• 10 Jun
    • 河野太郎先生の編集された「皮膚科・形成外科医のための レーザー治療スタンダード」で「老人性色素斑の標準的レーザー治療」の部分を担当し、執筆させていただきました。 AMAZONコチラ レーザーについて、イチから始める先生にも、標準的なレーザー治療の知識と正しい手技を身に着けて確かな医療を行ってもらいたい、との河野太郎先生の想いで出版された本で、レーザーの基礎を理論から実践まで、丁寧に書かれた内容です。 河野太郎先生をはじめとして、レーザー治療の第一線で活躍されている先生方が執筆されており、特に若手の先生必読の書となっています。私も若い頃にこんな本が欲しかった・・・。 私が担当させていただいたパートは、「老人性色素斑の標準的レーザー治療」についてで、いわゆる「シミ」のレーザー治療についてです。実際に福岡大学博多駅で使用している同意書やアフターケアの説明用紙、説明に使っている写真などを掲載しました。   「筆者の思い」では、研修医時代に、レーザーについて知識が乏しかったために引き起こした自分の恥ずかしい思い出などについて書きました。 当時は、医局の先輩方にとって格好の笑いのネタになっただけでしたが、恥を基に勉強し、「経験」という形で文章にすれば、論文や教科書に昇華できるという良い学びを得ました。 こうした機会を与えていただいた、河野太郎先生と、大慈弥教授に心から感謝しています。   Special Thanks to A子 and Makoto !! 福岡大学博多駅クリニック 西田美穂 ↑ ぽちっとお願いします。 ランキングに参加しています。  

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  • 07 Mar
    • 肝斑とは本当に厄介なシミの一種で、その原因や治療については医者の間でも意見が分かれています。特に肝斑に対するレーザートーニングの効果や作用機序については賛否両論色々ありますが、この医学雑誌ではかなり論点が整理されまとまっていました。レーザートーニングというのは、QスイッチYAGレーザーを比較的低出力で病変全体にシャワーのように照射する施術のことで、肝斑に効果があるとして一時期大ブームになりました。以前は肝斑にレーザーを当てることは禁忌(当てると悪くなる可能性が高い)と言われていたため、レーザートーニングにより肝斑が改善するという報告は、肝斑治療に悩んでいる我々医師にとっては一つの福音でもあったからです。ところが、レーザートーニングの照射が簡単であるが故、シミの診断を的確にできない医師や、合併症の初期サインを見抜けない医師までもがこぞってレーザートーニングを始めたため、「白斑」や「色むら」「効果なし」といったクレームが全国で頻発し、一時期はレーザートーニング反対論が高まったこともあります。この医学雑誌にはそのあたりのことも詳しく書かれて非常にまとまっており、大変よい勉強になりました。新しい治療方法は、とても魅力的ですが、思わぬ問題を引き起こすこともあり、ある程度見極めた上で取り入れていきたいと思っています。当院でも、肝斑だけでなく、炎症後色素沈着や扁平母斑の改善など皮膚のやや深いところにある病変に対してレーザートーニングを実施しており、安定した結果を出しております。ご興味のある方はぜひご相談ください。<関連記事>最先端情報収集&勉強+後出し〈気味)ジャンケン方式 コチラ 見寺絢子クリニック西田美穂 もし宜しければクリックをお願いします。↓モチベーションになります。いつも、応援ありがとうございます。美容皮膚科 ブログランキングへ      

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  • 05 Dec
    • どんな歳でもどんなご事情の方でも、シミが取れたらいいのになあ、と思った方は、ぜひ、いらしてください。「私みたいなおばあちゃんがシミを取りたいなんて恥ずかしい」とか「子供の受験でこんなシミとかとってる場合じゃないんだけど。」とか「脊髄損傷で首から下のオシャレはあまり出来ないから顔はバッチリにしたいんです」とか「乳がんの治療中だけど、なんか前向きなことしたくて」とか当院には色々な背景や事情を抱えた色々な方が受診されます。写真>70代女性、眉毛上と眉毛下のシミのみレーザー治療。その他はオバジの症例(詳細はこちら)当院は福岡市内の天神で交通の便はよい所にあり、西鉄天神駅南口からは徒歩で2分くらいです。天神地区の周囲の歩道は人が多くがちゃがちゃしているのと、道が斜めになっていたりガタガタしてりるところも多いので、車いすでお越しの方はちょっとご不便かもしれませんが、介助の方とご一緒に毎月ご来院くださる方もいらっしゃいます。院内は少し狭いので、車いすのとりまわしが少ししづらいのですが、バリアフリーの造りです。シミはあっても死ぬワケじゃありませんから、緊急性はありません。介護や受験生や自分の病気を抱えてシミなんかとってる場合じゃないかもしれません。でも、毎日鏡を見て憂鬱になったり、コンシーラで消しながらため息が出るのなら、毎日頑張っている自分へのご褒美として、シミを取ることでちょっと気持ちが少し華やぐこともあるのかもしれません。ただ、当院でシミのレーザー治療をご希望の場合、最低4回くらいのご来院をお願いしております。①受診(診察・治療計画提案・施術予約)②施術(レーザー照射)③10日~14日後経過チェック④③の30日後経過チェックこれは、通常の美容系クリニックより多いかもしれませんが、患者さんに治療についてよくご理解、ご納得いただいた上で施術を始めたいという考えと、治療中の経過と結果になるべく医師として責任を持ちたい、という思いからです。お忙しい皆さんに、多くのお時間をいただくのは恐縮ではありますが、どうかご理解くださいませ。皆様の日常にワクワクやウキウキが訪れますように。そのお手伝いが少しでも出来れば、幸いです。見寺絢子クリニック西田美穂もし宜しければクリックをお願いします。↓皆様のおかげで現在1位をいただいております。応援本当にありがとうございます。美容皮膚科 ブログランキングへ

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  • 20 Nov
    • シミ、と言っても色々なシミがあり、シミの治療はまず、それが何というシミなのかを診断することに始まります。シミの種類により、治療法は大きく異なるからです。大体のシミは熟練した医師であれば区別がつきますが、一人の患者さんに色々なシミが混在することが多く、たまに診断を迷う時もあります。そんな時の強い味方は「レビュー」という肌診断器です。これに顔を突っ込んで撮影します。特殊なカメラによりシミを浮き立たせて見ることが出来るため、肉眼だけでは難しいシミを診断する補助となります。写真>2013年初回撮影→2015年3月→2015年10月(症例詳細は後日記載予定)ただ、この機械の良くないところ?は、見え過ぎることでしょうか…肉眼では見えないシミまで見えてしまうので、「私は、こんなに汚いんですが?」と時々ショックを受けられる方もいらっしゃいます。しかし、治療による改善もハッキリ見えるので、シミ治療の効果を実感していただきやすく、治療継続のモチベーションにもなり、喜ばれています。なにごとも、現実を直視するのはツライ時がありますよね・・・でも、大丈夫。少なくとも、シミは改善可能な現実です。一緒に対策を考えましょう。見寺絢子クリニック西田美穂もし宜しければクリックをお願いします。↓皆様のおかげで瞬間最大風速1位になることができました。応援本当にありがとうございます。美容皮膚科 ブログランキングへ

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  • 04 Nov
    • 今日は、シミのレーザー治療後の色素沈着について書いてみたいと思います。レーザー治療をすると「ぱっ」とシミが消えると思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、現実はそうではありません。(現在、少しずつ日本でも台数を伸ばしているピコレーザーがその問題を解決する日も近いかもしれませんが、まだ解決はされていません。)先日レーザー治療Q&A(コチラ)でも書きましたが、レーザー治療の後に約50%の方に炎症後色素沈着が生じてしまいます。炎症後色素沈着とは、虫刺されやニキビを潰した後、けがをした後に「なんか茶色いシミみたいになった」というアレです。レーザーはシミの元であるメラニンを選択的に破壊するものですが、その破壊した時に出る熱は周囲の皮膚も破壊してしまうため、それが色素沈着の原因になります。以下、実際の治療の経過を写真でご覧いただきましょう。なお、本症例は「レーザー後に色素沈着になっても、放置して経過を観察する」という検証の経過記録であり、通常の患者さんの経過とは若干異なります。またこれは8年前の検証実験で、現在はレーザーも良くなってここまでの色素沈着にお目にかかることはめったにございませんが、「かなりひどい色素沈着になっても、落ち着くんだ」ということをご納得いただくために、あえて出しております。検証にご協力いただいたK病院のMちゃんありがとうございました。①レーザー前②レーザーから1週間後、カサブタが出来、それが一部取れた状態③レーザーから1か月後。このシミが再発したような状態が炎症後色素沈着です。炎症後色素沈着が通常の方より強く出てしまいました。さて、色素沈着の経過をみるため、放置して経過を観察します。※通常の場合、患者さんにはレーザー後10日~14日目くらいからアフターケアをお勧めしているため、ここまで強い炎症後色素沈着はほとんどありません。④レーザーから2か月後。色調は改善しています。この症例は実験として、レーザー後にアフターケアの外用剤は一切使わずに放置してもらいまいたが、それでも③の1か月後と比べて色調は改善しています。つまり、皮膚が何らかの刺激を受けた際に、一旦黒くなってしまう状態は、どうしても出てしまうことはありますが、放置しても、時間がたてば次第に改善するのが、炎症後色素沈着の特徴です。ただし、放置するよりもアフターケアの治療を行った方が圧倒的に早く改善するため、通常はアフターケアをお勧めしています。本症例ではここからアフターケアの外用剤(ハイドロキノンとトレチノイン)を使用してもらいました。⑤アフターケアを始めて1か月後、①レーザーから3か月後の写真です。レーザー後の炎症後色素沈着は、アフターケア(ハイドロキノンとトレチノインや、オバジ、レーザートーニングなど)で早期に改善することが可能です。通常はレーザー後10日~14日目くらいからアフターケアを行うことで、もっと早い段階で⑤の状態になりますからご安心ください。レーザー治療をためらう理由として、シミが色素沈着になって余計ひどくなるのではないか、とご不安の方もいらっしゃると思いますが、レーザー後の適切なアフターケアで改善が可能です。※老人性色素斑(日光性黒子)のQスイッチヤグレーザー治療の費用はシミ長径1センチ当たり1万円です。見寺絢子クリニック西田美穂

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  • 21 Oct
    • シミのレーザー治療は当院でとても多い治療の一つです。シミに対しての治療方法は①レーザー治療②光治療③外用剤(オバジなど)が主に挙げられ、そのシミの種類やそれぞれの肌質に応じてこれらのものを選択し、あるいは組み合わせて治療を行います。最も多いタイプのしみである老人性色素斑をピンポイントで治療したい場合はレーザー治療がお勧めです。レーザー治療の経過を以下に示します。80代女性、老人性色素斑、レーザー照射前Qスイッチヤグレーザー照射直後(照射は1分程度です)白~灰色に変色し、その後カサブタになります。この時点で皮膚が大変デリケートな状態になるため、5~10日間テープで保護が必要です。レーザー照射10日目カサブタがとれた状態カサブタが取れた後に炎症後色素沈着(傷あとが黒ずんだ状態)と言われる状態になることを避けるため、またその状態になったとしてもその期間を短縮するため外用剤によるアフターケアをお勧めしております。「もう私は年だから。。。シミを取りたいなんて恥ずかしい」なんてことはありません。シミに高い化粧品をつけ続けるよりも、コンシーラーを厚塗りしながらため息をつくよりも、思い切ってレーザー治療をしてみませんか。当院で老人性色素斑にQスイッチヤグレーザーを行う場合、直径1cmのシミでレーザー代として1万円(+税金、診察代別途)の費用がかかります。見寺絢子クリニック西田美穂

  • 20 Oct
    • 先日シミの治療Q&Aについて書きました(コチラ)が、今回はシミのレーザー治療Q&Aです。Q>レーザーは1回でいいのですか?A>いわゆるシミ(老人性色素斑)の場合、通常1回のレーザーでの治療が可能ですが、ADM(遅発性太田母斑)と言われるような深い層にあるシミの場合、約半年ごとに複数回の治療が必要になることもあります。写真>老人性色素斑:通常、1回のレーザーで効果を実感できるタイプのシミQ>レーザー治療は高いですか?A>自費治療なので安くはありません。当院で老人性色素斑に対してレーザー(Qスイッチヤグ)を使用する場合、レーザー費用として直径1センチあたり1万円(税別・保護テープ代別)の費用がかかります。Q>レーザーをすれば二度とシミはできませんか?A>レーザーにより同じ部位に出来にくくはなりますが、数年後に再発することがあります。また、シミは紫外線や加齢により増えるため、一生シミが二度とできない、ということはありません。Q>レーザー治療と光治療はどう違うんですか?A>簡単にいうと、レーザーはピンポイントで深く、光は広く浅くというイメージです。ハッキリとしたシミがピンポイントである方にはレーザー治療、全体的にシミやシミのような病変がまばらにある方には光治療や外用療法をお勧めすることが多いです。Q>レーザーをした後はすぐにお化粧が出来ますか?A>レーザーにより皮膚表面が大変デリケートな状態になるため、1週間ほどテープなどで保護することが必要です。テープの上から化粧をしていただくことはできますが、テープの下の皮膚はカサブタが出来、黒くなっているので少し目立ちます。Q>レーザーをしたら、すぐにシミはなくなりますか?A>レーザーをした後、1週間くらいカサブタになり、その後約半数の方に炎症後色素沈着と言われるレーザーによる炎症の色素沈着が出ます。大体の方は1か月ほどで色素沈着が落ち着きますが、数か月続く方もいらっしゃいます。その場合、外用剤でその期間を短縮することが可能です。Q>仕事をしているのでレーザー後にテープは貼れません。どうしたらいいですか?A>レーザー治療よりも光治療や外用剤の治療をお勧めします。光治療の場合はカサブタにはなりにくく、治療部位にもすぐにお化粧ができます。ただし、光治療の場合、1回でしみが消えることは無く複数回かけて徐々に薄くしていくことになります。外用剤の治療で少しずつ薄くする方法もあります。皆様のご参考になれば幸いです。シミのレーザー治療の治療経過について後日書きますね。見寺絢子クリニック西田美穂

  • 18 Oct
    • シミの治療でよく聞かれるQ&Aをまとめてみました。Q>シミは取れますか?A>シミと呼ばれる大部分の物はレーザー・光治療や外用剤により治療が可能です。ただし、シミと言っても、色々な種類があり、それぞれ有効な治療方法は異なります。レーザー治療が特に有効なシミは老人性色素斑といわれる最も多いタイプのしみです。写真>老人性色素斑:レーザー治療の効果が高いシミQ>取れないシミはありますか?A>シミではなく、シミに似たアザ(扁平母斑)はレーザーでも治療が困難な場合があります。また、そばかすは他のシミに比べると再発しやすい傾向があります。シミのもととなるメラニンが真皮という皮膚の深い層にもある場合は、複数回の治療が必要になることはあります。肝斑と言われるシミは原因が複雑で治療もレーザー+光治療+内服+スキンケアなどコンビネーションが必要です。写真>ADM(後天性真皮メラノサイトーシス、遅発性太田母斑):レーザーが複数回必要な場合が多い。