体臭の原因は、大きく分けても最低6つあります。
それは加齢臭をはじめ、汗の臭い(ワキガも)、足の臭い、頭の臭い、口臭、ミドル脂臭といったような感じです。
私たちは普段体からの臭いを一言で“体臭”と言っていますが、体臭にも大きく分けるとこれだけの種類があるんですね。
また厄介なのが、身体の部分によって臭いの原因も変わってくるため、私達はそれぞれの体臭の原因にあった改善方法を取る必要があります。
そこでこのページでは、まず先ほど並べた6つの体臭の原因を詳しくご紹介します。
そして、それぞれの原因に合った適切な改善方法も一緒に見ていきたいと思います。
自分の体臭が気になり、「何とか改善したい!」と考えている方は是非このページを参考にしてみてくださいね♪
6種類の体臭の原因
それでは、6つの体臭の原因をざっと見ていきましょう。
加齢臭
いわゆるオヤジ世代の体臭の代表的な原因は、この加齢臭です。
昔はそれほど飛び交うような言葉ではなかったのですが、1999年にあの有名な資生堂が広めた言葉だと言われています。
それまで何と呼ばれていたかわかりませんが、加齢臭は主に年配の方に多く、鼻にツンとくるような臭いがするのが特徴ですよね。
そんな加齢臭の原因は、「ノネナール」です。
…ノネナールという言葉は初めて聞いたと言う方も少なくないかと思いますので、ノネナールについてちょっとだけ簡単にご説明をさせていただきます。
ノネナールってなに?
ノネナールは、臭いの原因物質です。
つまり、私たちが知っているあの加齢臭はシンプルに「=ノネナール」と思っていただければ良いかと思います。
このノネナールは、元々皮膚の表面の毛穴の根元の皮脂腺から分泌される皮脂の中にある、脂肪酸(9-ヘキサデセン酸)という成分が過酸化脂質によって酸化されて創り出されるもので、年齢を重ねるごとにこの現象が起こりやすいと言われています。
つまり、歳を重ねるごとに体内からノネナールが作られやすくなってしまうため、40歳前後あたりから加齢臭が発生し始める。と言われているんです。
なお、加齢臭が男性に多い理由は、ノネナールは男性ホルモンの影響がとても強く男性ホルモンは女性よりも男性の方が皮脂の分泌が多いから。だといわれています。
しかし、女性の場合でもノネナールが発生する事はありますので、女性だからといって加齢臭がしないわけではないんです。
汗の臭い
次に汗のニオイの原因についてです。
これはよく言われるのですが、汗自体はほとんど無臭だと言われています。
…ではなぜ汗臭くなってしまうのか?
という部分ですが、その原因は皮脂の成分になります。
私たちの汗の99%は水分でできており、サラサラしていてほとんど臭いはありません。
しかし、残りの1%は塩分などのミネラル分が豊富で粘り気が強くてねばねばしたものになっています。
これがどうやら悪さをしているようです。
わかりやすく言うと、汗自体には悪い体臭につながるような物質はほんの少ししか含まれていないけれど、そのほんの少しの悪い汗が皮脂や雑菌などと混ざりあって、雑菌によって分解された時に嫌な臭いを放つという仕組みです。
これが汗の臭いの原因になります。
頭、脇、デリケートゾーン、足などは汗臭くなりやすいポイントと言われており、それぞれ違う場所に位置していますが、汗臭くなってしまう仕組みについては上記のような内容が共通しています。
足の臭い
足の臭いは特にキツイ臭いを放つのでかなり厄介な体臭の原因の1つですね。
足の裏の臭いの仕組みについては先ほどご紹介したとおりなのですが、人間の足の裏と言うのは体の中でも最もに汗をかきやすい場所だと言われており、そうであるがゆえに臭いを発しやすい場所でもあります。
実は足の裏の汗の量は、1日にコップ1杯分とも言われているんです。
もちろん体質やその時の状況によって人によって変わってきますが、それほど汗をかきやすい部分だということです。
そんな足の裏は靴下や靴などを履きますから、他の部分よりも湿気もたまりやすいですよね。
革靴を長時間履いたあとなんかは、特にニオイも激しいかと思います。
また、足の裏の場合は、汗をかきやすい・湿気が多いから雑菌が繁殖しやすい。と言うこと以外にも臭いがきつくなる原因があります。
それは、足の裏の角質です。
足の裏の角質が剥がれたときに、それを栄養分とする雑菌集まって捕食します。
そしてさらに増殖します。
このように足の裏は、何かと臭いがキツくなる要素がたくさんある部分なんです。
頭の臭い
頭のにおいが臭くなってしまう原因のほとんどはフケだと言われています。
先ほど紹介した、汗の成分と皮膚の雑菌の要素ももちろんありますが、それ以上に頭皮の場合は「フケ」が原因です。
フケと言うのは、足の裏の角質と同じように古くなるとすぐに剥がれ落ちてきます。
そうなると、剥がれ落ちたをフケ栄養分とする雑菌が繁殖して、頭にかいた汗の成分と混ざりあって分解され、あの独特な変なにおいが発生します。
結論から言えば、頭の臭いは純粋にフケを減らすことが改善のポイントになりますが、
これについては後ほど詳しく説明します。
口臭
口臭はコントロールしやすい体臭の1つですが、逆にすぐに発生してしまい真っ先に相手を不快にさせてしまう体臭の1つでもあります。
ある調査の結果によると、近年口臭に苦しんでいる人が増えているんだとか。
その調査によると20人に3人は、耐えられない位の臭い口臭を持っているんだそうです。
そんな口臭の原因は、基本的には歯の周りに着いた歯垢や虫歯・歯周病などが主な原因です。
あと、腸内環境が悪くて便秘気味になるとお腹にたまった便が腸内で腐って、悪臭物質を大量生産します。
それが体内を逆流して口からでる。なんてこともあります。
なので、ちゃんと歯磨きしてるのになんかクサイ。。と言う方は腸内環境が原因かもしれません。
また、もし体の内臓に異常がある場合、そこから異臭が放たれ口臭の原因になると言う場合もあります。
その場合に関しては、歯磨きなどの簡単な対策でどうにかなる問題ではないのですぐにお医者さんにいきましょう!
ミドル脂臭
このワードは聞き慣れない方が多いかと思います。
ミドル脂臭とは、あの有名なマンダムが体臭研究の中で発見した新たな体臭のことです。
このミドル脂臭は、あらゆる体臭の中でも女性に最も嫌われる臭いだと言われています。
というのも、ミドル脂臭が放つ臭いは女性が嗅ぐと腐った生ごみのように感じるんだそうです。
中々ない表現ですが、相当臭いと言う事ですね。
そんなミドル脂臭は加齢臭とはちょっと違って、30代くらいから発生し始めると言われています。
早い方だと20代後からミドル脂臭が発生している可能性もあります。
そんなミドル脂臭の原因は、ジアセチルと言う臭い成分です。
こちらも加齢臭のときのように、ミドル脂臭=ジアセチルと言ったような認識で大丈夫です。
なお、このジアセチルと言う成分は、酵母や酵母菌などのいわゆる微生物が発酵することによって作られます。
さらに詳しく言うと、私たちの汗に含まれている乳酸と言う疲労物質が頭皮に存在しているブドウ球菌と言う細菌によって分解されて、ジアセチルが出来上がります。
なので、汗から臭い物質が作られてしまうと言う部分に関しては加齢臭とちょっと似ていますね。
このジアセチルと言う成分が発生しやすくなる仕組みは加齢臭と似ていると言われています。
というのも、ジアセチルが発生しやすい状況には生活習慣の乱れが大きな原因の1つだと言われています。ある調査結果によると、30代から40代の方で脂っこい食べ物が大好きな方や、慢性的な睡眠不足、ストレスを多く抱える生活を送っている人に多いようです。
こういった乳酸を汗に多く含ませてしまう原因のようです。
…少々長くなってしまいましたが、これらが私たち人間の誰もが起こりうる6つの体臭の原因なります。
では次の段落でそれぞれの体臭の改善方法についてまとめていきます。
6つの体臭の対策方法
先ほどの段落で並べた6つの体臭の原因の順番通り改善方法も紹介していくので、自分の抱える体臭の悩みの部分をそれぞれチェックしてみてください。
加齢臭の改善方法
加齢臭の原因はノネナールと言う成分。だと言うことは先ほどお話した通りです。
なので、加齢臭対策にはノネナールの発生を抑えるためにどうしたら良いのかと言うことを知る必要があります。
ノネナールの発生を抑える方法は、生活習慣を見直すことが1番の近道だと言われています。
では、ノネナールをできるだけ発生させないためにするべき事を見ていきましょう。
- ストレスを溜めすぎないこと
- 適度な運動を毎日行うこと
- タバコを吸わない
- アルコールは適度に
- 紫外線を避けること
これらを意識していくだけでも、かなり変化はあるようです。
それと同時に合わせてお勧めしたいのが、抗酸化作用がある食べ物を積極的に摂取することです。
なぜならば、人間は年齢と共に坑酸化力が衰え皮脂が酸化しやすくなってしまうからです。
ではどんな食べ物食べたら良いのかと言うとそれは以下の通りです。
- バナナ
- 緑茶
- 大豆
- ベリー
- りんご
これらの食べ物です。
あくまで坑酸化作用が高い食べ物の一例ですが、加齢臭に対しての改善効果が高い食べ物になります。
・・・以上が加齢臭を改善するための方法です。
一気に全てを行うのは厳しいと思うので、自分のできる範囲でできるところから改善していけると良いかと思います。
汗の臭い
汗のニオイの原因のところで、99%が無臭で良い汗で残りの1%が悪い汗と言われていて、この悪い汗が臭いの発生源だと言う話をしました。
汗の臭いがきつい人は、この悪い汗をかきやすいと言われています。
そのため根本的に汗の臭いを抑えたい場合は、まずは悪い汗をかかないような体質に改善していけば良いわけです。
そのためには日常的に運動行うことが大前提です。
日常的に運動を行って頻繁に汗をかく習慣をつければ、悪い汗は良い汗と変わっていくと言われています。
このようにあえて頻繁に汗をかくことで汗が出る汗腺を整えていくことを汗腺トレーニングといいます。
しかし運動が苦手な方や、場合によっては運動ができないと言う方もいらっしゃるかと思います。
そういった方は入浴を利用した汗腺トレーニングが最適です。
入浴を利用した汗腺トレーニングのやり方
- 浴槽に43度位のやけどしない程度の熱めのお湯少なめに張り
- 両手と両足を10分から15分程度温めます
- 次に最初に入れた熱めのお湯にぬるいお湯を足して
- 今度はぬるいお湯に全身でつかります(この時にお湯にお酢入れると、より効果的です。)
- そしてしばらくリラックスしてからおふろからあがります
- お風呂からあがってから水分を充分に拭き取ってからは、すぐに服を着ずに、そのまま汗を乾燥させていきます
こうすることで目に見えない汗が汗腺から出て行きやすくなり、汗腺の機能を高めることができます。
このトレーニングを繰り返すことで汗の質が変わってくるため、やがて汗の臭いが変わっていくという効果が期待できます。
また、脂ギッシュで肉のテーマパークのような食生活を送ってらっしゃる方は、野菜や果物も一緒に入れてあげてください。
食事の要素も大きく関係してきますので、これも大切なことです。
足の臭い
足の裏の臭いの原因を説明した段落で、足の臭いは雑菌と足の裏の汗が混ざり合うことで発生すると言う説明をしました。
では足の裏の嫌な臭いを防ぐためにはどうしたら良いのかと言う所ですが、足の裏の臭いを改善するためには、まずは靴の通気性を良くする必要があります。
サンダルで過ごせれば最高です!
…しかし、会社にサンダルでいけない方も大勢いらっしゃるかと思います。
それが出来ない場合は、できるだけ毎日同じ靴をはかないと言うことが大事になってきます。
何故かと言うと、毎日同じ靴を履き続けてしまうと、足の裏にかいた汗が生乾きのまま毎日靴を履き続けることになりかねません。
それは足の臭いをどんどんどんどん臭くしてしまう原因になります。
また、履き終わった靴は10円玉を2枚くらい入れたり、新聞紙をくしゃくしゃにして中につっこんだりして湿気を素早く取り除くといったような方法が効果的です。
個人的なお恥ずかしい話ですが、以前レストランのウエイトレスをしていた頃、そこで支給された靴が誰かのお下がりだったんです。
マジか!!!って思いましたねw
そしてめちゃくちゃ臭かったんですね。。。
当時私は新参者だったので嫌々履いて仕事をしていたのですが、そんな靴でも新聞紙を詰める。これを欠かさずやってところ、それだけでも臭いがびっくりするくらい変わりました。
他の人に見られたらちょっと恥ずかしいですけど、これは効果バツグンです!
(余談失礼しましたww)
頭の臭い
頭の臭いの原因はフケです。
そのため頭の臭いを改善するためにはフケが増えないようにすることが大事になってきます。
フケが増えてしまう原因は、生活習慣の乱れやストレスによる影響が大きいと言われています。
また、睡眠不足も該当します。
とにかく過度のストレスはフケが増えてしまう原因なので、まずは生活習慣を整えることストレスを解消していくと言う事はできる限りのことをしていきたいですね。
では実際に現れてしまったフケに対してですが、体を洗うようにしっかりと洗い流したくなる気持ちはよくわかります。
しかし、こまめにシャンプーをするという事は逆効果です。
実はシャンプーをこまめにしすぎてしまうと、頭皮を守ってくれる皮脂や常在菌が少なくなってしまい、フケと合わさって臭いの原因になる雑菌が繁殖しやすくなってしまうんです。
そのためシャンプーをする頻度を減らす必要があります。
元々に1日2回程度シャンプーをする習慣がある人にとっては少々気分が悪いかもしれませんが、シャンプーをする頻度は2日から3日に1回程度で良いと言われています。
多くても1日1回ですね。
朝も夜もシャワー浴びなきゃダメ!と言う方は、どちらかをお湯ですすぐだけにすると良いかと思います。
口臭
口臭の原因の段落でも話した通りですが、純粋に歯磨きが足りていないか内臓部分に異常があるかと言うお話をしました。
まず、後者の場合はすぐに病院に行ってください!
意外と軽く見られがちなのですが、病気が原因で口臭が悪い場合もしかすると
- 呼吸器系
- 消化器系
- 鼻耳喉系
- 肝臓
- 腎臓
などが、癌をはじめさまざまな病気に侵されている可能性があると言われています。
また、デリケートゾーンではカンジダ感染、また、糖尿病なども関係しているといわれています。
一方前者の場合は歯ブラシや、歯磨き粉を変えてみるなど、ちょっと違った方法を試してみるなどして日常的な歯磨きを改善していきましょう。
また自分の口臭がどれだけなのかというのを、自分自身がまずは把握することも大事なことです。
自分で「ちょっと臭いなぁ。」と感じたら、おそらく相手はかなり臭く感じているかもしれません。
ですがその時に何も臭いが感じられなければ、改善の効果が出ているということなので安心してください♪
ミドル脂臭
ミドル脂臭のニオイの原因は加齢臭と同じく、生活習慣の乱れです。
食生活のバランスが悪かったり、睡眠不足、ストレスをなかなか発散できていないといった状況の場合はそれが原因になってる可能性が高いです。
そのためミドル脂臭の改善方法は加齢臭と似ていて、生活習慣を改める事が重要になってきます。
体臭の原因と対策まとめ
いかがでしたか?
ちょっと長くなってしまいましたが、我々人間の体には様々な臭いの原因があり、結局のところ多くの場合体のケアがきちんとできていなかった時に嫌な体臭が発生してしまうということがわかりました。
まずは自分の体臭の原因をしっかりと把握し、それに合った改善方法を取り入れてコツコツと行っていってください。
余談ですが、ある団体の調査によるとおよそ5人に1人が相手の体臭が原因で、恋人や結婚相手と別れた経験があるとの事でした。
またビジネスシーンでは、相手から嫌な体臭がするとその人に対して仕事面でも良い印象を持つ人は少ないそうです。
むしろ「この人の仕事は大丈夫か?」と疑われてしまいやすいようです。
そう考えると、もしかすると見た目以上に体臭は気にするべきポイントかも知れませんね。
なお、体臭改善を行なう際はダイエットと同じで継続が大事なので、あきらめずにコツコツ積み重ねていきましょう!!
コメント