拒食症と過食症はストレスが引き起こす摂食障害!
拒食症も過食症もどちらも『摂食障害』であり、精神的なストレスが原因となって引き起こされることが多いです。ただストレスの受け方に違いがあります。
拒食症は、「自分に対するストレスや自分で作り上げるストレス」が主な原因。
過食症は、「外部から受けたストレス」が主な原因。
拒食症は男性よりも女性に圧倒的に多く年齢層では10代~30代に著しく見られ、過食症は男女どちらでも起き年齢層は10代から幅広いのが特徴です。アメリカの人気歌手「カレン・カーペンター」は、拒食症による栄養失調で死亡した事はよく知られており、晩年の姿は実に痛々しい姿でした。
拒食症
拒食症となるキッカケは誰もが一度は経験があるダイエットです。
ダイエットは自分自身が太っている事を気にしていたり、周りから言われて気にしはじめたりという所から始めると思いますが、通常だと理想の適正体重に来たところでダイエットを終わると思います。
しかし拒食症というのは、適正体重になったにもかかわらず「私は太っている、太っている事は醜い、痩せればもっと美しくなる」などといった、やせ願望という心理が異常に作用してしまう事です。
なぜ拒食症になってしまうの?
拒食症はダイエットをする全ての人がなるわけではありません。拒食症になりやすい人の特徴としては、真面目な性格であったり願望欲の強い人、自虐的な人などが挙げられます。
このような人達は初めはダイエットを気軽に始めた事でも、その内に「太っている、痩せなきゃ」といった自らにストレス状態を作り上げ、自分を追いつめていく心理状態へと変わっていきます。
また摂るべき必要な栄養も制限してしまうので、身体のバランスを崩し、不安定な精神状態へと変わり、「身体像の障害」を併発してしまいます。
身体像の障害とは、端から見ればガリガリに痩せてとても美しいとは言えない姿に、美しいという思い込みをする事です。
拒食症が続くとどうなる・・・?
拒食症が続いてしまうと当然、栄養不良となるので月経停止、脈拍や血圧の低下、貧血などの症状が起こります。しかし心理的には、食欲を自分で「律している」という達成感や満足感があり、一種の高揚感を得るため、非常に活動的になります。
一方で非常に不安定な精神面にもなるので、反抗的かと思えば極度の依存的な状態となったりと、起伏が激しくなり自分や周囲などに関係なく、破壊的になったりもします。やがては自殺してしまう事もあります。
過食症
過食症は主に外部で受ける様々なストレスがキッカケとなる場合が多いです。
よく「食べてストレスを発散する」というのがありますが、ストレスを発散するつもりが、いつしか食べないとストレスが発散できないという心理状態に変わってしまった事が過食症です。
過食症は男女問わず誰にでも起こりやすいですが、元々食べる事が好きな人や、何かに頼ってストレスを発散させようという人が、なりやすいと言われています。
過食症になってしまうと、自分で食欲をコントロール出来なくなってしまい、気持ち悪くなって吐いてもまた食べてしまうケースや、吐かずにひたすら食べてしまうケースがあります。
太っている人は過食症なの?
太っている人は実際によく食べる人が多いですが、太っている人全てが過食症というわけではありません。自分である程度食欲がコントロール出来ている場合は、過食症ではありません。ただ過食症予備軍であるといえます。
太っている人の中には、自分が太っているという事を開き直って、受け入れている人もいれば、太っている事を気にはしているけど、「食べる事がやめられない」という人もいます。
後者の方が外部からのストレスを受けやすく、また自分自身でもストレスを作っています。ですから後者の方が過食症にはなりやすい傾向があります。
過食症が続くとどうなる・・・?
過食症が続くと当然どんどん体重が増加し肥満となります。下痢や嘔吐を繰り返し様々な合併症を引き起こしたり、高血圧、脂肪肝や糖尿病、心筋梗塞、ガンなどの病気を引き起こします。また自分では動くことが困難となってくるので筋力も低下していきます。過食症状が酷くなっていけばやがて死亡します。
拒食症と過食症を繰り返すケース
拒食症と過食症を繰り返すケースもあります。主に拒食症の人が一時的に過食症になる場合が多く、食べなくなっても食欲はあり無理に食欲を抑えているため、その反動で満腹になるまでひたすら食べてしまう事があります。
そして食欲が収まったころには食べた事による自己険悪感から、無理やり嘔吐したり下剤を飲んだりして胃や腸を空っぽにしようとします。
過食症の場合も、食べ過ぎた事による罪悪感から絶食をするケースがあります。しかしやはり食べなかった反動で、その後はまた食欲のコントロールが効かなくなり過食に戻ってしまいます。
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