目次
- 治りにくい大人ニキビをきれいに治すには
- できてしまった大人ニキビ、症状別の治し方
- 大人ニキビの原因を理解して正しい治し方を
- いつも同じところにできるニキビ、原因と治し方は?
- さあ、早速今日から実践してみよう
治りにくい大人ニキビをきれいに治すには
思春期で悩んでいたニキビと違って、大人になってできたニキビは一度できてしまうと治りにくいし再発しやすくて大変。加えて青春ニキビと大人ニキビでは、出来る原因も変わってくるので対処法も変わってきます。つまり、若い頃と同じスキンケアをしているだけでは、いつまでたってもニキビが治らないまま悩まされ続けてしまうかもしれないのです。1日も早くきれいなお肌を取り戻すためにも、大人ニキビができる原因と対処を知って解決策を見つけましょう
できてしまった大人ニキビ、症状別の治し方
白ニキビ
症状
ニキビのまだまだ初期段階であり、専門用語ではコメドと呼ばれるものが白ニキビです。過剰に分泌されてしまった皮脂や古い角質が、角栓によって毛穴の中に溜まって出られなくなることでプツプツと膨らんでしまった状態です。この段階では、まだアクネ菌も増殖せず炎症を起こしていないので、皮膚組織もダメージは受けていません。この段階ではまだ痒みや痛みはないので、できるだけ早く治療することが大切になってきます。
治し方
ニキビの原因になる角栓による皮脂づまりを起こしてしまう原因には、男性ホルモンが挙げられます。実は女性の体にも男性ホルモンが存在していて、これこそが毛穴を縮小させて皮脂を詰まらせてしまう原因になってしまっているのです。また、男性ホルモンには皮脂分泌を増やし、肌が持っているバリア機能を低下させてしまう性質もあります。ホルモンバランスを整えて、男性ホルモン優位の状態から抜け出すことが、ニキビを治す近道となるでしょう。男性ホルモンが増えてしまう要因には、ストレスや疲労などが挙げられます。ニキビを作らないためにも、生活習慣を変えて心や体を整えるようにしてください。また、男性ホルモンを抑制する女性ホルモンに似た成分を持つ大豆イソフラボンを摂取することで、ホルモンバランスを整えるのも効果的です。
NG行為
白ニキビはニキビの中でも初期段階で比較的治しやすいのが特徴です。それなのに、洗顔をせずに1日の汚れをそのままに寝てしまったり、ニキビができてしまった部分を汚れのついた指で何度も触ってしまえば、雑菌が入ってしまい悪化の原因になってしまいます。ついついニキビを自己治療しようと潰してしまいたくなるかもしれませんが、これも肌に傷をつけて跡になってしまったり、雑菌が入ってしまう原因になるのでやめましょう。また、ニキビの治療薬には抗炎症効果のある成分が入ったものがありますが、白ニキビは炎症を起こす前の状態なので効果はありません。刺激を与えて肌へ負担をかけてしまうだけなので、この段階では使用は控えた方がよいでしょう。
黒ニキビ
症状
ホクロのように肌に黒いプツプツができてしまう黒ニキビ。角栓によって毛穴詰まりを起こした状態で、その中に角質やアクネ菌や脂肪酸がたまっていくと、中で収まりきれずに表面から顔を出します。顔をだした皮脂が空気に触れて酸化するとその部分が黒くなり黒ニキビになってしまうのです。 また、黒ニキビの中にはいちご鼻も挙げられます。いちご鼻とは、鼻の毛穴が黒ずんで、いちごのように毛穴が目立ってしまった状態のことを言います。鼻は皮脂が出やすく毛穴の数も多いため、黒ニキビになりやすい場所でもあります。白ニキビの段階から次のステージにすすんでしまっているので、これ以上悪化させて赤ニキビにならないようにさらなる注意が必要です。
治し方
毛穴から出られなくなってしまった皮脂を外に出すためにも、肌を柔らかくして皮脂が出やすい状態を作りましょう。ホットタオルで温めたり、湯船にゆっくりと浸かることなどが効果的です。その状態でオイルクレンジングをすれば、毛穴に詰まっている皮脂を溶かして流し出すこともできます。
NG行為
温めたりオイルクレンジングで皮脂を取り除くのは効果的ですが、その後毛穴が開きっぱなしの状態では、アクネ菌が中に入って炎症を起こしてしまったり、さらなる毛穴詰まりを起こす原因になってしまいます。必ず毛穴を引き締めるために、ケアの後は冷やしたり毛穴を縮める化粧水を使うようにしましょう。また、ついつい毛穴パックを使って汚れを取り除きたくなってしまいますが、肌への負担が大きくバリア機能を低下させてしまう原因になります。
赤ニキビ
症状
白ニキビや黒ニキビが悪化して、赤く炎症を起こしてしまった状態の赤ニキビ。かゆみや痛みを伴うので、この段階になってしまうと、鏡を見るのもかなり憂鬱になってしまう方が多いのではないでしょうか。赤ニキビは、毛穴に詰まっている皮脂を餌にしてアクネ菌が増えてしまうことが原因でできます。アクネ菌自体は誰の肌にも存在する常在菌です。しかしながら、アクネ菌が増殖してしまうと、外敵と体が判断して皮脂を分解するために、皮脂を分解する攻撃を始めてしまいます。これによって毛穴が炎症を起こしてしまうため、今あるニキビがさらに悪化をしてしまうのです。
治し方
白ニキビや黒ニキビの症状が悪化し、アクネ菌が増殖して炎症を起こしてしまっているので、まずはアクネ菌を抑えなければいけません。面皰圧出といって、ニキビの中にある皮脂や膿を出す方法は、炎症を起こしてしまったニキビにはできません。無理に潰してしまっては、真皮層を傷つけてニキビ跡を作ってしまう原因になるので絶対にやめましょう。抗生剤やステロイドなどを使っての治療が一般的ですが、炎症を抑えることができても結局は一時凌ぎにしかならず、また再発してしまうかもしれません。できるだけ皮脂の過剰分泌になるような食生活や生活習慣を改め、できてしまったニキビは早い段階で治して炎症になるのを防ぐようにしましょう。
NG行為
ニキビが気になるあまりついつい触ってしまったり、髪の毛で隠そうとしてしまうかもしれませんが、刺激になってしまえば悪化してしまいます。化膿してしまったり傷をつけてニキビ跡を作ってしまう原因になるので、必ず清潔な状態を保つようにしてください。また、アクネ菌は油分を餌に増殖するので、ワセリンのような油分の高いものをつけてしまうと逆効果です。毛穴を塞いで悪化を進めるだけなのでやめておきましょう。
黄ニキビ
症状
炎症を起こしてしまった赤ニキビが、さらに悪化してしまってできたのが黄ニキビです。毛穴の中でアクネ菌によって悪化してしまった皮脂や、アクネ菌をやっつけるための白血球が死骸となったものが、膿となって溜まってしまっている状態です。真皮層まで炎症が進んでしまっているので、ニキビ跡になる可能性は非常に高いでしょう。
治し方
できてしまった黄ニキビは、患部の炎症を抑えることが大切です。皮膚科に行けば内服抗生物質を処方されることでしょう。炎症の状態によっては、ステロイド剤の注射を打つこともあるかもしれません。ただし、あくまでもステロイドの使用は一時的な炎症を抑えるためだけのものであり、肌の免疫力を下げてしまわないためにも長期での使用はできません。医療機関によっては、レーザー治療やLEDダイオード療法などを用いることもあるので、ニキビ跡が残らないように皮膚科で相談してみましょう。
NG行為
色素沈着をしてしまったり、デコボコとしたクレーターのようなニキビ跡が肌に残ってしまう可能性が非常に高いので、自己処理をしようとするのはやめてください。プツッとなって破裂しそうな状態は、ついつい潰して膿を出してしまいたくなるかもしれませんが、潰せばニキビ跡になってしまうので絶対にNGです。患部を清潔な状態にして、できるだけ早く皮膚科を受診することをお勧めします。
大人ニキビの原因を理解して正しい治し方を
大人ニキビのできる原因
肌の乾燥によるバリア機能の低下
思春期ニキビが油分の多いおでこの生え際や鼻などのTゾーンにできやすいのに比べると、大人ニキビは乾燥しやすい顎周りなどのUゾーンにできやすいのが特長です。肌が乾燥をしてしまうと、肌のバリア機能が壊れてしまったり、肌が硬くなったことにより角栓ができやすくなります。また、乾燥している肌を保護しようと皮脂が過剰に分泌されてしまうため、毛穴に皮脂や古くなった角質が詰まってしまう原因になるのです。
ホルモンバランスの乱れ
男性ホルモンは女性にも存在しますが、ストレスや乱れた食生活などによってホルモンバランスが崩れてしまうと、男性ホルモンが過剰に分泌されてしまうことがあります。男性ホルモンには皮脂分泌を増やしたり毛穴を縮小させる効果があるため、角栓による毛穴詰まりを起こしやすくしてしまいます。一方で、女性ホルモンには皮脂の分泌を抑えて肌に潤いを与える効果があるため、美肌作りには欠かせません。とはいえ、女性ホルモンであるエストロゲンが過剰に分泌してしまえば、子宮筋腫や乳がんなどの婦人病のリスクを高めてしまうこともあります。偏りのない、ホルモンバランスの整った状態こそがニキビ予防につながるのです。
大人ニキビの治し方①スキンケア
間違ったスキンケアをしていませんか!?
- メイクを落とさずに眠ってしまうことがある
- 1日に何度も洗顔をしている
- 洗顔をするとき強く顔をこすっている
- オイリー肌なので洗顔の後に保湿をしない
ターンオーバーを促すスキンケアを
肌は約1ヶ月ほどかけて、新しい肌へと生まれ変わっていくターンオーバーを繰り返しています。これがストレスによるホルモンバランスの乱れや、加齢などによって乱れてしまうと、肌を守るための角質層が未熟なままどんどん重なっていき硬くなり、毛穴詰まりを起こしてしまいます。古い角質をためてしまわないためにも、肌のターンオーバーを促すスキンケアをすることがニキビ予防には重要です。
洗顔方法と洗顔料の選び方
余分な皮脂や古くなった角質を落とすために、毎日の洗顔は欠かせません。ニキビの初期段階では、古くなった角質を除去して皮脂詰まりを解消させることが肌の再生へとつながります。「サリチル酸」や「グリコール酸」などの、ピーリング効果のあるものを選ぶと良いでしょう。また、ニキビ予防には正しい洗顔方法も大切です。
- 手を石鹸で洗う
- ぬるま湯で予洗いをして肌の表面についた汚れを落とす
- 洗顔フォームをホイップ状になるまで泡立てる(洗顔ネットを使うと作りやすい)
- 手で洗うのではなく泡で洗う感覚で洗顔をする
- ぬるま湯で1分ほどかけてしっかりと洗い流す
この手順をきちんと守って洗顔をするようにしましょう。間違った洗顔をしてしまえば、肌の表面に傷がついてしまったり、乾燥による皮脂の過剰分泌を促す原因になります。乱暴にゴシゴシと顔を洗ったり、1日に何度も洗顔をするようなことは悪化させてしまうのでやめましょう。
化粧品の選び方と使い方
オイリー肌だからといって、洗顔後に化粧水や乳液などをつけずに保湿をしないでいると、かえって皮脂分泌を増加させてしまうこともあります。優しく洗顔をしていても、肌はダメージを多少なりとも受けています。油分や水分をきちんと整えてあげるためにも、洗顔後は5分以内に化粧水をつけるようにして、保湿をきちんとしてあげてください。大人ニキビ対策の化粧品を選ぶのなら、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
- 余分な皮脂を抑えてくれるもの
- 炎症を抑えてくれるもの
- オイル・アルコールフリーのもの
ビタミンC誘導体は、余分な皮脂を抑えてニキビ予防をしてくれたり、できてしまったニキビ跡に効果的です。ニキビがアクネ菌によって炎症を起こして悪化しさせてしまわないためにも、グリチルリチン酸やサリチル酸など、抗炎症効果の高いものを使うのも良いでしょう。アクネ菌のエサになってしまうオイルが入ったものや、肌を刺激してしまうアルコール入りのものも避けたほうが無難です。
おすすめの化粧品
◎プロアクティブ+
CMでもおなじみのプロアクティブ。ソフトスクラブで古くなった角質や余分な皮脂を落とす洗顔料には、殺菌効果のあるサリチル酸も配合されているためニキビ予防にオススメです。毛穴の奥まで浸透して肌を柔らかくしてくれる美容液や、メラニンの育成を抑えて美白を目指す薬用クリームもあり、ニキビ肌の強い味方になってくれます。今ならこの3つがセットになった3ステップセットに、お風呂場でも使える電動洗顔ブラシと、火照った肌をクールダウンしてくれるローラー付きの美容液がプレゼントとして付いてきて4,900円と大変お得に購入することができるようです。さらに、使用して満足ができなかった場合は、全て化粧品を使用していても60日間は返金保障をしてくれる制度もあるので、初めて利用する人でも安心して使えるのではないでしょうか。
3ステップセット 7,900円(税込)矢印4,900円(税込)送料600円
大人ニキビの治し方②食べもの
ニキビは食事で改善もできる
ニキビの予防や、できてしまったニキビを治すためには、バランスの良い食生活も大切です。どんなにスキンケアを頑張っても、体の中が偏った食生活でボロボロでは、いつまでたっても肌荒れは治りません。大人ニキビのない綺麗な肌を作るためにも、必要な栄養を理解して積極的に摂るようにして、内側から肌を整えましょう。
ニキビに良い食事
ニキビの予防や、できてしまったニキビを治すために積極的に取って欲しい食材を知ってニキビのない肌を目指しましょう。
| 栄養素 | 効能 | この栄養素を含む食材 |
|---|---|---|
| ビタミンA | 毛穴詰まりの解消 皮膚や粘膜を守る | レバー うなぎ かぼちゃ モロヘイヤ |
| ビタミンB群 | 角化の調整・皮脂の分泌の抑制 肌の生まれ変わりのサポート 抗酸化作用 | 卵 乳製品 マグロ にんにく |
| ビタミンC | コラーゲンの生成促進 抗酸化作用 炎症の抑制 | いちご レモン 赤パプリカ アセロラ |
| ビタミンE | ニキビの抑制 ホルモンバランスの調整 新陳代謝の調整 | アーモンド うなぎ アボカド くるみ |
| 食物繊維 | 便秘解消 新陳代謝の調整 | ごぼう 大豆 さつまいも |
ニキビに悪い食事
◎フェイン
カフェインには利尿作用があるため、尿と共にビタミンやミネラルなど肌に大切な栄養素が流れてしまいます。飲むのなら1日に1〜2杯程度にしておきましょう。
◎糖分・脂肪分の多い食べ物
糖分は体内に入るときビタミンB群を大量に消費し、残った糖質は脂肪に変わります。脂肪分の多い食べ物は皮脂の分泌を過剰にし、ニキビの原因となってしまうので取りすぎには注意が必要です。
◎アルコール
新陳代謝を促進するメリットもありますが、アルコールには毛細血管を広げて皮脂線を刺激してしまうデメリットもあります。また、アルコールのとりすぎで肝臓がダメージを受けてしまえば、血液がドロドロになり毒素が体内を巡ってしまいます。ニキビができている時は、特にアルコール摂取を控えたほうが良いでしょう。
手軽なサプリもおすすめ
外食が続いてなかなか思うようにニキビに必要な栄養素を摂ることができないなら、手軽に取れるサプリメントに頼るのもいいでしょう。サプリメントにも色々な種類がありますが、大人ニキビをターゲットにしてつくられたビタミンや食物繊維などが効率よく配合されたものを購入すると良いでしょう。
◎きらりのおめぐ実
偏った食生活や日々のストレスで大人のニキビに悩まされている人にオススメのサプリメントが「きらりのおめぐ実」です。
- 腸内環境に良いビフィズス菌・クロレラ・天然オリゴ糖・食物繊維などを配合
- ニキビの炎症の原因になる「活性酸素」を抑制してくれる、クチナシの実・レスベラトロール・マキベリーを配合
- 美肌には欠かせないビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンEを配合
体の内側からキレイにしてくれる成分がバランスよく配合されているので、毎日の偏った食生活に不安を感じている人でも継続的にとりやすいのではにでしょうか。
価格:360㎎×90粒 5,400円(税込)→定期便なら初回1,980円(税込)+送料無料
大人ニキビの治し方③薬
食事やサプリメントなどのインナーケアは、ニキビの予防や治療に効果的ですが、どうしても効果を発揮するまでに時間がかかってしまいがちです。今すぐにでもニキビの症状を抑えたいと思うのなら、塗り薬などの外用薬を使って改善をするのも良いでしょう。ドラッグストアなどで購入出来る「市販薬」と病院で処方される「処方薬」があるので、自分の症状にピッタリと合う薬を見つけてください。
◎市販薬「オロナインH軟膏」
販売会社:大塚製薬 希望小売価格:11g ¥300円(税抜)
家庭の常備薬としておいている方も多い「オロナインH軟膏」。抗菌作用のあるクロルヘキシジングルコン酸塩液が配合されているため、アクネ菌を殺菌してニキビを治す効果が期待できます。大人ニキビは乾燥によってバリア機能が低下してしまうことも原因に挙げられますが、オリブ油やワセリンなどの保湿成分も入っているため乾燥対策もできます。ニキビ予防からニキビ対策までこれ一本で使える優れものではないでしょうか。
◎市販薬「テラ・コートリル®軟膏a」
販売会社:小林製薬 希望小売価格: 6g ¥1,000(税抜)
アクネ菌の増殖を防いでくれるオキシテトラサイクリン塩酸塩にプラスして、抗炎症効果の有るヒドロコルチゾンが配合されています。アクネ菌が増殖した状態である赤ニキビや、悪化してしまった黄ニキビなどに効果を発揮するでしょう。即効性はありますが、抗菌薬やステロイドが配合されているため、長期利用はNGです。抗菌剤は長期で利用すると効果を発揮しなくなってしまい、ステロイドも赤ら顔などの副作用の恐れがあります。どの薬にも言えることですが、一週間ほど使用しても効果が現れないのであれば、使用を中止して皮膚科に相談をするようにしましょう。
◎市販薬「ビフナイトn」
販売会社:小林製薬株式会社 希望小売価格:18g ¥1,100(税抜)
殺菌をしつつ角質を柔らかくしてくれるイオウ、ニキビの炎症を抑えるグリチルレチン酸、殺菌作用のあるアクネ菌を殺菌するIPMP(R)、3つの有効成分によって白ニキビや赤ニキビが悪化してしまうのを防ぎます。塗った部分が白くなって固まるので、就寝前につけると良いでしょう。
◎処方薬「ディフェリンゲル」
ニキビの原因となる、過剰な皮脂分泌や毛穴詰まりの解消に効果を発揮してくれるのが「ディフェリンゲル」です。抗炎症効果はありませんが、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビなどすべてのニキビに作用し、ニキビの予防にもなります。ただし、肌がカサカサに乾燥することが副作用としてあげられ、人によってはそれがストレスになってしまうこともあるかもしれません。
◎処方薬「ダラシンTゲル」
ニキビの原因であるアクネ菌を殺菌する効果のある抗生物質クリンダマイシンを主成分としている「ダラシンTゲル」。強い殺菌効果でニキビを治してくれます。ただし、クリンダマイシンに対して耐性がついてしまっているアクネ菌の場合は残念ながら効果が出ません。日本人の80から95%には効果があると言われていますが、症状が改善されないようなら医師に相談するようにしてください。
◎処方薬「アクアチムクリーム」
炎症を起こしてしまったニキビに効果のある「アクアチムクリーム」。抗菌作用のあるナジフロキサシンが主成分の薬で、アクネ菌やブドウ球菌の増殖を抑制して殺菌効果を発揮します。副作用には赤み、かぶれ、かゆみなどが挙げられるので、そういった症状が出た場合はすぐに使用を中止して、医師に相談するようにしてください。また、抗生物質なので「ダラシンTゲル」と同様長期にわたり使用すると耐性ができてしまう恐れがあります。
大人ニキビの治し方④生活習慣の改善
食生活の改善や薬を使用してもなかなかニキビが治らないのなら、生活習慣を改善する必要があるかもしれません。
ストレスを取り除こう
ストレスを溜め込むと、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが増えてしまうことがあります。男性ホルモンの増加は皮脂の分泌量を増やして肌の角質を厚くし、毛穴詰まりを起こす原因になります。ストレスは肌にとって大敵なのです。
良質な睡眠をとろう
睡眠は疲れた体を癒し、各器官の修復を行う大切な時間です。睡眠不足が続いてしまえば、それがストレスと感じてホルモンバランスが乱れるだけでなく、肌のターンオーバーを乱すことになります。肌が修復されずにいれば毛穴詰まりや、できてしまったニキビが色素沈着を起こしてニキビ跡になることもあるでしょう。成長ホルモンが分泌されやすいのは、入眠してから3から4時間と言われています。お肌のためにも、しっかりと熟睡できる睡眠環境を整えるようにしましょう。
喫煙はやめよう
タバコを吸うと、活性酸素を体内から除去するために大量のビタミンCが奪われます。ビタミンCはコラーゲンを生成するために必要な栄養素なので、ビタミンCが減ることはターンオーバーを乱すことになります。また、喫煙をすると毛細血管を縮小させてしまい、血流を悪くして新陳代謝を下げてしまうため、肌が生まれ変わる邪魔をしてしまうことにもつながります。
生理前はニキビが特にできやすい時期
女性の場合、生理の周期もニキビに大きく関わってきます。生理の10から12日前は、皮脂の分泌を増やす黄体ホルモンが増えるため、毛穴詰まりを起こしやすくなります。また、この時期は妊娠をするため、体が水分を溜め込みやすくなり便秘をしやすくなります。便秘によって体が毒素を排出できずにいれば、ニキビができてしまうでしょう。特にこの時期は睡眠をしっかりとって規則正しい生活を心がけるようにしてください。
大人ニキビの治し方⑤皮膚科
いろいろ試しても治らないのなら、自己判断しないで専門家に診てもらうのも大切よ。
保険適応
- 薬物治療 抗生剤・ホルモン剤・ビタミン剤・漢方などの飲み薬、外用薬での治療が中心。
自費治療
・ケミカルピーリング
酸性の薬剤を肌の表面に塗り、肌の角質を除去する治療法。毛穴詰まりを解消し、肌のターンオーバーを整える効果がある。
・イオン導入
皮膚に微弱な電流を流すことで、美容液を肌の内部に浸透させる。色素沈着の改善やターンオーバーの改善など、美容液によって効果は異なる。
・レーザー治療
できてしまったニキビ跡に効果的なレーザー治療。クリニックで使用しているレーザー機器の種類によって効果も変わってくるが、皮膚組織にダメージを与えて、肌の生まれ変わりを促したり、ニキビの原因であるアクネ菌を殺菌する作用がある。
・プラセンタ注射
ホルモンバランスを整える。抗炎症作用。ターンオーバーの正常化。
いつも同じところにできるニキビ、原因と治し方は?
頬
原因
Tゾーンに比べると皮脂の分泌が少なく乾燥しがちな頬。それなのにニキビができてしまうのは、乾燥によるバリア機能の低下があげられます。また、頬のニキビの原因には、胃腸や肝臓機能の低下も関係あると言われています。糖分や脂肪分の取りすぎやアルコールによって肝臓が酷使されてしまった結果、老廃物が体に溜まって排出されずにニキビになってしまうのです。
できないようにするには
頬のニキビの原因は乾燥と胃・肝臓機能の低下です。肌を乾燥させないように、洗顔後はきちんと保湿をするようにしましょう。肌への刺激を軽減するためにも、お化粧をするときはファンデーションはパウダータイプにしたり、帰宅したらすぐにメイクを落として肌を休めることも大切です。食生活では、アルコールの摂取量を控えたり糖分や脂肪分の多い食事を控えるなどして、栄養バランスを整えるようにしてください。
あご
原因
汗をかくイメージがないかもしれませんが、実はあごは皮脂腺の分布が多い部位なんです。そのため、皮脂が毛穴に溜まりをおこしやすくニキビができやすくもあります。ストレスなどでホルモンバランスが乱れれば皮脂の分泌が増えて皮脂詰まりをおこしてしまうので注意が必要です。さらに、この部分は毎日スキンケアをしていても、他のパーツと比べてクレンジングや洗顔でのケアが不十分になりがちです。それによって汚れが蓄積されてアクネ菌が繁殖してしまったり、保湿不足で肌が乾燥してしまった結果、ニキビがどんどん悪化してしまうのです。
できないようにするには
あごニキビを改善したいのなら、できるだけストレスを溜めないようにするのが一番でしょう。ホルモンバランスを整えるために、女性ホルモンを整えると言われているバラの入浴剤を入れてゆっくり浸かってみるのもおすすめです。清潔な肌を保てるように、毎日の洗顔をしっかりとして、あごにも保湿を忘れずにするようにしましょう。
鼻
原因
鼻は顔のパーツの中でも皮脂の量が多く、それに加えて毛穴が奥深いことから、皮脂が溜まりやすくニキビができやすいパーツです。また、鼻のテカリが気になってしまい、ついつい日中ファンデーションを重ねてしまいがちですが、これによって肌のターンオーバーが乱れ古い角質が溜まってしまえば、角栓ができて毛穴が詰まってしまいます。アクネ菌が繁殖してニキビが悪化した結果、最悪の場合毛穴が拡大していちご鼻になってしまうこともあるでしょう。
できないようにするには
外部からの刺激によって肌が硬くなってしまえば、皮脂詰まりがどんどん悪化していってしまいます。毛穴詰まりをおこさないためにも、ゴシゴシと強い力で洗顔をしたり、肌をこするようなことはしないようにしましょう。肌を柔らかくするために、洗顔後にきちんと保湿をすることも大切です。
おでこ
原因
おでこは皮脂の分泌量が高いため、できてしまったニキビが悪化してしまいがちです。また、前髪についた整髪料や汚れなども触れやすいため、アクネ菌が増殖しやすい部位でもあります。皮脂の分泌量が増える理由はホルモンバランスの乱れによることが大きいため、女性の場合は黄体ホルモンが増える生理前などにニキビができてしまう人が多いでしょう。
できないようにするには
おでこにニキビができてしまうと、ついつい気になって触ってしまったり前髪で隠そうとしてしまいがちです。これではニキビを刺激してしまい、長引かせてしまうどころか悪化させてしまう一方です。できるだけ外部からの刺激を与えないように、洗髪を徹底し、前髪がニキビにかからないようにピンなどで留めておくとよいでしょう。
さあ、早速今日から実践してみよう
大人ニキビの正しいケアは、原因やニキビの段階によって変わってきます。ニキビができてしまったら、白ニキビや黒ニキビの段階できちんとしたケアをして、これ以上悪化させないようにできるだけ早い段階で治すようにしましょう。ニキビの段階によって使用出来る薬も変わってくるので、きちんと自分の症状を見極めることも大切です。大人ニキビは何度も同じ場所に繰り返しできてしまいがちなので、ニキビができない環境づくりも整えましょう。食生活や生活習慣など、ニキビの原因になることがあれば改善するようにして、脱・大人ニキビを目指してください!