インナービューティープランナーで管理栄養士の木下あおいが、大幅減量も恋も叶う食事法を明かした。 「食べる美容」を提唱する彼女は4月19日にダイエット書籍「美人はコレを食べている」を刊行。モデルプレスでは、食べることで美しくなる美容に迫るべく、彼女にインタビューを行った。
木下:ありがとうございます。私自身、食事で体質も気持ちも変わりました。現在、ダイエット専門のクッキングサロンを運営していますが、生徒さんも体重が減ったり、お肌がキレイになったりと変わっていく姿を見てきました。体を思いやった食事を摂るだけでお肌がキレイになり、便秘も改善されます。見た目の美しさだけでなく、爽快感が得られ、気持ちも安定してきますし、トータル的にキレイになっていく女性をたくさん見てきたので、やはり食事だなと実感しています。
― 木下さんのサロンでは3ヵ月で10キロ近く減量される方が続出しているそうですが、どのような指導をされていますか?
木下:「あれがダメ、これがダメ」だとストレスになってしまうので、その人の出来る範囲で調節をしてもらっています。間食がなくなる、間食の質が変わる、野菜を多く食べるなど、それだけで体重がスルスルと落ちていきますね。運動の指導は一切していません。
― 運動が苦手だという女性も多いかと思いますが、食事でダイエットも美容も叶うというのは魅力的ですね。
木下:私自身も運動は嫌いなんです。リフレッシュのためや、よりメリハリのあるボディを目指してたまにヨガに行きますが、運動で痩せようとは思いませんね。エレベーター、エスカレーター万歳です(笑)
木下:いろいろ試しましたね。糖や脂肪の吸収を抑えてくれるサプリメントを飲んだり、テレビやインターネットの“何キロ痩せる”といった謳い文句を見て通販でマシンを買ったり。ストイックにジムにも通ってみても、結局、幽霊会員になってしまうということもありました。炭水化物を抜くダイエットが流行りだした頃には、お米は一切食べずに、お肉とキャベツなどのカット野菜を食べていればいいといった安易な考えも。当時は便秘もひどかったですね。
― サプリメントや食事、運動といろいろ試されたんですね。
木下:そうです。食事のバランスを考えることができませんでした。とにかくカロリーを抑える、痩せるように食べるという感じで食事を楽しめなかったです。
― 食事を見直したきっかけを教えてください。
木下:大学で進路を考えるときのことでした。栄養大学に通っていたのですが、在学中に学んだ知識と自分の体験がまったくの別物だったんです。栄養バランスを学んでも、それを実践したら太ってしまいそうで…。進路を決める際に多くの人が自己分析をするかと思いますが、「本当はどんな自分になりたいの?」と自分に問いかけた時に、「一生美しくて、一生スリムで、気持ちも安定していたい」と思い、その全てが手に入るような食事方法はないのかなと考えました。“一生キレイ”を人に伝え、自分もキレイでいられる人間になりたいと思っていた時に、ある講座に行ったんです。その講座で耳に入ったフレーズが私を変えました。
― そのフレーズとは?
木下:「調和」という言葉です。自然の摂理に沿うとか旬のものを食べるとか、それまで生きてきて触れてこなかったものでした。理由はわからないのですが、心地よく「なんかいいな!」と思ったんです。講座では、先生が「調和が取れた人は美しい人」「自分が美しいと思わないのであれば、あなた自身の調和が取れていない」とおっしゃっていて、それを聞いてハッとしました。それまでの自分は添加物しか食べていなかったし、カット野菜など栄養価が少ないものしか食べていなかった。調和なんて全然取れてないと感じました。ずっと見た目の美しさにとらわれて生きてきて、当時流行っていた日焼けサロンで焼いた肌、金髪メッシュ、カーラーでトップにボリュームを持たせたヘアスタイルでないと外に出られないと思っていました。でも、実は私は自然に沿って生きて、旬のものを食べて、お料理をしてという女性らしい女性に憧れていたんだと初めて気付かされたんです。
― そうして食生活が変わったのですね。
木下:講座をきっかけに敵だと思っていたお米も玄米から食べてみようと思いました。そのほか、ナチュラルな発酵調味料、旬の野菜、まるごとの野菜を摂るようになったら、便通が良くなったり、ニキビが治ったり、体に変化が表れました。
― 食事で体質も肌質も大きく変わっていったのですね。
木下:がらっと変わりましたね。もともと太っていたかといえば、そうではないのですが、痩せることに執着していました。その執着している思いが醜かったですね。
木下:それは、すごく簡単で間食なんです。無意識に間食をしてしまうというのが大きな原因なんです。無意識につまんでいるものだから、どれくらい食べているのか自分で認識できていない。無意識の間食をいかに減らすかが重要ですね。
― なるほど。無意識だからこそ難しく感じられそうですね。
木下:そのときに大切になってくるのが、自分の軸をぶらさないということ。太っていても痩せていても、自分のことが好きだったら幸せに感じられるはずです。サロンの生徒さんも、まだまだぽっちゃりでも痩せて自信がついた方は、「先生、ピンクのワンピース買いました」とか「最近なんだかすごく楽しいんです」と言ってくださるんです。そういう方はとても輝いていて、エネルギーが感じられます。その一方で、入会される方の中にはスリムな方もいらっしゃいます。でも、自信が持てず、「キレイですよ」と声をかけても「私なんて全然ダメです」と自分で自分のパワーを抑えてしまう方もいらっしゃいます。
― 食事を通して気持ちの持ちようも変わってくるのですね。
木下:私も身を持って感じていますが、食事を整えると、そんなことをしている自分が好きになれるのです。女性は女性らしさを感じるときにワクワクすると思うんです。「私って女性っぽい」や「女子力上がってる」と感じられるきっかけは、体を思いやった3食の食事にあります。「まるごとのキャベツを買ったぞ」「少しだけお料理をしてみたぞ」と少し意識をするだけでステップアップした感覚になれるはずです。
木下:やっぱりナチュラルなものですね。生きたエネルギーを持ったものを少しでも食べている人はお肌が全然違います。野菜は切った瞬間に栄養価が落ちてしまいますので、食べ方が肝心です。コンビニのサラダなどは、しなびないように加工されており、栄養価が失われています。凝った料理をする必要はありませんが、野菜はスーパーなどでまるごと買うのがおすすめです。そして、発酵菌が生きている調味料も美容に欠かせませんね。調味料にこだわってみるなど、少しだけ食に意識を向けた女性は肌がキレイです。
― コンビニのサラダやカット野菜は便利ですが、栄養価が低いのですね。
木下:人間の体を切ったとき、血が溢れてくるように、野菜も栄養素が出て行ってしまうのです。そうなると、何時間前に切られて作られたかわからない野菜は、栄養価の低いものなのです。いつも完璧である必要はありません。忙しい時はコンビニサラダでもいいですよ。ただ、出来る時にはまるごと1個トマトを食べてみるとか、きゅうりをそのまま囓ってみるとか、栄養素が生きていそうと思う食べ方をするだけで違いが表れます。
木下:依存によるさびしさということですね。「チョコレートを食べないと不安」「チョコレートを食べたら気持ちが安定する」といった習慣は、「自分1人でも大丈夫」だという気持ちが欠けてくるのです。また、お菓子をやめると恋愛運が上がる方も多いんですよ。
― どういったことでしょうか?
木下:見た目ももちろんですが、お菓子をやめて「私はそういうものがいらない」と思うと、解き放たれたように自立した女性になれるのです。自分の可能性が感じられるんですね。体重が減り、女子力が上がり、そうして口角も上がってくる。自分に自信が持てると、前を向き、表情が明るくなり雰囲気が変わってきます。男性は女性のオーラや雰囲気、目の輝き、肌の潤いなどに惹かれるそうです。実際にサロンの生徒さんで14キロ痩せた方で、新しい彼に出会い、ご婚約された方も。その方は、前の恋人と別れて、ご自身のことが好きになれなかったそうですが、今は「私、何でもできます!」と自信に満ちていて輝いています。やはりそういった輝いた女性に男性は魅力を感じるのでしょうね。
木下:便秘で悩んでいる方には玄米がおすすめです。食物繊維が豊富で白米の4倍近く含まれているんですよ。ただし、胃腸が弱い方はより一層よく噛んで食べ、ご自身で選択されてください。またお味噌も美容に欠かせません。少し高くても、よく寝かせている発酵したお味噌にこだわってみるのもいいかもしれませんね。生きた菌が腸を整えてくれます。調味料からシフトするのであれば取り組みやすいですしね。
― では、美肌に効果があったなと感じる食材はありますか?
木下:青菜です。春夏秋冬に旬があるのですが、春だったら菜の花やセロリ、夏ですとモロヘイヤやツルムラサキ。秋冬だったらほうれん草や小松菜ですね。ほうれん草や小松菜は通年出ていますが、旬の秋冬のものはとくにおすすめです。
― なるほど。では、ダイエットにいい食材は?
木下:どんなものでもいいから野菜を食べてほしいですね。よく噛んで食べることと、キャベツやサニーレタス、ベビーリーフといった手軽に食べられる野菜を一品増やすだけで効果が表れますよ。
― やはり、肌にもダイエットに野菜がおすすめなのですね。少し前に温野菜が流行ったこともありますが、調理法も影響をもたらすのでしょうか?
木下:油を使って長時間火にかけると酸化が進んでしまいます。ですので、蒸す調理法、中でもウォータースチームという、少量のお水で蒸すように火にかける調理法はおすすめです。油を使わないのでカロリーも抑えられますし、酸化も防げます。
木下:実はこの前測ったら17歳になっていました!この結果は、食事がもたらしてくれるものだと考えています。運動はときどきヨガする程度で、一切していないと言えるので、食事で内側から整えています。栄養素が生きたものをよく噛んで食べることが大切です。
― 抜群のスタイルもですが、本日お会いしてお顔も小さいなと思いました。その秘訣を教えてください。
木下:ありがとうございます。カリウムが豊富なものを摂り、むくみを溜めないことが肝心です。青菜はむくみを防止できますよ。スタイルキープは、普段の食事はもちろん、外食の次の日には大根おろしを食べてメンテナンスをしています。塩分を多く摂取したときはメンテナンスをすることを意識しています。
― 外食というお話が出ましたが、アフターフォローとしておすすめの方法はありますか?
木下:食べ過ぎたら次の日が肝心なんです。次の日に糖質の高いものを控えて、野菜でメンテナンス。酵素がたっぷりの大根や青菜、火にかけるのであればきのこ類など、野菜中心の食事にすることが大切です。芋・栗・かぼちゃでなく、GI値の低い野菜を摂るとすぐに改善できると思います。
― 次の日が大切なんですね!
木下:そうなんです。諦めて「なかったことにしよう」と思ってしまう方が多いと思いますが、次の日にしっかりメンテナンスすれば問題ありません。食べたものが、熱量に変わるタイミングというものがあるので、食べたあとにすぐ太るわけではないのです。摂取したものが脂肪に変わる前にエネルギーとして燃焼してしまえば、脂肪として蓄積されません。普通に食べてしまうと前の日に食べたものが脂肪となってしまうので、糖質を抑えて、野菜中心のお食事にすれば、体重が大きく動くことはありませんよ。
木下:食べることを楽しんでほしいという願いを込めて書きました。私自身、ダイエットをしていたときは辛く、ダイエットがイヤになって…。ダイエットにとらわれて、人生全てがイヤになり自分のことも嫌いになりました。ですので、食事を楽しんでほしいという思いを込めて執筆しました。中には「楽しむと言われたって」と思う方も多いかと思います。それでも、体を整えるということを知っていただきたい。体は100%裏切らないのです。体を思う食事をすれば、絶対にキレイになれるということはサロンの生徒さんを通じても感じられます。体を思う食事はハッピーになれる。ダイエットを目的にしないで、毎日ハッピーになれる自分になるために自分を整えるということを伝えていきたいです。
― 読者に向けて夢を叶えるアドバイスをお願いします。
木下:ぜひ、自分を大好きに、ナルシストになってください。(笑)根拠のない自信を持つことが大切だと思います。私は、社会人になってわずか3ヵ月で会社をやめて、その後に定職につかずに管理栄養士の派遣などをしていました。そんな不安定な中で料理を学んで、まだ全然料理ができるタイミングでないのに料理教室を開催しました。しかし、それがだんだん形になって、今につながったんです。ここまで辿り着くのに、なぜだかわかりませんが自信があったんです。私は間違っていないって。私は自分も変われたし、これはみんなを幸せにできるんだっていう根拠のない自信を胸にここまでやってきました。私よりも料理が上手な方も、キレイな方もたくさんいらっしゃいますが、今回もこうやって本を出せるということは「自分ならできる」と自信があったからだと思います。食事を整えると自分の内側も整ってくる。人と容姿を比べなくなる。目に見えるものに価値を置くと辛くなってしまいますが、目に見えない内側に自信を持てると「私はできる」と思えるのではないでしょうか。
― ありがとうございました。
インタビューでは、食事が美をもたらしてくれることを力説するとともに、自身の過去の苦しい経験や転機など語ってくれた木下。「食べたいけど痩せたい」そんな女性の悩みに寄り添い、今後も美の伝道師としてますます女性の支持を集めることだろう。(モデルプレス)
■木下あおいプロフィール
誕生日:5月26日
血液型:O型
インナービューティープランナー、管理栄養士、
(社)日本インナービューティーダイエット協会 代表
インナービューティーダイエット専門クッキングサロン ビジュー 主催
女性の内側からの美を追求し、「食べる美容」に特化した情報発信をする。
『美的』レシピ連載、各種雑誌にてコラムの執筆など「インナービューティーダイエット」に関わる多方面にて活動を展開中。
【Not Sponsored 記事】
体を思いやった食事でダイエット&美肌が叶う
― 「美人はコレを食べている。」の発売、おめでとうございます。前回も「1週間で美人になる 腸トリートメントダイエットレシピ」という本を出版されましたが、やはり美容と食事は密接に関係しているのでしょうか?木下:ありがとうございます。私自身、食事で体質も気持ちも変わりました。現在、ダイエット専門のクッキングサロンを運営していますが、生徒さんも体重が減ったり、お肌がキレイになったりと変わっていく姿を見てきました。体を思いやった食事を摂るだけでお肌がキレイになり、便秘も改善されます。見た目の美しさだけでなく、爽快感が得られ、気持ちも安定してきますし、トータル的にキレイになっていく女性をたくさん見てきたので、やはり食事だなと実感しています。
― 木下さんのサロンでは3ヵ月で10キロ近く減量される方が続出しているそうですが、どのような指導をされていますか?
木下:「あれがダメ、これがダメ」だとストレスになってしまうので、その人の出来る範囲で調節をしてもらっています。間食がなくなる、間食の質が変わる、野菜を多く食べるなど、それだけで体重がスルスルと落ちていきますね。運動の指導は一切していません。
― 運動が苦手だという女性も多いかと思いますが、食事でダイエットも美容も叶うというのは魅力的ですね。
木下:私自身も運動は嫌いなんです。リフレッシュのためや、よりメリハリのあるボディを目指してたまにヨガに行きますが、運動で痩せようとは思いませんね。エレベーター、エスカレーター万歳です(笑)
失敗してきたダイエットの数々と転機
― 過去に何度もダイエットに失敗されたとお聞きしましたが、どのようなダイエットでしたか?木下:いろいろ試しましたね。糖や脂肪の吸収を抑えてくれるサプリメントを飲んだり、テレビやインターネットの“何キロ痩せる”といった謳い文句を見て通販でマシンを買ったり。ストイックにジムにも通ってみても、結局、幽霊会員になってしまうということもありました。炭水化物を抜くダイエットが流行りだした頃には、お米は一切食べずに、お肉とキャベツなどのカット野菜を食べていればいいといった安易な考えも。当時は便秘もひどかったですね。
― サプリメントや食事、運動といろいろ試されたんですね。
木下:そうです。食事のバランスを考えることができませんでした。とにかくカロリーを抑える、痩せるように食べるという感じで食事を楽しめなかったです。
― 食事を見直したきっかけを教えてください。
木下:大学で進路を考えるときのことでした。栄養大学に通っていたのですが、在学中に学んだ知識と自分の体験がまったくの別物だったんです。栄養バランスを学んでも、それを実践したら太ってしまいそうで…。進路を決める際に多くの人が自己分析をするかと思いますが、「本当はどんな自分になりたいの?」と自分に問いかけた時に、「一生美しくて、一生スリムで、気持ちも安定していたい」と思い、その全てが手に入るような食事方法はないのかなと考えました。“一生キレイ”を人に伝え、自分もキレイでいられる人間になりたいと思っていた時に、ある講座に行ったんです。その講座で耳に入ったフレーズが私を変えました。
― そのフレーズとは?
木下:「調和」という言葉です。自然の摂理に沿うとか旬のものを食べるとか、それまで生きてきて触れてこなかったものでした。理由はわからないのですが、心地よく「なんかいいな!」と思ったんです。講座では、先生が「調和が取れた人は美しい人」「自分が美しいと思わないのであれば、あなた自身の調和が取れていない」とおっしゃっていて、それを聞いてハッとしました。それまでの自分は添加物しか食べていなかったし、カット野菜など栄養価が少ないものしか食べていなかった。調和なんて全然取れてないと感じました。ずっと見た目の美しさにとらわれて生きてきて、当時流行っていた日焼けサロンで焼いた肌、金髪メッシュ、カーラーでトップにボリュームを持たせたヘアスタイルでないと外に出られないと思っていました。でも、実は私は自然に沿って生きて、旬のものを食べて、お料理をしてという女性らしい女性に憧れていたんだと初めて気付かされたんです。
― そうして食生活が変わったのですね。
木下:講座をきっかけに敵だと思っていたお米も玄米から食べてみようと思いました。そのほか、ナチュラルな発酵調味料、旬の野菜、まるごとの野菜を摂るようになったら、便通が良くなったり、ニキビが治ったり、体に変化が表れました。
― 食事で体質も肌質も大きく変わっていったのですね。
木下:がらっと変わりましたね。もともと太っていたかといえば、そうではないのですが、痩せることに執着していました。その執着している思いが醜かったですね。
太ってしまう原因とは
― 現在、良質な食事でスリムな体型を維持されている木下さんですが、太ってしまう理由はどこにあるとお考えですか?木下:それは、すごく簡単で間食なんです。無意識に間食をしてしまうというのが大きな原因なんです。無意識につまんでいるものだから、どれくらい食べているのか自分で認識できていない。無意識の間食をいかに減らすかが重要ですね。
― なるほど。無意識だからこそ難しく感じられそうですね。
木下:そのときに大切になってくるのが、自分の軸をぶらさないということ。太っていても痩せていても、自分のことが好きだったら幸せに感じられるはずです。サロンの生徒さんも、まだまだぽっちゃりでも痩せて自信がついた方は、「先生、ピンクのワンピース買いました」とか「最近なんだかすごく楽しいんです」と言ってくださるんです。そういう方はとても輝いていて、エネルギーが感じられます。その一方で、入会される方の中にはスリムな方もいらっしゃいます。でも、自信が持てず、「キレイですよ」と声をかけても「私なんて全然ダメです」と自分で自分のパワーを抑えてしまう方もいらっしゃいます。
― 食事を通して気持ちの持ちようも変わってくるのですね。
木下:私も身を持って感じていますが、食事を整えると、そんなことをしている自分が好きになれるのです。女性は女性らしさを感じるときにワクワクすると思うんです。「私って女性っぽい」や「女子力上がってる」と感じられるきっかけは、体を思いやった3食の食事にあります。「まるごとのキャベツを買ったぞ」「少しだけお料理をしてみたぞ」と少し意識をするだけでステップアップした感覚になれるはずです。
美人が食べているものは何?
― 食事とメンタルが大きく関係していることがわかりました。今回発売された新刊は「美人はコレを食べている」というタイトルですが、美人が食べているものに共通点はありますか?木下:やっぱりナチュラルなものですね。生きたエネルギーを持ったものを少しでも食べている人はお肌が全然違います。野菜は切った瞬間に栄養価が落ちてしまいますので、食べ方が肝心です。コンビニのサラダなどは、しなびないように加工されており、栄養価が失われています。凝った料理をする必要はありませんが、野菜はスーパーなどでまるごと買うのがおすすめです。そして、発酵菌が生きている調味料も美容に欠かせませんね。調味料にこだわってみるなど、少しだけ食に意識を向けた女性は肌がキレイです。
― コンビニのサラダやカット野菜は便利ですが、栄養価が低いのですね。
木下:人間の体を切ったとき、血が溢れてくるように、野菜も栄養素が出て行ってしまうのです。そうなると、何時間前に切られて作られたかわからない野菜は、栄養価の低いものなのです。いつも完璧である必要はありません。忙しい時はコンビニサラダでもいいですよ。ただ、出来る時にはまるごと1個トマトを食べてみるとか、きゅうりをそのまま囓ってみるとか、栄養素が生きていそうと思う食べ方をするだけで違いが表れます。
お菓子をやめたら恋愛運がアップ?
― 第7章では「『チョコレート』はさびしさをつくる」とありましたが、これはどういうことでしょうか?木下:依存によるさびしさということですね。「チョコレートを食べないと不安」「チョコレートを食べたら気持ちが安定する」といった習慣は、「自分1人でも大丈夫」だという気持ちが欠けてくるのです。また、お菓子をやめると恋愛運が上がる方も多いんですよ。
― どういったことでしょうか?
木下:見た目ももちろんですが、お菓子をやめて「私はそういうものがいらない」と思うと、解き放たれたように自立した女性になれるのです。自分の可能性が感じられるんですね。体重が減り、女子力が上がり、そうして口角も上がってくる。自分に自信が持てると、前を向き、表情が明るくなり雰囲気が変わってきます。男性は女性のオーラや雰囲気、目の輝き、肌の潤いなどに惹かれるそうです。実際にサロンの生徒さんで14キロ痩せた方で、新しい彼に出会い、ご婚約された方も。その方は、前の恋人と別れて、ご自身のことが好きになれなかったそうですが、今は「私、何でもできます!」と自信に満ちていて輝いています。やはりそういった輝いた女性に男性は魅力を感じるのでしょうね。
木下あおいがおすすめする美容食材
― 本書では、美容に効果的なさまざまな食材を紹介されていますが、木下さん自身が実践し、効果を感じたものを教えてください。木下:便秘で悩んでいる方には玄米がおすすめです。食物繊維が豊富で白米の4倍近く含まれているんですよ。ただし、胃腸が弱い方はより一層よく噛んで食べ、ご自身で選択されてください。またお味噌も美容に欠かせません。少し高くても、よく寝かせている発酵したお味噌にこだわってみるのもいいかもしれませんね。生きた菌が腸を整えてくれます。調味料からシフトするのであれば取り組みやすいですしね。
― では、美肌に効果があったなと感じる食材はありますか?
木下:青菜です。春夏秋冬に旬があるのですが、春だったら菜の花やセロリ、夏ですとモロヘイヤやツルムラサキ。秋冬だったらほうれん草や小松菜ですね。ほうれん草や小松菜は通年出ていますが、旬の秋冬のものはとくにおすすめです。
― なるほど。では、ダイエットにいい食材は?
木下:どんなものでもいいから野菜を食べてほしいですね。よく噛んで食べることと、キャベツやサニーレタス、ベビーリーフといった手軽に食べられる野菜を一品増やすだけで効果が表れますよ。
― やはり、肌にもダイエットに野菜がおすすめなのですね。少し前に温野菜が流行ったこともありますが、調理法も影響をもたらすのでしょうか?
木下:油を使って長時間火にかけると酸化が進んでしまいます。ですので、蒸す調理法、中でもウォータースチームという、少量のお水で蒸すように火にかける調理法はおすすめです。油を使わないのでカロリーも抑えられますし、酸化も防げます。
美は食事から作られる
― 木下さんは体内年齢が18歳だとお聞きしました。秘訣はやはり食事にありますか?木下:実はこの前測ったら17歳になっていました!この結果は、食事がもたらしてくれるものだと考えています。運動はときどきヨガする程度で、一切していないと言えるので、食事で内側から整えています。栄養素が生きたものをよく噛んで食べることが大切です。
― 抜群のスタイルもですが、本日お会いしてお顔も小さいなと思いました。その秘訣を教えてください。
木下:ありがとうございます。カリウムが豊富なものを摂り、むくみを溜めないことが肝心です。青菜はむくみを防止できますよ。スタイルキープは、普段の食事はもちろん、外食の次の日には大根おろしを食べてメンテナンスをしています。塩分を多く摂取したときはメンテナンスをすることを意識しています。
― 外食というお話が出ましたが、アフターフォローとしておすすめの方法はありますか?
木下:食べ過ぎたら次の日が肝心なんです。次の日に糖質の高いものを控えて、野菜でメンテナンス。酵素がたっぷりの大根や青菜、火にかけるのであればきのこ類など、野菜中心の食事にすることが大切です。芋・栗・かぼちゃでなく、GI値の低い野菜を摂るとすぐに改善できると思います。
― 次の日が大切なんですね!
木下:そうなんです。諦めて「なかったことにしよう」と思ってしまう方が多いと思いますが、次の日にしっかりメンテナンスすれば問題ありません。食べたものが、熱量に変わるタイミングというものがあるので、食べたあとにすぐ太るわけではないのです。摂取したものが脂肪に変わる前にエネルギーとして燃焼してしまえば、脂肪として蓄積されません。普通に食べてしまうと前の日に食べたものが脂肪となってしまうので、糖質を抑えて、野菜中心のお食事にすれば、体重が大きく動くことはありませんよ。
伝えたいこと&夢を叶えるメッセージ
― 今回の本を通してどんなことを伝えていきたいですか?木下:食べることを楽しんでほしいという願いを込めて書きました。私自身、ダイエットをしていたときは辛く、ダイエットがイヤになって…。ダイエットにとらわれて、人生全てがイヤになり自分のことも嫌いになりました。ですので、食事を楽しんでほしいという思いを込めて執筆しました。中には「楽しむと言われたって」と思う方も多いかと思います。それでも、体を整えるということを知っていただきたい。体は100%裏切らないのです。体を思う食事をすれば、絶対にキレイになれるということはサロンの生徒さんを通じても感じられます。体を思う食事はハッピーになれる。ダイエットを目的にしないで、毎日ハッピーになれる自分になるために自分を整えるということを伝えていきたいです。
― 読者に向けて夢を叶えるアドバイスをお願いします。
木下:ぜひ、自分を大好きに、ナルシストになってください。(笑)根拠のない自信を持つことが大切だと思います。私は、社会人になってわずか3ヵ月で会社をやめて、その後に定職につかずに管理栄養士の派遣などをしていました。そんな不安定な中で料理を学んで、まだ全然料理ができるタイミングでないのに料理教室を開催しました。しかし、それがだんだん形になって、今につながったんです。ここまで辿り着くのに、なぜだかわかりませんが自信があったんです。私は間違っていないって。私は自分も変われたし、これはみんなを幸せにできるんだっていう根拠のない自信を胸にここまでやってきました。私よりも料理が上手な方も、キレイな方もたくさんいらっしゃいますが、今回もこうやって本を出せるということは「自分ならできる」と自信があったからだと思います。食事を整えると自分の内側も整ってくる。人と容姿を比べなくなる。目に見えるものに価値を置くと辛くなってしまいますが、目に見えない内側に自信を持てると「私はできる」と思えるのではないでしょうか。
― ありがとうございました。
インタビューでは、食事が美をもたらしてくれることを力説するとともに、自身の過去の苦しい経験や転機など語ってくれた木下。「食べたいけど痩せたい」そんな女性の悩みに寄り添い、今後も美の伝道師としてますます女性の支持を集めることだろう。(モデルプレス)
■木下あおいプロフィール
誕生日:5月26日
血液型:O型
インナービューティープランナー、管理栄養士、
(社)日本インナービューティーダイエット協会 代表
インナービューティーダイエット専門クッキングサロン ビジュー 主催
女性の内側からの美を追求し、「食べる美容」に特化した情報発信をする。
『美的』レシピ連載、各種雑誌にてコラムの執筆など「インナービューティーダイエット」に関わる多方面にて活動を展開中。
【Not Sponsored 記事】
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美人はコレを食べている!大幅減量も恋も叶う食事法とは