*1)ポリグルコサミンとは・・・
自然界に広く存在するバイオマスの一種で、キトサンと呼ばれています。化学構造的には、グルコサミンの高分子であることから、“ポリグルコサミン”と呼びます。生体親和性を有することでも知られている天然アミノ糖で、医用材料などにも応用されている素材です。
*2)両親媒性とは・・・・・・・
1つの分子内に「親水基」と「親油基」の両方を持つ分子の総称です。
皮膚の表面はマイナスに帯電しています。これに対しポリグルコサミンはプラスの電荷(アミノ基)を有しています。このため皮膚とポリグルコサミンはイオン的に強く吸着します。きわめて安定した「長時間滞留型うるおいベール」を形成できる秘密がここにあります。
エミーヌ®は、様々な脂肪酸を導入したポリグルコサミンが優れた角質柔軟効果を発揮します。この効果は、親水性の高い高分子保湿剤に親油基を導入することで、皮脂で覆われて親油的になっている皮膚表面に保持されやすくなり、アンカーのように皮膚と強固に吸着することにより生まれます。皮膚からの水分蒸散を抑え、バリア機能を保持しながら、多糖本来が持つ保湿効果を増強し、長時間に渡り素肌に留まることができる秘密がここにあります。
○ 毛髪や地肌に、保湿効果とエモリエント効果を同時に付与できます。
○ ムコ多糖と脂肪酸の組み合わせによる天然高分子誘導体ですので、安全性に優れています。6Qシリーズの四級アンモニウム基またはポリグルコサミンのアミノ基が、マイナスに帯電した毛髪に対して、イオン的に強く吸着しバリア皮膜を形成します。
○ 毛髪表面に自然な形でF-Layer類似層を形成することで、キューティクルのバリア構造を修復し、毛髪にハリ、コシ、しなやかさを与えます。
○ わずかな配合量で、毛髪化粧品の質感や使用感を改良します。
※F-Layerとは …
健常な毛髪表面は、F-Layerと呼ばれる脂肪酸層(主成分:18-MEA)で覆われています。毛髪が損傷を受けると、F-Layerが剥離してパサツキ等の要因となります。
●高い保水性に加え、抗菌性、リゾチームなどの生体内酵素での生分解性にも優れる多機能性ムコ多糖「ポリグルコサミン(キトサン)」のアミノ基の一部に、各種脂肪酸(親油基)をバランスよく結合することにより、皮膚や毛髪に対して弾力のある柔らかい保湿・エモリエント・バリア性を保持する多孔性皮膜を形成します。また、オイルによる特有のベタつき感もないため、各種シリコーン成分の代替えとしても有効的に機能します。
●ポリグルコサミン(キトサン)自身の持つ抗菌性により、皮膚や頭皮の常在菌バランスを整え、ダメージを受けた角質をやさしく保護し、肌荒れ改善効果などが期待できます。
●ポリグルコサミン(キトサン)は、中性やアルカリ性領域では沈殿するため、使い勝手に制限がありました。エミーヌ®シリーズでは、強電解性の“四級アンモニウム基”“スルホン基”を糖鎖に直接結合することにより、幅広いpH領域で使用可能となり、用途に合わせて最適な品番(P5、6参照)をお選びいただけます。
●乳化機能をもつため、少量であれば各種油分(スクワラン、アルガンオイル、油溶性ビタミン類など)を界面活性剤を使用せずに乳化も可能です。
●ご利用時に溶解の必要がない1%〈標準品〉または2%〈特注品〉水溶液です。防腐成分が気になる場合も安心の、BGタイプでご用意しております。
*荷姿や入れ目は別途お問合わせください。
*フェノキシエタノールなど、他の防腐剤への変更も可能です。別途お問合わせください。
*消費期限:常温保存で3年(禁冷凍)