じんましんの原因、できた時の対処法



かゆみを伴う湿疹・皮膚炎の中でも、一般的によく知られているのが「じんましん」です。一度かかったことがある方の中には、じんましんという言葉を聞いただけでも体がむずがゆくなってくる!という人もいるのではないでしょうか。

ここでは、そんなじんましんの原因や予防・治療法についてお話したいと思います。


じんましんとは?



イラクサ(じんま)の葉に接触すると現れる症状に似ている事からつけられた蕁麻疹(じんましん)ですが、その原因は人によって様々です。

じんましんは、症状が現れて1ヶ月以内のものを急性じんましん、それ以上続くものを慢性じんましんと区別されており、慢性の場合は原因解明が難しいという特徴があります。

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じんましんの症状

症状の特徴としては、蚊に刺された様な赤いポツポツが多く見られ、赤いうちは炎症反応が活発化しているので強い痒みを伴います。

中には数ミリ~10センチ以上の範囲で見られる、赤く膨らみを帯びた膨疹(ぼうしん)が出る場合もあり、痒み以外にも刺される様な痛みや焼けるような痛みを伴います。

まれに口腔、瞼周辺、腸、気道等でもじんましん症状が出る場合があり、アナフィラキシーショックを起こす恐れもありますので、少しでもご不安があればすぐに皮膚科等を受診して下さい。

じんましんの原因

じんましんの原因は実に100種類以上存在しているとも言われており、様々な原因が考えられます。

私達の生活で一番身近なじんましんといえば、食物性アレルギーによるものが多く聞かれると思います。サバやカニなどの甲殻類、牛乳やチーズなどの乳製品、その他にも肉類や大豆、小麦、蕎麦には注意が必要です。

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また、名前の由来となった蕁麻やゴム、ハチといった植物・昆虫への接触、抗生物質や鎮痛剤などの医薬品もじんましんの原因として挙げられます。薬による症状が起こってしまた場合は、重症化する可能性もありますので、早急に病院を受診する必要があります。

また、食べ物以外にも、温熱や寒冷、こすったり掻いたりする物理的な刺激によるものや、血液疾患や膠原病をお持ちの方は、運動や入浴による発汗が刺激となってじんましんの症状が起こる場合もあります。


もともとアレルギー体質の方はじんましんが出やすいので、アレルゲンによって繰り返し症状がでることもあります。

急性じんましんの場合、1時間以内にじんましん症状が現れるケースが多いので、思い当たる原因を考えてみると良いでしょう。

じんましんができたら・・・



じんましんが出たら、激しい運動はせずに、できるだけ安静に過ごすのが一番です。かゆみや熱を抑えるために、アイスノンや保冷材などで患部を冷やしてあげると良いでしょう。ただし、寒冷じんましんの場合は逆効果となりますので要注意です。

血行が良くなるとじんましんが悪化してしまいますので、摩擦や圧迫など刺激を与えないようにすることが大切です。

また、症状を悪化させない、繰り返さないためには、皮膚科などの医療機関を受診し、原因を明らかにすることが重要になります。

じんましんの診断・治療法

一般的にじんましんの検査は、アレルギー性か非アレルギー性かなどで検査方法が変わりますが、主に血液検査やスクラッチテストなどが一般的です。

治療方法は、まずは原因解明から始まり、悪化因子が判明したらそれを近づけないようにします。


個人の症状のレベルによって、かゆみや炎症を抑える為の抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などが処方されますが、早期完治を目指す為にも専門医の指導や注意事項をしっかり守って治療を進めていきましょう。

人によっては、じんましん症状が出ても数分で消えていく場合もありますし、数年かかる場合もあります。中には数年~数十年の間、症状が出たり納まったりを繰り返す場合もあり、今後の医療の研究や躍進が望まれています。


早期にケアする事で、感染症などを防げる場合がありますし、じんましん症状が出ていない方でも問診による診断が可能です。症状に気付いたら軽視せずにすぐに行動に移される事をおすすめします。

じんましんの予防



原因が何であるかをまず知ることが大切です。そしてその原因を避けることが最大の予防法となります。

・アレルギー性じんましん

食物アレルギーの場合は、アレルゲンとなる食材を食べないようにしましょう。花粉症の人は外出の際にはマスクを着用します。ハウスダストが原因の場合は、こまめに掃除をし、動物の毛がアレルゲンの方は動物に近づかないようにします。

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・機械的じんましん

金属が原因ならば、アクセサリーや時計などの宝飾品を身に着けるのは避けましょう。締め付けが原因でじんましんが出るケースも多いので、ベルトの締めすぎやキツめの下着には要注意です。


・温熱じんましん

熱めのお湯はかゆみがひどくなりますので、シャワーなり湯船なり、入浴の際はぬるま湯を徹底させましょう。また、入浴剤は様々な成分が入っているため、被れの原因になる恐れがありますので注意してください。冬場はコタツも要注意です。


・寒冷じんましん

冷たい食べ物はなるべく控えるようにしましょう。また、冷たい水やアイスノンなどによる刺激も気を付けなくてはなりません。特に冬場は、体が冷えないように服装に注意してください。



いかがでしたでしょうか。

上記の原因に心当たりがない、という方はストレスが原因かもしれません。ストレスを避けることは難しいですが、少しずつでも発散していくことは可能なはずですので、じんましんを防ぐには、ストレスを溜め込まないように心がけて過ごすことが大切です。

じんましんの原因、できた時の対処法・まとめ

  • じんましんの原因は、アレルギー性のものから摩擦・圧迫など物理的刺激によるものまで様々ある
  • 赤く蚊に刺されたような症状が特徴
  • 数ミリ~10センチ以上の範囲に広がり、赤く膨らみを伴うこともある
  • じんましんの原因は何であるか明らかにすることが大切
  • じんましんを防ぐには、アレルゲンや原因を排除することが効果的

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