体の内側から体臭予防!ニオイを抑える食べ物って?


「やだ!もしかして私、体臭キツイ……?」なんて気になったことはありませんか?人がぎゅうぎゅうのエレベーターや満員電車。他人の体臭を否応なく感じさせられる場面もありますが、「もしかしたら自分も……」と気になる人もいるのでは?じつは体臭って、食べ物である程度抑えることができるのをご存じでしょうか?体臭予防といえば制汗剤などを使って予防しようとする人が多いのかもしれませんが、内から防止することも重要!今回は体臭を抑えることができる食材を紹介します。

体臭はなぜ臭くなる?

主な原因は腸内環境の乱れ

便秘や下痢などをしていると腸内環境が悪化し、アンモニアが発生。それが体臭の原因になるとされています。アンモニアの他にも、硫化水素、インドール、スカトールといった悪臭を放つ有害な成分が増えていきます。こうしたニオイ成分は便のニオイを強くするとともに、血中に入り込んで血液そのもののニオイを強くします。血液が臭くなるのが体臭が臭くなるもとなのです。汗はもともと血液中の血漿(けっしょう)という部分から作られるため、血液が臭くなればそこから作られた汗も臭くなります。

腸内環境を整える食べ物って?

腸内環境を整えるには、以下の2つを多く含んだ食べ物が有効とされています。

・食物繊維

・乳酸菌

以下の項で食物繊維、乳酸菌を含む食べ物を紹介していきます。

食物繊維を含む食品

食物繊維は植物性食品にたくさん含まれています。例えば以下のようなものです。

・海藻類

・豆類

・野菜類

・きのこ類

・果物類

海藻類

わかめや昆布などが有名な海藻。中でもダントツに食物繊維を含んでいるのは寒天だそうです。寒天の食物繊維料はなんと、100gあたり70g以上。食物繊維には水を抱え込む性質があるのでお腹を満たし、便をかさ増しする効果があります。ゼリーやプリンなどに入れてお楽しみください。ちなみに、ご飯に入れて炊くとお米がモチモチになるそうです。

※ その他、食物繊維を豊富に含む海藻:ひじき、めかぶ、もずくなど

豆類

豆類の食物繊維の王様はひよこ豆。あまり耳馴染みのない名前の豆ですが、日本以外ではよく食べられています。身がホクホクとしているため、カレーやスープに入れるのがオススメ。インドではしばしば便秘解消のためにひよこ豆のカレーを食べることもあるそうです。

※ その他、食物繊維を豊富に含む豆類:ゆでいんげん豆、エンドウ豆、小豆、大豆(納豆、きなこ)など

野菜類

野菜類で食物繊維が多いのはゴボウです。食物繊維は2種類、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。ゴボウは不溶性食物繊維を含んでいます。その名の通り水分に溶け出さない物質であるため、腸内で水分を含んで、なんと数10倍の大きさに!そのまま消化されずに便として排出されます。便秘には特に有効な食べ物です。

※ その他、食物繊維を豊富に含む野菜類:アボカド、オクラ、モロヘイヤ、春菊など

きのこ類

きのこ類で食物繊維が多いとされているのはマツタケ。高級品なので頻繁に食べるのは難しいですね。マツタケに次いで生しいたけに繊維量が多いそうです。きのこ類は総じてカロリーが低いので、ダイエットにもオススメです。

※ その他、食物繊維を豊富に含むきのこ類:まいたけ、えのき、ぶなしめじ、ヒラタケなど

果物類

食物繊維が多い果物はアボカド。野菜だと思っていた方も多いかもしれませんが、実は果物なんです。また、「最も栄養価の高いフルーツ」としてギネス認定も受けており、体臭以外にも美容や健康に効果が期待されています。

※ その他、食物繊維を豊富に含む果物類:レモン、ラズベリー、ブルーベリー、キウイなど

乳酸菌を含む食べ物

乳酸菌をとると腸内に善玉菌が増え、悪玉菌が減ります。それによって腸の働きもよくなるため、食物繊維と同様に老廃物を排出するはたらきもあります。特によいとされているのがヨーグルトです。最近CMなどで「善玉菌が生きて腸まで届く!」などと宣伝されている「プロバイオティクスヨーグルト」や「ラブレ菌」を多く含むヨーグルトなどを食べるとよいでしょう。逆に、動物性脂質や動物性タンパク質は悪玉菌のエサなので、腸内で悪玉菌を飼いならし増殖させてしまうことになります。お肉をよく食べるという人はご注意を。

その他の理由でニオイを予防してくれる食べ物

パセリ

肉料理の付け合せとしてよく出てくるパセリ。クロロフィル、フラボノイド、ピネンという3つの成分が体臭予防に効果的だそう。クロロフィルには口臭・加齢臭などに効果あり。ニオイのもとになる雑菌の繁殖も抑えてくれます。フラボノイドは栄養素の一種。殺菌・抗菌・防臭効果があります。ピネンは腸内の悪玉菌の繁殖を抑え、便秘による体臭を予防することができるそうです。

柑橘類

オレンジやグレープフルーツ、レモンなどの柑橘類にはクエン酸が含まれています。クエン酸は乳酸やアンモニアを体外に排出する働きがあるそうです。乳酸も体臭の原因となるので、体臭の抑制に効果ありとのこと。また柑橘類は吸収が早いため、その爽やかな香りが体内に吸収されるとすぐにいい香りになって漂います。柑橘類ではありませんが、リンゴにもクエン酸が含まれています。

食物油

体のニオイ物質はほとんど脂質から作られます。だったらあまり油は摂取しないほうがいいのでは……と思うかもしれませんが、実は脂質不足はNG!脂質は皮膚の健康を保つ働きがあります。皮脂膜はニオイの発散を抑制しており、その形成が悪くなるとかえって体臭を強くしてしまうそうです。オススメなのはオリーブオイルやシソ油、ごま油など。これらに含まれる「オレイン酸」や「αーリノレン酸」は酸化しにくく、血液の流れを改善する働きも。臭う汗を防ぐ効果が見込めます。

お酢には強い抗菌効果があります。腸内の悪玉菌を殺菌することで環境を改善し、働きを活発にする効果があるそうです。

体臭予防は体の内側から!

私たちは食べたものでできている、というのはアメリカのことわざ。まさにその通りで、体だけでなく体臭も私たちが食べたものでできているのです。体臭に悩んでいるという人は、自分の食生活も見直してみてくださいね。


(著&編集:nanapi編集部)

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