2005年09月01日

体調最悪

今、モーレツに気持ちが悪い。胃がぴくぴく言ってる。

数年前に在籍していた会社で、同僚の女性Oさんが「正露丸好き」だった。
何があっても正露丸を飲む。
特別具合が悪くなっていなくても、正露丸。
おかげで彼女からは常に正露丸臭が漂っていた。
しかし、さすがにうら若き女性。
「正露丸が体臭だなんて、嫌!!」と言わんばかりに思いっきり「香水」という化学物質で正露丸との一騎打ちに挑んでいた。
結果は、いわなくても判るように「相討ち」。
彼女が通り過ぎると、正露丸の匂いと共にきっつい香水という化学物質の臭いが。
更に「臭さ」に拍車をかけていた。しかし、彼女は気付かないのかその「香水でなかったことに」をひたすら続けていた。会社が解散するその日まで。

どうしてそこまでして正露丸を飲むのか。
具合が悪くもないのに何故正露丸を飲むのか。
(とゆーか、その前に「糖衣錠を何故買わない」とツッコんでおいた事は言っておかなければ)

彼女曰く、「正露丸は私の精神安定剤」なのだそうで。
ちょっとでも胃が痛くなると「一気に気分はブルー」になるので、それを防ぐべく「ん?胃が痛い『かも』」程度で正露丸を飲んでしまう。
すると、「ああ、正露丸を飲んだらもう安心」とばかりに胃の違和感がなくなるのだそうで。
それを繰り返していくうちに、常に飲んでいないと落ち着かないという悪循環地獄に陥ったという。
(ちなみに、糖衣錠は少々お高めなので、完全常用している状態では、高くて糖衣錠には手が出せないのだそうで。しかし、その分香水買ってたら同じだろーが!と言うツッコミは、可哀想過ぎて流石に言えなかった…)

私は過去に正露丸なんと言う「ウンコにも勝るくっさいもの」なんぞ、口にしたことが無かった。
電車の中で、オッサンが正露丸臭を漂わせて乗って来ると、そのあまりの臭さに我慢が出来ず、ぞんざいに蹴りとかくれてやっていた。
なので、彼女の言い分が理解できなかった。
でも、食後必ず正露丸のビンを握り締め、給湯室へ駆け込む姿を見ていると「ああ、もう昼休み終わりか…」と、その姿を見るのが日課になっていた。逆に、給湯室へ行かないと「正露丸飲まないの?」なんつって聞いちゃったり。
と、超馬鹿にしていた正露丸。
月日は流れ、昨年たまたま過労で物凄く胃が痛くなった。
モーレツに胃が焼けるような痛み、吐き気、変なげっぷ。
どうしよう、どうしようと半ばパニックになっている所へ、目に付いたのが母親が無理矢理置いてった「正露丸糖衣錠」。

「ああ、正露丸を飲んだらもう安心」

と、元同僚の言葉が頭をよぎり、殆ど無意識に正露丸を飲んでみた。
すると、ものの数分でおお~すっきり!!と胃の痛みが消えていく!
そうかー。これの事を言ったんだなー。同僚Oよ、あの時は「イタイ人」を見るような目で見てごめんよ!!
と、正露丸の威力に感謝しつつ、Oに謝罪。
(でも、やっぱり電車のオッサンには謝罪はしない。ケチらずに糖衣錠飲めよ!とはいまだに思うから。)

げっぷをすると、正露丸独自の臭いが喉をあがってくるけれど、デフォルトの体臭で正露丸臭はしない、さすが糖衣錠。
それ以来、悲しいことに「精神安定剤代わりの正露丸糖衣錠」は私の常備薬になってしまった。
(毎食後に飲むまでには至っていないのがせめてもの救い)

しかし、糖衣錠は、矢張り高い。でも、「体臭が正露丸」は絶対許せない。じっちゃんの名にかけて!!
一回4錠飲まなくてはいけないので、ほぼ毎日1回飲んでいると大体一月でなくなる。
すると、毎月薬局に正露丸糖衣錠を買いに行く羽目に。
そうすると、さすがに薬局の人に覚えられてしまう。
「よく正露丸買いに来ますね。どのくらい飲んでるんですか?」
と、先日薬剤師に突撃インタビューされてしまった。
どうも彼女は前々から私に目をつけていたらしく、いつも聞こう聞こうとそのチャンスを虎視眈々と狙っていたらしい。
一月ペースで店を替えればそこまで目をつけられる事もなかったのだろうけど、その店は周りの薬局と比べて正露丸糖衣錠がかなり安い。そのうえ、ポイントカードをつけてくれる。
安い上に、更にポイント。どうしても他の店で買う気にならなかった気持ちがわかってくれるだろう。

「いやあ、まあ、ここ1年半くらいですね…」
と、ばかっ正直にゲロッてしまった、私。

「頻度は?」との更なるツッコミ。
「いやあ、まあ、毎日とか一日おきとか…気分が乗ったり乗らなかったりにも左右されますけど…」
なんつって途中から『やべー常用がばれたらなんか言われるかも。ここで「いえいえ、毎日飲んでないっすよ」と強調するしかない!!』とうそを言おうと画策したのも、空振り。
気分が乗ったときに飲む正露丸ってなんじゃ?!
自分のアホさ加減に涙もでない。

「毎日はよくないですよー。それに1年半も飲んでるなら『病院』行った方がいいですよー」
なーんて、かるーく「大人なんだから自分で気付けよな、ボケ」とジャブ貰った気分。

「はあ、まあ、そうですよねー…。あ、正露丸糖衣錠ください」

と、逃げるように帰りました。でも、勿論正露丸はGET。
ってゆーか、そこまで言っといて、薬局は正露丸をすんなり売ってくれた。
結局は、商売第一ってことで。

でも、小心者なので「毎日は、身体によくないですよー」と言う声が何故か頭の中で反芻して、忘れられません。そんなの気にするんなら、病院行けばいいのに「正露丸のみすぎて体壊したらどうしよう…」なんて方向ばっかり気にしている、この体たらく。

なので、「正露丸の飲みすぎで体壊したら嫌」なので、
「ガスター10」と日々交互に飲むようにしました。


自分の身体をいたわっているのか、どーでもいいのかよくわかんない、へっぽこ状態に日々陥っております。
と言いながら、来週は焼肉を食べに行く。
もーちょっと、胃をいたわれ自分。

あー、こんな事書いているうちにガスター10が効いてきて、気持ち悪いの治ってきました。

市販薬が効いているうちは、まだ大丈夫。
と、自分に言い聞かせてます(大の病院嫌いなもんで…)。
絶対100まで生きられないな…。
ってゆーか、お前100まで生きる気かよ!?というツッコミは受け付けません。