ホワイトニング
◆ 禁煙とダイエット■ホワイトニングと禁煙とダイエットこれまでの解説でホワイトニングがお口の中の健康にどれだけ貢献してくれるかを良く理解して頂けたと思います。 ところが、ホワイトニングにはその他に以外と知られていない効果があるのです ! 『禁煙』と『ダイエット』はその代表です。 ■ホワイトニングと禁煙とダイエット ホワイトニング治療を行っていると、いろいろと思わぬことに遭遇します。 ホワイトニング治療が進むにつれて、あるいは終了後に、白くなった自分の歯に愛着が湧いてくるのは誰しも同じだと思います。 喫煙については「個人の自由」ということで、治療に当たっては、意識的に話題にしないようにしています。 面白いことに、今まで何回も禁煙に挑戦して、失敗しては、またタバコに手を出してしまい、なかなか禁煙ができなかった方が、ホワイトニング治療の最中に簡単に禁煙に成功してしまうのです。 「ホワイトニング治療によって白くなった歯を、できるだけ白く保ちたい、歯磨きは丁寧に行うが、それ以前に歯に不必要な沈着物を付着させたくない」という気持ちが強くなり、食生活に気を使うとともに、喫煙にも消極的になってしまい、ついにはタバコを吸うのを止めてしまうのだと思います。 これは、私がホワイトニング治療を手がけた頃には予想もしなかった患者さんの行動です。 私が治療中に、喫煙の話を意識的に避けるので、タバコを吸う方は余計に気になるようで、時々正面きって質問を受けます。 「先生、タバコはやめたほうがいいのですか?」 との問いに、 「そうですね。 タバコを止めれば歯の表面に沈着する着色物質が激減するのは、間違いないでしょうね。 でも、ホワイトニング治療をした方が、全員タバコを止めると日本国の税収が減少して、国の財政が苦しくなり我々の生活を圧迫する原因にもなりかねませんよね。 まぁ、喫煙に関してはよくお考えになって、御自身でお決め下さい。」 と答えて、後は何も言いません。 「絶対にタバコはお辞め下さい」と言うよりは、はるかにインパクトが強いのだと思います。 人間は、不思議なことに、止めろと言われればしたくなる生き物です。 ところが「歯の表面に沈着する着色物質は間違いなく激減します。自分自身のことですから、よくお考えになって、御自分でお決め下さい」と言うと、皆さんは考え込んで、結局禁煙を選択する方が多くなってしまうようです。 私は、意図せずに、ホワイトニング治療を受ける患者さんを禁煙へと誘導しているようです。 ちょっと計算してみましょう。 1箱440円の煙草を、1日1箱吸うとします。1年365日吸い続けると 440 × 365 = 160,600(円) このお金をホワイトニング治療に充てて、禁煙したとします。 これはあくまで聞いた話なのですが、女性の場合、タバコを吸うのを止めると肌荒れしにくくなり、お化粧の乗りが良くなるのだそうです(本当ですか?)。 もし、この話が本当なら、ホワイトニングを行い、タバコを止めて、その後、管理をせっせと毎日した女性と、何も考えずにタバコを吸い続けた女性との1年後を比較すると、 ホワイトニングをして禁煙した女性は、お肌スベスベ、真っ白な歯の素敵な笑顔。 タバコを吸い続けた女性は、肌荒れで化粧もうまく乗らず、歯はうす汚く、黄色い。 ということになり、随分と差がついてしまうのは間違いないことのようですね。 ~ 煙草やめますか? それとも人間やめますか? ~ 一昔前の、なにかのキャッチコピーです。 今では、 ~ 素敵な笑顔選びますか? それとも、タバコ吸い続けますか? ~ が、最適なキャッチコピーかもしれませんね。 ■ホワイトニングとダイエット本当にホワイトニングはダイエットに役立つの?? ホワイトニングがダイエットに役立つ事は意外と知られていません。 当院では、デュアルホワイトニングでホワイトニング治療を受ける方が比較的多いのですが、治療が終了する頃患者さんが異口同音に面白い事を話されます。 『先生!ホワイトニング治療を受けている間に痩せました!』 最初は信じられなかったのですが、人によっては1ケ月半で、5㎏も痩せましたと嬉しそうに言われるのです。 この事も、私がホワイトニング治療を始めた頃には、全く予想もしなかった出来事です。 何故なのか、色々患者さんに聞いてみました。 皆さん、自分の歯が白くなってゆくにしたがい、この白さを持続させたい、以前悩んでいた頃の色に戻りたくないという気持ちがかなり強くなるとみえて、色の濃い食品を段々避けるようになるようです。 色の濃い食品の代表選手はやはりチョコレートでしょうか!? おまけに、ホーム ホワイトニングをする時刻は夕食後の方が圧倒的に多いという事が判りました。 我々歯科医師の立場からお話しする時には、『ホーム ホワイトニング』は通勤の合間やお風呂の中などで行っていただければ簡単に出来る方法です。 ですから、『よ~し、頑張るぞ!』などと考えるのはナンセンスで、日常生活の中で自然にホームホワイトニングが出来るような時間とタイミングを見つけて行って下さいと指導しています。 しかし、何故か皆さんは夕食後直ぐの時間帯にホームホワイトニングを張り切って行っておられるようです。 夕食後、丁寧に歯磨きをして、ホームホワイトニング用のマウストレーにホワイトニング剤を盛り、直ぐにお口の中に装着します。 すると、その後マウストレーを装着している2時間は『噛む』という動作が出来ないために、自然に間食が減ります。 その後は、糖分の血中濃度が上がっているため、満腹中枢が刺激されて間食をしようとも思わなくなるのは自然の摂理です。 ホームホワイトニングの後に何か食べると、また丁寧に歯磨きをしなくてはなりませんので、 『今日はもうたべなくていいや!』 と自然に思うようになるようで、また、それを苦痛とは感じられないので、結局間食の量がグンと減って、最終的には体重が減少し、今まで何回も失敗してきたダイエットが、いとも簡単に実行出来てしまうようです。 なんとも嬉しい『おまけ』です。 ホワイトニングは生活習慣病の間接的な予防に一役買っているのではないかと感じる、今日この頃です。 |