| 審美歯科治療とは、従来の咬む機能の回復を主目的とする歯科治療から一歩踏み込み、健康な歯や歯ぐきを構築するのみではなく、外見的さらには精神的に、美しい口腔内環境の構築を目指し治療をおこなうことです。 歯にはモノを咬んだり、お話しをする際の発音といった機能的な側面と、見た目の美しさなどといった審美的な側面があり、ともに健康を維持する上では重要な要素であるといえます。歯科治療というと、歯周病やむし歯などといったことを思い浮かべるとことができます。しかし、審美歯科の目的は、きれいな歯並びに改善し、白い歯(白い歯となる材料)で治療することにより、他人への印象や本人の自信にもつながり、精神的にも豊かになるための治療を言えるのです。患者さまが機能的な治療はもちろんのこと、その上で、積極的に美しい歯を手に入れようという希望が審美歯科といえます。 一般的な歯科診療(特に保険診療)においては、むし歯や歯周病といった歯や歯ぐきの病気を治療したり、欠けた歯の部分を金属で被う治療し、咬めるようにしたり、削った後を埋めたりするなど、機能の回復を中心に治療を行っているといえます。これは、現在の保険医療制度が機能回復に重点を置いているからといえるかもしれません。一方、審美歯科診療においては、治療後の自然さや見た目の美しさになども重点に置いて治療を行っているといえます。審美歯科診療とは1本の歯のことだけでなく、お口の中全体のバランスを考えた上で治療計画を立案し治療をおこなって診療をいいます。 現在の歯科修復材料において、白い素材となりますとセラミックまたはレジンが主となります。強度・対磨耗性・対変色性にすぐれた材料はセラミックが優位となりますし、レジンは化学製品ですので比較するとセラミックの方が体にやさしい素材とも言えます。さらに金属と比較すると硬さも天然歯に近いと言えるでしょう。「セラミック」=陶材ですので、お皿やお茶碗同様に割れる!可能性というリスクは免れませんが、現時点においては最良の歯科修復素材と言えるのではないでしょうか。 症例 28歳 男性
ホワイトニングの効果には比較的大きな個人差があると言われています。もともと歯の色が濃い方、変色してしまっている方は、ホワイトニングの効果が出にくいとも言われています。また、むし歯の治療などで歯が黒く変色してしまっている方や人工の歯にはホワイトニングは施せません。コーヒーや赤ワイン、タバコ、カレーなど色の濃い食べ物を好む方はホワイトニングをした後、色の後戻りが早く起こるとされています。ホワイトニングは施術後半年から1年経過すると色が後戻りする場合があります。 ホワイトニングは1度施術をしたからといって、一生白い歯のままでいることはできません。ホワイトニング後も定期的なメンテナンスが必要です。アメリカ・北欧諸国などでは、子どもの頃から歯の矯正を行うことからも分かるように、歯に対する意識は強く、それが日常的なものになっていますが、日本人はまだそこまで歯の健康に対する意識が強くはないように思われます。しかし、歯の形・色も含めてむし歯のない白いきれいな歯でいることは健康的にも、見た目にも大切なことです。ホワイトニングをすることで、歯を常にきれいに保つことの大切さを実感できるかもしれません。ホワイトニングは肌のケアと一緒です。白く美しい歯でいるためには、日常の歯のケアとメンテナンスが必要です。 プロビジョナルレストレーションとは、歯の形成後(型作り)から最終的に出来上がるクラウンなどの補綴物が入るまでの間に装着する、仮歯のことです。修正・削合を繰り返し行うこと前提に加工しやすいレジン樹脂を材料に作製します。 |