「右脇が痛い!」女性の場合は特に、乳がんをすぐに思い浮かべてしまいがちですが、どうか慌てないで下さい。今回の記事では、右脇の痛みの原因・考えられる病気の可能性・検査方法・治療方法・予防のポイントについてお伝えをします。
右脇の痛みに要注意!4つの病気の可能性と治療方法とは?
1)なぜ痛みが・・?右脇の痛みの代表的症状と主な5つの原因
「ピリピリと痛む・鈍痛・腕を動かしたときの痛み・腕の痺れを伴う痛み」このような症状が脇腹の遺体での代表的な症状と考えられます。原因としましては下記の5つの項目が考えられます。
(1)ウィルス
過剰なストレスや、風邪など免疫力が低下している時に、ウィルスが神経節で活動することによった痛みが生じるケースがあります。
(2)細菌
細菌感染などにより、脇のリンパ腺部分が腫れることにより痛みが生じることがあります。
(3)過度の運動
運動や筋トレのやりすぎで、筋線維を部分的に断裂することによって起こります。分かりやすい言い方でいえば筋肉痛です。
(4)神経圧迫
同一姿勢を長時間続けたり、デスクワークによる首や肩甲骨周りの筋肉の緊張(コリ)により、神経が圧迫されることにより痛みを生じます。
(5)外傷
特に女性の場合にムダ下処理の際に脇下に傷をつけるなどした場合に、毛穴から感染して化膿するようなケースもあります。
2)症状が続く場合には・・痛みが続く場合に考えられる4種類の病気
(1)帯状疱疹
水疱瘡と同じ原因ウィルスにより疾患です。チクチクするような皮膚の痛みから始まり、次第に発疹や水ぶくれが帯状に広がって痛みを生じます。
(2)腋窩リンパ節炎
外傷や皮膚炎などの原因により、リンパ節に炎症が起きます。腋にしこりができて痛みを伴います。
(3)乳腺症
出産後の女性で、授乳が終盤になってくると、エストロゲン分泌が上昇し「乳腺の端」が乳腺症変化を起こし痛みが出ます。
(4)胆石症
右の脇だけでなく痛みが背中にまで広がっているような場合は胆石症を疑うこともあります。
3)自分でできることとは?痛みへの対処方法
(1)シップ
運動や筋トレをやりすぎたという自覚のある場合に、ズキズキと痛むような場合は一時的にシップや塗り薬が有効です。
(2)保温と安静
筋肉痛が2日目に入ったら冷やすのは中止して、お風呂などでしっかり温めて回復を図ります。また十分に休息をとると効果的です。
※注
その他の思い当たる原因がないのに痛みがある場合には、可能な限り早く病院を受診してください。自己判断で放置しておくと症状が重篤化し、治るのに時間がかかってしまうケースもよくみられます。 特に女性の場合は、脇の下の痛みというとすぐに乳がんを疑ってしまいますが、通常の乳がんの場合は痛みを伴うことは少ないですし、定期的に検査をしていれば発見されることがほとんどです。むやみに心配しないようにしましょう。
4)気になる場合は専門医へ!痛みが続く場合にすべき検査方法
(1)問診
帯状疱疹の場合は皮膚科に行って診てもらいます。これといった検査をしなくても問診、視診でだいたい分かります。3割負担で1,000円ちょっとのところが多いようです。また乳腺症の場合はかかりつけの産婦人科に行くとよいでしょう。
(2)血液検査
ウィルス反応をみるときに、血液検査を行なうことがあります。検査対象によってばらつきがありますが、おおよそ1,000円前後のところが多いようです。
(3)レントゲン
胆石が疑われる場合などは胸部のレントゲンを撮影します。細菌は専門のクリニックなどもできていますが、最初は内科にかかるとよいでしょう。3割負担で700円~800円というところが多いようです。
5)どんな治療が行われる?行われる可能性のある治療方法
(1)投薬治療
帯状疱疹にかかった場合は、一般的にバルトレックスという薬を処方されることが多いです。費用は1週間分で7,000円ほどかかります。
(2)抗生物質
細菌性の感染の場合は抗生剤を用いて菌の除去を行ないます。費用によっては病院によってまちまちなので、電話かホームページで問合せてみるとよいでしょう。
(3)冷却・安静
薬で腫れを抑えられないような場合は、冷却します。費用は実費です。後は安静にして回復を図ることが大事です。
(4)手術
胆石症が悪化したような場合は手術を行なうことになります。費用はにゅういんきかんによっても異なりますので、問い合せて確認するとよいでしょう。
6)日常生活から注意を!右脇の痛みへの4つの予防ポイント
(1)食習慣
今回とりあげた症状でたまたま授乳中の女性に関する疾患もありましたが、赤ちゃんに授乳する際の理想的な食事を他の疾患の場合も参考にするとよいです。 即ち、砂糖や脂肪分をとりすぎず、新鮮な野菜と果物を摂取するように心がけ、水分をしっかりと補給するという風に、生活習慣病の予防食と同じです。
(2)生活習慣
規則正しい生活は何よりも健康の基本です。朝ごはんを含む3度の食事を決まった時間にとり、夜はお風呂に入ってリラックスし、体を温めてから寝ることです。
(3)運動習慣
適度な運動は血液の循環を促進し、体の回復を早めます。ただし「ゼーゼーハーハー」言うような運動や、筋肉痛を残してしまうような運動はなれない人には逆効果です。怪我につながりますので十分に注意してください。
(4)目を休める
デスクワークやスマホの見すぎなど、目を酷使すると交感神経が優位になりすぎて、就寝中に十分体が回復できません。寝る直前まで目を刺激することは控えましょう。
今回のまとめ
1)なぜ痛みが・・?右脇の痛みの代表的症状と主な5つの原因
2)症状が続く場合には・・痛みが続く場合に考えられる4種類の病気
3)自分でできることとは?痛みへの対処方法
4)気になる場合は専門医へ!痛みが続く場合にすべき検査方法
5)どんな治療が行われる?行われる可能性のある治療方法
6)日常生活から注意を!右脇の痛みへの4つの予防ポイント