お菓子にケーキ作りと華やかで楽しそうなイメージが先行するパティシエ。

 

パティシエのフィールドは奥深く、ゆくゆくは自分自身の手で創作スイーツを作りたい!

 

そんな希望に胸を膨らませこの仕事を選ぶ人も多い。

 

 

しかしその実態は過酷で、労働環境もへったくれも無いのが現状なのです!

 

 

お菓子作りに憧れて入ったパティシエ界ですが、意外な理由で辞めていく人も・・・。

 

 

 

パティシエはまるで工場労働者

パティシエの仕事は想像している以上にきついです。

 

重量の重い小麦粉を運んだり、粘りの強いクリームを大量にこねるとなると男性でも大変だと感じる。これが女性であれば尚更。

 

小麦粉やその他の材料をきっちり測りで測ったりする裏方の仕事の繰り返しが連続し、一体何のために自分がこの仕事を選んだのかもよく分からなくなる瞬間に陥ります

 

 

スイーツを作っているのか、工場勤務しているのかよく分からな状態に陥り、辞めたくなります

 

 

パティシエに憧れたのは、自分でクリエイティブなケーキやシュークリーム、クッキーといったオリジナルの作品を作っていく事をやってみたかったはずなのに単純作業が連続する。

 

しかも先に入社した先輩ですらも同じような単純作業の工程を抜けだしていないので、自分は後何年この作業をやらなければならないのかと不安になり増々やる気が失せていく

 

毎日がたまらなく退屈なのに、ちょっとでも手を休めるとすぐにシェフに注意される。

 

次第に卵ばかり何百個も割っていたら、その匂いで頭が痛くなる始末・・・。

 

辞めたい・・・。そんな感情が沸き起こり強まっていく・・・。

 

 

理想とはかけ離れていたパティシエの仕事

とある老舗のケーキ店では、昔ながらのデザインと味にこだわっているので、新製品の開発といった研究をすることもなくずっと単調な作業の繰り返しが続く。

 

こんな事もパティシエ業界では日常茶飯事。

 

「本当はこのケーキ店で修業しながら、新製品の開発やパティシエのコンクールに出場したいのに!」

 

内心はこんな気持ちで溢れかえっているのに、そのお店の方針に逆らう事にもなってしまい、そういった話を出来ずに心の内に秘めて我慢している。

 

長時間拘束で休憩時間もまともにない激務なので、休みの日に家で自作のケーキを作る気力もなくなり、

 

「きっとこのまま私はこの店で歳を取っていくのかな」

 

と諦めモードにもなってきます。

 

結婚もできなくなるんじゃ?こんな仕事とは関連性の無いことまでもドンドン考えてしまい増々不安になってくる。

 

パティシエになってから太りだしニキビも増加

 

パティシエになってからの一番の悩みは、いつも味見をするから太ってしまった事です。

 

 

「今のお店で働いてから、プラス5キロは超えました」

 

 

こんな声もよく耳にする。

 

毎日のように生クリームやカスタードクリーム、スポンジケーキの味見を繰り返すので、体重が増えたのならまだしも、

 

 

「顔も常にニキビが出来ている状態になった」

 

 

こんな人も実は結構多いのです。

 

特に生クリームは体に負担がかかる油脂を使用しているので、これからずっと毎日こんな高カロリーな物ばかり摂取していったら、糖尿病になってしまうんじゃないかと心配にもなってくる。

 

ニキビも一度出来てしまったらそれが癖になってしまいなかなか治らない。1つのニキビが繁殖していくので、ニキビはどんどん増え続けるばかりで確実に顔が汚くなっていく。

 

もう体も顔もボロボロ状態で、毎日がとてもつらい・・・。

 

こんな自己放棄にはまっていき増々パティシエを辞めたいという念が強まってくる。

 

クリスマス・バレンタインの時期は死にそう

飲食業界ならどこもそうなのでしょうが、クリスマスやバレンタインは過酷な労働が続きます。

 

特にクリスマス時期になると、その期間限定の商品が過酷な工場作業にオンしてくるので、ぶっ続けで1日14時間ぐらい働かないといけなくなり死にそうになります

 

たとえ風邪をひいていてもこの時期ばかりは休めません。中にはノロウイルスに感染したのに休めず出勤している人もいるぐらい・・・。

 

そしてずっと立ちっぱなしなので、脚がすごくむくみます。時期的に冬で寒いことも重なって足が尋常じゃないくらいむくんでしまう。

 

体重は増加し、顔はニキビだらけで、足はパンパン・・・。一体私は何のためにパティシエになったのか・・・。

 

果てしない疑問にさらされ、いっその事逃げ出したいと考え始めます。

 

 

パティシエの仕事はこんなにも重労働なのに、そのお給料は年収220万円と低賃金です。

 

最初は美味しいスイーツを作って世の中の人に発信して楽しんで貰いたい!と強い志で望んだものの、理想と現実にギャップがあり過ぎてまったく遣り甲斐を見出せません

 

子供の頃にパティシエを憧れていた頃は、ヨーロッパのコンクールにも出場してみたいとか、日本一、世界一のスイーツを開発してみたい、様々なフルーツを活用してオリジナルなスイーツ作品を売り出してみたいといった夢で一杯だったはず。

 

しかしもうその夢も遠い昔の懐かしい思い出。

 

正直それどころじゃなくなってしまうのがパティシエの怖さ

 

パティシエの世界は男性が多いです。

 

以前はなぜなんだろうと疑問に感じていましたが、やってみると納得。重労働なのはともかくとして、体調や容姿に異変をきたすのが精神的にもとてもキツイのです。

 

 

パティシエが辞めたければ早い決断を

 

理想と現実が違う。

 

こんな事は生きている以上は必須の出来事です。

 

中にはちょっとぐらい大変なことがあっても頑張るのが普通だ。こんな事を提言する人もいることでしょう。

 

しかし言っている人はパティシエの実態をほとんど理解していない人が大半ではないでしょうか?実際に上記のようなニキビや脚のむくみの悩みまで熟知している人はほとんどいません

 

 

製菓の専門学校をでたのにパティシエを辞めてしまったら親に申し訳ない。

 

こう考えている人も多いことでしょう。

 

しかし親としても体がボロボロになりながら、無理して仕事を続けている子供を見るほうが、よっぽどキツイのではないでしょうか?

 

いっその事辞めてしまい、晴れて転職しイキイキとした自分を見せることの方がはるかに親孝行にもなるわけです。

 

パティシエを辞めて人生に活路を見出し、幸せになった人なんか世の中沢山存在します。

 

この過酷な現場で少しでもやれた貴方なら絶対に大丈夫です!