梅シロップに泡が出たのは発酵のせい?その原因と対処方法
2016/03/14
梅シロップを作る過程でブクブクと気持ち悪い白い泡が浮いてくることがあります。
本来うまくいっている場合泡が出ることはありません。
レシピ通りに作ったのに泡が出てしまうのには何かしら原因があるんです。
せっかく手作りした梅シロップですので
このまま飲んでも大丈夫?
子供も飲める?
それとも、もう飲めない?などとても気になりますよね。
今回は泡が出て発酵した梅シロップは飲めるのか、
なぜ梅シロップに泡が出て発酵してしまうのか、その原因について詳しく説明します。
泡が出てしまった梅シロップの発酵を止める方法についてもご紹介します。
意図的に発酵させて酵素ジュースとして飲む方法もありますが、
この記事では発酵させずに梅シロップとして飲むことを前提にお話ししていきますね。
梅シロップに泡が出たのは発酵のせい?
梅シロップを作っている過程で白い泡が発生してしまう。
作りかたを失敗したのかしら!?と心配になる方もいらっしゃると思います。
捨ててしまうのはまだちょっと待ってくださいね。
梅シロップにブクブク発生する白い泡。
まずこの梅シロップの白い泡の原因についてお話しします。
梅シロップの白い泡の正体
梅シロップの白い泡。
これは梅の持つ酵母が発酵を始めた印です。
つまりお酒になっている途中の状態。
このまま放っておくと完全にお酒になってしまいます。
発酵が始まった梅シロップはすぐに発酵を止める必要があります。
梅シロップが発酵する原因は?
梅シロップは青梅と砂糖で作りますよね。
砂糖の糖分で発酵する際にアルコールが生成されてしまいます。
発酵する原因としては、
- 作り方に問題がある場合
- 梅自体が熟していた場合
- 気温が高い場合
などが考えられます。
梅シロップの発酵|作り方に問題があった場合
作る過程でビンを揺するのを忘れたり、揺すり方が足りなかったりすると発酵が始まってしまうことがあります。青梅に接する砂糖の量が少ない場合、梅自体が持つ天然酵母が増えて発酵が進みやすくなってしまいます。
梅シロップの発酵|梅自体が熟していた場合
青梅、黄色い梅、完熟梅の順番に発酵しやすくなります。
梅シロップを作り始める時点の梅の状態によりますが市販の梅は収穫からしばらく日数が経っていることがありますので、できる限り新鮮な青い梅を選んでください。
青い梅でも発酵が進む場合がありますのでこれだけが原因というわけではなく、発酵の原因のうちの一つとして考えてくださいね。
梅シロップの発酵|気温が高い場合
梅シロップを保管する場所の気温が高すぎても発酵が進みます。
かといって冷蔵庫の中に入れると梅のエキスが充分に出てきません。気温差の少ない冷暗所で保管しましょう。
その年によって梅シロップの出来上がりが変わるのは気温のせいでもあります。気温が高い気候だと発酵が進みやすく泡が発生する可能性が高くなります。
梅シロップが発酵した場合の対処方法
梅シロップに白い泡が発生して発酵してしまった場合の対処法としては梅の状態によって2つのパターンがあります。
まず漬けて10日以上経っている、または梅のエキスが出てしわしわになっている場合。
次にまだ漬けたばかりの時期、または梅のエキスがまだ充分に出ていない場合。
これからこの2点についてお話ししていきますね。
漬けて10日以上経っている、または梅のエキスが出てしわしわになっている場合の対処方法
梅のエキスがしっかり出てもう少しで出来上がり?という時に発生した泡。
出来上がりまであともうちょっとというところで発酵してしまった場合はそのまま飲むこともできますが、そのままにしているともっと発酵が進んでお酒になってしまいますので発酵を止める必要があります。
しっかり梅エキスが出た梅シロップの発酵を止める対処方法
- 梅の実を取り出す
- シロップをホーローの鍋に移す
- アクを取りながら弱火で煮る
- アクが出てこなくなったら火を止める
- 清潔な容器に移し冷暗所で保管する
漬けてまだ日が浅い、または梅のエキスが出ていない場合の対処方法
梅のエキスがまだ出ていない時点で発生した泡。
このまま発酵してしまうと梅のエキスが出なくなってしまい飲めなくなってしまいますので早めに対処しておきましょう。
漬けて日の浅い梅シロップの発酵を止める対処方法
- 梅の実を取り出す
- シロップをホーローの鍋に移す
- アクを取りながら弱火で煮る
- アクが出てこなくなったら火を止める
- 清潔な容器に梅の実とシロップを戻しエキスが充分に出るまで冷暗所で保管する
加熱殺菌する際の注意点としてはアルミ鍋を使用しないことです。
アルミ鍋で煮ると梅の酸と反応してシロップが変色してしまいます。
できればホーロー鍋がベストです。
梅シロップが発酵する原因と対処方法まとめ
砂糖が溶けるまでに時間がかかる場合、どうしても発酵しやすくなってしまいます。
梅シロップ作りの重要なのポイントは、梅のエキスをできるだけ早く抽出し少しでも早く砂糖を溶かしてしまうことです。
それでももし梅シロップに泡が出て発酵してしまった場合は、
加熱殺菌して発酵を止めることで梅シロップとしておいしくいただくことができます。
作るたびに色んな味が出来上がるのが梅しごとの楽しいところではありますが、
できれば失敗なくおいしくいただきたいですよね。
最後に比較的失敗なく簡単に出来上がる梅シロップのレシピをご紹介しますね。
また次に梅シロップを作るときにぜひお試しください。
藤巻あつこさんの梅シロップのレシピは砂糖を4分の1ずつ漬け込んでいくものです。
Point初日・3日後・5日後・6日後と4分の1ずつ砂糖を加えていきます。
このレシピのいいところは少しずつ砂糖を早く溶かすので発酵するヒマがなくなるという点です。
毎日こまめにかき混ぜて砂糖をしっかり溶かして梅のエキスを引き出してあげてくださいね。