羽毛布団のお手入れ:「自宅で洗濯」編

 

今回は羽毛布団の洗濯について

 

先日、この時期に活躍してくれる羽毛布団のお手入れについて書きました。

 

前回は干し方・収納方法について触れましたが、今回は「羽毛布団の洗濯」について書こうと思います。

 

干すだけではどうしても、中にたまった油分などは除去できないもの。

 

 

綺麗に洗って、スッキリサッパリ快適に羽毛布団で眠りましょう!

 

 

 

羽毛布団の洗濯…の前に

 

 

季節関係なく人が一晩にかく汗の量は、コップ1~3杯にもなると言われています。

 

その水分は羽毛布団によって吸収・発散されますが、汗の中に含まれる塩分やアンモニア分・油脂などの成分は蓄積されていきます。

 

そうすると当然羽毛は汚れ、羽毛布団自体の機能性が低下します。

 

これを解消するにはやはり洗うのが一番ですが、そもそも布団は洗濯というものが得意ではありません。

 

あまり頻繁に洗うのもアレなので、羽毛布団は2~3年に1回程度(多くても年1回)を目安に水洗いするといいでしょう。

 

羽毛布団は基本的に洗えますが、必ず品質表示ラベルの表記に従うようにして下さい。

 

決して「洗濯できるからガンガンやっちゃってください…というワケではない」という点に注意です。

 

「洗うこともできるけど気を付けてね…」というニュアンスで捉えておくとよさそうです。

 

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羽毛布団洗濯の仕方

 

自宅で手洗い編

 

羽毛布団を自宅で洗濯するときは、洗濯機より手洗いをお勧めします。

 

洗濯機の場合、

 

  • 側生地が傷む可能性がある
  • 羽毛が出てきてしまった場合、洗濯機が故障する可能性がある
  • 洗濯機のサイズや形状によっては対応できない
  • 洗い始めは羽毛布団が浮いてくる

 

こんな要素が付きまとってくるためです。

 

手間はかかりますが、大切な羽毛布団ですからリスクは減らしたいですよね。

 

「場所がない!」という方は、湯船を使うという手があります。

 

また、手洗い・洗濯機共に、

 

  • 晴天が2~3日続く日を選ぶ(48時間以内に乾燥させるのが望ましいため)
  • 風呂の残り湯など汚れた水は使わない
  • 洗剤は中性洗剤(アクロンやエマールなど)を使う、漂白剤は使わない
  • 濡れたまま高温多湿の場所やコンクリートの上に長時間置かない
  • サイズはシングルまでにしておく
  • そもそも洗濯可能と表記されている

 

このあたりにご注意下さい。

 

では羽毛布団手洗いの手順です。

 

1.空気を抜く

 

中の淀んだ空気を追い出すのと、羽毛布団に水を含ませやすくするためです。

 

構造上、羽毛布団の側生地は空気の抜けがあまりよろしくないらしいです。

 

空気を抜かずに水につけても、風船のように膨らんでなかなか水に浸ってくれないんだとか。

 

縦方向の三つ折りにして、クルクル丸めていくと簡単に抜けます。

 

 

2.軽く押し洗い

 

30℃以下のぬるま湯または水に中性洗剤を溶かし、空気を抜いた羽毛布団をよく浸します。

 

水が羽毛布団全体に行き届いたら、セーターを洗うように10分ほど軽く押し洗いして下さい。

 

 

3.十分にすすぐ

 

泡切れをよくするため、1分ほど軽く洗濯機で脱水します。

 

その後綺麗な水で充分にすすぐ、という流れを3~4回繰り返します。

 

水を含んだ羽毛布団は、結構な重さになるようなのでお気を付け下さい。

 

 

4.脱水する

 

洗濯機で5分ほど、十分に脱水します。

 

6kgサイズ以下では、そもそも布団が入らない可能性があります。

 

8kg、できれば10kg以上あるといいでしょう。

 

乾燥の仕方、干し方については後述します。

 

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自宅で洗濯機編

 

手洗い編で書いた共通の注意点の他に、

 

  • 出来れば10kg以上用のドラム型洗濯機
  • 必ず洗濯ネットを使う
  • 洗濯機に入れる前に十分に水を含ませる

 

という点にご注意ください。

 

それでは洗濯機を使った羽毛布団洗濯の手順です。

 

1.空気を抜いてネットに入れる

 

手洗い編の1.と同じように、中の空気を抜いてください。

 

十分に空気を抜いて水を含ませないと、なかなか沈まず浮いてきてしまうようです。

 

空気が抜けたら洗濯ネットに入れます。

 

ネットに入れずに洗濯してしまうと、羽毛布団の生地が傷んだりしてしまう可能性が上がります。

 

 

2.水を十分に含ませてから洗濯機へ

 

これも手洗い編の1.に書きましたが、羽毛布団の側生地は構造上空気の抜けがよくありません。

 

空気が抜けて水を含んでいないと、洗濯機を回してもただ浮かびながらクルクル回るだけなんだとか。

 

まず水を含ませてから、洗濯機に入れるといいでしょう。

 

もし洗濯機の中で布団が浮いてきてしまったら一旦止め、押し込んでからもう一度回すという作業を繰り返すことになります。

 

洗剤はこれまた手洗いと同じく中性洗剤、汚れのひどい部分はまずそこを手洗いで落としてから。

 

「ふとん洗いコース」があれば是非設定してください。

 

 

3.十分にすすぐ

 

羽毛布団の中に洗剤が残っていたら、劣化の原因になります。

 

手洗い編と同じく「軽く脱水 → 綺麗な水ですすぐ」、という流れを3~4回繰り返し、十分にすすいで下さい。

 

 

4.脱水する

 

洗濯機で5分ほど、十分に脱水します。

 

乾燥の仕方、干し方については次の項目を参照してください。
 

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羽毛布団の洗濯・干し方編

 

「洗濯可能な容量より少ない」ことから、家庭で乾燥機の使用は難しいと思ったほうがいいです。

 

例えば8kgタイプの場合、一度には6kg程しか乾燥することができません。

 

また、容量を超える乾燥をすると、乾いた部分・濡れた部分の境目に輪ジミができる「乾燥ムラ」が発生しやすくなるんだとか。

 

故障や火災などの可能性も否定できませんし、ご家庭では自然乾燥で乾かすのが一番。

 

羽毛布団をしっかり広げて形を整えながら、風通しのいい場所で干してください(天日で構いません)。

 

二本の竿に渡して風通しを良くすると、より乾きが早くなります。

 

1~2時間毎に裏返したり・上下入れ替えたりして、均等に乾燥させてください。

 

天気が良ければ1日で8割がた乾きますので、翌日もう一度2~3時間干せばだいたい乾きます。

 

乾燥後の仕上げとして、全体を軽くほぐす・数回軽く振って整えるなどして下さい。

 

布団の中で羽毛が片寄ったり、固まったりしていることがあるためです。

 

その後布団乾燥機で乾燥させれば、よりふっくら仕上がります。

 

 

羽毛布団のお手入れ:「コインランドリーでお洗濯」編に続きます

 

ちょっと長くなってしまったので続きは次回、「コインランドリーでお洗濯」編にてお届けします。

 

 

では皆さま、快適な羽毛ライフを!

 

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