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円形脱毛症の詳しい検査と診断方法を教えて

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円形脱毛症は、何を基準に特定されるか知っていますか?
典型的な症状であれば診断は容易ですが、中には、他の病気に伴い脱毛が起こっている場合もあります。
今回は、円形脱毛症の詳しい検査と診断方法について調べてみました。
 

円形脱毛症の詳しい検査と診断方法

円形脱毛症とその原因を特定するためには、毛髪と皮膚、血液から診断します。
抜け毛が起こることで見た目が大きな問題になりますが、病気の兆候である場合もあるため、血液検査も行います。
具体的な方法は下記の通りです。

①指診、触診

指診と触診で、頭皮や毛穴の状態を診ます。
円形脱毛斑や短く折れた毛髪がないかなどが目安となります。

②抜毛テスト、毛根の確認

毛髪の抜けやすさや毛が生えかわる際に、毛包(もうほう)*の割合がどれくらいかを見るために行います。
抜けた毛髪を入念に調べることは、正確な診断を行うために大変重要とされています。
通常、自然に抜けた髪の毛の毛根は少し膨らんで丸みを帯びていますが、円形脱毛症のように毛根がダメージを受けている場合は、先が細く尖っています。
 
*毛包
毛根を包む組織。
毛根を保護し、毛が伸びる通路となっている。

③血液検査

脱毛症は、甲状腺機能障害や免疫系疾患などの病気に伴い発症する場合があります。
この場合は、脱毛症を引き起こしている病気自体を治療しなければ、脱毛の症状は改善しにくいです。
そのため、円形脱毛症以外の病気があるかどうかを確認する血液検査を行います。
血液検査で判定の基準となる項目は下記の通りです。
 
・抗核抗体
多くの膠原病で陽性を示す
・コルチゾール
強いストレスを受けると副腎皮質からコルチゾールが多量に分泌される
・抗甲状腺抗体
甲状腺の機能に異常を起こす可能性がある
 
※病気を特定するものではなく、あくまで判断材料として用いられる。

⑤組織検査

①~④までの検査を行っても判断が難しい場合は、頭部から皮膚組織の一部を採取する組織検査を行います。
頭皮がどのような状態なのかを細胞のレベルで確認します。
以上の検査をもとに、患者さんに合った治療を行います。

脱毛症を起こす病気

脱毛斑ができたからといって円形脱毛症とは限りません。
前述したように、他の病気に伴って脱毛が起こっている可能性があります。
円形脱毛症の患者さんが合併しやすい病気は、
 
・うつや不安症 
・アレルギー性疾患
・皮膚炎
 
自己免疫性の疾患により、

・甲状腺疾患
・全身性エリテマトーデス
・関節リウマチ

などが認められています。
見た目ではわかりませんが、他の病気により円形脱毛症が生じている場合は、円形脱毛症のときには出ない症状が現れることが多くあります。
円形脱毛症に加え下記の症状が出た場合は、病院で検査を受けることをおすすめします。
 
①急に抜け毛の量が増えた
②目や口の周りがむくむ
③顔が腫れぼったくなった
④乾燥や寒さに敏感になった
⑤疲れやだるさが抜けない など

→上記5項目のいずれかに当てはまる場合、甲状腺の機能が低下している可能性があります。
健康な人でも体調の変化によって感じる症状のため、深刻に考えないことが多いですが、これらの症状に抜け毛が加わった場合、甲状腺に関する病気を発症している可能性があるため注意が必要です。
 
①37℃前後の微熱が続く
②発疹が出た
③赤斑が出た
④手足や指がしびれる
⑤手足の指が白くなったり、紫色になったりする
⑥関節が痛む など

→上記6項目のいずれかに当てはまる場合、膠原病を発症している可能性があります。 
甲状腺の疾患の1つに、甲状腺ホルモンが少なくなる「甲状腺機能低下症」というものがありますが、これは40代の女性に多く発症する病気です。
そのため、加齢による薄毛と思い込んでしまう方が多いため、注意が必要です。
 
膠原病は免疫システムに異常が起こり発症する疾患の総称です。
ウイルスなどの侵入から体を守るために働く免疫システムが、誤って自己の細胞や組織を攻撃することで起こります。
男性よりも女性のほうが発症しやすいようです。
膠原病を発症すると、全身の循環が低下するため、栄養が体内に行き渡らず、抜け毛を引き起こしているではないかと考えられています。
亜鉛や鉄分など、毛髪を作るための栄養も行き渡らないのです。
また、合併しやすい病気の1つに挙げたアレルギー性疾患には、アトピー性皮膚炎などがあります。
メカニズムとしては、体が外部から侵入した異物に対して、過剰にアレルギー反応を起こし、毛根を攻撃してしまうそうです。
円形脱毛症を合併した初期は軽症でも、徐々に症状が重くなることがあり、完治するまでに時間がかかる症例も多くみられるようです。

円形脱毛症を悪化させないためにすること

円形脱毛症を悪化させないためには、無理をせず、しっかりと栄養をとることが大切です。
 
①ストレスをためない
②睡眠をしっかりとる
③バランスのいい食事をとる
④アルコールを摂り過ぎない
⑤タバコをやめる
⑥頭皮を清潔に保つ
⑦髪はすぐに乾かす
⑧過剰な頭皮ケア、間違った方法のマッサージを避ける
 
できる範囲で行いましょう。

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