美味しい料理つくりには欠かせない調味料。 和食の基本の調味料といえば、「さしすせそ」が有名ですね。
【基本調味料 さしすせそ】
- さ ⇒ 砂糖
- し ⇒ 塩
- す ⇒ 酢
- せ ⇒ しょう油
- そ ⇒ 味噌
中でも日本独特の調味料といえば味噌! 穀物を発酵させて作られた日本が世界に誇る発酵食品の代表選手で、スローフードや世界的な日本食ブームの中、 日本の味として世界中に広がりはじめています。
世界に広がる味噌ブーム
島国日本の「味噌」が世界に広まるきっかけとなったのは、1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故(ソビエト連邦-現:ウクライナ-のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故で、世界で最大の原子力発電所事故の一つ)。
その事故からさかのぼること41年前の1945年(昭和20年)8月9日午前11時02分に起こった日本の悲劇、「長崎原爆」。
その爆心地から1.8kmのところにあった聖フランシスコ病院で、院長の秋月辰一郎博士の指導のもと玄米ご飯に塩をつけて握り、で作った味噌汁を作り、毎食食べさせたところ、原爆症で死亡した人がいなかったことから「玄米」と「味噌」が原爆症に有効であると思われ、チェルノブイリ事故のあと、ヨーロッパからの味噌の注文が殺到しました。
実は秋月氏の「長崎原爆紀」の英語版が英国で出版されていて、放射能被害を心配した人々が同書から知識を得て味噌を買いに走ったのだそうです。
日本でも2011年3月11年(平成23年)の福島第一原子力発電所事故後、玄米と味噌には放射能を体外に排出する力があると、様々なメディアで紹介されたことを記憶されている方も多いのではないでしょうか?
スーパーフード味噌の魅力
主な原料は大豆。 大豆はお豆の中で最も植物性たんぱく質を含む優秀な食品ですが、 消化吸収が悪ことから私たち日本人は大豆を発酵させることにより、 体内に吸収しやすくして食してきました。
味噌は大豆に麹や塩を混ぜ合わせて作られていますので、 発酵の力によって大豆のタンパク質が消化しやすく分解されて、 またアミノ酸を多量に生み出している旨みのある食品です。
味噌は食品として万能であることが江戸時代の「本朝食鑑」 という書物に記載されており、 その健康増進効果から味噌汁は「医者殺し」と言われていたほど。 昔から日本人の健康づくりには欠かせない食品のひとつです。
【味噌の種類】
- 米味噌
- 豆味噌
- 合わせ味噌(調合味噌)
に大きく分けられますが、白味噌(米味噌の一種)のように発酵している時間が短い味噌もあります。
【味噌の選び方】
- 天然醸造で作られた味噌を選ぶ ⇒ 原材料に(アミノ酸等)と書いていあるものは、石油由来の食品添加物でつくられた味噌風の「豆ペースト」で発酵食品ではありません。
- 1年以上醸造された味噌を選ぶ ⇒ 病気治しの際には夏を二回以上越しているお味噌がおすすめです。
- 自分が食べてみて美味しいと思うものを選ぶ ⇒ 辛い物よりも甘味のある味噌の方がおすすめです。
天然醸造という昔ながらの製法で作られた味噌の値段は、 それ以外のものと比較すると少々高めですが、 味噌には乳酸菌という腸の調子を整える微生物がタップリ。 食べる寸前まで乳酸菌が生き続けていますので、 味噌を食べれば食べるほど私たちの腸内にいる善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランスが上手にとれるようになり、 お腹の調子が整ってきます。
最近、お味噌汁を具だくさんにして作るのが主流ですが、 味噌汁は汁を飲むための料理ですので具は少なめにして、 汁をタップリ飲むようにしてみてくださいね。
マクロビオティックでは、特に麦みそをおすすめしています。 その理由は、原材料の「麦」が肝臓を養い、「豆」と「塩」が腎臓を養う力のがあるので、美味しく飲むだけで、「肝腎要」の2つの大切な臓器を養うことができるからです。
秘訣は朝の1杯から
味噌汁は塩分があるので1日2杯までとし、朝飲むのが一番効果的。 温かいお味噌汁は、身体を温める効果がありますので、寝ている間に下がってしまった体温を昼に向かって上昇させることができます。
私たちの体は、温めれば温めるほどに健康になり、冷やすことで病気を生み出します。 ですから朝に体温をあげる味噌汁を飲むことを習慣にすると、健康になれるのです。
太陽が昇るように、味噌汁パワーで体温をあげていけば、今日もニコニコ元気に過ごすことができますよ♪ 天然醸造の麦味噌で、もっと健康で美しくなりましょう~
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