アビシニアンの標準体重・体型
もちろん、猫の個体ごとに理想体重は変わってきますが、アビシニアンの平均体重はオスで3kg~4.5kg、メスで2.5kg~3.5kg。アビシニアンは一般的な猫の平均体重と比較するとやや軽めの体重です。大まかには成長期が終わった時の体重が理想体重であると言われています。成長期が終わったころの体重記録がない場合には、獣医に相談してみましょう。
アビシニアンの体格もチェックしましょう
アビシニアンの顔は逆三角形ながらもやや丸みのあるほっそりとしたフェイスラインで、すらっとした長い四肢を持っています。アビシニアンは筋肉質でぎゅっと引き締まった体が特徴。ボディタイプはフォーリンで、シャムなどのオリエンタルと呼ばれるタイプの猫ほど顕著に細くはありませんが、アビシニアンは美しいスレンダーボディの持ち主です。
こういったアビシニアンの特徴を踏まえ、標準かどうかを判断するにはしばしばボディコンディションスコア(BCS)が用いられます。立った状態で上から見たときのくびれや、肋骨に触れたときの感触などから5段階(もしくは9段階)で肥満の度合い評価する方法です。数字が大きいほど肥満で、5段階の場合は3が標準です。
その他にFBMIという人間のBMIのように肥満度を測定する方法などもあります。しかしながら、体脂肪について正確に測るには動物病院で検査するのが最も安心で正確です。病院の検査と併せて定期的に自宅で体重測定と体格チェックを行い、愛猫の変化をしっかりと確認しましょう。
アビシニアンが太り過ぎのとき
実際には筋肉量や骨の太さなど個体差があるため、一概に肥満や標準と判断するのは困難ですが、およそ理想体重の120%以上ある状態は肥満と言われています。平均体重から計算すると、アビシニアンの場合、オスで3.6kg~5.4kg、メスで3kg~4.2kgは肥満状態の可能性があります。肥満になると、糖尿病や関節疾患、肝機能不全など肥満以外の病気の原因になってしまいます。
ダイエットには食事の栄養コントロールと遊びによる運動が大事です。アビシニアンは飼い主と遊ぶのが好きなので、程よい運動で消費カロリーを増やしてあげましょう。急激なダイエットは健康を損ねる原因となりえます。獣医師の指導の下、安全安心なダイエットを心がけましょう。
アビシニアンが痩せ過ぎのとき
理想体重の85%以下は痩せ過ぎ、理想体重の86~94%は体重不足と言われています。平均体重から計算すると、アビシニアンの場合、オスで2.55kg~3.825kg、メスで2.125kg~42.975kgは痩せ過ぎの状態である可能性があります。
体調不良・食欲不振で体重減少している場合、食事を取っているのに痩せている場合は獣医師に相談しましょう。病気が原因で食事を取れなくなっている場合もあります。アビシニアンは神経質な面もあるので、ストレスによる食欲不振や下痢であれば、環境の改善をしましょう。
まとめ
アビシニアンはもともと活発で走り回ったり、飼い主と遊んだりすることが大好きです。活発で運動量が多く、ほっそりとした体型から太りにくいイメージがありますが、アビシニアンは運動する分食べることが大好き。実は太りやすい猫で、ほしがるままに食事を与えてしまうと美しいスレンダーボディがあっという間に肥満体になってしまいます。アビシニアンも他の猫同様、食事の管理とストレスをためない環境の整備が重要です。
美しいスタイルキープは肥満をはじめとする病気の予防にもつながります。愛猫はかわいくてついつい甘やかしてしまいますが、大切な家族だからこそ健康に長生きさせてあげたいものです。「太ってるほうが丸くてかわいいし、このままが良い」といった考えは捨てて、標準体重をキープしてあげられるように心がけましょう。
女性 Keiko