2016年01月01日

Happy New Year 2016

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2006年06月18日

Lemon roll


知人がNYからやってきてdinnerをするというので,レモンロールケーキを作成。

もうちょっとレモンが多い方がさっぱりしたかな,と思ったけれど,まあまあのでき。ひびが入って割れてしまってるのはご愛敬(笑)。割れないように撒くのは難しい...

2006年05月21日

tarte aux citron


リクエストにお応えして作った,レモンタルト。引越の手伝いに呼ばれて,部屋の壁を塗る,というので行ってみました。ペンキまみれになったけど,日本ではなかなかやる機会がないので,(一度なら)楽しめる。アメリカの人は,こういうのみんな自分でやるんだねぇ,と感心。

2006年04月15日

Tarte orangerie

久々に作りました。暖かくなってきたので,さわやか系。

2006年04月11日

Cinamon Beans

おやつ用に,久々に作った,五色豆(シナモン1色バージョン):

手抜きなことがばればれ :-)

2006年03月17日

Pound cake

久々に焼いた,ココア&リンゴ入り。

2006年02月19日

This IS Chicago!

今年のChicagoの冬は楽勝ぢゃん,と思っていたら:

これ,Cじゃなくて,Fですか!?,と自分の目を疑いました。メッセ中なら「ちょwwwwwwwww」と書いてしまいそうな状況です。

そんな日に,友人のBD partyに出かけて,I-Houseまで歩きました。作ったのは,トリノ五輪でイタリアだ!と,ズコット:

やっぱり,組み立ては難しい...

2006年01月31日

muffin & scorn


余ってたバナナとリンゴを投入して,適当にココアマフィン。手抜き。

ルームメートが,スコーンを作って見たから食べて見ろ,という。味見してみて,「おいしいけれど,バターが足りないんぢゃ」と感想を言ったら,ローファットにするためにバターを半分にしたとか。
うーん,スコーンでバターを減らしたら,スコーンのサクサク感がなくなっちゃうよ。バターとか砂糖は,結構大事なので,下手に減らしてはいけないのだ。おいしいお菓子は,かなりの量のバターも砂糖も入る。「甘すぎる」のは良くないけれど,「甘くない」のも,おいしいお菓子にはならない。

2006年01月02日

new year parties


これは,大晦日の夜に呼ばれたpartyに持っていった,モンブランロール・サツマイモバージョン。サツマイモの皮を剥いた瞬間,人参かと思った。ラム酒・ラムレーズン・シナモン入り。


こちらは,前に作ったマンゴームースを,リクエストに応えてもう一度。1月1日の夜の「とりつくね鍋party」に持参。前日のpartyで,午前3時半までいて,寝たのが午前4時だったにもかかわらず,午前6時半に起きてしまっていたので,こちらのpartyでは,かなり寝てしまった...


最後のこれは,31日に焼いていた,備蓄食糧の(=冷凍しておく)ミートローフ。ガルバンゾと人参を入れてみた。セロリとかグリーンピーが入ってないので,色的にはややさびしい?

2005年12月27日

two roasts


クリスマスイヴには,ありがちにローストチキンを焼いたのだけれど,いつもチキンとビーフだけでは面白くない(←Vailでは,同室者たちがビーフばかり焼いていた)ので,ローストポークも焼いてみました。
3-4lbs(1.5kg)くらいの固まりを,450F20分->360F20分->20分休み->360F10分->10分休みで焼いてみたら,おおっ,ちょうどいい焼き上がりに。焼きすぎで固くならずに,でもちゃんと火が通っている(豚なので)。
アメリカ風に,焼き汁でgravy sauceを作って堪能。

それにしても,オーブン料理は楽(特に,この2つ目のアパートのオーブンは,温度・タイマー等を打ち込めば全部自動的にやってくれる最新型なので,非常に楽)。下準備して放り込んでおくだけだから。アメリカに留学していた某先生が「アメリカでは料理していたのだけれど,日本に帰ってきてからオーブンがないので自炊しなくなった」という気持ちが分からないでもない,すばらしい道具だ。

2005年12月11日

Tarte aux poire + ...


豆沙鍋餅。"Chinese pancake with sweat beans"と説明。いつもながら,小豆でなくてpint beanであんを作成。ちょっと甘みが足りなかったか。

洋なしタルトの方は,2回目ということもあって,さくさく作成。久々にパート・シュクレで作った(普段はパート・プリゼが多い)けれど,この生地のサクサク感は人気がある。

以上2点は,ルームメイトがボスのtenure interview終了祝いとやら何とやら(?)で開いたパーティのために作成。お気楽系映画の中で見たことのあった,「身振り手振りのみで連想させる」というゲームを初体験。「映画のタイトル」でやっていたのだけれど,中の一人が,"Dr. Strange Love or How I learned to love the atomic bomb"を出して,"It's toooooo mean!!"と非難囂々。普通の人は,メインタイトルしか知らないよ。

2005年11月28日

cheese cake + sour cream tarte + pound cake

I-Houseで,知人YさんのBD partyがあって,チーズケーキと,余り物を放り込んだサワークリームタルト(チーズケーキの余りのサワークリーム+リンゴ+バナナ)を持っていった。
さすがI-Houseと言うべきか,アメリカ人が少ないので,Thanksgiving休暇中にもかかわらず(だからこそ,というべきか),非常に多くの人がパーティにやってきて,テーブルが大盛況。というか,スイーツが1/3位あるって,どういうこったい。この後にも,クグロフ型で焼いたバターケーキだの(多分,自作ではないと思う),スーパーで売っている冷凍のアップルパイを焼いたものなど,次々に出てきて,なんかメインに匹敵するくらいスイーツを食べたような気が。メインも,I-Houseらしく,世界各国の料理がいろいろ出てきて楽しい(これは,まだ開始直前のテーブル)。ワインもいろんな種類を飲みまくった。やっぱりCote du Rhoneはフルボディだなぁ。案外,安いAustraliaワインがおいしかった。
チーズケーキの方は,この前食べたJunior'sのNYチーズケーキを再現しようと,「NYチーズケーキ」と名乗るレシピで作ってみたのだけれど,Junior'sのほどどしっとしなかった。うーむ。しかし,Junior'sのと両方食べた人曰く,「Junior'sは確かに重いけれど,こっちの方がチーズの味がしてよい」。ありがとうよ! でも,これには,クリームチーズが2パック(←アメリカは乳製品が安くて,クリームチーズは,1箱(8oz=225g)につき$1が普通)入っているのだ。カロリーは知らないぞ...
自分としては,さわやか系が好きなので,サワークリームタルトの方が良かった。

もう1本,自分のおやつ用に,パウンドケーキ(バナナ+ココア+ローストしたwalnuts)を作成。バナナに頼って砂糖を減らしたので,見た目より軽め。

2005年11月13日

Wedding party in the US and ...

昨日は,前にも書いた友人の結婚式@Bond Chapel (UofC)。彼らの移動用の車(1948年製ロールスロイス!)をジャックしてパチリ(笑)。

うーむ,似合わない... だいたい,ジャケット着てネクタイしめたのが,USに来てこれが初めてだったりする。ネクタイの結び方忘れているかと思った(笑)。

こちらで結婚式に出たのは初めてだけれど,日本の結婚式よりもさっぱりしていて楽しい。日本がいかにビジネス化されているかがよく分かる。

それで,夜は,僕のBD ディナーを,老四川でやっていただいた。四川料理のお店で,チャイナタウンのなかでは一番おいしいと言われるお店の一つ(他は,Shui Wahとその隣の店)。結構hotだけれど,hot potは豪華でおいしい。その他,パリパリのダック,麻婆ナス(みたいなの),インゲンの挽肉炒め(←日本でも作っていたけれど,ちょっと味付けが違う)も良かった。ちなみに,ここの麻婆豆腐はダメとの評判がもっぱら。後は,Shui Wahの隣の店に行けば,China Townのおいしいお店はだいたい行ったことになる。

その後,I-Houseに戻って,ケーキ。

南瓜モンブランロールケーキ。今までで一番上手にスポンジが焼けたと思う。All Pourposeでここまでふわふわになるとは。

Apfelstrudel。これまたオーストリアのお菓子だけれど,イタリアにも変形バージョンがあるらしく,やってきたイタリア人Iさんが一発で名前をあてた。他の人は名前分からず。本来は,中にパン粉を入れるのだけれど,パン粉がなかったので,中がちょっとすかすかで切っているうちに崩れてしまった。けれど,味はよろしい。自作ケーキは見た目でなくて味なのだ。

それと,NYからweddingに来ていた人が,Junior'sのチーズケーキを買ってきてくれた。

前にも書いたけれど,ここのチーズケーキは,「昔ながらの」NYチーズケーキ。基本的には,クリームチーズとサワークリームを1:1でブレンドして,ベークドチーズとレアチーズの中間のようなねっとりした舌触りを出す点に特徴がある。まだ作ったことはないけれど。

2005年11月08日

Blanquette de veau

vealが安く手に入ったので,手元にある材料で適当に,Blanquette de veauを作ってみた。アメリカに来てから,初めて作ったフレンチのentreeだと思う。

要はシチューなのだけれど,結構おいしい。roommateにお裾分けしたら,なかなか喜ばれた。

Stollen

有名なドイツのクリスマス菓子。半年以上前にベーグルを作って以来のイースト使用。発酵系は失敗確率が高いのだけれど,まあまあうまくできた。ただし,少し焼きすぎて固い。

知人の結婚式に招待されて,アメリカの結婚式ではご祝儀を包むのではなく,物を贈るのが一般的(AmazonのWish Listなんかはそのためにある)で,ケーキでもと考えたら,the bride(←こう書くとゆま・さーまんか)から,「当日はcorsetしめてるし,receptionもあるから,ケーキ入らないよ」と言われたので,じゃあ,日持ちのする焼き菓子にしようと決定。the broomがドイツ系の名字なので,ドイツのクリスマス菓子で,ドイツ人はクリスマス前に1カ月かけて食べるというStollenと,スイスのドイツ系な引き出物系焼き菓子で,レシピによると1-3カ月は持つらしいとされるEngadiner Nusstorteを作ることに決める。Engadiner Nusstorteは,ぐぐってみたら,こんなサイトにレシピが載っていた。ドイツ人らしいというべきなのか,テキストオンリーで,超質実剛健なレシピサイトだ。日本では絶対に受けないだろうなぁ。以前,誰かから聞いたのだけれど,日本で料理本が売れる条件の一つに,「きれいな写真入りで解説されていること」というのがあるらしい。

2005年10月30日

Halloween treat

Halloween partyに呼ばれたので:

まずは,リクエストに応えて,Chiboust aux pomme et banane:

それと,まぁ,南瓜でしょ,という安易な発想で,Pumpkin custard pudding:

chiboustは,初めて作成。実はこれ,2段になっていて,下がキャラメルバナナタルト。バナナが黒く熟れてきたのがあったので,処理するためにキャラメライズしてタルトに詰め込む。シブーストの中には,リンゴの薄切りが入ってます。めんどくさかったので,こっちはキャラメライズしたりコンポートにしたりはしなかった。生そのまま。リクエストしてくれた人が,creme brulee torchを持っていたので,それを借りて表面にbrown sugarを振った上で,キャラメライズ。もうちょっと砂糖をたくさん振らないときれいに色づかないか。仙台のAmandierの名物,Chiboust a l'orangeには及ばないが,結構さわやかでよい。が,先週に引き続き来ていた,イタリア人Iさんは,「オイラはcrunchyな方が好きだ」と言って,下のバナナタルト部分を好んでつつき,シブーストの方がいいというJさんと分け合っていた。なんだか。

南瓜プリンは,微妙に焼きすぎ。前日に夕ご飯食べながら焼いていたら,オーブンから取り出すのを忘れた(笑)。でも,100%プリンではないので,すが入るところまではいっていないのが救い。砂糖をレシピより減らしたつもりだったのだけれど,それでもできあがりは思ったより甘かった。"Kabocha Squash"というのをcoopで買ってきて作ってみたのだけれど,それが地で甘かった,ということなのだろうか? 味は,かなりダイレクトに南瓜が来るので,食べていたYさんが「vegetableを食べているみたいだ」と感想をもらしていた。

2005年10月22日

Sacher torte + Torta di ricotta

イタリア人のIさんのBD partyということで,リクエストに応え:

and,

イタリア人のくせになぜにオーストリアよ,と思ったものの,すぐ隣か。オーストリア帝国は,しょっちゅう北イタリアにちょっかい出していたしね。スポンジは,かなりチョコが多いので,普通のスポンジよりもややバターケーキ寄りで,固くて重たい。チョコの代わりにココアで作ってふわふわにした方が良かったかもしれない。今からCOOPで生クリームを買って,砂糖なしのホイップを添えようかどうか(食べる前から激甘に見える。添えないとちょっと)悩み中。

もう一つは,ricottaチーズを使ったチーズケーキ。焼成する前の時点で,スパチュラに付いたフィリングをなめてみたら,カノーリをもう少し軽くしたような,軽快な味。普通のチーズケーキとはひと味違います。ただし,Iさんによると,「アメリカで入手できるリコッタは,本当のリコッタではないから,アメリカでは本当のカノーリは作れない」だそうです。ははー。恐れ入りましたでございます... ダウンタウンのFox & Obelでも売ってないのかな...

2005年10月16日

Triple

知人のBD partyということで,リクエストに応えて2つ,それと,自分の好みに合わせて1つ,合計3つのケーキを作成:

その1=Gateau au Cafe

その2=Schwarzwalder Kirsh Torte

その3=Tarte Tatin

上の2つがリクエスト,最後のTatinが自分で食べたくて作ったもの。

Gateau au Cafeは,モカスポンジ+ホイップクリーム(ロースとしたクルミ入り)+モカバタークリーム+ガナッシュでデコ+クルミのカラメルがけ。久しぶりにバタークリーム主体のケーキを作ったけれど,ちゃんと作ったバタークリームはさっぱりしていておいしいものだと再確認。クルミのカラメルがけが,パリパリで意外においしく,いいアクセントになっていた。ガナッシュは見た目onlyで,味には影響していない。元のレシピは,砂糖の量がすごかった(フランスでは,このケーキはとにかく甘く作るらしい)のだけれど,砂糖をかなり減らして,変わりに,コーヒーの苦みを強調する組み立てにしてみた。なかなかよろし。

Schwarzwalderは,去年作ったもののリクエスト。これは簡単。ちょっとだけ,Kirshwasserをもらったので,ホイップクリームにKirshを入れてみた。チョコスポンジは,チェリーに付いていたシロップ+クランベリー+ラムで味付け。今年のものは,ちゃんとサクランボを使っているので,Kirshを名乗れる。

最後のTarte Tatinは,Hyde Park Coopで,Jonathan(紅玉)が99c/3lbの激安で売っているのを見かけたので,衝動買いして作ったもの。このケーキ,多賀城のShiseido(←仙台で一番おいしいケーキ屋さん)で食べて以来の大好物なので,紅玉が安価に手にはいると作りたくなってしまう。型にバターを塗っておくのを忘れたので,うまくはがれずにちょっと崩れてしまったけれど,味は,やっぱり最高!

ちなみに,この日のパーティから帰るとき,1名,too drunkになってしまった人の代わりに,車を運転して彼女のアパートの前まで車を持っていった。この車,hUUUUUUgeなstation wagonで,今までに運転した車の中で最も大きな車だった。夜暗いこともあって,どっかにぶつけないかと冷や冷やしながら運転。にしても,アメリカの夜の運転というのは,神経を使う。街灯のないHyde Park内で,交差点毎にstop signがあるから,昼間通い慣れて知った道ででもないと,stop signを見落として突っ込んでしまうかもしれない。

2005年09月26日

Mousse aux fruite

ミックスフルーツのムースタルト:

クルミとごまのタルト:

以上の2つは,知人のBBQ partyに持参。9月に引っ越した61stのアパートに,ミキサーがあるので,ミックスフルーツ缶をミキサーにかけてムースにしてみた。ミキサーがあると,アレンジの幅が広がる。この新居,なぜかホームベーカリーもあるので,今度,パンもオートで焼いてみよう。
味の方は,見て分かるとおり,ちょっとゼラチンが足りず,緩すぎた。隠し味にバルサミコ酢を入れてみたけれど,結構よし。手元にレモン汁がなかったので,とっさの代用(笑)。でも,フルーツやアイスクリームにバルサミコをかける,というのはたまに見かけるから,決して変ではないと思う。
クルミとごまのタルトは,「秋」という季節をイメージして作成。ストックの材料主体で作ることができるのも嬉しい。バターカラメルを加えたアパレイユで焼成。甘さ控えめに作ったので,見た目は似たアメリカのタルトほどくどくはない。ナッツ系の香ばしさがいい感じ。

さらに,この新居,マフィン型もあったので,ココアマフィンを焼いてみる:

2005年08月18日

Blueberry Mousse

これでついに冷蔵庫が空に。この,Shwartzwalder風にチョコを削ったのをかけたのと,Blueberryをそのまま載せたのと,2つ作成。

2005年08月15日

mousse aux framboise

「冷蔵庫を空にしよう大作戦」に伴い,冷凍ラズベリーを処理するために作られたラズベリームース。
下はココアジェノワーズ,上は,ヨーグルト入りラズベリームース。イタリアンメレンゲ不使用。
やっぱりちょっとジェノワーズが固いな,というのはAll-Pourposeで作っているから仕方がない。薄力粉が欲しい... セルクルなんて文明の利器は持っていないので,9inのタルト型でムースを固め,その上にほぼ同じ大きさで焼いたジェノワーズを接着し,エイヤでひっくり返す。

ムースとしては,この前のマンゴームースの方が美味しかった。とろみがあったし,酸味もまろやか。こっちはやや単調という感じ。

2005年08月10日

cajun gumbo without gumbo?

前にDCでHさんにごちそうになった,New Orleans料理のお店で食べた,ガンボスープの再現にチャレンジ。といっても,スープではなく,カレーのようにご飯と一緒に食すタイプのレシピ:

といっても,ガンボがHydeParkでは売っていないので,gumbo without gumbo。Chicago Foodsで買ってあったシーフードミックスを使った,シーフードガンボにしてみたけれど,ちょっとミックスがチープすぎたか,出汁の出が今ひとつ。crawfishも欲しかったのだけれど。だけど,DCで食べたものも,かなりcajun spiceが強くてシーフードの味が覆われ加減だったから,まあいいか。結構美味しくできた。

それと,まだ少し残っていたマーガリンを消費するため,さくさくチョコクッキーを作成:

卵や水分が全く入らないレシピで初めて作成。なるほど,これでさくさくになるのかー,と理解。

2005年07月29日

pound cake + coconut soup

冷蔵庫の中に残っていたマーガリンを消費しようと:

ラムレーズンとクルミ入り。またもや,焼きたてにラムをどばどばかけ,1週間寝かせているので,かなり香り高くて,結構人気。NYに持っていったもののチープバージョンになるけれど,バターでなくマーガリンを使っている点はうまくごまかせたらしい。しかし,僕はどうも,これで酔っぱらってしまったらしい。最近の寝不足とも相まって,久々に利いた。

もう一つは,

Korean BBQだったので,パウンドケーキだけでなく,さっぱりしたものがあった方がいいだろうと考え,手持ちのタピオカと緑豆をさっとゆでてココナツミルクをちょっと牛乳で薄めたもの(+砂糖)であえる。chineseのお店で食後に出てくるパターン。やっぱり,油っこいBBQの後は,こういったものがあうなぁ。

他には,写していないけれど,炒り大豆の味味噌あえも作成。これはおつまみ用。

2005年07月25日

Mango Mousse

「秒殺」

何が秒殺かというと,これがserveされてから皆が食べ終わるまでの時間。昨日は,最高気温102Fという,ここ10年くらいでChicagoでは越えたことが1-2回しかないという「100度越え」の酷暑の中,BBQをやったので,きっと,こういうさっぱりさわやか系のデザートが受けたのだろう。

マンゴームース部分は,
 - マンゴー2個を刻んでから煮て柔らかくする
 - 全卵を2個泡立て
 - 生クリーム1パックを泡立て
のミックス(+ゼラチン)。砂糖は,泡立てのために少しずつ加えただけで,全体で50gも入ってないはず。
その下に,シロップを塗ったココアビスキュイを敷き込み,上には,酸味を加えるためにラズベリーソース。このソース,本当は,レストランで出てくるデザートのように,線を書くようにしたかったのだけれど,水分足りなくてできず。何となくdeep dish pizzaのトマトソースを思い出させる見た目になってしまった。反省点。
全体として砂糖がごくわずかで,マンゴーとラズベリーの酸味を生かした味で,ふわふわのムースがいい感じ。マンゴーも久々に食べていい感じだった。見た目は良くないけれど,味は○。

それと,BBQということで,BBQバナナも作ってみた:

至って単純で,皮付きのまままだ青いバナナを焼き,皮が真っ黒に焼けたあたりで取り出してブランシュガーをふる。カリブ~南米系の「料理」だそうだけれど,パプアニューギニアとかインドネシアあたりといっても通じそうだ。これも,素朴だけれど,いかにも南米系で結構おいしい。

2005年07月11日

tarte + corn bread

これは,サワークリームタルトに,リンゴとブルーベリーを入れたもの。暑いからくどいチーズケーキよりさっぱりしたサワークリームタルトにしよう,と考えた上で,そのときに冷蔵庫と冷凍庫にあった残り物のフルーツを放り込む。至って単純。ちなみに,タルト生地は,パート・サブレでサクサク系。ちょっと分量をミスって砂糖が多すぎた(砂糖の量と別のものの量を勘違いした)。さわやか酸っぱい系を目指した割には,やや平凡な味。レモン汁を追加しておいた方がよかったかもしれない。


こちらは,お昼ご飯にしようと,コーンブレッドを焼いてみる。これ,マフィンやクイックブレッドと,配合が同じ。小麦粉の半分がコーンミールになるだけ。上で余ったサワークリームを添えて食べましょう,という発想。

2005年07月02日

Blueberry Mousse Tarte

久々にお菓子作り。
冷凍ブルーベリーを消費しようと,これでムースを作る。普通はヨーグルトで作るらしいのだけれど,ヨーグルト買ってくるのが面倒なので,オレンジムースのレシピにあるように,卵の黄身を使う手法で代用。酸味が少なくなりそうだけれど,普通のブルーベリームースはブルーベリージャム使っているから,まあいいか。レモン汁を足そうかとも考えたけれど,味が変わりそうなのでパス。

さらに手抜きで,余った白身がもったいないから(しばらく白身を使ったお菓子を作る予定もない),イタリアンメレンゲにして投入してかさ上げ。メレンゲのぷつぷつが残って見た目がちょっと悪くなった。
味のアクセントを付けるために,レシピにはないのだけれど,パート・シュクレをしきこむ。さくさく系のタルト生地。面倒くさがって,型にバターを塗り忘れたので,後ではがすときにちょっと苦労する羽目に。
さらに,最後に上面をブルーベリーゼリーで覆おうとしたら,量が足りず,前面をおおえずにちょっと不格好になる。

砂糖の量とか目分量でいい加減にやったにもかかわらず,そして見た目もあんまり良くなかったけれど,味はなかなかよし。

2005年06月12日

Souvenir 2


手みやげその2。カトルカールで,①ラムレーズン+アーモンドプードルと②ココア+マーマレード。64oz入りのオレンジジュースのパックを型に使ったので,どっちもかなりでかいです。

2005年05月23日

Festival of Nations!

The Annual Festival of Nations 2005 at the I-House!

Japan table:

Roll cakes and Goshiki-Mame:

The Singapore group served Hainan Jeefan, which was better than mine. Ok, I'll try next time...

2005年05月21日

Hainan Jeefan + Reimen + Bb Cheese Cake

海南鶏飯。はいなんじーふぁんと発音するらしく,シンガポールやタイのもの。超簡単手抜き料理(←レシピを見る限り屋台系という感じ)なくせに豪華に見えるすばらしいもの。鶏肉の固まりに塩をこすりつけて煮て(レシピにはショウガ・ネギと一緒に,と書いてあったけれど,手持ちがなかったのでニンニクで代用),そのスープでご飯を炊き(このご飯は,short grainよりlong grainが東南アジアらしくなる),さらに残ったスープは,野菜等を入れて塩を足してスープにする。鶏肉は,シャンツァイを添え,ニョクマム(←タイのナンプラーじゃなくてベトナムじゃないか,と言われるかもしれないが,気にしない)で食べる。メイン・ご飯・スープが一気にできるスグレモノ。

本来は,鶏を1羽まるまる使うらしいけれど,ちょっと前に買った,39c/1lbという激安の鳥足(4本入っていて$1.3くらい)があったので,それを使用。なんか危ないんじゃないか,というくらいの激安のくせに,できあがった海南鶏飯はかなり美味しい。安くて手軽で美味しいなんて,すばらしいじゃないか。

その次は,以前,Korean Groceryで買ってきたvermiceliで冷麺作成。写真取り忘れたけれど,コチュジャンの辛みがなかなかよい。「辛すぎる」という人と「甘すぎる」という人に意見が極端に割れ,盛岡冷麺に,あれだけの辛さのバリエーションがあるのが何となく納得。写真は撮り忘れました。

最後のBlueberry Cheese Cakeも写真取り忘れ。「冷蔵庫一掃セール」状態で,とりあえずそこにある材料だけ,つまり,クリームチーズと卵のみで,生クリームもサワークリームも入れず,卵の量をちょっと増やして増量しているので,食べた人からは「なんかプリンみたいでちょっと軽いね」という感想が。鋭い...

2005年05月13日

LaLonde -> Lunch

LaLondeが,「授業が遅れているので,ランチタイムに授業する」というので,お昼を食べながら授業を受けられるよう,焼き物:


ココア入りバナナケーキ。BSでふくらませるタイプなので,適当目分量で作るけれど,味は良し。

2005年05月11日

Rei-men

1週間遅れのRasinskiのmidtermが昨日あって,一夜漬け(実際,前日の夜10時くらいから勉強開始)で乗り切りました。簡単だったので,制限時間10分前にさくさく終わらせて退室したけれど,GSBのBensに続いて久々に「手で」大量にものを書いたなー,という感じ。普段の物書きやLSの授業はPCを使うので(GSBやHarrisで,数式で進む授業にPCでのメモ取りはできないけれど),右手がしびれた。

終わったところに,「Korean storeに買い出しに行くから誰か一緒に行く人~」というメールが飛び込んできたので,連れて行ってもらう。Vietnamese townのgroceryは行ったことがあるけれどKoreanは初めて。China townのgroceryは小さいのであんまり行く気がしない。

3333 N.KimballにあるChicago Foodsというそのgroceryは,Chicago近辺のエスニックgroceryの中では最大ではないか,という位広い(ミツワをエスニックに含めるならミツワの方が広いけれども)。けれども,みんなハングル! 読めないよ,分からないよ,と悲鳴を上げながら見た目で判断。結構日本で食べる食品も置いてある。しかも,ミツワより全然安い。干し椎茸とごまをゲット。だし昆布も欲しかったけれど,ちょっとショボイのしかなかった。炒り子や桜エビは結構いいのがある。それと,魚介類と肉が安くて豊富。魚料理を食べたいときはここだな...
ふと冷麺を見つけたので,仙台人にはおなじみの「盛岡冷麺」を思い出し,ゲット。確かコチュジャンっていうのが必要だな,と思いつつも,どれがコチュジャンだか分からない。ハングル表記なので。仕方ないので,英語の成分表記であたりをつける。大量にある中で,Red Pepper PasteとBlack Beans Pasteに基本的に分かれることを発見。Black Beans Pasteには,唐辛子が入ってないので,辛くないタダの味噌だろう,確かコチュジャンって辛くなかったっけ?と考え,これは落とす。次に,Red Pepper Pasteを見ていくと,材料にFlourが入っているものと入ってないものとがあり,前者の方が安いことを発見。多分小麦粉は増量剤だな,と判断して,唐辛子+米粉オンリーのものをゲット。... どうやらこれであっていたらしい(参照したのはここ)。

というわけで材料がそろったので(実はあとごま油が足りない),そのうち,冷麺にチャレンジします。

2005年05月09日

Ca Koh To


Co-Opで,catfishが安売りしていたので,Ca Koh Toを作ってみた。ベトナム料理を食べに行くと,たいていいつも頼んでいるお気に入りの一品で,「ご飯が進む」タイプの味付け。レストランで食べるのにかなり近い味を再現できて,おいしい。簡単だしコストも安い。これで$1かかってない :-)
ちなみに,他の定番ベトナム料理は,ゴイクンとフォー。もうちょっと他のレパートリーも開拓しなければと思うのだけれど,なかなかうまくヒットしない。

catfishと言うと,他の人たちからは「泥臭い」というマイナスの評判しか聞かない。そりゃそうでしょう。川魚は泥臭いのが普通で,鮎やニジマスのように塩焼きで食べられるものの方がむしろ例外だ。川魚を料理するときは,ショウガとかニンニクとか薬味で臭みをとるか,濃いめの味付けで力業で押さえ込むとかする。このCa Koh Toも,ベトナムでは雷魚を使うのが一般的だということもあって,そこの対処はきちんとなされている。

castella


Co-Opで安売りしていた卵($1 for 2 dozen!)を大量に消費しなければ,ということで作ってみたカステラ。レシピを見ると,いったん泡立てた卵に強力粉を入れてそのままハンドミキサーで練る,という,普通のケーキのスポンジのレシピ(=小麦粉を入れたら,泡を消さないようにさっくり混ぜる)とは全然違う手順なので,大丈夫かと思っていたら,ちゃんとふくらんだ。もちろん,BP・BSはなしなので,泡立てだけでここまでふくらんでいる。
味は,しっとりしていてまあまあ。さすがに,松翁軒や福砂屋には遠く及ばないけれど。ただ,「一度レシピを見たら二度と食べる気が起きなくなる」言われることの多いカヌレほどではないけれど,砂糖の量がかなりのもの(カヌレは砂糖が小麦粉の2倍)。半分くらいは他人に押しつけるに限る(笑)。

ちなみに,左側の写真はAWB,右は電球補正。

2005年04月17日

Discharge

昨晩,退院お祝いのパーティを開いてくれたので,色々作ってみた。

まずは,ブルーベリータルト。パート・シュクレにアーモンドクリームを流して焼き,その上にカスタードクリームとブルーベリーを載せたもの。日本のどこのケーキ屋さんでも初夏に見かけるスタンダードなタイプ。ちょっと前に作って冷凍しておいたものなので,カスタードクリームの味がちょっと落ちているのと,パートシュクレが微妙にしけった感じになっているところが,今ひとつ不満。でも,好評だった。スタンダードになるだけのことはある。


もう一つ作ったデザートは,春だから,ということで,”桜餅もどき”。pint beansで作った粒あんを,ちょっとの塩と砂糖で味付けした餅米で包み,桜の葉の塩漬けの代わりに,表面にちょっと強めに塩をふったもの。ある意味,おはぎの裏返しにすぎない,と言えなくもないけれど,これも結構好評だった。桜餅に近づけるには,もうちょっと塩味が強い方がよかったかもしれない。

さらに,今回は,デザートだけでなく,メインも1品。ベトナムの米麺,Phoを使ったフォー・ガー。自作の鶏ガラスープにニョクマムで味付けしただけのスープを使ったのだけれど,これも好評だった。chicken pinwheelをかなり使ってスープをとったのが良かったのかも。
ちなみに,これを食べた参加者の一人が,「はつるさん,料理もできるんだ」。は?と思ったら,「ケーキしか作らないんだと思っていた」との解説。逆っす。日本では料理しかしていなくて,ケーキは食べるだけ。アメリカではまともなケーキが入手できないから,ケーキ自作しているだけだよ。

2005年04月14日

mole poblano

メキシコで食べられなかったmole poblanoを作ってみた。

Pueblaで食べられず,Mercado Cinco de Mayoで購入したmole poblanoソースを使っての自作。うーん,どうもDona Chicaで食べたような深みのある味が出てこない。ちょっと味が単調だなぁ。やっぱり,moleのような凝った料理は,きちんとしたレストランに任せるべきか。

2005年04月10日

roll cake

そういえば,写真取り忘れたけれど,メキシコから帰ってきて以来,はじめてまともにケーキ作りしました。作ったのは,ロールケーキ。生クリームとクリームチーズをあわせて,手製ブルーベリーソースをあえて,味は良かった(と思う)のだけれど,クリーム(←特にクリームチーズの方)が柔らかすぎて上手に巻けなかった。ロールケーキのクリームって,かなりがちがちに固くしないとうまく巻けないんだなぁ。学習。にしても,クリームチーズとブルーベリーというのは,本当によくあう。

うまく巻けずにはみ出てしまった生クリーム+クリームチーズ+ブルーベリーソースは,そのまま冷凍してアイスクリームと化している(笑)。

あと,オートミールが少し余っているので,これにレーズンを入れて,さくっとクッキーでも焼いておこう。日々のおやつ用。

そういえば,入院中の差し入れで,Bon Jour Cafeのケーキをもらったのだけれど,これが意外にどうしていける。アメリカらしくない,きちんとしたケーキだ。仙台で言うとLe Grainを雑にしたタイプの作りで,しっかり食べられる。こんな近くにまともなケーキが食べられるところがあるとは,知らなかった...

2005年03月27日

collard green + artichoke

メキシコから帰ってきて初めてまともに料理。
まず,近くのCooPで安売りしていたcollard greenを使って,「アメリカのお袋の味」とも言われるcollard greenを作ってみる:

2.5lbのcollard greenが,最初30cmくらいある鍋のふちまであったけれど,ここまで減る。味の方は,とてもおいしい! 「アメリカのお袋の味」と言われるのも分かる気がする。つまり。1)サルでも作れるくらい簡単; 2)それでいておいしい。レシピはこんな感じ:

- pork neckboneを大鍋に入れ,ひたひたくらいに水を入れ,1時間煮る(元のレシピには灰汁を取るなんてことは書いていないが,まあ,日本人なら灰汁を取るのでは?)

- 1cm幅に刻んだcollard greenを入れ,塩を大さじ1杯回す。後は,2時間煮る。ときどきかき回す。野菜はかさが減るから,水はあまり足さない方がよい。

たったこれだけ。合計3時間,ときどきかき回すだけでできる。僕は,本を読みながら1章終わる毎にかき混ぜていた。
基本的には豚骨だしということになると思うけれど,塩だけの味付けでこんなにおいしいとは。

ついでに,安売りしていたartichokeを食べてみる。これも生まれて初めて:

確かに,つぼみの付け根の部分はほくほくしていておいしいけれど,ガクは食べづらいし,そんなにおいしいものとは思えず。coopだからか?

2005年02月27日

weekend paticier

今週末は結構気合い入ってます。

知人のengagement partyだったので,まずは,tarte au citronにお二人の名前をメレンゲで書いてみる:

簡単な割には見栄えがするので,非常に喜ばれる。切り分けると(切り分け方が問題だ。二人の間を最初に切ってはいけない。笑):

となっていて,パート・プリゼにレモンクリームを詰め,その上にイタリアンメレンゲを盛ってから,オーブンで表面をカラメリゼしたもの。フランスの伝統的なお菓子なのだけれど,レモンクリームのさわやかさがよく利いていて,なかなかぐー。

もう一品は,まだまだ大量にあるアーモンドプードルを生かそうと,tarte au mousse praline et chocolate:

パータ・フォンセ・ダマンド(←ここにもアーモンドプードル投入)に,プラリネムースとチョコムースを順に詰めたもの。今回もチョコムースが溶け始めているのはご愛敬。このプラリネムース,全体で卵の黄身が5つ(→ここで余った白身がイタリアンメレンゲへ)に生クリームにラム酒どばどばが入った,超リッチで香り高いもの。一人の人がコメントして曰く,「ワインやウイスキーにあう」。ちなみに,この日,そこにあったウイスキーは:

というアイリッシュウィスキー。スコッチなら,日本でJR東のMさんに教えられて何種類か飲んだことがあるけれど,初めて飲んだアイリッシュであるこのJameson,安い割にはなかなかおいしい。個性があって香りも甘い。コストパフォーマンスがよいので,おすすめ。

2005年02月20日

Pudding Sponge

Biscuit joconde sans beurreの上にプリン:

プリンを作るときに,「このレシピ砂糖多いな」と思っていたら,やはりちょっと甘すぎた。ビスキュイも,単純なビスキュイではなく,せっかくたくさんあるアーモンドプードルを入れて作ったらちょっと重たくなった。プリンとあわせるのだから,アーモンドなしの軽い生地(例えばchiffon生地とか)にしたほうがよかったかも。

2005年02月13日

from scratch!

Chicago Diary:Chinese New Year
で作った蛋黄酥,中国人に太鼓判をもらった。これくらい乾いていてOKなお菓子らしい。
"You made this from scratch?"とめちゃくちゃ驚かれた。うずら豆餡は,同時にちりこんかるねにも変身しているし,塩蛋はほっぽっておいただけなので,marginalにはそんなに手が掛かっている訳ではないのだけれど。

ちなみに,Capreseは,穏やかな味。何も言わずに食べさせたら,"It tastes something nutsy... It looks like brownie, but I like this more!"と感想が出たので,よく分かるな,と感心して種明かし。

2005年02月12日

Chinese New Year

台湾人JSD生から,旧正月のお祝いパーティに招待されたので,手みやげをいくつか。

まずは,蛋黄酥:

1月初めからつけ込んでいた自家製塩蛋とうずら豆で作った自家製の餡を使用。以前,パート・フィユテは作らないと書いたけれど,中華版パート・フィユテに該当する油酥皮に手を出してしまった。けれど,これはパート・フィユテよりは簡単。層状のパイって,こういう風に作られるのか,と作りながら感心。ちょっと固くなってしまった。

もう一つは,Caprese:

小麦粉が一切入らずアーモンドプードルだけで作るイタリアンチョコレートケーキ。元レシピには「秘伝」と書いてあったけれど,よくよく読んでみると,チョコ味カトル・カールの小麦粉全量をアーモンドプードルに変えただけ。元レシピはベーキングパウダーを入れているけれど,カトル・カールなら,きちんとバターを泡立てればぺーキングパウダーはいらないはず,と抜いて作ったらちゃんとふくらんだ。
ちなみに,不思議なことに,Hyde Parkでは,ベーキングパウダーは入手できず,ベーキングソーダ(炭酸水素ナトリウム)しか売っていない。違いはアルミ系の安定剤が入っているか否かだけなので,気にせず置換して使っています。NaHCO3は,USでは掃除や食器洗いにも使うので,安く大量に売られている。試しにいろいろ振りかけてみると汚れがよく落ちるので不思議。

2005年02月06日

French & Vietnamese

まずは,Flamousse aux mirtyllees:

2週間くらい前にWalmartで買ってきた「丸い」タルト型(24cm)の初の出番。元のレシピのFlamousseとは異なり,パータ・フォンセを空焼きしてからブルーベリーを入れ,アパレイユを流し込む。このアパレイユがかなり甘さを控えただったのと,「これって見た目の割にそんなにブルーベリーって感じがしないね」「まぁ,生でなくて冷凍物だから」というために,全体としては割とおとなしめな味。

お次は,Vietnamese dessertのChe:

Cheというのは,何を入れてもいいということなので,とりあえず,手元にあった食材を全てぶち込む(笑)。緑豆,タピオカパール,バナナ,サツマイモのニョッキ(!)。サツマイモのニョッキは,オレンジ色の浮かんでいるやつ。温かくして食べるデザートだけれど,ココナツミルクとバナナ(1週間前に買ってだいぶ黒くなってきたもの)とのマッチが最高だった。食べた人たちの評価は,Flamousse aux mirtylleesよりこちらの方が上だった。欠点は,放っておくと,タピオカが水分を吸ってふやけてくること...

2005年02月05日

Arroz con Leche

というのは,直訳すると"Rice with Milk"。名前そのものなMexicanデザート:

「メキシコ人は甘いもの好きで,メキシコのデザートは非常に甘い」と聞いていたので,元のレシピから砂糖を1/2にしてみたのだけれど,ちょうど良かった。焼き菓子等とは違うので,砂糖を減らしても焼き具合等に影響は大して出ない。
今朝は,久々のデザート作りだということでFlamousse aux mirtylleesを焼き,それと並行して作ったのだけれど,お粥なので時間がかかるかかる。朝ご飯にしてflamousseの焼き上がりをまとうかと思ったら,Arroz con Lecheができあがるのがほとんど同じ時間になってしまった。ちなみに,このflamousseと,夜に作るであろうcheとは,後でまとめて写真アップします。

ちなみに,最近,コメントspamでなく,trackback spamが来るようになったので,その場合にも256*256個のIPアドレスを禁止IPに指定しています。コメント書けなくなったりtrackbackできなくなったら連絡下さい。

2005年01月31日

Gorgonzola Scorn

以前,Trader Joe'sという,激安オーガニックスーパーで買ってきたゴルゴンゾーラで,ゴルゴンゾーラ・スコーンを作成:

「スコーン」とレシピにはありつつ,バターは使わず,普通のスコーンでバターを使う代わりにゴルゴンゾーラを入れる。塩味が利いていてチーズ味のスナック菓子のような感じだけれど,なかなかおいしい。ただし,青カビの風味は,こういう風に混ぜてしまうとかなり失われてしまう。

2005年01月22日

bean

うずら豆(pint beans)を買ってきて,一気に煮てしまい,色々作ってみました。一晩浸けておいたあと,PCや論文に向かっている間の1時間で煮えてしまうので,大したことはない。

まず,砂糖で味付けしてから乾かして見た,甘納豆もどき:

煮すぎて形が崩れてしまっている(餡の一歩手前...)なのはご愛敬。元の豆が小さいので,迫力もない。普通の甘納豆は花豆で作るから,こっちだと,大きさで似ているLima Beansで作るんだろうか...

それから,チリパウダーとブラックペッパーと塩で味付けしてから,煮汁ごと甘くないクイックブレッドに仕立て上げてみる:

南部料理(岩手でなく,アメリカ南部)のコーンブレッドには,甘くないバージョンがあるらしいけれど,それをイメージして,お菓子ではないパンを目指してみました。できたての熱々を食べてみると(←手でちぎりながら食べたので,写真の形が悪い),なかなかどうしてメキシカンな味。クリームチーズかサワークリームを添えるとなおよろしい。

まだ残っているので,残りは冷凍。そのうちチリコンカルネにでもしよう。

そういえば,写真を撮る前に全部食べてしまったのでアップしてなかったですが,New Year's Partyには,京都名物五色豆(ただし1色),サツマイモシフォンロールケーキ,クランベリーマフィンを作ってます。マフィンは,手が滑ってbaking sodaを入れすぎて苦くなってしまった(みんな,ごめんよ!)のですが,五色豆は「止まらない」味で好評でした。それが一番手は掛かってないんだけれどなぁ...

2005年01月16日

staple food

ところで,最近のご飯によく登場するのが,小麦粉自作系。

日本にいたときは,実家から次々に送られてくる,自家製野菜&お米の費消のために,三食自炊&ときに同僚・院生を自宅に呼んでパーティ三昧な生活を送っていました。そんな状況下では,主食はとにかくお米。パンとかパスタとかはあまり食べられない(=食べているとお米が減らない)のです。

ところが,こちらでは,そんな圧力がない。そこで,積極的に小麦粉系に手を出すことにしています。
よく作るのが,トルティーヤ,ナン,チャパティ,ピタあたり。発酵系は手間がかかるので,基本は無発酵(たとレシピがイースト使っていても抜いて作る)。どれもお手軽なので(レシピもほとんど同じ),ささっとまとめて作って残りは冷凍。
そのうち,信州名物おやきにも手を出す予定。蒸す道具はないから,手抜きでオーブンに放り込むバージョンで。

Chicago Kalbi

というのは,「Chicagoで一番おいしい焼き肉屋」と言われるお店で,Korean Townにある。店に入ると,松井秀喜・かづお・石井・野茂・高津などの来店写真がずらずらっと並んでいる。
味の方は,「Chicagoで一番」といわれるだけあっておいしい。もちろん,日本の韓国系焼肉店(赤坂見附~赤坂間とか湯島~御徒町間とか)で同等かそれ以上の肉を出すところはあるけれど,確かに「アメリカでは」他で食べられそうにない(しかも日本ははるかに高価)。とくに,porkが柔らかくて絶品だった。

帰りに,朝ごはんを食べながら焼いておいた蛋撻(エッグタルト)をみんなに配る:

中華のレシピで作ったのだけれど,内容的には,「パート・シュクレ+焼きプリン」。もうちょっとフィリングのプリンが多くて良かったかも(卵を1個か2個足す)。元は,タルトレット型のレシピだったので...

2004年12月28日

Vietnamese

昨日,Argyleというところにあるベトナム人街に行ってきて,そこにあったgrocery marketで,Hyde Parkでは入手しにくいような(orできても高価な)ものを色々ゲットしてきました。

緑豆・タピオカ・ココナツミルク・Pho用米麺・大豆。ライスペーパーを買ってきて,ゴイクン(生春巻き)も作ろうかと思ったのですが,かさばるのでやめました。欲しくなったらまた来ればいいや。どれも激安です。仙台のYamayaで買うよりも安い(笑)。
前三者は,「チェー」というベトナムなデザートを作るためのもの:
チェー/ベトナム料理メニュー overlandclub
要は,ベトナム風お汁粉で,温かいのも,冷たいのもある。そのうち作ります。
フォーについては,ライムともやしはHyde Parkでも入手できるけれど,実のドライではなく(カレーなんかに使うもの),生の葉っぱのコリアンダー(香菜・シャンツァイ)が入手できるかはかなりアヤシイ。やっぱり,シャンツァイのあの香りがないとなぁ...
大豆は,アメリカでは普通のスーパーでは売ってないので(soy milkとかtofuとか,製品にした状態でしか打ってない),ゲット。京都風に五色豆でも作ろうかと検討中。

2004年12月24日

Holiday Cooking

というわけで,その知人のパーティに持っていったもの:

その1。ハチミツチーズケーキ:

初めて作ったチーズケーキで,ひび割れてしまいやや見た目が悪い(が,その部分は写していない(笑))けれど,味はまあまあ。砂糖の代わりにハチミツで甘みを付けた(材料費もかかる!)割りには,あんまりハチミツの香りがしなかった。残念。冷やしすぎか(ダウンタウンでの写真撮影で1時間近く,-10Cの屋外で,バックパックの中に放置)?

その2。リンゴのサワークリームタルト:

チーズケーキを作ったときに余ったサワークリーム,タルトタタンを作ったときに余ったパート・プリゼを使った,ミニタルト。チーズケーキと比較すると,さわやか・軽快で,やっぱりフルーツ系さわやかケーキ大好き人間としては,こっちの方が好みだな...

その3。マーマレード入りサワークリームクッキー:

サワークリーム消費のために,もう一品。ちょっと焼きすぎ。レシピに「180C(375F)」と温度が書いてあって,明らかにどちらかが間違いなのだけれど,レシピ作成者が「カナダ在住」と書いてあったので,それならFが正しいだろう,と読んで焼いてみたら焼きすぎになりました。正解はCの方だった。

それと,これは別に自分でCookingしたわけではないけれど,アメリカでは,クリスマス時期に,こういう,一種の卵酒が出回ります。

卵・ミルク・ラム酒を混ぜたものだそうで,飲んでみると,かなりどろりとしていてラムの香りが強い。

レシピの追記。

チーズケーキ:
http://cookpad.com/recipe.cfm?RID=128151

リンゴタルト:
http://cookpad.com/recipe.cfm?RID=163287

クッキー(温度間違い):
http://cookpad.com/recipe.cfm?RID=159958

2004年12月18日

re: banana chocochip cookie

以前作ったバナナチョコチップクッキーを,おやつ用に再度作る:

手際が良くなって,朝ご飯を食べながら並行してちゃちゃっと30分で作れる。ちょっと焼きすぎて(もう5分短くて良かった),「しっとり感」が少ないけれど,このクッキーは,簡単でおいしいので,完熟バナナが手元にあればなかなか便利。

2004年12月14日

quasi Galette Bretonne

quasiなのは,アーモンドが入っていない(coopのナッツ類の棚は,ほぼ全面的に売り切れ状態)のと,バターの量がやや少な目なのと,形が丸くないのと。

レシピ見ていると,ラムが入ってバターの異様に多いパート・シュクレ,という感じ。味はよし。

2004年12月11日

sweets, sweets, sweets!

昨日は,知人のBDパーティということで,ケーキ3連発(実質2連)。

まずは,12月ということで,Buche de Noel:

ちょっとココアスポンジが失敗気味だけれど(平らにならす道具がないので難しい),モカ味のバタークリームに,クランベリーソースとローストしたクルミを巻き込んである。バタークリームって案外ふんわりと軽いんだ,と感心。

続いて,このときにできたスポンジのあまりで作った,3段重ねのSchwarzwalder:

本当のSchwarzwalder Kirchetorteだと,サクランボとキルシュバッサーを使うのだけれど,どちらもないので,サクランボの代わりにクランベリー,キルシュバッサーの代わりにラム,で代用。全体でラムがシングル分くらい入っているので,ややアルコール強め。クランベリーの酸味とスポンジのしっとり感がマッチして,大好評。主役(BDの人)が遅れて登場したときには,たった一切れに減っていた(笑)。参加者の一人から,「スイスで食べたようなお酒でびしゃびしゃのBlackforest cakeを作ってくれ」と言われて作ったんだけれど,アナタタチそんなに食べますか,主役登場前に。

最後に,まあ標準的なのだけれど,一度は作ってみたいよね,というTarte au poire:

パート・シュクレに,クレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)を詰めて,ブッシュ・ド・ノエルで余ったクルミも振ってあります。リンゴのような酸味はないけれど,中のとろけるクリーム+洋なしの食感とシュクレのさくっとした食感と対比されていて,個人的には,こっちの方がSchwarzwalderより好み。

2004年12月09日

Turkey Tail

というのをスーパーで見かけました。仙台人に「テール」と言えば,当然,牛タンについてくる「テールスープ」であり,あの独特のうまみにはファンが多い。そこで,七面鳥のテールはどうなんだ?と試しに買ってみました。

とりあえず,塩こしょうだけして,420Fのオーブンに放り込んで30分(←ローストチキンと同じ)。あけてびっくり。すごいんですよ... 油が。パンの中が,テールから出た油でいっぱいになっている。チキンとかビーフだと,こんな量の油は出ない(焼いているうちに飛んでしまう)。BBQで油を落としながら焼くとか,油をとりながらじっくり煮込むとかの料理の仕方があう素材なんだろうなぁ。
味の方は,結構いいです。もちろん脂っこくて骨も多いのですが,普通のturkeyにはない,うまみがある。

2004年12月02日

last supper

今日がGSBの今quarter最後の夜の授業ということで,夜食に,ココア・クランベリー・ビスコッティ:

midtermは受けたのだけれど,finalはどうしようか... 昨日は,"obligatoryでないのに試験受けるなんて変なやつだ"と言われたんだけれど(笑)。お勉強にはなります。

2004年11月26日

That's embarassing...


これは,Associate DeanのBadgerさんが,海外からLaw Schoolに来ている人(→99%はLLM)を招いて毎年行っているThanksgiving partyに,ケーキを焼いて持っていったら,その場で彼がプレートを作ってしまったもの。これは,先週作ったオレンジムースタルトと同じ。
もう一つ,「アメリカン」で有名なボストン・クリーム・パイも,焼いて持っていきました:

甘い! ダメっす。スポンジとカスタードはいいんだけれど,かかっているチョコが死ぬほど甘い。アメリカ人は,「これをおいしい」と言ってパク付くのか... これでも砂糖を減らして作っているのに... もう二度と作らないだろうな。

Thanksgivingの食べ物の中では,Turkeyは,まあそのものですが,意外においしかったのが,spinach。あと,Honey風味自家製ハムも,なかなかよし。クランベリーソースは3種類あり,酸味が利いていておいしかったけれど,きっと相当砂糖が入っているんだろうな。自分でも一度実験してみたんですが,クランベリーは,それ自体には甘みがなく,アクも結構強いので,ジャム並に甘くするには,かなりの量の砂糖が必要になるはず。僕は酸味が強いのが好きなので,砂糖あまり入れないけれど。

2004年11月24日

WINTER quarter is coming

FALL quarter is coming to end,ではなくて,WINTERである。12月15日までに,教材リストを提出せよとのお達しが... うあー。やっぱり僕には冬休みは存在しないのね。
ところで,ついに,ついに,ついに,本日初雪の天気予報。10月くらいに初雪の天気予報があったけれど,降らなかったので,今度こそ,という感じです。仙台人かつちゃりだーとしては,「雨よりも雪の方が好き」な選好関数を持っているので,Good newsなのかも。
ちなみに,仙台人感覚では,気温がマイナス5度(もちろん摂氏)を切らないと「本当に寒い」と感じない体になっているので,まだまだ全然大丈夫。マイナス5度というのは,自転車で風を切っていると,手袋していても指先がだんだん痛くなってくる,という寒さです。多分,1月・2月になると,マイナス20度(=0F)にまで下がるんだろうけれど,そこはさすがに初体験領域。

ところで,余ったオレンジジュースを使って,実験的にビスコッティを焼いてみる:

「オレンジジュースを消費する」が最大命題なので,卵の代わりにオレンジジュースで水分を補給し,卵黄の分,油脂が消えるのでサラダ油をちょっぴり垂らして補給(タンパク質はあきらめる),というアバウトなアレンジで焼いてみる。砂糖は入ってない(オレンジジュースの甘さだけ)ので,よくあるように,コーヒーとか紅茶にひたして食べよう,というやつです。

2004年11月21日

Thanksgiving

Thanksgivingの木・金は,大学が休みになるので,その分,予習の負担が減る。そこで,ちゃーんす!とばかりに,週末一気にこの前のペーパーを書いてみました。実働1.3日くらいで1万6000~7000字くらいだから,そこそこのペース。久々に日本語書きまくりました。
ただ内容的にはいかがなものかと... こういうの書いているから,F先生から「森田君は日本の中のシカゴ学派だ」と言われるんだよね(笑)。

ところで,スーパーで米の隣にレンズ豆が売られているのを見かけて,懐かしくなって,ドイツ風レンズ豆スープ:

素朴な味でいいです。2001年にドイツ出張したとき,最初の晩にKoblenzのドイツ家庭料理屋さんで食べたのがまさにこんな感じのsuppeだった。もちろん,これにトマトと唐辛子を入れれば,あっという間にメキシカンに変身するのだけれど(笑),ドイツ風の穏やかな味も捨てがたい。

2004年11月20日

tarte orangerie

今週の金曜日は,タルト・オランジェ:

パート・サブレに,チョコムース・オレンジムース・オレンジゼリー・オレンジを載せたもの(土手鍋のようなホイップクリームは,単に下のジェノワーズのあまり。笑)。順番に固めなければいけないだけ,今までで一番手順のかかっている。ところが,チョコムースにはゼラチンを入れなかったため(元のレシピでも同じ),室温で溶けてきて惨状に:

でも,味は良かったです。オレンジムースのさわやかさとチョコムースのとろりとした甘さがよくマッチしている(チョコを弱くしてあるのでオレンジを壊してない)し,パート・サブレのサクサク感は,3度目ということもあってだいぶ慣れてきた。ちなみに,ちょっと前に作ってみたバナナチョコマフィンが,「ベーキングソーダを入れずしてふくらむか?」と実験したら,見事に失敗して

おそらく原因はバナナと小麦粉の入れすぎだろうと,リベンジ目的で,まじめにレシピ通りにジェノワーズを作ってみたら:

と,今度はちゃんとふくらみました。でも,薄力粉ではなくall purpose flourで作っていることもあって,ちょっと重たい感じ。食べた人たちの感想は「昔のお母さんの手作りの味」と,プラス評価なんだかマイナス評価なんだか微妙なところ。いずれにせよ,生クリームのデコレーションは面倒なので,多分こういうのはもう作らないだろうなぁ。ロールケーキとかボストンクリームパイとかはお手軽そうだけれど。

2004年11月14日

Concentration

昨晩(というか今日か),中高と同級生の奥さんで,UofCのLLMに来ているTさんの家でのディナーに呼ばれて,JSDのCさん・NorthwesternのLLMのJさん(日本人)と押し掛けたのですが,だいたい,夜11時位をすぎると,集中力が落ちてきて,英語のヒアリング・スピーキング能力が低下してきます。JSDの人が書いている論文の内容にコメントしたり,数日前から取組始めたright to surplusのpaperの内容について解説したり,Tさんに「finance attorneyなら,corporate financeの授業は必須でしょう」ということをなぜか英語で説得したり,さらにはparadox of voluntary disclosureの話についてやはりTさんに向けて英語で解説したり,と。そんな中でも,脊髄反射的な能力は集中力が落ちても健在で,数日前に風邪を引いたJさんがTさんに「Tさんは風邪引きそうにないから,試験のときも大丈夫ですよ」なんて言ったのに対し,反射的に"There's a famous proverb in Japan that a fool never catches cold"と突っ込んでしまい,にらまれたりもする(笑)。これはJさんが悪いんだと思うんだけれど...
ちなみに,このTさんのアパート,Navy Pierのすぐ向かいというすごいところにある。デジカメのタイムスタンプによると,午前1時30分頃(!)の写真:

さすがに,この時間では,観覧車のライトアップは終了している(当たり前か)。

ちなみに,このディナーに持参したのは,バナナプリン:

と,プリンを作るときに余った卵白で作ったメレンゲに,昨日の残りのガナッシュを混ぜ合わせたチョコレートムース:

さらには,昨日の残りのタルト・タタンを一切れ。ムースはちょっと甘過ぎだったけれど,バナナプリンはなかなかのでき。バナナの食感が残っていて(裏ごしなんてする気力がないだけとも言う),カラメルソースもうまくできた。

2004年11月13日

DCF

僕らの業界でDCFといえばDiscount Cash Flowなわけですが(ちなみにCDFならCumulative Distribution Function),このDCFは,Diversity Cultural Festivalという,GSBのお祭り。各国の留学生が自国の文化と料理を紹介する,という試みで,昨日ありました。食べた食べた(笑)。普段なら決して食べないような国の料理がいろいろあって楽しかった。2月に行ったBelgieからは,やっぱりそこで食べたGent名物Waterzooiがあったけれど,これは,もうちょっとクリーム濃厚なはずで,ちょっとずれる。ただ,Vanillekipferlとか,いかにもドイツのWeinacht的なスパイスを利かせたお菓子が並んでいて,ちょっと3年前のドイツ出張を思い出しました。個人的な一押しは,中国グループの,すごくきちんと中華している,魚料理。シャンツァイ(←嫌いな人はダメなんだけれど,僕は大好き)の香りと唐辛子のピリ辛が利いているけれどさっぱりしていて,まるで台湾か中国南方沿岸系で食べられるような味。後は,インドのテーブルが良かった。スパイシーなチキン入りピラフ(?)とタンドリーチキンと不思議な味のデザート(「これ何?」と聞いたら「うまく説明できない。まあ,デザートだから食べて見ろ」と言われた。それでいいのか!)。この辺は,日本で自分で作っていたカレーの9割が,スパイスから作るインド風(残りの1割はタイ風)だった僕だから,スパイスに慣れている,という好みもあるのかもしれない。
ちなみに,文化紹介,日本人留学生グループは,京都のIさんの同級生主演で劇やってましたが,なかなか面白かったです。特に最後の"He can sleep anywhere"は受けた。

そんなに食べてしまって大丈夫か?と,大丈夫でなかったのですが,その後引き続き,ちょっと遅れての僕のBD partyに突入。なぜ自分の誕生日なのに自分で作るのか,という論点があるのだけれど(笑),2つ作りました。まずは,タルト・タタン:

リンゴ大好き人間な僕の最も好きなケーキの一つですが,このカラメル色! ちょっと自慢したくなるでき。大変そうに見えて,案外手順は単純なのですよ。材料費も,79c/3lbsの激安のJonathan(紅玉)を使っているので,安い。
もう一つは,仙台の定禅寺通り沿いにある,Pizzeria de Napulesの名物dolceのピザをまねして作った,チョコ・バナナ・ウォールナッツピザ:

ピザ生地の発酵(この字を出すと,自分のPCのFEPで「しんかぶはっこう」と打つと「新株発酵」と出ていた時期を思い出す)が不十分だったので,Napulesのようにふかふかにはなりませんでした(今後の改良点)。レシピは,記憶(+仙台現地特派員N君)だよりで,入れてあるチョコは,ガナッシュにして作ってあります。ガナッシュをチョコ薄め(=生クリーム多め)で作っているので,見た目ほどには重たくないデザート。

2004年11月11日

Right to Surplus

書くぞー。さっき,Bob Rasmussen(←かっこいいし頭もいいし授業も楽しいし,というので大ファンになってしまった。実は,現在,Law Schoolで出ている唯一のcourseであったりする)に質問してみて,お墨付きをもらったので,書いてみようかと。去年の私法学会のワークショップで僕と同じところ(こづやん&弘人先生のグループ)にいた人たちは(F澤さんとか),森田発言の暴論を覚えているかもしれませんが,あれをそのまま短い論文にしてしまおう,という試みです。

ところでこれは,バナナチョコチップクッキー。

手抜き路線の一環ですが,なかなか。カントリーマーム風の「内側しっとり」系(←僕は好きだがこれが嫌いという人もいる。今までのところ,札幌マダムしか知らないが)のカントリークッキー。

2004年11月07日

Apple Pound Cake

本日は,リンゴのパウンドケーキ。

久々のパウンドケーキだけれど,前回より多少まともになりました。本当は,一晩待ってから切り分けた方がよい。黒いのは,5粒くらい入っている(←中途半端)チョコチップ。

ちなみに,明日から神田先生が来るらしい。Law Schoolのスケジュールに載っているのは見たことないので,何が目的かちょっと不明。何かConferenceに出るのか,short seminarをやるのか。

2004年11月03日

breakthrough?

月曜日あたりから,ちょっといい感じな論文を見つけて,その周囲を読みまくってます。以前Ericに教わったものの派生の派生くらいの議論だけれども,還暦記念論集(次の論文?)につながるかも。こういうときは,Law Schoolの授業に出ている時間がちょっともったいない。まあ,出はしますが。そういっているうちに,冬学期の教科書指定の催促も来た。うざい。
そういうわけで時間があまりないので,今週のGSB用夜食は,手抜きなアップル・ココアブレッド。

こういう手抜きモードなお菓子ばかり焼いていては...

2004年10月31日

Baguette

今日からsummer time終わりということで間違って早起きしたがために(←別に論理的につながっているわけでない),今週は,バゲット。

見た目は,クープがうまく入っていないところを除けば,結構いい感じで,クラストはパリパリに焼き上がっているんですが,問題はクラム(中身)。日本のパン屋さんで買うもののように,不揃いの気泡がたくさん入っていてふわふわしているのではなく,均一で細かい気泡になってしまっていて,しまり気味である。この前作ったベーグルをわずかにふわっとさせた感じ。確かに材料はほとんど変わらないんですが。小麦粉はどうせ1種類しかないし。皮のパリパリは,簡単にできる(要は,高温で一気に焼成)のだけれど,中身は難しい。
物の本(正確にはネット)によると,「おいしいバゲット」を作るためには,5時間以上かけて発酵・熟成させなければいけないらしい。そんなことができるほど暇なわけない。そこで,食べながら一つ思いついたアイデアは,1次発酵後,ガス抜きをして2次発酵をするのではなく,1次発酵の前に成形し,1次発酵後,一気に焼く。ガス抜きは,気泡を均一化する役目があるのだけれど,そのまま一気にやってしまえば「不揃いな気泡」はできるかもしれない――熟成による風味には劣るだろうけれど。

ここまで,ベーグル・バゲットと作ってきて,あと食べてみたいのは,もちろん(?)クロワッサン。ベルギーのMiaさんのB&Bの朝食に出てくるような「焼きたて絶品クロワッサン」は,こちらでは望むべくもないので(こっちで出てくるのはへたってべちょっとしたクロワッサンもどき),何とかしたいのだけれど,さすがにあのバター折り込みはチャレンジする勇気がない。折り込みパイ生地(pate feuille)も同じ理由でチャレンジする気が起きない。そう考えると,逆さ折り込みパイ(生地の中にパターを折り込むのではなく,バターで生地を挟んで折り込んでいく:pate feuille inversee)でパイを作る多賀城のケーキ屋さんSHISEIDOには,頭が下がります。

ちなみに,先週,Champaigneから持ってきてくれた野菜のうち,カリフラワーは,迷ったあげく,キッシュもどきとなりました。「もどき」なのは,パイ生地を作るのが面倒だったため,フライパン毎オーブンにつっこんだため。ダイナミック・キッシュとでも呼ぶべきか(笑)。

2004年10月29日

Midterm

昨日,GSBのお授業で,Midtermがありました。90分で,カンニングペーパー(Cheat Sheetと言う)と電卓持ち込み可。逆に言えば,ノートPC持ち込み不可。日本から関数電卓持ってきておいて良かった。問題自体は難しくはないのだけれど,量が多い。20頁くらいあって,100点満点中90点分くらいまでたどり着いたところで時間切れ。周りの人も,最後まで終わった人はそうは多くはない感じだったのが,ちょっと救いではある。僕はauditなので,もちろん試験を受ける義務はないけれど,受けた方がまじめに頭を使うでしょ,というので受けてみたのです。試験勉強時間は1-2時間程度(要するに,cheat sheetの作成時間)で,結構なめてます。成績がかかっていないことがなせるわざ。
ちなみに,この授業の先生,MIT出たての人で,先週は,ちょうど前日の夜(=水曜日)にRed Soxがワールドシリーズ進出をうん十年ぶりに決めたがために,「今日は授業しない方がいいんぢゃないか」なんてのたまっていた(つまりは寝不足)けれど,さすがに今週は「今日はmidtermしない方がいいんぢゃないか」とはのたまわなかった(笑)。
試験終了後に,即座に次週のための宿題をご丁寧に出してくださったので,残り試用期間2日のMINITABに見切りをつけ,今回からは,Rで宿題をこなしました。Rの方が,Muti Variateの場合,診断関数(オブジェクト言語風にmethodと言うべきか)にいいのがあって,いい感じです(負け惜しみではない)。

も一つついでに,これからDOCにF911を見に行く(多分観客席がうるさいだろうなぁ)ので,その前の腹ごしらえのために作ったバナナ・ブレッド。

バナナ3本そのままつぶして焼いているので,バナナの香りのかなり強烈なパン(ただしクイック・ブレッド)です。

2004年10月26日

Breakfast Muffin

朝ご飯にマフィン。この前のベーグルより,発酵がない分だけ,さらに手抜き。イーストでなく,ベーキングパウダーでふくらませてるからねぇ。

2004年10月24日

Weekend Patissier

今回は,台湾人の家での餃子パーティということで,前回のアップルパイの改良版(砂糖をごくごく少なくして,ほとんどリンゴの甘さだけで勝負)の他,Halloweenが近いので,カボチャを使ってタルトを作ろうと計画。ところが,カボチャを電子レンジで蒸してマッシュしたところ(もちろん手動),ほくほく系ではなく,微妙に水っぽい,カボチャ3とトウガン1を足して4で割ったような感じ(←細かい)状態に。オレンジのカボチャはでかくて食べきれないと,Acorn Green Squashという,日本のカボチャに似た緑色のカボチャを買ったのが悪かったのか。
そこで,このまま素直にタルトにしても,「カボチャ~!」という感じは出てこないとあきらめ,「ごまかしてなんぼ」路線に急遽変更。具体的には,「カボチャのプリン」のレシピを使い,パンプキン・プリン・タルトにしてしまう。要は,卵と牛乳・クリームの量が多くなるだけですが。そして,元のプリンのレシピだと,カラメルソースを作ったり蒸し焼きにしたりとあるのだけれど,タルトを蒸し焼きにしては,タルト生地がしけってサクサク感が失われるので,そこは普通に焼く。これが,できあがり。

食べた人曰く,「カボチャとは,言われてみないとちょっと分からない。でも,この日本的な「甘くなさ」は,アメリカでは貴重」と,かなり好評。アップルパイの方も,今回は,前回に比べると甘さを相当抑え,リンゴのさわやかさが前面に出るようにしてあるので,自分としても満足なでき。
今回は,アップルパイよりも,カボチャタルトの「おしとやかさ」の方が人気がありました。食べた人の味覚が,より日本人的だったからだろうか。でも,その場にいたアメリカ人に食べてもらったら,「とてもおいしい」と言われたのがちょっと不思議。あのどぎつい味になれているアメリカ人に,こういうケーキの味が分かるとはあんまり思えなかったのだけれどなぁ。

2004年10月17日

Weekend Bakery

日曜日の朝ご飯にベーグルを焼く:

形は不格好ですが,味はなかなか。さすがに,正式な強力粉ではなく,お菓子作りにも使っているall purpose flourをそのまま使っているので(何せこれしか売ってない),あんまり「もちもちっ」とした感じは出ていないけれど,外側のパリパリ感は最高。ちなみに,色が白っぽいのは,生地を作るときに砂糖を入れ忘れたので(!),あまり焦げ目がつかなかったためと思われます。
ベーグルは,パンの中では一番簡単で(少なくともレシピを見る限り),さらに,自己流手抜きアレンジを加えている(1次発酵させるのが面倒なので,Vorteigを前の晩に仕込む方式で時間節約)のですが,きちんとふんわりふくらんでます。

2004年10月16日

apple

「ろーど・とぅ・ぱてぃしぇ」第2弾,ということで,今回は,I-Houseに新たにできた知人のBirthday Partyに向けて,手持ちのリンゴで1)アルザス風リンゴのタルト,2)ジャーマンアップルパイを焼きました。
タルトに「アルザス(ドイツ語的にエルザス?)風」と付くのは,生クリームを回しかけてフィリングを作るかららしい。ネットからレシピをダウンロードしてきて,タルト生地から自作。フィリングの底に,アーモンドプードルとシナモンを敷いてから,生のリンゴを並べ,さらに,卵+砂糖+生クリーム+牛乳+コーンスターチなものを回しかける。型は,本来なら丸いタルト型を使うところだけれど,そんなものは持っていないので,8in^2のいつものケーキ型を流用。
他方,パイは,ちょうど近くのCO-OPに冷凍パイ生地セットが2枚99セントという激安で売られていたので,これをゲットし,リンゴを軽く砂糖とバターで炒めた上で(←手元にレモンなし)並べ,さらに上から,自作のシュトロイゼルをまぶす。実は,フィリングとシュトロイゼルは別のレシピ。普通のアップルパイだと,パイ生地でフタをするけれど,買ったものが買ったものだったのであまりのパイ生地はない(作るのも面倒)ので,たまたま目にとまった別のドイツのお菓子のシュトロイゼル部分だけを流用したのです。ちなみに,両者のリンゴは違う。タルトがジョナサン(ジョナゴールドに名前が似ている),パイがマッキントッシュ(もちろん名前で買った)。リンゴも3lb/$1の激安である(笑)。
で,両者同時に400Fのオーブンに放り込む。レシピでは,ラッキーなことに両者の温度が同じでよく(200C),タルトが30-40分,パイが30分になっているので,とりあえず30分待つ。外からのぞいてみると,パイのシュトロイゼルの色づきがちょっと足りないように見えたので,もう10分ちょい待ってから,取り出す:

うーん,ちょっと焼きすぎ? パイの縁とタルトの縁の茶色の強さが見えます? でも,炭化しているほどではないので食べられないわけではない。次回は30分きっかりで取り出そう。このタルトが無事に型からはずれるか,というのも心配だったけれど(何せ自作の生地を麺棒なしで手でのばし,つぎはぎしながら組んでいる),タルト生地が硬く焼き上がっていたので,きれいにぱかっとはずれました。ただし,タルトの底に空気穴をフォークで開けておくのを忘れていたため,一部,底が盛り上がってしまっている部分がご愛敬。それでは,味は? これは,本日のパーティ参加者に,ヒトバシラーになってもらうしかない:

ところが,かなり大好評。見ての通り,皆さんばしばし食べていき,この後,パイは食べつくされ,タルトも残り少なくなってお引き取りされて行きました。参加者のほぼ一致した評価は,「1)タルトは,クッキー生地のぱりぱり感がいい。フィリングのカスタードっぽい生クリームもおいしい。リンゴもしっとりしている。2)パイは,シュトロイゼルのcrunchy感が極上で,それとフィリングのリンゴのとろりとした食感の対比がいい」ということで,日本人にもそれ以外にも,パイの方が大人気。作った本人的には,パイのフィリングのリンゴがちょっと甘すぎ(他の人はそれでいいと言うが。レモンなしでも酸味はまあまあ)なのと,タルトの方が生地から作ったし生クリームとかにコストもかかっていて「気合いの入った」作品なので,微妙に複雑な気持ちになります。
なぜか,「おまえの誕生日にもパーティを開いて,そこでまたケーキを焼け」ということで参加者の意見が一致。何で自分の誕生日にそんなことを。でもまあ,そこまで人気があるなら,来週末のダウンタウンでのお好み焼きパーティにも何か作って持って行こう。まだ冷凍パイシートが3セット残っているし。

2004年10月10日

Road to Patissier

アメリカのケーキは雑だ――周知の事実ではあるけれど,日々実感せざるを得ない。そこでどうするかというと,自分で作るのです。

アメリカの家庭のキッチンでいいことが少なくとも一つはある。必ずオーブンが付いていること。このオーブンという代物,要は,耐熱皿に材料を詰めて放り込んでおけば自動的に料理ができあがる,という非常に合理的かつアメリカンな発想だと思うのだけれど,オーブンがあれば,ケーキは自分で焼ける。日本では,普通の電子レンジしかもっておらず,オーブンレンジを持っていなかったし(逆に,オーブンレンジを持っていれば,民法の院生のN君のように自作もあり得たかもしれない),外で買ってくるケーキの方が(例えばSHISEIDOとかMEGUROとかLa Couronne d'orとかPremiereとかOrangerieとか)よほどきれいでおいしい(はず)なので,作ることはなかったのです。パンナコッタとか杏仁豆腐のように鍋と冷蔵庫でできるものは作ったことはあるけれど。
というわけで,8in*8inのケーキ型を買い込み,スーパーで売っているケーキミックスをいくつか試してみたけれど,どれもやはり大味。チョコケーキ,アップルマフィン,ピーチコブラー,ファッジブラウニーと試してみて,ファッジブラウニーは,いわゆるchewyな感じに仕上がって,いかにもアメリカ人が好きそうに焼き上がったけれど,味がちょっとくどい。そうとなれば,次にとるべき選択肢は,ゼロからの自作である。
で,周囲のいく人かに聞いて回ったら,「シフォンケーキが食べたい。アメリカでは,日本のようなふんわりとしたシフォンケーキが食べられない」という要望が出現。でも,シフォンケーキの型は,なかなか売っていない。似た形の「エンジェルケーキ用」というのはあるのだけれど,これでうまくいくか不安がないでもない。それに,あまり日持ちもしそうにない。むしろ,日持ちのするパウンドケーキではどうかと思って,ネット上でレシピを探して「これでどう?」と提案したら,「何で英語のレシピで作るの? 日本のレシピで作れば?」と突っ込まれ,日本のサイトから適当にパウンドケーキのレシピをゲット。

すると今度は,材料購入。とりあえず最初なので,ドライフルーツを入れるという手の込んだことをせず(失敗したときのコストが痛い),手持ちのマーマレードジャムを入れるだけにする。型も,わざわざローフ型を買うのも面倒なので,とりあえず8in*8inの型を流用。ところが,問題は,なんと小麦粉で発生。こういうお菓子を作るときの小麦粉は,当然,薄力粉で,パンを作るときのように強力粉は使わない。実際,日本のスーパーでは,強力粉よりも薄力粉の方がたくさん棚に並んでいる。ところが,アメリカのスーパーでは――少なくともHyde Park Coopでは――,"All-Purpose Flour"しか置いていないのである。辞書を見てみると,"All-Purpose Flour"というのは,強力粉のことで,薄力粉は"Soft Flour"というのだそう。ダウンタウンのWhole Foods(高級スーパー)に行けば薄力粉が入手できるかもしれないけれど,Hyde Parkにはない。
これはかなり不思議。スーパーの品揃えがこうなっているということは,普通のアメリカの一般家庭では,小麦粉を使うと言ったら強力粉を使うことが当然の前提になっていることになる。アメリカの一般家庭では,パンは作るけれど,お菓子は作らないのか?――それはちょっと考えにくい。パンケーキ(日本で言うホットケーキ)はアメリカの一般家庭で日常的な朝食だし(まさか全ての家庭がホットケーキミックスだけを使っているということは考えられない),パンの方がイーストを使って発酵させるなどテクニックが要求されるはず。そうすると,よりplausibleな可能性としては,「アメリカの一般家庭では,強力粉を使ってお菓子を焼いている」ということになる。大丈夫なんだろうか? しかし,薄力粉がないなら,これで行く以外に道はない。

というわけで,材料をそろえて,作成開始。小麦粉・バター・砂糖・卵を1/2パウンドずつなので,合計「2パウンドケーキ」。ハンドミキサーなんていう文明の利器は持っていないので,メレンゲ作成は,途中で右手が痛くなって挫折し(笑),「角が立つ」ところまでは行かなかった。生クリームなら,手動で角を立てられるのだけれど。しかし,レシピによれば,パウンドケーキのふくらみに関係するのは,バターの泡立てで,メレンゲの泡立てはあまり関係がないとのことで安心。でも,シフォンはつらいものがある。それ以外はほぼレシピ通りに作って,160C(=320F)のオーブンに放り込んで1時間待つ。

おおっ,メレンゲの失敗にもかかわらず,そして,強力粉であるにもかかわらず,きれいにふくらみました。切り口もパウンドケーキ的。すむぱらしい。ただし,パウンドケーキ特有の「ひび割れ」は発生していないが。それでは,味は?
む。アメリカの他のケーキのように甘くなく,しつこくもない。適当に放り込んでおいたオレンジマーマレードがかすかなアクセントになっているのもよい。ただ,パウンドケーキとしては,ややしっとり感があまりなく,もそっとした感じが出てしまっている――切り口の写真からも少し分かるかもしれません。焼きすぎ? それとも,強力粉? 原因を究明して,次回はさらに上を目指そう。