2013/06/13
湧ヶ淵(わきがふち)公園の自然観察
1.湧ヶ淵公園の場所とその背景(インターネット情報による)
(1)場所
場所的には松山市の東方に位置し、下図の様に国道317号に面し、松山市の上水道水源石手川ダムとその下流にある奥道後温泉の間にあります。湧ヶ淵は古来から地元では景勝地として知られ様々な伝説があるようですが、個人的には情報不足であるためここでは割愛します。
(2)公園整備の背景など
湧ヶ淵公園は石手川上流の景勝地湧ヶ淵の山林地域を公園としたもので、静かな環境を保持し自然の緑を生かし、清浄な空気に包まれて利用者は遊歩道を散策しながら自然にふれ、緩やかな園路を幼児から老人にも利用できる公園として、昭和43~49年度にかけて整備されました。その地域は奥道後玉川県立自然公園の区域内にあり、愛媛県立自然公園条例の特別地域に指定されています。この地域約30haは海抜約100m~420mで、全体としては東西に幅狭く南北に長く延びており、大変変化に富んだ地勢となっています。【駐車場】 あり
2.実際に行って見ての感想 2013-06-13
行ってみると、あたりはうっそうとした緑の森に包まれた公園で、季節的にはウグイスをはじめとした小鳥たちの繁殖時期も終わろうとしているためか、なわばりに来た外来者を威嚇するような鋭いさえずりが絶え間なく聞こえた。うっそうと生い茂った森は遊歩道の上までも茂って夏の日差しをさえぎってはくれているものの、梅雨時でもあるためか湿度が高くゆっくり登っていてもすぐに汗ばんでくる状態となった。公園として誕生してから数十年を経たためか、遊歩道の両脇には古びたコンクリート製のベンチが点在し、歩道のアスファルトは痛みが見られるものの、ところどころに青々とした苔も繁茂しており公園として刻々と刻んできた歴史の重さを物語っているかのようだった。確かに、今の時代に不似合いな、高度経済成長時代の落とし子のような多数のクズカゴの設置は今もそのまま、しかしながら、それでも、クズカゴのゴミはきちんと除去され、ポイステゴミも見られず、もとより不法投棄等の様相もなく、おそらく地域の方々の並々ならぬ努力で立派に維持されているのではなかろうか、また、日本人の環境美化マナーも少なからず向上してきているためかとも思われた。しかし、平日であったためであろうか、遊歩道を歩いている人はほとんど見かけられず、神秘的な雰囲気がより一層高められてはいたが、未知の森への冒険心をくすぐられるものの、単独行進は慎んだ方が良いのではないかと思われた。
3.行進・観察記録
(1)AM10:11、定刻より10分遅れのバスで公園入口に到着(客は私だけだった)
メンバーの姿は見当たらず、駐車場には数台の車が駐車していた。おかしいな?バスは終点なので10分くらい遅れても待っていてくれるはずなのにと思ったが、たぶん連中は車で早めに来ていたはずなので待ちくたびれて私が来ないと思い、出発してしまったのだろうと勝手に想像し、それならば後を追いかければ追いつくだろうと考えて単独行進することにした。携帯電話で家にいる家内に連絡してから出発。遊歩道入り口の案内図、数十年前の産物のようだ。AM10:15
(2)遊歩道の両脇には古びたコンクリート製のベンチが点在
(3)天然のツツジがひそやかに咲いていた
(4)展望台へはゆっくり歩いて40分ぐらいかかった。AM10:55
展望台からの展望、北西の方向に湯の山ニュータウン
南方には杉立山、ロープウエーのケーブルも見えた、残念ながら今日は運転はしていなかった
西の方向には松山市街が霞んで見えていた
(5)AM11:00、展望台を降りると登ってきたアスファルトの遊歩道先端で、左右に分かれる小路があり古びた案内図もあった。
が、しかし、なんだか古びていて理解困難、あやふやな事前調査記憶では左が遊歩道へのショートカット、右は古城跡への小路、バスの時刻はたしか12時過ぎだったはず、古城跡へは行けそうもないのでショートカットで帰ろうと冒険心から左の方向に小路を進む。だが5分くらい行くと道幅が狭くなりだんだん心細くなってきた。小路の際でおもしろい姿の天然のツツジを発見。
(6)懐かしい「サルトリイヌイバラ」の大きな葉っぱも発見
子供のころに故郷でかしわもちの葉っぱとして裏山に採りに行った思いでの葉っぱである。
(7)道に迷いそうな予感、そこで、家内が携帯で引き返せと指示してきたので元の遊歩道に戻った
時刻は既にAM11:15、家内にバスの時刻を確認してもらうと12時13分発だとのこと。いかん、あと1時間を切っているではないか、幸いアスファルト遊歩道は下りなので急ぎ足でおりる。
(8)遊歩道の道端にはヒメジョオンが咲き乱れていた↑↓
(9)11時45分ころにバス乗り場まで帰ってきた。バスはまだ来ていなかった。
メンバー達の車はまだ残っており帰ってきていない、おいおいがんばっているようだな・・・
(10)12時ころ、バスが来たので、行きも帰りも客は私だけだからそそくさと乗り込み
(メンバーとは結局出会えず、彼らは私が来なかったと思っているであろうからここでのんきに待つ必要はない、さっさとバスで帰るべし・・・)
定刻のPM12:13分始発の心地よく冷房が効いたバスに乗って、PM12:41無事に道後温泉駅へ、
備考
この日、帰ってから連絡を受けて初めて分かったのだが、今回予定されていたカルチャは直前に緊急事情が発生しメンバーには中止連絡したが、既に出発していた私への連絡だけが間に合わなかったとのことであった。そんなことはつゆ知らず、出発して行った私は現地でてっきりバスが相当遅れたために間に合わなかったのだろうと思い込み遊歩道づたいにメンバーの声が先の方で聞こえそうな気がして懸命に追いかけたのであった。
後で考えるとメンバーは中止連絡を受けて来ていなかったようなので、追いつけるはずはなかったのである。とはいえ、結果的には、私は神秘的な初めての湧ヶ淵の清明な森林の空気の中で、心地よい涼風と小鳥たちの囀りや、天然ツツジ、そして、念願のはじめての湧ヶ淵公園の展望台からの圧倒的景観に癒されつつ、心地よく汗をかいて素晴らしい森林浴を楽しむことができたのであった。そんなことだったので、仲良し仲間とは会えなかったものの、期せずしてこういう体験の機会を与えていただいたカルチャ諸氏にはありがたく感謝している。