【ニキビがかゆい】ニキビによるかゆみの原因と対策!
炎症がともなうニキビはかゆみが起こることはよくあります。特に多いのがおでこのニキビ、あごのニキビ、背中ニキビ(体ニキビ)などがかゆくなるとされます。
ここではニキビによるかゆみの原因と対策法についてお伝えしたいと思います。
ニキビによるかゆみの原因
ニキビによるかゆみが起こる原因というのは大きくわきて2つあるとされています。
①ヒスタミンによるもの
これはニキビの元であるアクネ菌をからだの外へ追い出そうとする免疫細胞と結びついたときに、ヒスタミンというかゆみを起こす物質が分泌されるからです。
また肌が乾燥しているほど水分がなくなり、角質の免疫力が低下するためこのヒスタミンが分泌されやすくなります。ですので寒い季節ほどニキビのかゆみが発生してしまいます。
特に乾燥によって起きるとされる頬のニキビ、顎のニキビなどのUゾーンが起きやすいとされます。
マラセチア菌によるもの
またニキビはアクネ菌だけで起きるのではなく、マラセチア菌というカビの一種に関することでも起きてしまいます。
マラセチア菌によって起こるニキビというのはおでこのぶつぶつ、背中ニキビ(体のニキビ)などが大きく挙げられます。
特に気温や湿度が高いほどマラセチア菌は繁殖して、おでこのなどが猛烈にかゆくなってしまいます。
かゆみがひどい場合には対策する必要がありますが間違った対策法をするとニキビの症状が悪化してしまうので要注意です。
ニキビのかゆみでやってはいけないこと
かゆみがあるニキビでやってはいけないことを紹介します。
かきむしること
もしニキビがかゆくても絶対にかいてはいけません。爪や指には油や雑菌がびっしりついているのでニキビが悪化する最大の原因になります。
またかきむしることは、爪で肌を傷つけることによってニキビ跡にもなりかねません。絶対にかきむしったり、またできるだけ触らないようにしましょう。
冷やす
炎症が起こっているから冷やすことでかゆみも改善するかと思いがちですが、ニキビに対して冷やすのは逆効果です。血管が収縮して血流不良を引き起こしてしまうので肌の新陳代謝が起きなくなってしまいます。
かゆみがあっても冷やすのはやめてください。また温めるのもあまり良くないとされます。冷やしたり、温めたりというのはやめましょう。
ニキビがかゆいときの対策法について
ニキビがかゆい場合にはヒスタミンによるかゆみなのか、マラセチア菌によるかゆみなのかで対処法が変わります。
薬によってかゆみを止める
・ヒスタミンによるかゆみの場合
まずかゆみを引き起こしているヒスタミンを抑えるための抗ヒスタミン作用のある薬を塗るようにしましょう。また炎症を抑える抗炎症作用のある成分を含んだ薬を使用することでかゆみとニキビも同時に解決できます。
皮膚科で処方される薬の場合にはリンデロンという薬が該当します。
会社:塩野義製薬株式会社
薬価:1gあたり29.9円
有効成分:ゲンタマイシン、ベタメタゾン
塗り方:1日2回洗顔後にニキビ部分に使用。1か月以上は使用しないでください。
・ゲンタマイシンは抗生物質の一種で抗ヒスタミンを阻害する働きを持っています。
・ベタメタゾンはステロイドの一種で抗炎症作用があるため、かゆみや炎症を伴うニキビに対して非常に効果があります。
また市販薬ではかゆみ止めのムヒも効果的です。
会社:池田模範堂
薬価:50ml780円
有効成分:デキサメタゾン酢酸エステル、グリチルレチン酸、イソプロピルメチルフェノール
塗り方:1日2回洗顔後にニキビ部分に使用。
ムヒの有効成分というのは非常に優秀です。まずデキサメタゾン酢酸エステルによってヒスタミンを抑え、かゆみを止めます。
さらにグリチルレチン酸はニキビ用の化粧水に含まれる成分で、抗炎症作用があり赤ニキビやニキビ跡の鎮静します。またピーリング作用によって、毛穴の詰まりを落とす働きを持っています。
イソプロピルメチルフェノールはペアアクネクリームなどのニキビ用軟膏に含まれる成分と全く同じで、アクネ菌を殺菌することでニキビを根本的に治すことができます。
以上のようにムヒの有効成分はニキビ薬とほとんど変わらないと言えます。ただステロイド成分が含まれるので使用中に刺激感や発疹、発赤などの副作用が起きてしまったら使用を控えるようにしましょう。
かゆみがある場合にはまずはムヒを使用することをおすすめします。
・マラセチア菌によるかゆみ
マラセチア菌によるかゆみは、マラセチア菌を殺菌することでかゆみはおさまっていきます。※抗ヒスタミンやアクネ菌を殺菌する薬を塗っても、治りませんし、かゆみも鎮静されないので注意して下さい。
特に市販の薬でマラセチア菌を殺菌することができるのはドルマイシン軟膏が挙げられます。
会社:ゼリヤ新薬
値段:1本(6g)600円
成分:コリスチン硫酸塩、バシトラシン
用法用量:1日1回洗顔後ニキビ部分に塗る。体のニキビの場合には1日1回入浴後に塗る
おでこのニキビの場合には1週間、背中ニキビには2週間ほどで改善されていきます。マラセチア菌によるニキビはこちらのドルマイシン軟膏をおすすめします。
以上のようにまずは薬で対処するようにしましょう。塗る前に化粧水や保湿クリームで保湿するとより効いていきます。
②食べ物でニキビのかゆみを対策
ビオチンという成分は抗ヒスタミン作用があるためニキビに伴うかゆみを抑えるのに効果的とされます。
ですのでビオチンを含んだ食べ物を食べるようにすることをおすすめします。
またその他ビオチンだけでなく、ニキビに効果的な成分を含んだおすすめの食べ物を紹介します。
・レバー
レバーにはビタミンBを含んでおり、肌の新陳代謝を促すことで赤ニキビやニキビ跡、化膿ニキビに効果があります。
さらにビオチンを最も含んだ食べ物として有名です。1日50g食べるだけで必要摂取量を補えてしまいます。
かゆみのあるニキビには非常に有効で、ニキビも根本的に治すため、是非積極的に食べるようにしてください。
また乾燥がひどいとヒスタミンが分泌されやすくなるので部屋の湿度を高めたり、保湿性のすぐれた化粧水などを使用しましょう。
ということでニキビがかゆい原因と対策法についてでした