【カラコ3級】合格体験記第5回「暗記項目をリストアップ!」
前回のおさらい
前回は、理科の教科書のようなカラーコーディネーター公式テキストの攻略の糸口が見えてきた!というお話でした。具体的には、問題集をテキストに反映させてから読むこと、読んだだけでは憶えられない項目をカード化することです。第4回はコチラ
カラーコーディネーター3級の暗記カード
この回では、カラーコーディネーター3級テキストのうち、私が暗記カードを作った項目と、そのポイントをご説明いたします。カード化した項目は、こちらをご覧ください(テキストの章別に書き出してみました)。
- 第1章 色の性質
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- 色の認知に必要なもの
- 第2章 色と心理
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- SD法
- 紋章に使える色
- 共感覚と共様性の違い
- 第3章 色を表し、伝える方法
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- 色名方式と色見本方式
- 系統色名における無彩色の明度に関する修飾語
- JISの色名体系の分類
- JIS系統色名と慣用色名の色数
- JIS系統色名における有彩色の明度及び彩度に関する修飾語の種類
- 紫みの明るい灰色を略号で表わすと
- 新橋色を系統色名と略号で表わすと
- CCICの基本色相
- NCSの色の表記
- NCSの色相と目的
- PCCSの色相環
- 第4章 配色と色彩調和
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- CCICにおける色相差
- CCICトーンの区分図
- CCICトーンのイメージ
- トーンの分類(純色、明清色、暗清色、濁色)
- 彩度類似系と彩度対照系の配色におけるマンセル彩度差
- 明度類似系と明度対照系の配色におけるマンセル明度差
- シュヴルールの類似の調和と対照の調和
- ゲーテとシュヴルールの著書
- ムーン‐スペンサーの色彩調和論
- オストワルト表色系の特徴
- オストワルト色相環の基本色相と色数
- オストワルト色立体における4つの調和の系列
- オストワルト表色系における調和する色相差
- ジャッドがまとめた色彩調和論の4原則
- 第5章 光から生まれる色
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- 正反射と拡散反射
- 可視光線の波長域
- ミー散乱とレイリー散乱の違い
- 青空、雲、光環、シャボン玉、夕焼けの色のしくみ
- 人工光源の種類
- ロウソク、白熱電球、昼光の色温度
- 第6章 色が見える仕組み
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- 色順応のしくみ
- 色の恒常性とは
- 錐状体と杆状体のもっとも感度のよい波長
- プルキニエ現象とは
- 同時対比と継時対比
- 色陰現象
- キルシュマンの法則
- 陰性残像と陽性残像の違い
- 視認距離が長い色の組み合わせ
- 誘目性が高い色の組み合わせ
- 第7章 色の測定
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- 物理測色方法の種類
- 分光測色方法の特徴
- 分光測光器で測れる波長の範囲
- 視感比色方法の特徴
- 光電色彩計の特徴
- 視感比色方法に用いるマスクの大きさ
- 視感比色に適する環境
- 視感比色方法で気を付けること
- 2度視野と10度視野
- マクアダムの偏差楕円
- 第8章 混色と色再現
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- 減法混色と加法混色の違い
- テレビや写真の色のしくみ
- 条件等色とは
- 第9章 色と文化
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- (なし)
第1章と第2章はほとんどカード化していません。合計4枚ぐらい。読んですんなり頭に入る内容だったからです。
第1章「色の性質」は、テキスト全体のガイダンス的内容。
第2章「色と心理」は、古来、人が色彩とどうかかわってきたかや、色が呼びさます感情についての章です。
とくに第2章の宗教画における色の意味や、色の温度感や重量感(暖色は温かく感じられる、黒い箱は重く感じるなど)は、日常でうんちくとして人に語れそうな内容なので、特に吸収力が高かったような。
ただ、今にして思えば、平安時代の貴族の衣服の配色「襲(かさね)の色目」などは、カード化しておいてもよかったのではないかと思います。これは、憶えていなければどうしようもないものなので…たまたま私が受験した回に出題されなかったのは、ラッキーだったと言えるでしょう。
第3章「色を表し、伝える方法」と第4章「配色と色彩調和」については、カードを二十数枚作成しました。
度々登場する「CCIC」とは、「商工会議所カラーコーディネーションチャート」の略です。配色実務のために開発された、色相とトーンからなる色彩体系で、テキストや問題集の巻頭に、簡易版のカラーチャートが付いています。
試験では、その簡易版のチャートと同じものが配布されるので、色見本と記号の関係を暗記しておく必要はありません。
ただ、簡易版チャートでは、トーンとトーンの関係が分かりにくいので、トーン区分図を憶えておくことは必須です。こちらが、CCIC のトーン区分図をごくごく簡単に描いたもの。
私は、このトーン区分図をカードに書いて持ち歩き、ヒマさえあれば眺めたり、自分で何も見ないで書いてみたりしていました。
あと、第3章「色を表し、伝える方法」のJIS慣用色名のうち、テキスト本文にも登場する色(鬱金色、江戸紫、勝色、海松色、刈安色、柿色、新橋色、浅葱色など)については、念のため系統色名と、だいたいのマンセル値を憶えておいた方がいい気がします。
私は、この点をおろそかにしていたので、試験当日、現場で冷や汗をかき、後悔する羽目に……詳細は後述いたします。
続いて、第5章 「光から生まれる色」、第6章「色が見える仕組み」、第7章「色の測定」第8章「混色と色再現」です。この範囲については合計約30枚のカードを作りました。
5~8章については、まさに理科の教科書的な内容で、はっきり言って、暗記するのは辛かったです。6章の色の対比や同化についてはともかく、他は将来何の役に立つんだろう?という疑問がわいてきたりして。
ぶっちゃけ、合格点は100点満点中70点ですので、どうしても苦手なところは捨ててしまっても合格はできるでしょう。
ただ、このへんの分野は、カラーコーディネーター検定2級で、さらに高度な知識が問われますし、1級の論述問題や、AFT色彩検定1級の出題範囲でもあります。
よって、さらに上級の資格取得を目指したい方は、ここで踏ん張って、しっかりマスターしてしまってください。
最後の第9章「色と文化」は、日本書紀の時代から、現代まで色彩の変遷や、各時代の西洋絵画における色彩の位置づけが学べる章です。
この章は、読むとすんなり頭に入ってきましたので、カードは作りませんでした。戦後から1990年代あたりまでのファッションカラーの移り変わりなどは、読み物として楽しいです。
以上、第5回は、私が暗記カード化した項目と、そのポイントでした。次回は、いよいよ試験直前から当日の模様をお届けいたします。