普通のアサイーボウルは太る!ダイエット効果を高めるレシピと作り方
アサイーボウルはブラジル発祥で、ハワイで人気になったデザートです。
日本でも2013年ごろから火がつき始めました。(日本でのアサイーボウルの火付け役はハワイ生まれのカフェ、アイランド・ヴィンテージ・コーヒーだとか。日本でのオープンも2013年。日本で始めてのアサイーボウル取り扱いは別のお店のようですが、現在閉店しているようです…。)
アサイーはその高い抗酸化作用から健康でヘルシーな食べ物とされ『奇跡のフルーツ』とも呼ばれるとか。
それゆえ、アサイーボウルをダイエットに使おう!とお考えの方も多いと思います。
アサイーボウルをダイエットに使おう!その前に注意したい点がいくつかあります。
アサイーボウルの基本のレシピ
まずは一般的なアサイーボウルのレシピをざっくり確認してみましょう。
アサイーペースト(加糖) | 100g |
ヨーグルト(無糖) | 50g |
バナナ | 1本 |
フルーツグラノーラ | 適量(25g) |
ブルーベリー | 適量(20g) |
これらの材料のうち、アサイーペーストとヨーグルト、バナナ半分程度はミキサーにかけます。(バナナを入れてミキサーにかけないと、アサイーボウルの特徴的なとろみが足らず、ベシャベシャになってしまいます)
残りのバナナとブルーベリー・グラノーラなど各種トッピングを加えて完成です。
これをこのまま食べてしまうと結構なカロリーかつ、糖質量もかなりの量に…。
それぞれのカロリーと糖質量 | |||
材料 | 分量 | カロリー | 糖質 |
アサイーペースト(加糖) | 100g | 116kcal | 13.6g |
ヨーグルト(無糖) | 50g | 約30kcal | 2.5g |
バナナ | 1本 | 約100kcal | 25g |
フルーツグラノーラ | 20g | 約89kcal | 12.6g |
ブルーベリー | 20g | 約12kcal | 2.6g |
合計 | - | 約503kcal | 56.3g |
※アサイーペーストはフルッタフルッタ、フルーツグラノーラはカルビー フルグラのもの。 |
レシピや使っているものによってもカロリーや糖質量は前後すると思います。
糖質量は成人女性で1日200g程度が目安です。
糖質量が40g程度、カロリーも500kcalとダイエットには、残念ですが不向きです……。
アサイーの特徴である抗酸化作用は美容にもプラスなのですが、糖質がこうも多くてはマイナス面のほうが上回ってしまいます!
それぞれの食材の特徴を分析して、低カロリー・低糖質にしたダイエットアサイーボウルをご紹介します!
ダイエットアサイーボウルのレシピ・作り方
先程のカロリーと糖質の計算から、ダイエットに活かすには全体のカロリーを抑えつつ、糖質量を抑える必要があります。
一般的に手に入るアサイーは、ペースト状のもので冷凍の物が多いと思います。
このアサイーペーストは加糖されています。
そしてバナナはカリウム豊富で、むくみの解消など嬉しい効果もありますが、アサイーボウルに加えるには糖質量が多すぎです。
極めつけは、グラノーラです。
グラノーラは食物繊維も豊富で一見ヘルシーに感じますが、製造の際にお砂糖(もしくはメープルシロップ)を加え、オーブンなどで加熱されて作られています。
そのため、どうしても糖質量が多くなります。
ダイエットに使うとしたらミューズリーの方がよいでしょう。
ミューズリーはグラノーラと同じく、オーツ麦(オートミール)が主な原料ですが、ミューズリーは加熱していないものを指します。糖質もグラノーラと比較して、優しい甘みで控えめになります。
カロリーや糖質が気になる方向けにアサイーボウルのダイエットレシピを3パターンご紹介します!
アサイーボウルのダイエットレシピ1 | |||
材料 | 分量 | カロリー | 糖質 |
アサイーペースト(無糖) | 100g | 84kcal | 1.9g |
ヨーグルト(無糖) | 50g | 約30kcal | 2.5g |
バナナ | 1本 | 約100kcal | 25g |
ミューズリー | 20g | 約73kcal | 12.5g |
ブルーベリー | 20g | 約12kcal | 2.6g |
合計 | - | 約299kcal | 47.1g |
※変更箇所は、アサイーペーストを無糖に、グラノーラをミューズリーに変更。 |
※アサイーペーストは無糖に切り替え、ヨーグルトとバナナ半分を加えミキサーにかけます。
アサイーペーストの糖質が減るため、だいぶカロリーを抑えることが出来ましたが、置き換え食だとしても中々のカロリーと糖質量です。
そこで市販のアサイーパウダーを使ったレシピとカロリー・糖質計算もしてみましょう!
アサイーボウルのダイエットレシピ2 | |||
材料 | 分量 | カロリー | 糖質 |
粉末アサイー | 4g | 24kcal | 0.6g |
ヨーグルト(無糖) | 100g | 約60kcal | 5g |
バナナ | 1本 | 約100kcal | 25g |
ミューズリー | 20g | 約73kcal | 12.5g |
ブルーベリー | 20g | 約12kcal | 2.6g |
合計 | - | 約270kcal | 45.7g |
※基本レシピからの変更箇所は、アサイーペーストを粉末アサイーに変更、グラノーラをミューズリーに変更、ヨーグルトを100gに増量。 |
これがですね…。正直食べにくいです……。
アサイー独特の苦味と風味打ち消す目的で、バナナは多めにしていますが、完全には打ち消せていません。
ブルーベリーとバナナを増やせば大分増しになりますが、その分カロリーも増してしまいます。
ただ、バナナはミキサーでヨーグルトとアサイーと混ぜたほうがよいですが、別添えでOKであれば、粉末アサイーをヨーグルトに混ぜるだけでOKですので、ミキサー不要で手軽に作ることも可能です。
粉末のスムージーの『アサイーレッドスムージー エイジングMIX』を活用することで、全体のカロリーや糖質を抑えることが更に出来ます!
アサイーボウルのダイエットレシピ3 | |||
材料 | 分量 | カロリー | 糖質 |
粉末アサイースムージー | 20g | 78kcal | 10g(推定) |
水 | 100ml | 0kcal | 0g |
バナナ | 1/4本 | 約25kcal | 6.3g |
ミューズリー | 20g | 約73kcal | 12.5g |
ブルーベリー | 20g | 約12kcal | 2.6g |
合計 | - | 約188kcal | 31.4g |
※基本レシピからの変更箇所は、アサイーペーストをアサイーレッドスムージーに変更、グラノーラをミューズリーに変更、ヨーグルトを水100mlに変更。 |
特徴としては、とろみを出す目的のバナナを抜き、ヨーグルトも不要です。
『アサイーレッドスムージー エイジングMIX』に既に乳成分やフルーツの甘みがあるため、バナナとヨーグルトを減らせます。(飾り付け目的のバナナは残しています。)クリーミーさを足すために少しの牛乳やヨーグルトを足しても◯
上記に切り替えることで、ダイエットアサイーボウルの完成です!
このレシピの特徴としてはミキサーが不要で、洗い物などの手間も少なめな点です。
- カロリー控えめ
- 低糖質
- 準備が楽(ミキサー不要)
- 腹持ちがいい
ただやはり、果物や穀物(ミューズリー)を使っている分ある程度の糖質を含みます。
穀物の腹持ち+アサイーレッドスムージーに含まれるサイリウム・グルコマンナンなど腹持ちをよくする成分が豊富なアサイーボウルですので、基本的には置き換え食として活用をオススメします。
2016/12/05