なぜ不安や怖れなどの、感情が存在するのか?

感情については精神医学・生物学・認知神経科学など、さまざまな分野で語られていますが、ここではエッセンスのみを紹介したいと思います。

感情は、その人の潜在意識がホンキで信じていること
=強い思い込み=観念が、どのようなものかを伝えるために存在します。

ちょっと、想像してみて下さい。

あるとき、あなたが体重計に乗ったところ、3kg増えていました。

そのとき、どのように感じるでしょうか?

悲しみや不安を感じるのは、「体重が増えるのは良くない」という観念を持っているから。

無理なダイエットをする人は、こういう観念が強すぎるのかもしれません。

一方、喜びを感じるなら、「体重が増えることは良いことだ」という観念を持っている。

身体を大きくしたいスポーツ選手なんかは、そのような観念を持っているでしょう。

また、特に何も感じないのは、体重に関する観念が強くないからです。

以上のように感情には、あなたの持っている観念を教えてくれる役割があります。

例:遊び感覚でお金を得ることへの観念。

私たちは子供の頃から遊んでばかりいるのは、良くないことだと教えられることが多いようです。
(※こういう状況は、昔 進学塾の校長をやっていた際、頻繁に目にしてきました)

そして大人になった後には、「収入を上げるには厳しく努力せよ」という情報にさらされる機会が、とても多い。

そのため、一般的に遊びとかお金に対して、強いマイナスの観念を持っていることが多くなるみたい。

同時に、楽しんでお金を稼ごうと決意したとき(特にそれで生活しようと思ったとき)、たいてい怖れや不安を感じます。

そして、その怖れや不安といった感情は、あなたにこういうことを教えているかもしれません。

「辛くなければお金は得られないって、信じ込んじゃってますよ。その観念を手放さないと現実化しちゃいますよ」と。

感情をゆるめること=観念を手放すこと。

感情は、観念の存在を教えているのみであり、それ自体に力があるわけではないと言われています。

つまり、怖れや不安自体には何の力もない。

ただ、観念には力があるので、いらないものは手放したほうが良いんです。

「手放す」という言葉は、メンタル・スピリチュアル系の本に良くある言葉なのですが、もしかすると難しく感じるかもしれません。
なんか修行の末、完全に消し去るみたいな(??)。

なので「手放す」というよりは、「ゆるめる」と言ったほうが、伝わりやすいかもしれません。

では、観念をゆるめるには どうすれば良いのか?

まず、感情をゆるめれば良いんです。

あなたが「辛くなければお金は得られない」という観念を持っていたとします。

その状態のまま、楽しいことをやろうとすると、収入が得られないかもしれないという怖れが強く出ます。

あなたに観念の存在を教えるためです。

で、あなたが「怖れ」をゆるめたとします。

これは、怖れに教わるべきこと(=「辛くなければお金は得られない」という観念の存在)を、ゆるめたことになります。

すると、あなたの潜在意識は「辛くないとだめ?言われてみればそうかもね。でも 絶対にそうだとも感じないし、人によるよね」という ゆるーい状態になります。

セドナメソッドは、ゆるーい状態をつくる手法。

「悲しみを癒すには、
悲しみを認めることだ」

書籍などで頻繁に紹介されているこの言葉、あなたも聞いたことがあるかもしれません。

怖れをゆるめる方法、それは怖れを味い認めることです。

セドナメソッドは、感情を味わい認めます。

そして自己対話法を使って、最終的にはゆるーい状態を生み出します。

セドナメソッドの実践方法。

それでは、本題のセドナメソッドのやり方です。

下記のような自問自答をしてください。

「今、何を感じていますか?」→「不安」「怒り」など
  ↓
「その感情を認める事はできますか?」→「はい」/「いいえ」
  ↓
「それを手放せますか?」→「はい」/「いいえ」
  ↓
「手放しますか?」→「はい」/「いいえ」
  ↓
「いつ?」→「今」

文章に起こすと、たったこれだけのことです。

ただ本気でやると、自問自答にもかかわらず、「はい」と答えるのに葛藤したりします(笑)

セドナメソッドにおける3つコツ。

あくまで万人に当てはまるとは限りませんが、セドナメソッドには3つのコツがあるようです。

1.ワザと溜めて、感情を味わいつくす。

「その感情を認める事はできますか?」の部分で、わざと溜めて感情を味わいつくします。

「はい」「いいえ」を答える前に、震えがくるくらい味わいつくすと良いみたいです。

構えないでこまめに行う。

なんというか、例えば人と会話している時に不快を感じたら、会話しながら(ふりをしながら)、心の中ではセドナをやるぐらいの気軽さで回数を重ねるのが吉。

あ、この場合は先に紹介したように、感情を味わいつくしたりはしません。

まとめ。

私たちは、怖れを感じることを怖れてしまい、感じないようにフタをすることがあります。

上記には無理にポジティブにしたり、ハイテンションになることも含まれます。

ただ、これをやってしまうと、怖れを生み出した観念がどんどん強くなっていきます。
そして、いつか現実化してしまうわけです。

繰り返しになりますが、怖れそのものに力はありません。

なので、怖れを感じることを怖れないでください。

最初はむしろワザと大げさに怖れを感じ尽くすくらいが吉でしょう。