭痛などの症状が起こる原因については、まだはっきりとしたことは分かっていません。しかし、女性ホルモンに含まれる「黄体ホルモン」が生理前に増加することがだるさや眠気、イライラなどの原因のひとつとして考えられています。
また黄体ホルモンの分泌量が増加することで自律神経が乱れ、免疫力が低下することがあるそうです。そのため風邪などのウイルスの侵入を防ぐことができず、風邪の初期症状として、だるくなったり眠気が酷くなる事があります。
生理前のだるいを運動で解消しましょう!
有酸素運動でだるさにサヨナラ
生理前にだるいときだからこそ、運動をしましょう。
「ええ?だるいから寝ていたいよ」と言いたくなる女性もいるかもしれませんね。しかし、横になった状態が長時間続くと血行も悪くなり、老廃物も排出されにくくなります。また、ずっとベッドにいる事でストレスがたまり、ストレスから症状を悪化させるという事も考えられます。
だるいときにこそ運動をして、だるい症状を体から追い出してしまいましょう。
お勧めの運動はウォーキング
運動が効果的だと言っても、激しい運動はあまりお勧めしません。よく「だるい症状を解消したいからマラソンをした」「生理中は太りやすくなるから、運動量を増やした」といった話を聞きます。
生理前の激しい運動は、子宮が収縮して生理の経血量が増えてしまったり、生理痛が酷くなる事があるそうです。また水泳も、体を冷やして生理痛が酷くなることもありますので、あまりお勧めしません。
ではどういった運動が良いのかと言えば、一番にお勧めしたいのがウォーキングや散歩。
外の景色を見ながら、好きな音楽を聴きながら歩くだけで気持ちも上向きになりますし、体の負担も軽いものですので、生理前でも安心して行えます。
どの程度歩いたら効果的か、という事は、個人差が大きいので一概には言えませんが、ウォーキングや散歩をして「少しだけ疲れた」と感じる程度が適当です。あまりやり過ぎても逆効果ですので、あくまでも軽い運動に留めるように注意しましょう。
運動をしていて気分が悪くなったり、体に不調を感じたりしたらすぐに運動を中止して、無理なく続けるようにして下さい。
定期的な運動をしているけれど、生理前はだるさで運動もしたくない…
定期的に運動をしている人は運動量を控える
最近は健康ブームという事もあり、普段からジョギングやランニングで汗を流している女性も多いですよね。でも「生理前になるとだるくて運動をしたくない」と悩む人たちがいます。
生理前のだるいときに、無理は禁物です。普段ランニングを行っている人は、生理前のだるいときは距離や時間を短くする、室内でできる運動に切り替えるなどして、上手に運動へのモチベーションを保つように気をつけましょう。
ダイエット目的で運動をしている人は?
生理前から生理中は、体が栄養を溜め込もうとする働きのために、少し太りやすくなるのだそうです。また生理前のだるさやイライラのストレスを甘いもので解消する、という事が原因としても考えられます。
ダイエット目的で運動をしている人は、生理前のだるいときでも普段通りの運動をしたいと考えるかもしれません。しかし上記で紹介したように、激しい運動は生理が重くなる事もありますので、軽めの運動にして下さい。
その分、間食を控えたり、1回の食事量を少なくして1日に5~6回に分けて食べるようにするなど、食事の方法を見直すようにしましょう。
外に出ることも億劫…室内でもできる運動はないの?
運動の必要性は分かっているけれど、だるくて外に出ることも億劫…
そういった人には、室内でできる運動をお勧めします。生理前のだるさには血行を良くするための運動が効果的。室内でもできる簡単な運動を紹介します。
お勧めはストレッチやヨガ
室内でできる、お勧めの運動はストレッチやヨガ。またラジオ体操も血行を良くする働きがあります。最近はスマホアプリや動画サイトなどで、ストレッチやヨガのやり方を説明したり、運動をサポートするアプリも増えました。上手に活用して運動をするようにしましょう。
「三日坊主になるかも…」と心配な人は、事前にヨガ教室やジムなどを予約して、「行かなければいけない」状況に自分を追い込むこともポイントです。運動前はイヤイヤでも、実際にやってみると意外と楽しく汗を流す事ができるかもしれませんよ。この時も、くれぐれも無理はしないように気をつけて下さい。
入浴で運動効果
入浴も上手に利用すれば、運動と同じくらい効果的に汗を流す事も可能です。
お勧めの入浴法は半身浴です。お腹くらいまでのぬるめのお湯に浸かり(肩は、タオルやTシャツなどで冷えすぎないように注意)、汗が出るくらいまで入りましょう。
この時に足の付け根やふくらはぎを軽くマッサージすると、更に血行が良くなりだるさ改善にも効果的ですよ。
長時間お風呂に入ることになりますので、音楽やアロマオイルなどを使用して、リラックスタイムを楽しむようにして下さい。
まとめ・生理前症候群が酷い場合は病院へ
生理前のだるい、イライラなどの症状を改善する効果がある運動について、やり方やポイントを紹介しました。
あまりにもだるさや頭痛などが酷い場合は、婦人科医に相談する事をお勧めします。生理は毎月来るもので、毎回酷い症状に悩まされるのはつらいものです。運動や薬などを上手に活用して、生理前の症状を緩和させるように工夫していきましょう。