形成外科についてのご案内

日本では形成外科診療がはじまり、50年以上が経過しております。
しかしながらまだ、形成外科ってなに?何を見るところ?と多くの方々が形成外科を知らないのが現状です。
形成外科は、一言で言うと、体表(体の浅い部分)の外科領域です。下記疾患でお困りの方は、 お気軽に当院へご相談下さい。

当院で治療できる主な形成疾患

けが(きりきず、すりきず)、きずあとおでき、ほくろ皮膚がん巻き爪、 やけど、床ずれ(褥瘡)、糖尿病性潰瘍など

当院ではシミ・ほくろ外来を開設しております

シミ、ほくろは俗語であって、シミと言われているものには、老人性色素斑朱雀班 肝斑 炎症性色素沈着 カフェオレ斑 などがあります。また、ほくろと言われているものはそのほとんどが黒子、脂漏性角化症ですが まれに悪性のほくろ、いわゆる皮膚ガンがまぎれていることがあります。当外来では、それぞれのシミ、ほくろの病名を診断します。保険診療で治療できるものから自由診療まで詳しく説明します。お気軽にご相談下さい。

ピアス(自由診療)

ピアスの穴開けは形成外科医師が行います。
合併症は感染症です。特に軟骨部は要注意です。金属アレルギー、ケロイド体質、妊婦の方のピアス施術は見合わせておりますので、あらかじめご了承下さい。
また、ピアス穴の感染、ピアスが抜けないなどのトラブル、ピアスケロイドにも対応しておりますのでお気軽にご相談下さい。

ピアス
*すべて消費税抜きの表記です
耳たぶ(1ケ) 3,000円/1回
耳たぶ(2ケ) 5,000円/1回
耳たぶ以外(耳軟骨)1ケ 8,000円/1回
*その他、医療用ファーストピアスの料金が別途かかります。1セット2個入り 2,800円~

けが(きりきず、すりきず)、きずあと

形成外科の外来診療で一番多い疾患です。冒頭で形成外科は体表(体の浅い部分)の外科領域と説明しましたが、 形成外科医は、“きず”の専門家でもあります。極力、きずあとが目立たないように治療します。
ちょっとしたすりきずでも、治療法のちがいで治療期間や、きずあとの目立ち方もかなり差がでてきます。 また、自宅でのきずの手当ての方法も、わかりやすくご説明いたします。
まずは、“きず”の専門家である形成外科へご相談ください。

皮膚腫瘍(おでき、ほくろ、など)

おでき、ほくろなどは、皮膚良性腫瘍といわれます。これらは、悪いものではないので様子見でいいのですが、 一部は感染・炎症をくりかえしたり、まれに悪性化することもあります。
患者様と相談した上で、手術もしくは、レーザーでの治療を行います。

ほくろ(手術前)

ほくろ(手術後)

おでき「粉瘤(ふんりゅう)」

皮膚良性腫瘍のなかでも、もっとも多いものが、おでき「粉瘤(ふんりゅう)」です。 当院でも多くの患者様が、おでき「粉瘤(ふんりゅう)」の治療をされています。
おでき(粉瘤)は、できものの中心に黒い点状のおへそを持つ特徴をしています。 腫瘍の内部は、皮膚のアカ(ケラチン)のかたまりがつまっています。放置していると、 徐々に大きくなっていきます。
たまに、細菌に感染すると赤くはれあがり、中に膿がたまり、 痛みをともないます(炎症性粉瘤)。そうなる前に手術による摘出を行います。手術は日帰り手術です。手術時間は、10分~20分です。

粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤

炎症性粉瘤

皮膚がん

専門用語では、皮膚悪性腫瘍といい、悪性黒色腫、
有棘細胞癌、基底細胞癌、ボーウェン病などが含まれます。
放置すれば生命予後にかかわるものもあります。別の皮膚病で治療中にたまたま、 皮膚科・形成外科医師の指摘により発見されることもまれではありません。治療は原則、手術が必要です。
最近急に、ほくろが大きくなってきた、よく出血するようになったなど心当たりのある方は、一度、皮膚科医または、形成外科医へご相談ください。

皮膚がん(基底細胞癌)手術前

皮膚がん(基底細胞癌)手術後

巻き爪・陥入爪

長期間、痛みをともない、爪が皮膚の中に入り込むと“きず”がジクジクしてきます。 外用薬のみではなかなか治りが悪いため、悩んでおられる患者様が多くいらっしゃいます。
当院でもいろいろな治療法がありますが、極端な巻き爪の患者様には、炭酸ガスレーザーによる治療を行っております。

レーザー治療前

レーザー治療後(15分後)

当院のフットケア(巻き爪・つめ切り)外来について

 国内では毎年約2万もの下肢が、糖尿病が原因のためにやむなく切断されていると言われています。また糖尿病だけでなく、動脈硬化による末梢動脈疾患によっても切断になることがあります。その下肢切断は、靴ずれ、タコ、魚の目、巻き爪、水虫、のようなほんのささいな足の病気から始まります。 糖尿病が進行して神経が障害がされると、足の感覚が鈍くなって行きます。糖尿病の人は熱いお風呂に平気な顔をして入れると、昔からよく言われるのはそのためです。そうなると足に傷ができても、あまり痛くないので気づきません。そして放置された靴ずれや巻き爪の傷から細菌が感染し、それが足の潰瘍や壊疽(えそ)を引き起こし、治療が遅れると切断につながってしまいます。そこで、下肢切断を減らす方法は二つあります。まず、糖尿病を減らすこと。そしてもう一つは、ささいな足の病気を早い段階できちんと治療することです。当院では、皮膚科、形成外科がいてこそできる予防的治療を行なっております。具体的には、足浴、爪切り、巻き爪治療、爪や皮膚の顕微鏡検査(水虫検査)、タコ、魚の目削り、外用の仕方の説明を一連の流れで行なっております。


フットケア(巻き爪・つめ切り)外来担当医師
篠田大介

①フットケア前

①フットケア後

②フットケア前

②フットケア後

③フットケア前

③フットケア後

④フットケア前

④フットケア後

⑤フットケア前

⑤フットケア後

⑥フットケア前

⑥フットケア後

⑦フットケア前

⑦フットケア後

⑧フットケア前

⑧フットケア後

⑨フットケア前

⑨フットケア後

手術件数

武雄本院

(件)

手 術H26年H27年H28年
皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部)155155132
皮膚・皮下腫瘍摘出術(露出部以外)629472
皮膚腫瘍冷凍凝固術765555
皮膚悪性腫瘍切除術1125
分層植皮術および全層植皮術113
皮弁作成術542
陥入爪手術(簡単なもの)334911
陥入爪手術(爪床爪母の形成を伴う複雑なもの)320
皮膚・皮下・粘膜下血管腫摘出術(露出部)130
皮膚・皮下・粘膜下血管腫摘出術(露出部以外)320
組織試験採取,切採法(皮膚)403213
腋臭症手術(皮弁法)062
合 計390405295