肌荒れ、口内炎、口唇ヘルペスの薬
肌荒れやニキビなどの肌トラブルや、口内炎に効く薬は、外用薬と内服薬の2種類がある。使い方を判断する際には、外用薬は患部が小さいときに使いたい薬。数個程度のこキピなら、腫れや痛みを和らげる抗炎症成分や殺菌成分を配合したクリームやローションを直接患部に塗る方法がおすすめ。
顔がのぼせやすくて赤いニキができやすい人には、清上防風湯や荊芥連翹湯などの漢方薬をのんでみるのもおすすめ。これら2つは胃腸が弱い人には向かないので、のんだあとに下痢したら合わないと判断してすぐに中止する。
傷ややけどが治った痕が茶色く盛り上がった場合は、ヘパリン類似物質配合のジェルを継続して使うと目立たなくできる。
口内炎には抗炎症剤配合のビタミン剤を
口内炎も1~2個程度なら患部に直接作用して治りを促す抗炎症剤配合の製品が便利。ただ、栄養の偏りや疲れが原因の口内炎では、粘膜の新陳代謝を促すビタミンB群を配合した内服薬で良くなることもある。
口の中に軟膏などを塗ることに抵抗があるなら、まずは内服薬を試してみる。
口内炎に効く内服薬は肌荒れやシミにも効くが、効果が現れるまでには一定期間、継続してのむ必要がある。
シミが肝斑ならトラネキサム酸配合の肝斑改善薬がおすすめ。
カゼをひいたときなど抵抗力が落ちたときに口唇ヘルペスが再発した場合には、医療用医薬品からスイッチされたアシクロピルやビダラビン配合の軟膏で治せる。底Hやその周辺がぴりぴり、ちくちくするなどのサインを感じたら、すぐ使うようにすると効果が出やすい。
トラブルに応じた治療薬の特徴
にきび
外用薬は皮脂の過剰な分泌を抑え、角化した皮膚を軟らかくするイオウやサリチル酸などを配合。顔の熟をとる清上防風湯や、解毒作用で化膿を毒責める荊芥連翹湯の内服が効く人もいる。
口内炎
口の中が痛くて食が進まないときは、痛みと炎症をとる作用に優れたステロイド剤トリアムシノロンアセトニドやシコンなどを配合した外用薬を使うとぐんと楽になる。ビタミンB群を配合した内服薬がよく効く場合もある。
シミ
シミ一般にはメラニンの生成を抑えるL システインや、メラニンを無色化するビタミンCなどを配合した内服薬が効果的。肝斑にはトラネキサム酸を主成分にした肝斑改善薬を。
口唇ヘルペス
抗ウイルス薬のアシクロビルなどを配合した薬がよく効く。できるだけ早く使うのがコツ。
肌荒れ、キズ痕
肌荒れには解毒作用のあるLシステインやビタミンB 群配合の内服薬が効果的。赤く盛り上がった傷痕を消すには水分保持、抗炎症、血行促進という三つの作用をもつヘパリン類似物質を使う方法がある。
解毒作用のあるL システインや新陳代謝を促すビタミンB群配合の内服薬はニキビ、肌荒れ、口内炎、シミを一通り、ケアできる。小さな口内炎や口内炎は外用薬も利用価値が高い。口唇ヘルペスの再発には医療用としても使われている抗ウイルス薬の外用がよく効く。
何度も繰り返す人は、常備しておくといい。
肌荒れ、口内炎、口唇ヘルペスの薬
口内炎
抗炎症薬で粘膜の修復を早めるシコンエキス(非ステロイド性)、グノチルレチン酸、殺菌薬のクロルヘキシジン塩酸塩を配合。患部によく付着し、長時間保護する。口内炎・舌炎などに効果がある。
抗炎症作用と抗アレルギー作用をもつトリアムシノロンアセトニド(ステロイド成分) を配合。口内に直接貼る錠剤タイプで、患部に長い間付着して保護しながら、成分を徐々に浸透させる。
ジブカイン塩酸塩とアミノ安息香酸エチルの2種の痛み止め成分、殺菌成分の塩化セチルピリジニウムを配合。患部に直接塗る軟書タイプで、口内炎、口角炎に効く。虫歯、歯根炎などの歯痛にもよい。
痛みの原因物質に作用して痛みや腫れを積める成分トラネキサム酸をはじめ、カンゾウ乾燥エキス、ビタミンB 群、Cを配合した内服薬。口内炎のほか、のどの腫れ、のどの痛みにも効く。
消炎成分アズレン(アズレンスルホン酸ナトリウム水和物)を配合。炎症、腫れを鋳め、口内炎が治りやすい環境を整える。ペパーミント風味のスプレータイプで、口の奥や喉にも届きやすい。
肝斑(かんぱん)
紫外線などの刺激によりシミの元が活発になるのを防ぐトラネキサム酸を配合。ほお骨の辺りに現れるシミ「肝斑(かんばん)」を改善する。Lシステイン、ビタミンC などを配合。
にきび・炎症を抑える
殺菌効果のあるベンゼトニウム塩化物、炎症を頒めるグリチルリチン酸ニカリウム、肌の組織を回復させるアラントインなどを配合。肌本来の保護機能を高め、肌トラブルを起こしにくくする。
古い角質を除去するサリチル酸、ニキビの原因菌を殺菌するエタノール、肌組織を修復する効果のあるアラントインを配合。広範囲に使いやすいローションタイプで、無香料・無着色。
ニキビの生成を抑え、炎症を鎮めるイブプロフ工ンピコノール、ニキビの原因菌を抑える殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールを配合。肌になじんで透明になり、薬を塗った上からメークもできる。
腫れを和らげ、膿の排出を促す清上防風湯(せいじょうぽうふうとう)の漢方処方で、オウゴン、ケイガイなど112種の生薬を含む。熟を冷ます作用もあり、大きい充血性・化膿性のニキビにも効果。
とびひや化膿した皮膚炎の原因菌を抑えるスルファジアジン、炎症を鎮める酸化亜鉛、組織の再生を促すアラントインを配合。しみない軟膏タイプ
ニキビの原因菌を殺菌するイソプロピルメチルフェノール、角質軟化成分イオウ、赤みや腫れを抑制するグリチルリチン酸ジカリウムあんどを配合。就寝前に洗顔してからの使用が効果的。顔の脂をとりすぎてしまう洗顔もNG。やさしく洗ってから塗る。
口唇ヘルペス
- 医療用抗ウィルス成分アシクロビルを配合。口唇ヘルペス再発患者を対象とした治療薬で、使用は過去に医師の診断・治療を受けた人に限る。口唇にビリビリなどの違和感を感じたら、すぐに塗る。
肌荒れ、にきび、口内炎、シミ
LシステインとビタミンCが、メラニンの過剰生成を抑え、沈着した黒色メラニンを無色化してシミを治す。全身の倦怠感、二日酔いにも効く。小粒の錠剤で1 日2回の服用。
ビタミンCを600mg、L システインを240mg 配合(1日量)。メラニンを無色化してシミを緩和する。ビタミンB群により、肌の代謝も正常化する。肉体疲労時のビタミンCの補給にも。