肌へのちょっとした負担で肌トラブルが起きる敏感肌。敏感肌の人は、クレンジング料・洗顔料・美容液・スキンケア方法などで、肌へ負担をかけすぎてしまっているかもしれません。

今回は肌質改善を目指し、しっとりとした美肌を手に入れるための洗顔方法とスキンケア用品を紹介します。

敏感肌ってどんな肌?

敏感肌とは、肌のバリア機能と言われる外部からの刺激に対抗する機能が正常に働かず、肌トラブルが起きやすい状態のことを言います。

簡潔に言うと、「刺激に弱い肌」が敏感肌です。医学的には敏感肌の定義はないため、明確にどの症状が敏感肌にあたるのかに関してははっきりと決まっていません。

一般的に言われる敏感肌の症状としては、洗顔後に肌がカサカサと乾燥する、化粧品で肌に赤み・痒み・痛みが生じる、肌がざらつく、などがあります。

重度の敏感肌の場合は、顔の一部~複数個所にニキビや吹き出物が発生したり、肌の乾燥により肌表面が剥けることもあります。

また、一年中敏感肌の人もいれば季節の変わり目や生理周期のみ敏感肌になる人もいます。

いきなり敏感肌の症状が現れる人もいますので、敏感肌の特徴と原因を学習して、いつでも美肌でいられるようにしたいですね。

誰もが憧れるしっとり肌。敏感肌との違いは?

美肌の特徴のひとつに、肌がしっとりとしている、という状態が挙げられます。

しっとり、という言葉の意味を考えると様々な状態が考えられますが、美肌でいうしっとりとは、肌の水分と油分(皮脂量)が適切に保たれた状態のことを指します。

肌の水分量を計測したことがある方は少ないかもしれませんが、肌内部の水分量は40%~50%が適切とされています。それに比べて成人女性の平均水分量は約25%前後といわれ、全体的に成人女性の肌は乾燥状態にあることが分かります。

敏感肌は、肌が極度に乾燥して肌のバリア機能が正常に働かず、外部からの刺激に耐えられなくなることが1つの原因としてあります。

肌の水分量は年齢を重ねるにつれて低くなるということも分かっていますので、年齢に合わせたスキンケアをすることが水分量を保つ重要なポイントです。

肌の水分量チェッカーは、家電量販店で約2000円前後から販売されていたり、百貨店・デパートのコスメショップなどで実際に計測してもらえるお店もありますので、肌の乾燥状態が気になる方は一度やってみてはいかがでしょうか。

肌の水分状態を知ることで、自分のスキンケアを見直すきっかけにもなりますよ。

肌の油分に関しては、顔のテカリの原因である皮脂の役割が大きく関係します。皮脂は、そもそも肌内部の潤いを保つフィルターの役割をしています。

顔のテカリを取るために1日に何度も洗顔を行う人がいますが、皮脂は洗い流しすぎず適度に肌表面に保つことが大事です。

顔がテカってきたら、洗顔ではなくティッシュでふき取る方が適切な水分量をキープできますので参考にしてみてくださいね。

しっとり肌のポイントは、「適度な水分と油分」。この2つを保った状態のしっとり美肌を目指し、敏感肌改善にチャレンジしましょう。

敏感肌の要因と、しっとり肌になるための方法

敏感肌の要因は、外的要因(体外からの刺激)と、内的要因(体内からの刺激)の2つに分かれます。

外的要因は、紫外線・花粉・季節の変わり目・化粧品の成分が合わない・洗顔方法などによる体外からの刺激が挙げられます。

一方内的要因は、アレルギー・アトピー・生理周期・ストレス・ビタミン不足などの体内からの刺激によるものになります。また、外的要因と内的要因が組み合わさっている敏感肌の場合もあります。

内的要因であるアトピー性やアレルギー性の敏感肌の場合は一度皮膚科等の病院で検査を行い、医師の元で治療を相談することをおすすめします。

特にアレルギー性の可能性が考えられるのであれば、自分が思っていなかった食物や植物・動物で反応が出る場合も多々ありますので、アレルギー検査を行った上で診察を受けると正しい治療法が見つかるかもしれません。

外的要因に関しては、自分のスキンケアの改善で症状が良くなる可能性が多いです。洗顔後、肌がピリピリするのにも関わらず同じ洗顔料を使い続けていたり、肌に刺激を与える洗顔方法を続けている場合、敏感肌の症状はいつまで経っても改善しません。

敏感肌を改善してしっとりとした美肌を手に入れるためには、肌に刺激を与えている要因は徹底排除しましょう。

肌トラブルを改善したいから肌を清潔に保つために洗顔をする、その行動は間違っていません。しかし、肌に刺激を与える洗顔料を使用して、更に肌に刺激を与える洗顔方法で洗顔を行うことは、逆に肌トラブルを引き起こす原因になってしまいます。

特に敏感肌の人は、普通肌の人と比べて刺激に弱い肌を持っているため、いかに肌に優しい洗顔をするか、がしっとりした美肌のために重要です。洗顔をひとつずつ見直して美肌を手に入れましょう。

敏感肌の改善に重要なのは、洗顔方法の見直しです。

  1. 綺麗に洗うために時間をかけて洗顔している
  2. 洗顔料の泡を使って泡パックをしている
  3. 洗顔料を泡立てないまま洗顔する
  4. 顔をゴシゴシとこすりながら洗う、タオルで顔を拭くときもゴシゴシしている
  5. 熱いお湯、または冷水を使っている

このような洗顔をしている人は肌への刺激が大きいですので、下記の改善ポイントを参考に、洗顔方法の見直しをするようにしましょう。

  • 洗顔の改善ポイント① 洗顔時間は長くても1分程度にする

洗顔料を長時間肌にのせている場合、洗顔料の成分を肌が刺激に感じて肌に赤みや痒みがでる可能性があります。

洗顔料は顔を洗うために様々な成分が含まれており、中には防腐剤や合成保存料など人工的に作られた合成成分が入っている可能性もあります。

肌になるべく刺激を与えないよう洗顔を行うためには洗顔時間はなるべく短い方が良く、1分程度が洗顔時間の限度です

  • 洗顔の改善ポイント② 顔をゴシゴシこすらず、泡で肌をなでるように洗う

顔をゴシゴシとこすりながら洗う洗顔では肌に直接ダメージを与え、顔をこする際の摩擦で肌に刺激を与えてしまいます

顔をこすった時の摩擦はただ刺激を与えるだけではなく、肌のたるみやシワを生み出したり、色素沈着を招きシミが出来てしまうことも考えられます。

また顔をこすりすぎると、肌の水分を保つ働きをする皮脂が落ちすぎてしまい乾燥状態になることが考えられます。しっとりとした美肌を目指すためにも洗顔でゴシゴシとこすり洗いを行うのは避けましょう。

顔をゴシゴシとこすらずに洗顔を行うためにおすすめしたい簡単なポイントは、洗顔料を泡立てネットで泡立てることと、水をかけるようにすすぐことの2点です。

洗顔料は泡立てネットを使用してしっかり泡立ててから洗顔をするようにしてください。

泡立ててから洗顔を行うことで、肌に直接触れることなく泡で撫でながら洗うことが可能になるので、ゴシゴシとこする必要がありません。

また、洗顔料で顔をこするだけでなく、泡を洗い流す際も、気づかないうちに顔をゴシゴシとこすりながら流している方は多いのではないでしょうか。

水で顔をすすぐ際にもこするのではなく、水を顔にパシャパシャとかけるようなイメージで行い、肌に摩擦を与えないように気をつけにしましょう。

洗顔のときに顔をこすることは、敏感肌に直接ダメージを与えていることと同じですので、極力控えるようにしてくださいね。

 

  • 洗顔の改善ポイント③ 洗顔時の水温はぬるま湯

洗顔時の水温にも、皮脂が関係しています。皮脂は冷水だと溶けにくく洗い流しにくい、熱いお湯だと溶け出しすぎて、皮脂を洗い流しすぎてしまいます。

皮脂にとって適切な水温で洗顔を行う必要があり、その適温は32~35度くらいのぬるま湯と言われています。

手で触ったときに、少し冷たいと感じる程度の温度ですので、まずは水温を調節してから洗顔を始めるように心がけてみてください。

肌がしっとりする!敏感肌さんにおすすめの洗顔料選び

敏感肌の人は洗顔料の成分が肌に刺激を与えてしまい、肌にトラブルが起きることが多いです。洗顔料を肌にのせた際や、洗い上がりに肌がピリピリしたり、赤み・痒みが現れる場合は、洗顔料が肌に合わないことが考えられますので、すぐに使用を中止しましょう。

敏感肌の人が洗顔料を選ぶ際に気をつけてほしいポイントは、敏感肌用・もしくは低刺激や子供用と表示されている洗顔料を選ぶこと

一般に販売されている洗顔料は石鹸を溶けにくくしたり、良い香りを保つために香料や防腐剤などの添加物が配合されています。添加物は外部からの刺激に弱い敏感肌の人にとっては刺激が強く、肌トラブルの原因になる可能性があります。

一方敏感肌用や低刺激として作られた洗顔料は、肌への刺激が少ない成分で作られているものが多いのが理由です。

洗顔料には界面活性剤という洗浄成分が含まれていて、この洗浄成分が顔の汚れを洗い流す働きをしています。

界面活性剤は天然成分で作られるものと、人工の合成成分でつくられるもの(合成界面活性剤と呼ばれます)に分かれ、基本的には天然成分で作られた界面活性剤の方が肌に良いと言われています。

合成界面活性剤の場合も、全て肌に悪いとは限りませんが、石油成分由来である石油系合成界面活性剤は洗浄成分が水で落ちにくいため、洗顔後も肌に残って刺激を与え続ける可能性があります。

しかし界面活性剤の成分表示は多々あるため、その中から肌への刺激が少ない成分を選ぶのは難しいですし、天然の界面活性剤であっても洗浄力が強い場合や、アレルギーの有無によっては肌への刺激が強く現れることが考えられます。

そこで、おすすめなのが敏感肌用、もしくは低刺激・子供用の洗顔料です。敏感肌用、低刺激などと書かれている洗顔料なら洗浄成分に肌への刺激が少ないものを使っている場合がほとんどですので、成分表示を見て選ぶよりも簡単に見分けることが出来ます。

しかし敏感肌用や低刺激・子供用と書かれていても稀に洗浄力が高い成分が使われていたり、洗浄成分が合わず肌に反応が出る場合も考えられますから、事前に腕の内側でパッチテストを行うようにしましょう。

しっとりには欠かせない!洗顔後の化粧水ケア

敏感肌を改善してしっとり美肌を手に入れるためには、洗顔直後の保湿ケアが重要です。肌の乾燥が原因の敏感肌でしたら、セラミドやコラーゲンなどの保湿成分をしっかり配合している化粧水を選ぶと良いでしょう。

洗顔後は肌の余分な皮脂や汚れが落ちて保湿成分の浸透率が高い状態ですので、この状態でスキンケアをすることはしっとり美肌を目指すためにはとても大切です。

化粧水を実際に使用する際は、手のひらに化粧水をなじませて、肌をたたくのではなく優しく押さえるように肌の一番上の層である角質層へ浸透させるのがポイントです。

コットンを使用したり、顔をたたいて浸透させるのは肌への刺激が強いため、おすすめしません。

使用する化粧水も敏感肌用か低刺激のタイプを選び、肌に刺激を与えすぎないようにしましょう

敏感肌の改善は1日にしてならず!続けるべき4つのこと

 

洗顔方法や洗顔料を変えたからといって、すぐに効果は現れません。大事なのは継続することです。

また、今回の洗顔方法、洗顔料の外的要因以外にも敏感肌になる要因は多々あり、その要因が組み合わさって敏感肌になっている人もいます。他の要因も重ねて対策をして、更なる肌質改善に努めましょう!

紫外線対策

紫外線は日焼けによりシミや乾燥を引き起こすもとになるので毎日の対策が必要です。非紫外線対策には日焼け止めを、と考えるかと思いますが、敏感肌の人は日焼け止めも肌への刺激が少ないものを選ぶ必要があります。

多数ある日焼け止めの中で肌への刺激が少ないタイプを選ぶには、敏感肌用・子供用のどちらかを選ぶことです。

やってはいけない選び方はPA値、SPF値の高い日焼け止めを選ぶことです。

紫外線は3種類に分かれており、PA値は紫外線UV-B、SPF値は紫外線UV-Aの防止に効果を表す目安として設定された数値です。

この数値が高い方が強力だから良い、と考える方は多いと思いますが、数値が高ければ高いほど肌への刺激が高いのは当然です。

1時間程度の通勤や外出であれば、SPF10~20、PA+~PA++の日焼け止めで効果がありますし、長時間の外出の際にも数値の高い日焼け止めを朝塗るより、数値が低くても肌に刺激の少ない日焼け止めを何回かに分けて塗る方が肌に優しいです。

敏感肌の方はなるべくSPF値、PA値が低い日焼け止めを選び、毎日紫外線対策を行ってください。

日々の食生活を改善

たんぱく質は皮膚を作る元であり、皮膚はたんぱく質を分解して保湿成分を作ろうとします。

そのためたんぱく質の量が不足していると作られる保湿成分の量も少なくなり、肌トラブルを引き起こす可能性があります。

たんぱく質は肉類や魚介類、乳製品や卵などに多く含まれていますので日々意識して摂取してみてください。

また、肌の保湿やターンオーバーの促進にはビタミンが重要です。ビタミンは、ビタミンA、ビタミンBなど複数に分かれており、どれもまんべんなく摂取する必要があります。

ビタミンA→緑黄色野菜

ビタミンC→キャベツ、カリフラワー

ビタミンE→ナッツ類、かぼちゃ、卵

ビタミンB群→レバー、乳製品

一部を紹介しましたが、ビタミンは様々な食材からとることが出来るので、是非食生活の中に取り入れて肌質改善としっとり美肌を目指しましょう。

質の高い睡眠を確保する

「お肌のゴールデンタイム」という言葉を聞いたことはありませんか?今まで一般的に肌のゴールデンタイムは22時~2時で、この時間に睡眠時間を確保することで肌のターンオーバーを促すことが出来るといわれていました。

しかし、最近ではターンオーバーが最も促されるのは入眠してから3~4時間後という説が有力だそうです。

この時間に熟睡した状態でいられるように、寝る数時間前に半身浴などで身体を温めたり、アロマテラピーなどでリラックスすることが睡眠の質を上げるために必要です。

ストレス解消

敏感肌の人は、ストレスなどの精神的な刺激も肌に影響を与えてしまうことがあります。

ストレス解消法は人により様々ですが、毎日10分でも構いませんので自分の好きなことをしたり、仕事の合間に外の空気を吸いに行くなど、ちょっとした時間の息抜きでも身体のストレスを和らげる効果がありますよ。

敏感肌の人におすすめのスキンケア用品で、しっとり美肌に。

  • おすすめランキング1位 DECENCIA(ディセンシア)シリーズ

ポーラオルビスが展開している敏感肌専用のスキンケアブランドです。

ディセンシアは現在、ホワイトニングケアの「サエル」、エイジングケアの「アヤナス」、ベーシックケアの「つつむ」という3種類に分かれており、自分の目的に合った敏感肌用のスキンケアをすることが可能です。

ディセンシアをおすすめする理由は、敏感肌がゆえに肌に刺激が少ないスキンケア用品しか選べない女性のために、低刺激かつ「美しさ」を求める成分もしっかり配合している点です。

ポーラといえばいわずと知れた大企業ですから、敏感肌そのものを研究することから始め、その中で敏感肌に適した美肌成分を見つけ、配合して出来たのがDECENCIA(ディセンシア)シリーズ。

ただ敏感肌を改善するだけでなく、更にしっとり美肌を手に入れるための美容成分が含まれている点で、おすすめ度は高いです。

  • おすすめランキング2位 無印良品 敏感肌シリーズ

ディセンシアシリーズを使ってみたいけど、継続して使うのはちょっと高い…という方には、無印良品の敏感肌シリーズがおすすめです。

天然植物成分と、うるおい機能成分をシンプルに配合していて、敏感肌用だけでも40種類以上のスキンケア用品を取り揃えている点でライン使いしている人も多く、口コミ人気が高い製品です。

  • おすすめランキング3位 カウブランド無添加石鹸

牛乳石鹸でお馴染みのカウブランドの無添加石鹸です。カウブランド無添加石鹸は、着色料・香料・防腐剤・品質安定剤を排除した無添加石鹸で、100%石鹸素地という石鹸成分のみで出来ています。

刺激性のものを極力控えて作られたため、赤ちゃん用のベビーソープとして使用する方も多く、ちょっとした成分で肌に負担を与えてしまう敏感肌にとってはおすすめの石鹸です。

1個税抜150円という低価格から買いやすいのも人気の理由です。

またWeb上の応募フォームからトライアルセットの申し込みが無料でできるので、洗顔だけでなくシャンプーやトリートメントなどまとめてお試しが出来る点も、魅力です。