2013年03月18日
これまでに、ニキビ(にきび)や吹き出物に関して、その原因と対処方法について書きました。
まずは生活習慣の改善とともに、医療機関(皮膚科)の受診といった話でした。
しかし、病院に行くのはハードルが高いような場合もあり得るので、市販の薬(OTC薬)での対応ができるのか、整理しておきたいと思います。
ニキビ(にきび)に効能・効果を持つOTC薬を分類すると、
○漢方薬
○ビタミン剤
○便秘薬
○化膿性疾患用薬
があります。
漢方薬は、医療用のものでも、日本皮膚科学会の尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療ガイドラインでも、エビデンス(根拠)が乏しく推奨されていませんので、OTC薬でも使用の優先度は非常に低いです。(ただし、便秘薬としての漢方薬は使う可能性はあるかと思います。)
なので、その他の一般用医薬品について、選び方を整理しておこうと思います。
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まずは生活習慣の改善とともに、医療機関(皮膚科)の受診といった話でした。
しかし、病院に行くのはハードルが高いような場合もあり得るので、市販の薬(OTC薬)での対応ができるのか、整理しておきたいと思います。
ニキビ(にきび)に効能・効果を持つOTC薬を分類すると、
○漢方薬
○ビタミン剤
○便秘薬
○化膿性疾患用薬
があります。
漢方薬は、医療用のものでも、日本皮膚科学会の尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療ガイドラインでも、エビデンス(根拠)が乏しく推奨されていませんので、OTC薬でも使用の優先度は非常に低いです。(ただし、便秘薬としての漢方薬は使う可能性はあるかと思います。)
なので、その他の一般用医薬品について、選び方を整理しておこうと思います。
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2013年03月17日
前回、ニキビ(にきび)や吹き出物のできる仕組みとその原因を考えました。
「ニキビ(にきび)や吹き出物の原因:ニキビや吹き出物に使えるOTC薬を考える」
http://otcreport.seesaa.net/article/347116419.html
これにより、ニキビや吹き出物のできる仕組みや原因がある程度整理できたかと思いますが、この情報を踏まえて、どのように対処していけばいいのか考えます。
今回も、「ニキビは皮膚科へ.jp」を参考にしています。
1.まずは肌を清潔に保つ
ニキビの原因の1つは皮脂がたまることなので、洗顔により清潔に保つことで、ニキビの発生を抑えられる可能性があります。
後述する日本皮膚科学会によると、1日2回の洗顔が推奨されています。
また、化粧によって、毛穴が詰まったり、細胞の代謝を妨げてしまう可能性があるので、最低限の使用にするもの手です。(なかなか難しい部分もあるでしょうが。。。)特に注意が必要なのは、油性のファンデーションの使用や厚塗りだそうです。
一方で、化粧水による肌の潤いを保つといったバランスを取ることも効果的な可能性があるので、そういったスキンケアも考慮します。
2.規則正しい生活の実施
ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足といった要因により、皮膚細胞の代謝が落ちて、毛穴が詰まりやすくなってしまう可能性があります。なので、規則正しい生活もニキビ対策には大切です。
肌関連ということでは、ビタミンB2やB6が細胞の活性化などに効果があると言われていますので、こういったビタミンを含む食品を摂取することも少し気にかけてもいいでしょう。
また、便秘がニキビや吹き出物と関連があると言われていますので、繊維の多い食品を取って、お通じの改善も図っていくといいと思います。
ただ、チョコレートを食べるとニキビが出来やすいといった話も聞きますが、この点は十分な根拠がないようです。
3.医療機関(皮膚科)の受診
上記のような対策をしていても、ニキビや吹き出物ができてしまうことはあるでしょう。その場合、病院(皮膚科)の受診というのもの選択肢になります。「ニキビは皮膚科へ.jp」では、早期の受診を促しています。
さて、ニキビは、医学用語では、尋常性ざ瘡と呼ばれ、日本皮膚科学会が治療のガイドラインを示しています。残念ながら、ガイドライン本体には(会員でないと)アクセスできないようなのですが、概要を示したPDFが以下にあります。
http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-091029.pdf
これを参考にすると、次のようになっています。
①軽度な時から重度な時まで、デフェリンゲル(アダパレン)の使用はおすすめ。また、他の医薬品と併用することも可能。
この製品はガルデルマと塩野義製薬が販売しているものです。彼らが特別なHPを作って、積極的に皮膚科受診を促しているのもうなずけます。
②重度になると(炎症が起こっている場合)、抗菌成分を含む外用剤(塗り薬)を使う。さらにひどい場合は、抗菌成分を含む内服薬(飲み薬)を使用。
外用剤では、ナジフロキサシンのローションとクリーム、クリンダマイシンゲルが推奨されています。
飲み薬では、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、ロキシスロマイシンが推奨されています。
③流行りの(?)ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸マクロゴールを使う場合は、ニキビの治療の選択肢の1つ(サリチル酸エタノールの場合は推奨しない)。ただし、保険は使えない。
④漢方、硫黄製剤、ビタミンCの外用、光線治療、レーザー治療といったものは、選択肢の1つか推奨しない、というレベル。
⑤その他、日本では適応がなく、海外でニキビ用に使用されているものに経口避妊薬があるが推奨しない。
個人的にも全くおすすめしません。最近は、海外でも問題になっています。
⑥なお、ニキビ痕には、現時点で効果があると証明された治療方法はない。
4.その他
市販の薬(OTC薬)の活用も考えられますが、これは次回に。
「ニキビ(にきび)や吹き出物の原因:ニキビや吹き出物に使えるOTC薬を考える」
http://otcreport.seesaa.net/article/347116419.html
これにより、ニキビや吹き出物のできる仕組みや原因がある程度整理できたかと思いますが、この情報を踏まえて、どのように対処していけばいいのか考えます。
今回も、「ニキビは皮膚科へ.jp」を参考にしています。
1.まずは肌を清潔に保つ
ニキビの原因の1つは皮脂がたまることなので、洗顔により清潔に保つことで、ニキビの発生を抑えられる可能性があります。
後述する日本皮膚科学会によると、1日2回の洗顔が推奨されています。
また、化粧によって、毛穴が詰まったり、細胞の代謝を妨げてしまう可能性があるので、最低限の使用にするもの手です。(なかなか難しい部分もあるでしょうが。。。)特に注意が必要なのは、油性のファンデーションの使用や厚塗りだそうです。
一方で、化粧水による肌の潤いを保つといったバランスを取ることも効果的な可能性があるので、そういったスキンケアも考慮します。
2.規則正しい生活の実施
ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足といった要因により、皮膚細胞の代謝が落ちて、毛穴が詰まりやすくなってしまう可能性があります。なので、規則正しい生活もニキビ対策には大切です。
肌関連ということでは、ビタミンB2やB6が細胞の活性化などに効果があると言われていますので、こういったビタミンを含む食品を摂取することも少し気にかけてもいいでしょう。
また、便秘がニキビや吹き出物と関連があると言われていますので、繊維の多い食品を取って、お通じの改善も図っていくといいと思います。
ただ、チョコレートを食べるとニキビが出来やすいといった話も聞きますが、この点は十分な根拠がないようです。
3.医療機関(皮膚科)の受診
上記のような対策をしていても、ニキビや吹き出物ができてしまうことはあるでしょう。その場合、病院(皮膚科)の受診というのもの選択肢になります。「ニキビは皮膚科へ.jp」では、早期の受診を促しています。
さて、ニキビは、医学用語では、尋常性ざ瘡と呼ばれ、日本皮膚科学会が治療のガイドラインを示しています。残念ながら、ガイドライン本体には(会員でないと)アクセスできないようなのですが、概要を示したPDFが以下にあります。
http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-091029.pdf
これを参考にすると、次のようになっています。
①軽度な時から重度な時まで、デフェリンゲル(アダパレン)の使用はおすすめ。また、他の医薬品と併用することも可能。
この製品はガルデルマと塩野義製薬が販売しているものです。彼らが特別なHPを作って、積極的に皮膚科受診を促しているのもうなずけます。
②重度になると(炎症が起こっている場合)、抗菌成分を含む外用剤(塗り薬)を使う。さらにひどい場合は、抗菌成分を含む内服薬(飲み薬)を使用。
外用剤では、ナジフロキサシンのローションとクリーム、クリンダマイシンゲルが推奨されています。
飲み薬では、ミノサイクリン、ドキシサイクリン、ロキシスロマイシンが推奨されています。
③流行りの(?)ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸マクロゴールを使う場合は、ニキビの治療の選択肢の1つ(サリチル酸エタノールの場合は推奨しない)。ただし、保険は使えない。
④漢方、硫黄製剤、ビタミンCの外用、光線治療、レーザー治療といったものは、選択肢の1つか推奨しない、というレベル。
⑤その他、日本では適応がなく、海外でニキビ用に使用されているものに経口避妊薬があるが推奨しない。
個人的にも全くおすすめしません。最近は、海外でも問題になっています。
⑥なお、ニキビ痕には、現時点で効果があると証明された治療方法はない。
4.その他
市販の薬(OTC薬)の活用も考えられますが、これは次回に。
2013年03月15日
思春期のニキビ(にきび)や大人になってからの吹き出物には、個人的にいつまでたっても悩まされます。ニキビがひどい場合などには、病院に行って治療を受けることも考えるべきですが、なかなかそこまでしようということにはならいかと思います。
一方で、ニキビや吹き出物の原因やその対処法については、様々な情報が出回っていて、何が最も適切なのか分からないのが現状です。最終手段は医療機関の受診ですが、その前に市販の医薬品(OTC薬)で対応することもできないか、考えておきたいと思います。
今回は、まず、ニキビや吹き出物の原因について整理しておきたいと思います。
その後、別の機会で、医療機関を受診した場合のニキビや吹き出物治療にどんなものがあるのか理解した上で、一般用医薬品(OTC薬)で対応できることがあるのか、考えていきたいと思います。
ニキビや吹き出物に関する情報は、以下のところに非常にまとまって整理されたものがあります。
「ニキビは皮膚科へ.jp」
http://www.nikibi-hifuka.jp/about/
パッとみると、誰が作ったHPか分かりにくいですが、ガルデルマと塩野義製薬が共同で運営しているものです。HPの名前のとおり、ニキビでの皮膚科受診を促す意図があります。これは、ガルデルマと塩野義製薬で販売しているニキビ用の医療用医薬品「デフェリンゲル0.1%」(成分名:アダパレン)のマーケットを伸ばしたいということだと思います。
このマーケティング部分を差し引いても、ニキビ(と吹き出物)に関する情報のまとまり具合はしっかりしているのではないかと思います。
ということで、少し話が逸れましたが、以下、ニキビに関する情報の整理です。
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一方で、ニキビや吹き出物の原因やその対処法については、様々な情報が出回っていて、何が最も適切なのか分からないのが現状です。最終手段は医療機関の受診ですが、その前に市販の医薬品(OTC薬)で対応することもできないか、考えておきたいと思います。
今回は、まず、ニキビや吹き出物の原因について整理しておきたいと思います。
その後、別の機会で、医療機関を受診した場合のニキビや吹き出物治療にどんなものがあるのか理解した上で、一般用医薬品(OTC薬)で対応できることがあるのか、考えていきたいと思います。
ニキビや吹き出物に関する情報は、以下のところに非常にまとまって整理されたものがあります。
「ニキビは皮膚科へ.jp」
http://www.nikibi-hifuka.jp/about/
パッとみると、誰が作ったHPか分かりにくいですが、ガルデルマと塩野義製薬が共同で運営しているものです。HPの名前のとおり、ニキビでの皮膚科受診を促す意図があります。これは、ガルデルマと塩野義製薬で販売しているニキビ用の医療用医薬品「デフェリンゲル0.1%」(成分名:アダパレン)のマーケットを伸ばしたいということだと思います。
このマーケティング部分を差し引いても、ニキビ(と吹き出物)に関する情報のまとまり具合はしっかりしているのではないかと思います。
ということで、少し話が逸れましたが、以下、ニキビに関する情報の整理です。
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