完全無添加洗顔石鹸として有名な「然(しかり)よかせっけん」には“火山灰シラス”をはじめ、有効成分や天然保湿成分など気になる成分がたくさん配合されています。

そんな然(しかり)よかせっけんに配合されている成分を、1つ1つ徹底的に大解析していきます。

安全性は?効果は?気になる「然(しかり)よかせっけん」の成分

健やかで美しい肌を維持するうえで、 “洗顔”は肌の汚れや余分な皮脂を取り除くとても重要なスキンケアです。

ドラッグストアに行くとたくさんの洗顔石鹸が並んでいますし、ネットショッピングでも多くの洗顔石鹸を見つけることができます。

そんな洗顔石鹸の中でも、特に口コミ人気が高くリピーターも多い「然(しかり)よかせっけん」。

肌に負担をかけずに毛穴の奥の汚れまですっきり洗い上げる使用感の良さや、コストパフォーマンスの高さから雑誌やテレビなど様々なメディアで紹介されることも多い「然(しかり)よかせっけん」の成分について徹底的に解析していきます。

まずは分析する全成分をチェック

はじめに、然(しかり)よかせっけんに配合されている全成分を見てみましょう。

有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム

  • 精製水
  • 水酸化K(カリウム)
  • 濃グリセリン
  • 1,3-ブチレングリコール
  • 黒砂糖
  • ケイ酸
  • ケイ酸アルミニウム焼成物
  • 酸化チタン
  • ラウリン酸
  • ミリスチン酸
  • パルミチン酸
  • ステアリン酸
  • ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
  • ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液
  • 水溶性コラーゲン液(3)
  • ローヤルゼリーエキス
  • アロエエキス(2)
  • 加水分解コンキオリン液
  • チャエキス(1)
  • ウーロン茶エキス

以上が然(しかり)よかせっけんに配合されている全成分になります。

たくさんの成分が配合されていますが、成分だけを見てもどんな役割や効果があるのかさっぱりわかりませんよね。

では、それぞれの成分について詳しく解説していきたいと思います。

基本の「洗浄成分」

まず、初めに注目したいのは石鹸の主成分となっている「洗浄成分」です。

然(しかり)よかせっけんに配合されている成分の中で、洗浄力と関係がある成分は、5種類あります。

  • ミリスチン酸、ラウリン酸・・・ココヤシからの種から抽出される脂肪酸。水に溶けやすく、泡立ちやすい性質が特徴です。
  • パルミチン酸・・・ミツバチの巣から抽出されるロウを精製して作られるオイル状をした油性の液体です。
  • ステアリン酸・・・動物性脂肪、植物性脂肪に最も多く含まれている高級脂肪酸です。
  • 水酸化K(カリウム)・・・塩化カリウム水溶液を電気分解して得られる強アルカリ剤です。

ミリスチン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などの脂肪酸と水酸化K(カリウム)などのアルカリ剤を混ぜ合わせると、脂肪酸と水酸化Kに含まれているナトリウムが結合して石鹸ができます。

つまり、然(しかり)よかせっけんは“石鹸”が洗浄力のベースとなっていることが分かります。

毛穴汚れの救世主「火山灰シラス」

然(しかり)よかせっけんが、ほかの洗顔石鹸に比べて毛穴の汚れや毛穴の黒ずみの改善に効果が高い理由は、“火山灰シラス”が配合されているからです。

火山灰シラスとは、南九州のシラス台地から採取することができる、火山灰のことをいいます。

2万5千年前というはるか昔に噴火した火山から排出された火山灰は、長い年月をかけ少しずつ不純物が取り除かれ、健康で丈夫な骨や皮膚、毛髪などを作る効果を持つミネラル成分(ケイ素)が閉じ込められた純度の高い火山灰シラスとなります。

成分表示には、ケイ素、ケイ酸アルミニウム焼成物と表記されています。

火山灰シラスの効果

火山灰シラスは汚れを吸着する力が強く、通常の洗顔料では取り除くことのできない肌の汚れや古い角質まで取り除いてくれます。

角質とは、死んだ細胞が積み重なってできる肌表面を覆う層です。

肌の表面を覆う角質は“角質層”となって肌の表面を外部の刺激から守るバリアのような働きをします。

しかし、古くなった角質が溜まりすぎてしまうと、肌のバリア機能は正常に働かなくなってしまいます。

また古い角質が蓄積されることでくすみ肌の原因となったり、毛穴に詰まり毛穴の黒ずみやニキビなど肌トラブルの大きな原因となります。

そのため、古くなった角質はしっかり取り除いてあげる必要があるのです。

然(しかり)よかせっけんに配合されている火山灰シラスは、独自の加工によって毛穴よりも小さな超微細サイズになっているので、洗顔のたびに毛穴の奥まで入り込み、古くなった角質や落としにくい肌の汚れに吸着して洗浄してくれます。

肌荒れや炎症を抑える「有効成分」

然(しかり)よかせっけんに配合されている有効成分は、“グリチルリチン酸ジカリウム”という天然成分です。

グリチルリチン酸ジカリウムは、甘草という植物の根から抽出される、古くから漢方薬の材料としても使用されてきた、高い抗炎症作用と抗アレルギー作用を持つ植物由来の成分です。

グリチルリチン酸ジカリウムのもつ強い抗炎症作用は、炎症したニキビや化膿ニキビの緩和に効果的なためニキビの治療薬として皮膚科で処方されるほか、皮膚炎の治療で使用されるステロイド剤の代用薬として使われることもあります。

また、有効成分としてニキビケア化粧品、敏感肌用のシャンプーなどに配合されることが多い成分です。

グリチルリチン酸ジカリウムの副作用は?

グリチルリチン酸ジカリウムの副作用としては、長期にわたって体内への大量摂取を繰り返した場合に限り、偽性アルデステロン症という症状が現れる場合があります。

しかし、外用薬として使用した場合の副作用は長い歴史の中でもほとんど報告されておらず、植物由来の天然成分としてデリケートな肌にも安心して使用できる成分です。

洗顔後の肌の乾燥を緩和する「保湿成分」

肌がつっぱらずしっとりもちもちとした洗い上がりは、然(しかり)よかせっけんの大きな特徴の一つです。

洗顔後でも肌が乾燥しにくい秘密は、最適なバランスで配合されている天然の保湿成分にあります。

  • アロエエキス(2) 

アロエベラやキダチアロエの葉から抽出されるとろみのある液体。

保湿効果が高く、外部の刺激から肌を保護する作用に優れているので、スキンケア化粧品に配合されることが多い成分です。

また、アロエエキスには肌の炎症を改善する効果があるため、ニキビや肌荒れを防ぐ効果が期待できます

  • 水溶性コラーゲン液(3)

フカヒレやヒラメなどの魚の皮を酵素によってゆっくり溶かしながら分解することで、水に溶けやすい性質をもつコラーゲンが抽出されます。

抽出されたコラーゲンが溶け込んだ液体を、水溶性コラーゲン液といいます。

一般的なコラーゲンよりも粘り気があり透明度が高く扱いやすいため、様々な化粧品に使用されている肌への刺激が少ない安全性の高い成分です。

  • ローヤルゼリーエキス

ミツバチから分泌される、粘着性の高い粘り気のある液体。

たんぱく質や酵素、ミネラル、ビタミンなどが豊富に配合されている、栄養価の高い成分です。

細胞の新陳代謝を活性化させる働きをもつため、アンチエイジング化粧品などに配合されることが多いです。

さらに保湿効果も高く、外部の刺激から皮膚を保護しながらうるおいを閉じ込め、肌の乾燥を防いでくれます。

  • 加水分解コンキオリン液

加水分解コンキオリン液とは、アコヤ貝から採れる真珠や貝殻を粉末状にし、酸を加えることで取り出されたコンキオリン (たんぱく質)を、水と反応させながら分解(加水分解)することで抽出される液体です。

多数のアミノ酸が連なってできるポリペプチドをはじめ、20種類以上のアミノ酸が主成分となっています。

アミノ酸は、肌のハリとツヤに効果的な美肌成分“コラーゲン”の生成に必要な成分であるほか、細胞を活性化させ肌の生まれ変わりを活発にする、肌に備わっている天然の保湿成分を作る原料になるなど様々な役割を持っています。

自然由来の「美容成分」

然(しかり)よかせっけんには、黒砂糖やお茶由来のエキスなど天然の美容成分も豊富に配合されています。

  • 黒砂糖

黒砂糖はサトウキビの茎から抽出される分泌液を、煮詰めて作られる砂糖の一種です。

上白糖に比べると、240倍のカルシウムと550倍のカリウムが含まれているほか、ビオチンや鉄分や、ビタミンB群など健康と美容に良い成分がたっぷり含まれています。

豊富な栄養価から健康食品などに使用されることが多い成分ですが、直接肌につけることで高い保湿効果を発揮し、肌のキメを整えしっとり感を持続させる美肌効果があります。

また黒砂糖にふくまれている黒糖オリゴには美白効果があり、シミや色素沈着の予防にも効果的です。

(※)本記事内での「美白」は、「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすの原因を防ぐ」ことです。

  • チャエキス

チャエキスは、緑茶の葉から抽出されるエキスです。

主な成分に緑茶カテキンが配合されているほか、タンニン、カフェイン、ビタミンC・E、アミノ酸などが豊富に含まれている成分です。

抗菌、消臭力に優れているので消臭剤などに使用されるほか、化粧品としては高い抗酸化作用(老化の原因となる活性酸素を除去する作用)や抗炎症作用、収斂(毛穴を引き締める)作用、美白作用などが認められています。

  • ウーロン茶エキス

ウーロン茶エキスは、烏龍茶の茶葉から抽出されるエキスです。

緑茶の4倍ものポリフェノールを含み、体内に摂取することで中性脂肪を下げるなどの効果があります。

美容成分としては、美白効果、抗酸化作用(老化の原因となる活性酸素を除去する作用)や新陳代謝の活性化などが認められています。

合成界面活性剤は配合されているの?

然(しかり)よかせっけんには、2種類の合成界面活性剤が使用されています。

合成界面活性剤とは、人工的に作られた洗浄成分で強い洗浄力を持ちますが、肌の汚れだけではなく保湿に必要な皮脂まで取り除いてしまうというデメリットがあります。

しかし、然(しかり)よかせっけんに配合されている「ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)」と「ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液」の2種類の合成界面活性剤は、洗浄成分としてではなく製品の泡立ちを安定させるために配合されています。

そのため、合成界面活性剤の配合量はとても微量で肌への刺激もほとんどなく、安全です。

  • ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)

ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドは、ヤシ油から抽出されるヤシ脂肪酸とジエタノールアミンを結合させて作られる非イオン界面活性剤です。

非イオン界面活性剤とはマイナスイオンを帯びた界面活性剤で、プラスのイオンを帯びた物質(肌に付着した汚れや皮脂、メイクなど)を吸着する性質があります。

ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド自体に洗浄力はほとんどありませんが、泡立ちやすい性質に優れているため製品の泡立ちを安定させるために使用されます。

また、肌に対する刺激を抑制したり緩和する作用があるとされています。

一部では発がん性が疑われている成分ですが、危険性はコーヒーやお茶の摂取と同程度のため長期にわたって大量の摂取を続けない限り、発がん性についての心配はいりません。

もちろん、然(しかり)よかせっけんを毎日の洗顔に使うことで、肌へ界面活性剤の影響が現れるということもありません。

  • ラウロイルメチルーΒーアラニンナトリウム液

パーム油やヤシ油から抽出される脂肪酸のラウリン酸とアミノ酸の1種N-メチルアラニンを混ぜ合わせてからもう一度分離させることで生成される、弱酸性のアミノ酸系の界面活性剤です。

泡立ちに優れた性質をもつためシャンプーや洗顔料の泡立ちをよくします。

強すぎないマイルドな洗浄力と脱脂力が特徴で肌や頭皮への刺激が少ない低刺激性の界面活性剤のため、ベビーシャンプーの洗浄成分としても使用されています。

その他の成分

  • 精製水・・・ろ過や蒸留によって不純物を取り除いた、比較的純度の高い水。
  • 濃グリセリン・・・グリセリンよりも濃度が高い(98%以上)グリセリン液。

保水力にすぐれていて肌へのなじみがよく、皮膚を柔らかくする作用により肌に水分が吸収されやすくなるため、主に化粧品などの保湿剤として使用されます。

  • 1,3-ブチレングリコール(BG)・・・アルコール成分。グリセリンと同じように保水力、保湿力に優れていますが、肌へのべたつきが少なく抗菌作用を合わせ持っています。化粧水などのスキンケア製品に配合されていて、肌への刺激がほとんどない成分です。
  • 酸化チタン・・・チタンと酸素を合わせることで生成される成分です。

紫外線を遮断する作用を持つ白色をした粒子の細かい成分で、ファンデーションの白色顔料や紫外線散乱剤として日焼け止めに配合されています。

肌に対しての刺激がとても少なくアレルギーを起こしにくい成分です。

アレルギーやアトピー肌にもおすすめ!

然(しかり)よかせっけんは、乾燥肌から敏感肌、脂性肌、混合肌など肌質を選ばずに使用することができます。

アレルギー成分は不使用

然(しかり)よかせっけんには、小麦粉をはじめ一般的にアレルギーを起こす可能性が高い成分は配合されていません。

また、開発時にアレルギーテストも行われているので、アレルギー発症の可能性は極めて低い石鹸となります。

しかし、人によっては何らかの成分がアレルギーとなる可能性もあるので、不安を感じる場合は皮膚科に相談したうえでのご使用をおすすめします。

アトピー肌の改善に効果的な抗炎症成分配合

アトピー肌とは、皮脂の分泌量が少なく角質層に水分をため込む力が弱い状態です。

アトピー肌は乾燥しやすく、肌を外部の刺激から守るバリア機能も低下しているため、洗顔による摩擦や洗顔料に配合された化学物質などあらゆる刺激に敏感に反応します。

刺激を感じた肌は、炎症を起こしたり皮膚のただれや腫れ、ぶつぶつとした湿疹が現れることもあります。

然(しかり)よかせっけんは、贅沢に配合された保湿成分が乾燥肌に潤いを与え、有効成分グリチルリチン酸ジカリウムのもつ抗炎症作用がアトピー肌による炎症や腫れ、ただれを抑えてくれます。

また、肌への刺激が少ない天然成分で作られているのでアトピー肌の方でも刺激を感じにくく、豊かな泡立ちの弾力泡で肌への摩擦を軽減しながら肌の表面を傷つけずに優しく洗い上げます。

このように基本的には、アトピー肌の方にも安心して使用できる石鹸ですが、すべての人に全く影響がないと言い切ることはできないため、不安な場合はパッチテスト行い肌への影響を確認したうえで使用しましょう。

洗顔後の肌に異常が現れた場合はすぐに使用を中止して、皮膚科で相談してください。

デリケートな子供の肌にも安心の低刺激

然(しかり)よかせっけんは、成分のほとんどが肌への刺激が少ない天然成分で作られている無添加石鹸なので、赤ちゃんや子供の肌にも安心して使うことができます。

洗浄力が強すぎない石鹸が洗浄力のベースとなっているので、赤ちゃんのデリケートな肌にも負担をかけずにすっきりと洗い上げることができます。

また天然の保湿成分がたっぷり配合されているので、洗顔後の乾燥による肌荒れを防ぎしっとりとしてツルツルな肌を維持できます。

お子様と一緒に然(しかり)よかせっけんを使用するときの注意点として、石鹸に配合されている火山灰シラスは目に入ると痛みなどのトラブルが起きる原因となるため、目に入らないように十分注意してくださいね。

然(しかり)よかせっけんの成分解析まとめ

然(しかり)よかせっけんに配合されている全成分の解析結果により、然(しかり)よかせっけんは成分のほとんどが天然成分で作られている製品だということが分かりました。

肌の刺激になるような、防腐剤や香料、アルコール、パラペンなどは配合されていませんでした。

然(しかり)よかせっけんは“石鹸”が洗浄力のベースとなっているため洗浄力が強すぎず、肌へ負担をかけずにたっぷりの泡洗顔でやさしく洗浄することができます。

天然の保湿成分や美容成分が配合されているので、洗顔後の乾燥やツッパリ感が緩和され洗い上がりはしっとりツルツル。

また、肌や毛穴の汚れを吸着する作用を持つ「火山灰シラス」が配合されていることによって、毛穴汚れや黒ずみの改善へ高い効果を感じることができます。

然(しかり)よかせっけんは、有効成分として甘草由来の「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合された医薬部外品に認定されている洗顔石鹸です。

グリチルリチン酸ジカリウムが持つ抗炎症作用や抗アレルギー作用によって、ニキビ肌やアトピー肌の方も安心して使用することができます。

然(しかり)よかせっけんの使用感を向上させるために2種類の合成界面活性剤が配合されているものの、ベビーシャンプーにも使われるような刺激が少ない成分が使用されているので肌への影響は極めて少なく、赤ちゃんからママまで家族で使用できます。

然(しかり)よかせっけんが気になっている方や購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。