シミの種類とシミの原因
シミの種類
シミの種類は数十種類ありますが、大きく分けると7種類に分かれます。それぞれのシミの特徴は次の通りです。
| シミの種類 | シミの特徴 |
|---|---|
| 老人性色素斑 | シミの周囲がハッキリとしており、円型または散在して存在します。頬、手など日光に曝露しやすい部位によくできるという特徴があります。 |
| 脂漏性角化症 | 手で触ると少し盛り上がりのある茶色~黒のできもののようなシミで、厚みがあります。 |
| 肝斑 | 20代後半から40代の女性に多く見られます。肝斑は女性ホルモンのバランスが崩れることによってできやすくなるシミです。 べたっとした帯状で、境界が明瞭なシミ・くすみとして認められます。目の下、頬、鼻、口唇部、前額部などに多くでき、月経前や妊娠中、ホルモンバランスが崩れると濃くなるように感じることが多くあります。 月経不順、子宮筋腫、子宮内膜症等と関連性が深いシミです。 |
| 雀卵斑 (そばかす) | 頬、目の下、鼻根部、口のまわりなどに無数に散在する色素斑です。日差しにさらされた場合の他、加齢にて悪化します。中学、高校など比較的若年期から存在していることが多く、遺伝性も認められています。 |
| 炎症性色素沈着 | 火傷をしたり、傷跡にメラニンが集積したりして、シミのようになってしまった状態です。 |
| 後天性真皮メラノサイトーシス | 20代から30代で現れることが多く、額の両端や鼻翼部、頬骨部などに直径1~3mm程度の色素斑が現れます。左右対称にあることが多く、青、黒、灰色のシミのように見えるのが特徴です。 正確にはアザに分類されます。 |
| 太田母斑 | 通常のシミより皮膚の深いところにあるシミです。 通常のシミとは異なり、灰青色に褐色が加わった色です。顔面の片側に現れ、典型的な太田母斑は額、眼瞼、頬部に多いです。 |
- ※当クリニックでは、「太田母斑」の施術は行っていません。
シミの原因
シミの原因はシミの種類によって異なります。シミができる主な要因は次の通りです。
| シミの種類 | シミの原因 |
|---|---|
| 老人性色素斑 脂漏性角化症 | 長年の蓄積による日焼け、日光暴露、炎症など。 |
| 肝斑 | 女性ホルモンのバランスが崩れることによってできやすくなります。日焼けにより、増悪します。 |
| 雀卵斑 (そばかす) | 遺伝的要因がベースにあり、日焼けをすることで悪化します。 |
シミの治療方針
通常、シミは1種類ではなく、多種のシミが混在しているケースが多々あります。そのため、シミの治療はシミを診断でき、美容レーザー経験のあるドクターの診断を受け、適切な治療を受けましょう。
初診時にきちんと診断してもらうことで、ご自身にどんなシミがあり、どんな治療リスクがあるかということが明確になり、治療計画をご自身のスキンタイプから決定してもらうことができます。
たまに、ご友人の方が治療をして、すぐにシミが取れたので同じ治療をしてくださいとおっしゃる患者様がいらっしゃいますが、シミ治療はシミの種類の他、個人の肌質やライフスタイルによっても異なります。個人個人に合った最適なスケジュールで治療を安全に進めていくことが大切です。
| 注意が必要な治療例 |
|---|
| 例えば、肝斑と老人性色素斑が混在しているシミの場合に、肝斑に気付かず光やレーザーを当ててしまうと、かえってシミが濃くなり、症状が悪化してしまう場合があります。 まずは、Accolade(アコレード)で使用しているQスイッチアレキサンドライトレーザーを使い、肝斑に適した低い出力でレーザーを照射するか、トラネキサム酸イオン導入やケミカルピーリングなどの治療、内服薬・外用薬で肝斑によるシミを一旦薄くします。その後、レーザー治療を行うというのが基本的な流れです。 |
シミの治療法
当クリニックでは、シミの診断ができるドクターが、シミの診断からシミ治療のリスクの説明、治療計画を立てるところまでを行い、患者様に最適なシミ治療をご提案。患者様ご納得のもと、治療を進めていきます。
| シミの種類 | シミの治療法 |
|---|---|
| 肝斑 | 内服薬・外用薬、ケミカルピーリング、またはイオン導入器によるトラネキサム酸の導入といった治療を行い、症状の改善を図っていきます。 また、Accoladeで使用しているQスイッチアレキサンドライトレーザーを使い、肝斑に適した低い出力でレーザー(アコレードレーザートーニング)を照射し、メラニンを分解。肝斑の場合は半年~年単位での根気のかかる治療が必要となります。あせらず、地道にケアを行っていきます。 |
| 雀卵斑 (そばかす) | そばかすは数が多いため、全体的にメラニンを破壊するAccoladeを照射していくアコレードレーザートーニング(平均6回)という治療法や、フォトRF(平均3~4回)がおすすめです。そばかすの場合、数が多いという意味で複数回の治療が必要になってきます。再発もあるので日常のUVケアも大切です。 |
シミ治療の流れ
1シミの診断
- ■ スポットではっきりしたシミ
- ■ そばかす・薄いまだらなシミ
パターン①
パターン②
2シミの治療方針決定
3シミの治療
- ■ 「Qスイッチアレキサンドライトレーザー」でしっかりシミの色素を飛ばします。
- ■ 皮膚の再生を4ヶ月待って、シミが残っている場合は、再度レーザー照射(目安:1~2回)。
パターン①
- ■ 「アコレードトーニング(レーザートーニング)」、「ジェントルレーズ」、「フォトRF」でマイルドにシミの色素を飛ばします。
- ■ 状況に合わせて1ヶ月に一度、レーザーかフォトRFを照射(目安4~5回)。
パターン②
4治療終了後
レーザー照射後は軽い火傷状態(ジクジクまたはカサカサ)になっています。
3~4日ほどでカサブタができ、1~2週間でカサブタが取れ、シミがなくなります。
レーザーを使用したシミ治療における施術の流れ
1クレンジング
シミ部分のクレンジングを行います。
2治療準備
施術室に移動し、ベッドに寝ていただきます。
3レーザー照射
機械のパワーを患者様のお肌に合わせ、調整します。
レーザーの光を照射していきます。
4治療後
軟膏を塗り、バンソウコウをお貼りします。
Accolade(アコレード)Qスイッチアレキサンドライトレーザー受療後の諸注意
- ※治療箇所に刺激(擦る、引っ掻くなど)を与えないようにしてください。
- ※カサブタは無理に剥がさないようにしてください。
- ※色が濃くなる可能性がありますので、紫外線対策(日焼け対策)は十分にしてください。
- ※お肌が乾燥する場合がありますので、保湿をしっかりと行ってください。