- 水虫を放置すると重症化するって聞くけど…切断することもあるの?
水虫を放置すると重症化するって聞くけど…切断することもあるの?
水虫は夏場にかかって、足が痒くなる皮膚の病気になります。
初期はかゆみだけのものですが、放置することでどんどん悪化することになります。
蚊にさされた痒みは治療をしないでも自然治癒しますが、水虫のかゆみはそうはいかないのです。
水虫の自然治癒はなく、真菌(カビ)の一種の白癬菌(はくせんきん)が角質に侵入して活動しているので、放置イコール増殖するだけになります。
どのようなことが症状として現れるのか、水虫の初期症状から重症化までの内容をご紹介します。
水虫が重症になるとは?
水虫はいきなり重症化するのではありません。
かなりの時間が経過してから重症化するようになります。
若くして癌が見つかった時に、すでに手遅れのような状態になることがありますが、水虫には前兆や自覚症状があります。
自覚症状があっても何もせず放置している状態から、悪化していくことになるのです。
たかが水虫だからと考えていると、大変なことになってしまうこともあるのです。
水虫になるのは、足に真菌(カビ)の白癬菌が付着してそのままの状態にしていることでなるのです。
これで水虫にすぐになるのではなく、足を清潔にしていない状態が24時間続いて高温多湿の環境で、白癬菌が角質で暴れだすようになります。
このとき免疫力が働いて、角質侵入を食い止めようとしてかゆみが生じるようになるのです。
足は毎日お風呂に入って洗っているので、普通に考えると白癬菌はそこできれいに流されているのですが、足を洗っていない状態が続くと水虫になるのです。
足を洗っていても、足の指の間がきれいになっていないときは感染することもあります。
抵抗力が弱くなっている状態・疲れている状態など免疫力が低下しているときは、経過時間に関係なく感染する場合もあります。
ここで、水虫治療に取り組めば初期症状での治療になり、治療期間も長くかかることなく早期に完治することができます。
しかし、そのまま放置することで白癬菌は増殖して感染範囲をひろげていくようになります。
忙しいから・多少のかゆみだけだから・水虫ぐらいと考えていると季節がうつりかわり秋から冬になるころに、白癬菌の活動が停止して症状もおさまることになります。
これで治ったと勘違いする方が多いですが、白癬菌がいなくなったのではありません。
白癬菌は角質に潜んでいるので、治ったのではないのです。
初期の水虫は、趾間型(しかんがた)・小水疱型(しょうすいほうがた)になります。
趾間型は、足の指の間が白くふやけて皮がむけるようになってかゆみを伴い、じゅくじゅくする湿潤型・カサカサする乾燥型になります。
小水疱型は、土ふまず・足側面に湿疹や水泡ができてかゆみを伴い、水疱は大きくなって潰れると汁がでることになります。
このタイプの症状を夏場放置して、冬場に症状が治まりというサイクルを繰り返していくことで白癬菌はどんどん拡大して足裏全体やかかとに侵入していくことになります。
この症状の水虫を角質増殖型(かくしつぞょうしょくがた)といいます。
角質増殖型は、足裏全体の皮が厚く硬くなりシワが深く入るようになります。
かかとは白い粉が拭いた状態でカサカサになって裂けていくようになります。
この症状になると初期症状の水虫の治療期間では完治することはできず、最低でも半年は治療を続けることになります。
ここで終わりではありません。
角質増殖型ではとどまらず、白癬菌は爪にも侵入していくことになるのです。
角質増殖型もかゆみはありませんが、爪には神経がないのでかゆみは伴うことはありません。
この2つは自覚症状がないのです。
爪に侵入した水虫は爪白癬(つめはくせん)と呼ばれて爪の色が黄白色になり、そこから症状が悪化すると変形して爪はボロボロとかけて黒くなるようになります。
こうなると完治までの期間は1年から1年半と長い治療が必要になります。
また、角質増殖型と爪白癬は市販薬では治りづらく、皮膚科処方の内服薬と外用薬の2つを使用して治療するようになります。
内服薬はからだの中から白癬菌を退治するようになり、効き目はあるのですが強い薬で副作用もあります。
水虫の重症にはどんなことがおこるのか?
水虫は4つのタイプで趾間型・小水疱型・角質増殖型・爪白癬になり悪化していきます。
水虫としてはこれだけなのですが、患部の状態により別の症状が現れることもあります。
水虫と糖尿病は密接な関係があり、糖尿病の方は免疫力低下によって外部からの細菌・ウィルスなどが侵入しやすい体になって、水虫にもかかりやすくなっています。
また、糖尿病の方は二次感染をおこしやすく炎症や化膿することがあり、悪化すると糖尿病壊疽(とうにょうびょうえそ)になることもあります。
糖尿病壊疽は、足先からどんどん血管異常が発生して最悪足の切断になることもあります。
だから、糖尿病の方の水虫は注意が必要になります。
糖尿病でない方も、水虫患部から細菌が侵入することで蜂窩織炎(ほうかしきえん)になることがあります。
赤み・痛み・腫れて高熱がでるようになります。
黄色ブドウ球菌が原因で、高齢者・糖尿病・免疫力が低下している方がなりやすい病気で進行が速いのが特徴になります。
まとめ
水虫はいきなり重症化するのではありません。かなりの時間が経過してから重症化するようになります。
放置することで白癬菌は増殖していき感染範囲をころげていくようになります。
初期の水虫は、趾間型(しかんがた)・小水疱型(しょうすいほうがた)になります。
角質増殖型は、足裏全体の皮が厚く硬くなりシワが深く入るようになりかかとは白い粉が拭いた状態でカサカサになって裂けていくようになります。
爪に侵入した水虫は爪白癬(つめはくせん)と呼ばれて爪の色が黄白色になり、そこから症状が悪化すると変形して爪はボロボロとかけて黒くなるようになります。
糖尿病の方は二次感染をおこしやすく炎症や化膿することがあり、悪化すると糖尿病壊疽になることになります。
糖尿病でない方も、水虫患部から細菌が侵入することで蜂窩織炎(ほうかしきえん)になることがあります。
ぜひ参考にしてください。